就活の自己紹介の仕方がわからず、「例文があったら良いのになあ」と思っている就活生も多いのではないでしょうか。

人間の性質は目に見えない無数のものによって形づくられています。つまり、自己紹介をすることで、初めて少しずつあなたのことを理解してもらえます。就活では、その自己紹介を何度もすることになるかもしれません。何を話せばいいのかわからない学生も多いのではないでしょうか?ここでは、例文を参考にしながら、自己紹介での伝え方のポイントや逆にNG自己紹介などを解説していきます。

例文からみる自己紹介で意識すること

自己紹介をする際に、是非意識してもらいたいことが二点あります。一点目は、そもそも自己紹介とは何かということです。10月分のがありますので、基本的な部分から理解しておきましょう。

二点目は、相手があって初めて自己紹介は成立するということです。当たり前のことかもしれませんが、相手を意識する視点を持ち合わせているか、いないかで結果は変わってくるかもしれません。他者視点を意識することで、自己紹介における見せ方の工夫が可能となり、相手に好印象を与えられます。

1自己紹介と自己PRの違いを理解する

自己紹介と自己PRの違いを理解しておかないと、本番で失敗してしまいます。自己という言葉がついているので、似て非なるものと思いがちですが、全く異なります。自己紹介は、あくまでも簡潔に自分のことを紹介して相手に知ってもらうものです。

就活では、ファーストコンタクトの際に自己紹介を行うのが普通でしょう。挨拶のようなものです。ここで延々と自己紹介されるとファーストインプレッションはどうでしょうか?あなたが面接官だとしたら、辟易することでしょう。

【自己紹介の例】

「私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年の〇〇〇〇(氏名)と申します。大学では、ゼミとサークル活動に力を入れてきました。本日はよろしくお願いいたします。」

 

自己紹介であれば、上記の例のようにごくごく簡単なプロフィールを述べるだけでかまいません。伝えることは、「大学名学部学科学年」「名前」と特に力を入れたことがあれば、一言だけ付け加える程度です。無くてもかまいません。例えば、上記の例にアルバイトは入っていませんが、伝えてなくても、面接官が気になれば聞いてきますので、安心して簡潔に自己紹介してください。

一方、自己PRは、自分の強みをアピールしなければなりません紹介ではなくPRして自分の魅力を発信するものです。この違いは大きいものがあります。形式的なものになってしまい、タンパク過ぎては、アピールになりません。しっかりと自分のことをアピールしていくことを意識して話しましょう。

ただし、自己PRがアピールの場だからと言って、指定もされていないのに、何分も滔々と話すことは避けてください。いくら自己PRと言っても、面接は一方通行ではダメだからです。時間指定がなければ、1分程度で話すと良いでしょう。文章に起こせば、落ち着いて話すことを想定したならば、250字~350字くらいがちょうどいいかもしれません。

【自己PRの例】

「私は失敗を糧に成長し続けることができる人間です。小学校から現在まで15年以上サッカーを続けております。現在は、サッカーサークルに所属しており、レギュラーとして試合に出場しています。初心者メンバーも多く指導役も担っています。しかし、高校の部活では、レギュラーに成れず悔しい思いをしてきました。個人技に自信があったため、チームワークに欠けていたことが要因でした。大学では、その失敗を糧に、ゼミやサークルにおいて、周囲に気を配りながら活動しています。失敗や敗北は次の成功の呼び水であると思っています。貴社においても、失敗を恐れずに、果敢に挑戦していきます。」(273字)

上記例のような自己PRができるよう心がけましょう。

2見せ方も工夫する

自己紹介では、見せ方にも工夫が必要になってきます。例で見たように、自己紹介は短時間で済ませなければなりませんつまり、話す内容だけではなく、表情や声、ジェスチャーなどもポイントになります。有名な「メラビアンの法則」では、相手に伝わる割合を言語情報(話しの内容)7%、聴覚情報(声のトーンやスピード、口調など)38%、視覚情報(見た目、表情、仕草など)55%と示しています。

