現役学生の約4分の1が経験するとされるOB訪問。しかし、「もうすぐOB訪問だけど、質問数って何個ぐらい必要なんだろう?」「どのような質問が効果的で、何がNGなんだ?」と、直前になって悩みを抱える学生は珍しくありません。

そこで、本記事では①OB訪問の際に用意すべき質問の数②OB訪問の質問例③NGとなる質問のパターンを解説しますOB訪問に関する基礎知識がない方は、以下の記事も併せて読めば効果的です。

OB訪問の質問数は何個が最適か?

OB訪問を行う際、質問数は時間に応じて用意するのが効果的です。1時間もあるのに質問数が3個だけ、では少なすぎます。30分しかないのに質問100個、ではほとんど聞けずに終わるでしょう。時間配分を考えた、適切な質問数を用意する必要があります。

無難にいくなら、質問は5~10個程用意するのがおすすめです1つの質問にかかる時間を5分ほどと仮定して、質問をそろえていきましょう。5分以上かかるような質問はお互いの集中力が続きません。本命の質問に加え、予備の質問1~2個を用意すれば、時間配分のミスにも対応できます

数の次は質!OB訪問の質問例40個

OB訪問に用意する質問の数が決まれば、次は内容です。OB訪問は質問の質が成否を左右すると言われてます事前調査をしっかり行い、OBに「会えてよかった」と言われるような質問を心がけましょう。

OB訪問で行うべき質問を分類していくと、主に4つのパターンに集約されます1つのパターンごとに10個の質問例を用意しましたので、参考にしてください。

1会社・仕事を知る質問

会社に事を説明会やホームページで調べても、「○○系の商品を扱っている会社」のような曖昧な答えしか出ない場合があります。このような場合は、OBに会社の利益構造や社員の業務内容をつぶさに聞いて会社の本質を見極めましょう業務内容やタイムスケジュール、やりがいや辛かったこと、仕事をこなすコツなどを質問するのが効果的です。

  1. 1日の流れを教えてください
  2. 繁忙期や閑散期はありますか?
  3. 入社後に必要となるスキルはありますか?
  4. 仕事を通じて嬉しかったこと、逆につらかったことはありますか?
  5. 動くときは、個人かチームどちらの場合が多いですか?
  6. 業界は今後どうなっていくと思いますか?
  7. どのような場面で活躍されましたか?
  8. この会社で「仕事ができる人」にはどんな特徴がありますか?
  9. どのような経験を積めばキャリアアップできますか?
  10. ほかの会社にはない強みは何ですか?
  11. 今携わっている仕事の概要を簡単でいいので教えてください

2OBの人物像を知る質問

「志望企業はどのような人材を求めているのか?」は、どの学生も知りたがっている情報です。しかし、説明会で求める人物像を聞いても、いまいちピンとこない事があります。そのような場合は、OBの人物像から企業の求める人物像を探りましょうOB訪問に出てくるようなベテラン社員なら、会社の社風にいい意味で染まり、企業が求めるスキル・人格を一定以上備えているはずです。

  1. 休みの日は何をされていますか?
  2. 入社を決意した理由は何ですか?
  3. 仕事をするうえで重視している点はなんですか?
  4. 働く上でのモチベーションは何ですか?
  5. 仕事終わりはなにをしていますか?
  6. 同僚社員とはどのように付き合っていますか?
  7. 仕事とプライベートどちらをより重視していますか?
  8. 趣味はありますか?その趣味を業務に活かす事がありますか?
  9. この会社で達成したい目標はありますか?
  10. 新卒の頃と今とで変わったことはありますか?

3社風を知る質問

社風という言葉はよく使われますが、実際のところ入社しないかぎりはっきりしないというパターンがほとんどです。多少なりとも会社の雰囲気を知りたい場合は、失礼にならない範囲で社風に関する質問をしてみましょうOBの生の言葉を聞くことで、社風に関するヒントを得られることもあります。

  1. 社内での交流は活発ですか?
  2. 会社での行事はどのようなものがありますか?
  3. 研修はどのようなこと行いますか?
  4. 社内の雰囲気をずばり一言で例えると?
  5. 組織間の異動はどの程度ありますか?
  6. 入社して1年たった社員の様子は?
  7. 会社外で社員同士の交流はありますか?
  8. 会社の最大の魅力と言えばなんですか?
  9. 上司の指導はどのように行われますか?
  10. 社風になじむためには何をすればいいですか?

