就活で履歴書を書く際、学歴欄で頭を抱えたことはないでしょうか。自分の学歴を書くだけだと分かってはいるけれど、正しい書き方が分からないために不安になってしまいがちです。でも、他の項目と違って、一度正しい書き方を学んでおけばあとはとても簡単。テンプレートのようにして書き写すだけだからです。

ということで今回は、履歴書やエントリーシート(ES)における学歴の正しい書き方を総ざらいしていきます。はじめて履歴書を書く初心者さんも、これで安心して企業に必要書類を送付できますここだけ気を付ければ大丈夫!というポイントからパターン別のアドバイス、QAまで、盛りだくさんの内容でお届けします。苦手もきっと克服できるはずです。ぜひ見ていってくださいね。

就活履歴書の学歴、ここだけ気をつけるポイント8

1年表記は統一しよう

まず、ここだけ気を付けていれば大丈夫!というポイントについてまとめていきます。

意外とやってしまいがちなミスに、「年表記をバラバラに書いてしまう」ことがあります。中学校は和暦で書いているのに、高校は西暦で書いてしまったら…読みづらくてたまりませんよね。和暦か西暦のどちらかに表記を統一しましょう。

履歴書やエントリーシート(ES)は、読んでくれる採用担当者の存在を想起しながら書くものです何百枚もの履歴書を読まなければならない担当者のことを考えて、出来る限りスムーズに目が通せるような書き方を心がけてください。そうすれば、あなたの好感度も上がるかもしれません。

1中学校卒業から書けばOK

はじめて履歴書を書く人は、「もしかして、小学校から書かなければならないの?」と心配になりますよね。でもそんなことはありません。義務教育はみんな受けているので、いちいち書く必要はないのです。中学校卒業から書き始めてください。

そのあとは、自分の学歴を時系列順に書き連ねていくだけです。自己PRガクチカのようにアピールポイントを強調させる必要もないので、シンプルに書いていきましょう。

3最初の1行目に「学歴」と書く

現在、だいたいの履歴書には学歴欄に「学歴」とあらかじめ印字されていますが、中には何も書いていないものもあります。そういう履歴書を購入した場合は、最初の一行目に「学歴」と自分で記入してください。

そうでないと、記入内容が何を示しているのか分からなくなってしまいます。色を書いたり太字にする必要もないので、ただ普通のボールペンで「学歴」とだけ書いてくださいね。行間のバランスを考えて、見栄え良く書きましょう。

4現在在籍中の学校は「卒業見込み」にする

学歴を書いていったら、現在通っている学校を最後に書くことになると思います。その場合、学校名を書いたあとに「◯年卒業見込み」と書きましょう。意外とみんな見落としがちなポイントなので、忘れずに記入してください。

何枚も履歴書やエントリーシート(ES)を書いていると気が抜けて、ついつい間違えてしまうこともあるとか。まだ卒業していないのに「◯年卒業」と書かないようにしましょう何度も注意して確認してみてくださいね。

5記入する位置は揃える

履歴書は、見栄えが命です。どれだけ正しい記入方法で分かりやすい文章を書き綴ったとしても、一目見て何が書いてあるか分からないような汚い書き方だったら、おそらくそこまで高い評価は得られないでしょう。

一番良い評価を得るためにも、まず「記入する位置を揃えて、読みやすい用紙づくりをする」ことが必要です。書き始める位置、改行する位置や句読点を付ける位置、それらをすべて統一させるだけで、見栄えの良さが段違いです。

もしも字が汚くて悩んでいても、これさえ守っていれば字自体の汚さはあまり気になりません。騙されたと思って、試してみてください。

6学校名は正式名称で書く

企業に送る履歴書やエントリーシート(ES)は、正式書類です。それなのに自分の母校を省略形で書いてしまったら、失礼に当たりますよね。学歴欄に書く学校名は、必ず正式名称で書くようにしてください。

学校自体の名前はもちろんですが、大学や短大などの場合、学部や学科まで正しい名前で書かなければなりません。普段は省略して呼んでいても関係ありませんが、書類に書くときに適切な書き方をしっかり調べておいて、スムーズに書けるようにしておいてください。

ちなみに、「高校」ではなく「高等学校」が正式な書き方です。毎年たくさんの学生が間違える部分なので、念入りにチェックしましょう。

7入学年、卒業年は繰り返しチェック

一通り学歴を書き終わったら、何回も確認してほしい部分があります。それは、学校の入学年と卒業年です。他の部分は間違えていたらすぐに見つけることができますが、年部分のミスはよく読み込まないとミスに気付きにくいです。