以下では、好印象を与える非言語的コミュニケーションのポイントを2つご紹介します。

表情は自然な笑顔

へらへらしたり、ぎこちない笑顔は逆効果です。普段から自然な笑顔が出るような生活を心がけましょう。他人が見たときにどう思うかが肝心です。目つきが悪かったり、眉間に皺を寄せるクセがあるなど、初対面の相手に好印象を与えられないタイプの場合、損をしてしまいます。「いやいや自分はそんなところで勝負していない」と思っても、そうは問屋が卸しません。ビジネスの現場では、必要とされるからです。「1割のわかる人にだけわかってもらえればいい」という考えでは、成立しません。

口調は明るいトーンでハキハキ

    口調には誰しもクセがあるものです。緊張すると、早口になるパターンが多いでしょう。意識的に口を開いて、ハキハキ話しましょう。声のトーンも明るくして元気な印象を与えられるとベストです。空回りしない程度に、元気を出してください。面接官は確実に年上です。特におじさんは元気な学生が大好きです。暗くてマイナスにはなりますが、明るく元気に喋って悪い印象を与えることはまずありません。

    対処法
    もしも、第一印象が悪かったり、非言語的コミュニケーションが苦手ならば、訓練すればいいだけのことです。訓練といっても、大層なことではありません。自己限定は最大の足かせになります。鏡を見て、口角を上げ、普段から元気よく明るく挨拶をするなど、日常的なところから変えていくことで徐々に克服することができます。
    注意点
    数字は客観的で分かりやすい反面、惑わされ過ぎないように注意も必要です。ここで重要なことは、非言語的コミュニケーションが大事だということを認識しつつ、メッセージの質を高めることです。確かに見た目は大事ですが、言葉も武器になります。自分自身の言葉にも磨きをかけましょう。

    例文からみる自己紹介の伝え方のポイント

    自己紹介の例文から意識しなければならないことは理解できたと思います。次に伝え方のポイントをお伝えします。

    1なぜ自己紹介が求められるのか?

    面接などのコミュニケーションが介在する選考では、会場に入った瞬間から見られているという意識が必要です。すなわち、いつどこで誰があなたのことを見ているかわかりません。相手によって、態度を変えるのでは遅すぎます。面接官は、学生が入室する際の声の感じや入室後の自己紹介で大体の見込みが立ちます。つまり、自己紹介一つで、すでに面接官の見極めが始まっているのです。

    面接をする立場になればわかりますが、ほとんどケースにおいて、その仮説は大きくはブレません。なぜならば、面接は短時間で数もこなさなければならないからです。その人間の本質を深部まで見極めるのは不可能です。現状の段階で面接官がどのような印象を抱くかということです。

    2伝え方のポイント

    以下では伝え方のポイントを4つご紹介します。

    30秒以内にまとめる

    タイプ1

    「私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年の〇〇〇〇(氏名)と申します。本日はよろしくお願いいたします。」

    タイプ2

    「私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年の〇〇〇〇(氏名)と申します。大学では、ゼミ長を務めています。サークルは将棋、アルバイトはコンビニエンスストアです。本日はよろしくお願いいたします。」

    30秒で収まりきらない場合には、以下の記事を参考にしてみてください。こちらでは1分間で自己紹介をするテクニックについてご紹介しています。就活生が参考にすると良い書籍なども併せてご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

    最低限の必要な情報

    氏名、大学名、学部学科、学年、最後の挨拶

    時間制限内に追加しても良い情報

    出身地、学生時代頑張ったこと、意気込みなど

    注意すべき点

    ゆっくり話すことを意識する

    何度も練習して、自信を持って自分の言葉で話す

    例文から見る自己紹介NG集

    自己紹介で避けたいパターンがあります。下記では自己紹介でありがちなNGを見ていきます。意識していないと知らず知らずのうちに、NGパターンに陥っていることもあります。

    1こんな自己紹介は嫌だ!→長すぎる!