4選考を知る質問

せっかくのOB訪問なので、ずばり選考に関する質問を行うのも効果的ですただし、100%受かる方法は存在しないので、しつこく聞いてOBを困らせないようにしましょう。「どのように選考を乗り越えたか」を重点的に聞けば、自分も勇気づけられるようなエピソードを聞ける場合もあります。

  1. ESを書いてきたので一度見てください
  2. 面接のときどのよう点に気を付けるべきですか?
  3. 選考のプロセスはどのようなものですか?
  4. 自分の第一印象はどうでしたか?
  5. 選考の際、どのような点に気を付けましたか?
  6. 今日のOB訪問を振り返って、自分の改善点はありませんでしたか?
  7. 選考の時OB訪問は行いましたか?
  8. 面接日まで、何をすればいいですか?
  9. 書類選考を突破するコツはありますか?
  10. 自分が内定を獲得できた理由はなんだと思いますか?

OB訪問でのNG質問数は4パターン

OB方でよくある失敗が、NGな質問をして低評価をもらってしまうパターンです。実は、OB訪問の時点で選考はすでに行われていますボランティアで学生と会うOBはいませんし、OB訪問の時点でしっかり学生の品定めはされているのです。そのような状況でNG質問をしてしまえば、内定は遠いものとなるでしょう。NG質問のパターンを4つに分類したので、自分の質問が該当していないかチェックしてください。

1調べればすぐわかる質問

「社員数は何人ほどですか?」「平均年収は何円ですか?」のような、調べればすぐわかるような質問は絶対にやめましょう。「なんのためのOB訪問なんだか…」とOBに呆れられてしまうのは必至です。

OB訪問とは、説明会や資料だけではわからない会社の実態を知るためにありますOBの方も、学生の質問にできるだけこたえようと準備をしているはずです。基本的な資料には隅々まで目を通し、調べればすぐわかるような質問は避けるようにしましょう。

2ネガティブな質問

「離職率はどのぐらいですか?」「会社を早期退職した人はいますか?のようなやる気をたがわれるようなネガティブな質問もやめましょう会社の実態と知りたいという気持ちはわかりますが、OB訪問で現れるような人物は、仕事に前向きに取り組んでいる方がほとんどでしょうそのような人間にネガティブな質問をすれば、低評価は免れません。

3目的が不明瞭な質問

「家族は何人いますか?」「通勤の時聞いている音楽はありますか?」など、目的が読めない質問もマイナス評価に繋がります「質問することがなくなったので…」という学生もいますが、そのような場合は「質問することがなくなりました」と正直に言うほうが無難です。どうしても聞きたい場合は、「この会社で働きながら家庭を持つ際のイメージを考えたいので、家族構成を教えていただきたいです」のように、その質問をした理由を一緒に述べましょう

4休日・福利厚生に関する質問

「休日は何日ですか?」「残業は何時間ほどありますか?」「手当はどんなものがありますか?」のような福利厚生に関する質問は、気分を害する方も多いので注意が必要です働き方に関する意識は年々変わっていますが、仕事は休みを気にせず一生懸命取り組むできだ、という方も多くいますそもそも、そのような情報は企業も積極的にアピールするはずなので、OB訪問でわざわざ聞く質問ではないでしょう。

OB訪問の質問数が多い場合は質問シートを

時間に余裕があるとき、または質問の数が多い場合は、質問シートを用意すると効果的です作成の際は、以下のような構成をがおすすめです。

  • 実際に行う質問
  • ①の質問を行った意図
  • 予想される解答
  • 実際に返ってきた答えを書く欄

エクセルでこれらの質問を列ごとに配置すれば、すっきりと見えやすい質問シートになります。OB訪問が終わった後は、見直して分析の材料にしましょう。

まとめ

OB訪問を効果的に終わらせるには、質問の質と量が全てを左右しますOB訪問のチャンスは基本一度きり、チャンスを逃さぬよう、質問の選定はしっかりと行うべきです。「就活hack」では、他にも以下のような記事でOB訪問について学べますので、全てを網羅して本番に臨みましょう!

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