もしも間違えたまま企業に履歴書を送ってしまったら、あとの祭りです。見直しができるうちに、納得がいくまで年部分は繰り返しチェックしてください。一度見返したあとは、インターネットで和暦と西暦の確認をしてからもう一度見返したりして、とにかく念入りに何回も確認する必要があります。

8最後に「以上」と書く

全部学歴が記入できたら、最後の行に「以上」と記入することを忘れないでください。これを書かないと、最終学歴を確認することが出来ないので担当者も困ってしまいます。「わざわざ書かなくても通じるのでは?」という甘えた気持ちは捨てて、一目でわかる履歴書を作っていってください。

この場合、「以上」は少し右寄りに書いておくとより見栄えが良くなります何度か試し書きして、一番見やすい位置やスペース配置を考えてみてください。

就活履歴書の学歴パターン別アドバイス

次は、実際に学歴欄を書いていく時に困ってしまいがちないくつかのパターンをご紹介します。中学校・高校・4年制大学という経歴を辿ってきた人なら迷いようがありませんが、中には違う経歴を辿ってきた人もたくさんいます。そんな人は、どうやって学歴欄を書けばいいのでしょうか?

1編入

別の大学を中途退学したり、短大を卒業してから大学に入り直したりすることを編入学と言います。入り直す学年は2年生や3年生など学校によって違いますが、毎年多くの学生が編入してきます。

この場合は、まず前に在籍していた学校を「中途退学」、「卒業」などで一度記載しましょう。そのあと現在の学校名を書いたあとに、普通なら「入学」と書くところを「編入学」と表記すれば問題ありません

間違えて「入学」と書いてしまうと、採用担当者は疑問に思うはず。面接へ進んだ時に、質問攻めにあってしまうかもしれません。事前に対処しておきましょう。

2留学(1年以内)

1年位以内の短期留学をしていた人は、かなり多いのではないでしょうか。留学で得た経験を、就活で生かしたいと思っている人もたくさんいるはず。でも残念ながら、履歴書の学歴欄に記入することが出来るのは、1年以上の留学が一般的です。

数ヶ月や半年レベルの留学は学歴には書かず、エントリーシート(ES)の自己PRやガクチカに記載することをおすすめします。その方がエピソードをより掘り下げてアピールできるので、採用担当者の印象に残りやすくなります。

ガクチカに留学経験を書こうと考えている方は以下の記事もチェックしてみてください。

3留学(1年以上)

1年以上の留学は、学歴欄に記載することができます。留学した年を記入し、国名、具体的な地域名、大学名を書いたあとに「留学」と文末に記載しますたとえば、「◯◯年 アメリカ合衆国××州△△大学 留学」などと書いておけば大丈夫です。

その際、大学名はアルファベット等外国語で書いても、カタカナで書いても、どちらでも問題ありません。ただ、採用担当者がスムーズに読めるようにすることを配慮すると、外資系でもない限りはカタカナ表記の方が分かりやすいかもしれません。

また、もしも何か国も渡り歩いて留学していた場合は、省略することなく全部の国名・地域名・大学名を羅列して書くようにしてください。少し面倒かもしれませんが、書けば書くほど担当者はあなたへの興味関心が湧いてくるはず。どんどん書きましょう。

記入例については以下の記事内でご紹介しています。併せて参考にしてみてください。

4休学、停学

もしも諸事情により休学・停学していた場合は、理由もきちんと記載する必要があります。まず休学した年を書き、学校名の後に「休学」あるいは「停学」と書きますそのあと改行し、次の行に休学した理由を書いてください

病気などで休学していて現在は完治している場合は、「病気によって休学。しかし、現在は完治しているため業務に支障はありません」などと書くと、採用担当者も安心できるのでおすすめです。

5浪人、留年

浪人・留年をした場合は、わざわざ履歴書の学歴欄に書く必要はありません。なぜなら、入学年や卒業年を見れば誰でも分かるからです。特別な記載はしないで、入学年と卒業年・卒業見込み年だけを書いてください。

ただし、浪人や留年にネガティブなイメージを持っている人が多いのも事実です。面接で突っ込まれた時のために、備考欄に浪人・留年の理由を書いておくといいでしょう。もしも致し方のない事情があった場合は企業側もきっと分かってくれるので、書いておいて損はありません。

6就職後入学

一度別の企業に就職してから学校に入学している人もいますよね。学歴と学歴の間に、職歴が入ってしまうというわけです。

こういう場合は、学歴と職歴を分けて記載するようにしましょう学歴欄には学歴だけ、そして職歴は別個の職歴欄に記載するのです。担当者も最初は「ん?」と思うかもしれませんが、しっかり読めば誰でも経歴の意味は理解できますし、変な書き方をするよりも分かりやすいです。