    「私は〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻〇〇と申します。本日は貴重な時間を割いていただき誠にありがとうございます。私は御社の製品のヘビーユーザーです。このように面接を受けさせていただく機会を設けさせていただき本当にうれしく思っております。私は大学では刑法のゼミに所属しております。サークルは、バスケットボールサークルに所属しており、主にマネージャーをしています。アルバイトは、日本料理屋で3年間続けています。御社の製品を普及させるために・・・・・・」

    自己紹介なので、簡潔に伝えましょうこれでは、結局、何が言いたいのかもわかりません。このまま話が続けば、聴いている方は嫌になります。

    2こんな自己紹介は嫌だ!→自己PRになってしまっている

    「〇〇〇〇と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。私は学生時代、音楽サークルの活動に力を入れてきました。担当は、ギターボーカルです。1年生から学内のスタジオで毎日練習を行ってきました。バンドで意識していることは、メンバーとの意思疎通を円滑にすることです。音楽は全員の方向性が異なると不協和音になってしまいます。そのため、練習では曲を合わせるために、自宅での練習も欠かさずに行い、それぞれが足を引っ張らない体制を整えています。活動外では、月に2回メンバーで話し合いを行い、終了後は懇親会で言いたいことを言う場を設けています。現在は、大学祭の音楽フェスティバルで・・・・・・。」

    アウトプットが得意で話し慣れ、人馴れしている人が陥りやすいパターンです。面接官は、聞いたことを学生から簡潔に話してもらえれるだけでいいと思っています口は災いの元です。自己紹介なら自己紹介、自己PRなら自己PR、志望動機なら志望動機。相手の質問に対して、的確に答えることを目指しましょう。

      3自己紹介NGポイント

      その他に、様々なNGポイントがありますので、まとめてみました。やはりバランス感覚が大切です。

      • 声が大きすぎる、わざとらしい
      • 基本項目を言っていない
      • 「えー」「あのー」が多い
      • 自信過剰
      • 元気がない
      • 全く緊張してない(志望度が高くないのが見え見え)

      例文から見る自己紹介で困ったときの対処法Q&A

      自己紹介と言えど、本気度が高ければ高いほど、緊張するのが人間です。適度な緊張は、むしろ思いが伝わります逆に全く緊張していないのも考えものです面接では、明らかに緊張感なしの学生もいます。なぜでしょう?本気で受けていないからです。面接官には、練習で受けているのが、伝わっています。人間は、好きな人に告白する場合、緊張します。どうでもいいと思っている人と話す場合には、全く緊張しません。それが普通の精神状態でしょう。企業の選考も同様です。

      全く緊張しないのも考えものですが、極度の緊張で話せなくなるのも避けたいところでしょう。しかしながら、面接では緊張のあまり固まってしまうこともあります。そのようなときはどのように対処すればよいのでしょうか?また、何を心がければ予防線を張れるのでしょうか?

        頭が真っ白になってしまった。
        深呼吸をして落ち着いて話しましょう。「もう一度、よろしいですか?」と仕切り直してもかまいません。
          声が小さくなった。
          自分の声は自分の耳に届くと、安心します。少し普段よりも大きな声で話してみましょう。自分の声が自分の耳に届くと安心感が生まれ落ち着いてきます。
          暗記したことを、縷々話す意識は捨てる。
          暗記したことを話そうとすると、早口になるし、セリフが飛んでしまうこともあります。大枠が外れていなければいいのです。ピンポイントのボールでなくても、ストライクゾーンにボールが決まれば問題ありません。
            事前の準備をしておく。
            正しいプロセスを踏むために大切なのは何かと言えばやはり、準備ということになります。準備とは、言い換えれば、「意識づけ」です。意識には「有意識(顕在意識)」と「無意識(潜在意識)」があります。人間の行動は、9割合が無意識に左右されます。いわゆる「身体が覚えている」ということです。自信を持つとはつまりそういうことでしょう。

             

            よくわかる!就活の自己紹介例文集!のまとめ

            就活における自己紹介を例文を参考にしながら、確認していきました。自己紹介は、就活以外の場面でも、今後行う場面はたくさんあると思います。自己紹介は決して、難しいことではありません。上手くツボを押さえて、コツを掴み、好印象を与えられるような自己紹介を目指してみましょう。言行一致は、立派な人格のバックボーンを成しています。常に誠実な言動を心がけることで、言葉も磨かれ、態度にもあらわれます。一見他愛なく見える末梢的な出来事(ここでは自己紹介)などが、実は相手の心の扉を開く「黄金の鍵」なのです。

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