余剰証拠金がマイナスになったときの対処法

ファイナンス

余剰証拠金は、損失が出たときに補うためのお金です。そのお金さえもマイナスになったとき、残されている方法はふたつになります。さらにお金を注ぎこむか損切りするか、です。

ぜひ記事を読むことで、余剰証拠金がマイナスになったときの処置を学びましょう!

余剰証拠金とは?

余剰証拠金とは投資するうえで、なくても投資を続けられるお金、または損失が出たときに補うお金となります。

FXをするとき、実際に持っているお金以上の金額を投資することが可能です。そうすることで投資家がより多く投資できるようにしています。

例えば「証拠金の最大10倍を投資することが可能」な場合、10万円の手持ち金で100万円まで投資できます。価値が上がれば10万円で投資するよりも大きな割合の利益を得られるでしょう。

ただし値段が下がれば、そのぶん損失も大きくなります。すると指定の金額に達すると強制的に取引が終了するシステムです(ロスカット)。そんなときに余剰証拠金があると、損失を埋める形で金額を上げてくれます。ロスカットを防いでくれるのです。また利益が上がれば、実質の損失は出さずにつづけて取引できます。

余剰証拠金がマイナスになった場合

しかし、その余剰証拠金さえもマイナスになった場合、余剰証拠金を追加する、または損切りすることが必要です。

オススメなのは損切りをすること。余剰証拠金がマイナスということは、自分の想像より遥かに負けていることを表します。つまり、想定外の事態を表しており、今後さらに価値がさがる可能性もあるでしょう。

余剰証拠金を増やすことも可能ですが、底が見えないため、想定外の損失をさらに出す可能性があります。すると心理的に焦って、注ぎこんだお金を取り戻そうと、更なる入金をしがちです。

それを回避すべく、潔く損切りしたほうがよいでしょう。早く判断するほど、損失も小さいため、今後のFXで少しずつ取り返せます。

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