いざ面接に進んだ時に、前職を退職してまで学校に入り直したかった理由をきちんと説明できれば問題ありません。シンプルな書き方を心がけてください。

7学部、学科変更

同じ学校に在籍中、学部や学科を変更した場合。これは、転籍と呼びます。履歴書に記載する場合は、学校名を書いたあとに新しい学部学科名を書き、文末に「転学部」あるいは「転学科」と記載してください他に特に記載することはないので、いたってカンタンですね。

ただ、学部を変更したのに「転学科」と書いてしまったり、その反対のことを書いてしまったり…。気を抜くとミスしてしまいがちな部分でもあります。最後まで念入りにチェックしてくださいね。

8転校

もしも編入でも転籍でもなく、ただ単純に転校した場合は、「転入学」と記載してくださいそのあとに、卒業年を別の行にしっかりと書いてあれば大丈夫です。

編入や転籍、転校など、似たような名前なのに意味が違う言葉がたくさん出て来て大変ですよね。そもそも自分の学歴はどの言葉に当てはまるのか、しっかり事前に確認しておいてくださいね。キャリアセンターの先生などに見てもらって、間違った言葉を使っていないかチェックしてもらうのも一つの手です。

9予備校

学歴を書くなら、予備校もしっかり記入しないといけないのか不安に思う人が毎年出ます。

でも、予備校は特に記入する必要はありません。なぜなら、予備校は正式な教育機関ではないからです。学校教育法では、予備校は学校として認定されていません。国などの認可を受けて開校したわけではないからです。

事実上は学校として認識されていても、正式書類上では関係ありません。予備校で頑張って勉強してきた経験は別の項目に書いて、適切に自己アピールするようにしましょう。

就活履歴書の学歴QA

では最後に、ついつい悩みがちな質問事項に答えていきます。

1途中で学校名が変わった

入学する時は別の名前だったのに、統合などの事情で学校そのものの名前が変わるケースもあります。もしも在学中に名前が変わった時は、入学年のみ旧名称で学校名を書きましょう「◯◯年××大学 入学(現△△大学)」などですね。卒業年は新名称で記載すればOKです。

これに対して卒業後に名前が変わった時は、入学年も卒業年も旧名称で書いてください。「◯◯年××大学 入学(現△△大学)」「◯◯年××大学 卒業(現△△大学)」と連続して記載すれば大丈夫です。

2学校の正式名称がわからない

正式名称が分からない場合は、とりあえず学校の公式ホームページを確認してくださいほぼ確実に正しい名前が書いてあるので、それをそのまま書けば大丈夫です。

もしもホームページがない場合は、学校に直接電話して聞いてみるのが一番手っ取り早い方法です。公式以外のインターネット上の情報は間違いも多いですし、本当に信じられる情報だけを頼りにした方が安心です。

3私立の学校はどう書く?

私立の学校に通っていた人は、記載に迷いますよね。でも、特別なルールはありません。学校名の前に「私立」と記入すれば問題ありません正式名称を記入しようとすると「学校法人」なども書かないといけないのか迷いますが、さすがにそこまでしなくて大丈夫です。

特に公立の学校と区別する必要もないので、ただ「私立」とだけ書いておけば意味は通じるので安心してください。この場合も、やっぱりシンプルイズベストですね。

おわりに

さて、いかがだったでしょうか。就活を進めていくなら、履歴書は絶対に書かなければなりません。用紙を広げるたびに学歴欄を見て頭を抱えていた人も、この記事をきっかけにしてスムーズに書けるようになっていたら幸いです。

細かなルールはありますが、そこまで難しくないですよね。いちいち全部内容を覚えておく必要もないので、場合に合わせて適宜チェックするといいでしょう。まず企業に送るのが、履歴書。あなたの魅力が出来る限り伝わるように、適切な書き方の練習をしてみてくださいね。

就活メンターズで「就活で成功した先輩」に相談してみよう!

就活メンターズとは、ビジネスの最前線で活躍する社会人と就活生のマッチングサービスです。長期的に就活相談に乗ってもらうことはもちろん、メンターから企業への推薦をもらうことができるサービスです。

全国の気になるメンターへ誰でも申請を送ることができます。相談は、対面ではもちろん、テレビ電話やチャットといったオンライン上でのやり取りも可能です。

就活真っ最中の34年生だけでなく、12年生で就活について考えている大学生も気軽にキャリア相談することができます。

また、2019年4月26日から「就活でよくある悩み20〜要因と解決のためのヒント〜」を就活メンターズ登録者にプレゼント中!

ログイン後「アカウント情報」ページでプレゼントをお受取り下さい。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事