総合商社のインターンに参加したい!選考通過の3つのコツと内容を経験者が解説!

業界研究

「総合商社の内定を勝ち取るためにインターンに参加したい!」

「インターンに参加して自分が総合商社に合うか知りたい!」

読者のみなさんは、このように考えているのではないでしょうか。たしかに総合商社は憧れる人が多い一方で仕事内容がなかなかイメージしづらい業界。そのため、インターンに参加してみたいという気持ちが分かります。

しかし、実際のところ総合商社、特に三井物産や伊藤忠商事などをはじめとする大手総合商社のインターンは倍率が高すぎて、インターンすら参加できないというのは有名です。今回の記事では、総合商社のインターン選考に通過するコツやインターンの内容について詳しく解説をしていきます。

総合商社のインターン 内容はどんな感じ?

まずは総合商社のインターンがどのようなものかについてイメージをしていただくため、その中身を詳しく解説していきましょう。

まず、総合商社のインターンにおいて行われる主なワークは以下の3点。

・社員との交流会
・グループディスカッション・グループワーク
・新規事業立案ワーク

総合商社のインターンは短期でも3〜5日間程度開催されるものが多く、初日は社員との交流から始まり、その後、新規事業立案やグループディスカッションなどに入っていくというパターン。そして最終的には、グループで話し合った結果や新規事業のプレゼンテーションなどを社員たちの前でおこなうという流れになります。

どの総合商社にも共通しているのが、その企業のバックグラウンドや市場での立ち位置、強みなどを理解していないといけないというものです。なぜなら、新規事業立案もグループワークも「この総合商社のメリットとなること」を前提にしていなければならないからです。初日には大抵、企業説明会も兼ねた全体会があるため、事前に企業研究をしつつ、全体会で理解を深められるようにしておくと、その後のワークがより充実したものとなるでしょう。

総合商社のインターンの口コミ5選

以下は総合商社のインターンに参加した人たちの実際の口コミです。

伊藤忠商事
商社のビジネスモデル、志望している学生の雰囲気、社員の方の仕事のやりがいなど。特に、商社は様々な仕事を行っていることから具体的な仕事内容のイメージをすることが難しいが、今回のインターンシップを通して商社での働き方の一例を体験することができ、有意義であった。
出典元:https://www.nikki.ne.jp/intern/8001/2020/827/
三井物産
フランクな社員が多かった。他グループのメンター社員、人事の方ほとんど全員の方から話しかけていただいた。35歳前後の社員の方が多く、入社したての寮での話やビジネス上でのつながりを聞けて、総合商社ならではのつながりの深さが垣間見えた。
出典元:https://www.nikki.ne.jp/intern/8031/2021/2446/
丸紅
総合商社のあり方。その中でどのように生きるべきかを中心に学んだ。あと、オフィスでのデスクワークよりも外に出て実際に見ることの重要性を話している社員さんがいてとてもためになるお話を聞けたと思う。総合商社志望でなくとも参加出来たらするべきである。
出典元:https://www.nikki.ne.jp/intern/8002/2021/2790/
豊田通商
当時はまだ就活を始めたばかりということもあり、このインターンシップを通しては豊田通商という会社への理解、総合商社が行っている事業の中身、ビジネスモデルに関して学ぶことができ大変有意義な時間であったと思う。
出典元:https://www.nikki.ne.jp/intern/8015/2020/1919/
双日
総合商社の歴史や、双日の歴史など、全く知らなかったことが多くとても勉強になった。ワークでは、トレーディングの業務を体験したが、周りとの協力と交渉が何よりも大切だということを学ぶことができた。と同時に、幾つものことを頭に置きながら行動しないといけないことを知り、奥が深い業務だと感じた。
出典元:https://www.nikki.ne.jp/intern/2768/2021/2511/

大手総合商社のインターン開始時期一覧表

以下は例年の傾向をもとに、大手総合商社のインターン開始時期・期間・内容などをまとめた表です。

総合商社 開始時期 期間 内容
三井物産 春・冬 3日間 グループワーク
豊田通商 冬のみ 5日間 事業立案
伊藤忠商事 冬のみ 3日間 グループワーク

社員間交流

双日 5日間 事業立案

インターン生間交流

丸紅 春のみ 5日間 事業立案

社員間交流

住友商事 冬のみ 3日間 グループワーク

 

総合商社のインターン 3つの選考通過テクニック

さて、ここまで総合商社のインターン情報について詳しくまとめてきました。それでは最後に総合商社のインターン参加権を獲得するための選考通過テクニックを3点紹介していきます。そのテクニックは以下の通りです。

・企業研究をしっかりとおこなう
・志望理由を明確にしておく
・グループディスカッションの対策をする

各ポイントについて詳しく解説していきます。

企業研究をしっかりとおこなう

1つ目に紹介する選考通過テクニックは「企業研究をしっかりとおこなう」というものです。最初の方にも述べましたが、まずやるべきことはインターンを狙う企業のことについてしっかりと研究しておくということです。その中で特に意識するのは、企業理念・企業の業界での立ち位置(売上・他社との力関係・何に力を入れているのかなど)です。

その企業の揺るがないポリシーである企業理念を軸に、リアルタイムで力を入れているプロジェクトや事業などを研究し、自分なりに貢献できるポイントを探しておくと良いでしょう。そうすることでインターンでどう貢献できるのか、選考で話すことができるはずです。

志望理由を明確にしておく

2つ目に紹介する選考通過テクニックは「志望理由を明確にしておく」というものです。「数ある総合商社の中で、なぜうちの会社なのか」というのは、どんな会社であっても気になるポイントです。その理由が「特にない」「なんとなく」「有名企業だから」というのでは、相手もがっかりでしょう。前述の通り、企業研究を通してその企業の魅力が見えてくるはずのため、その魅力を軸に志望動機を述べましょう。また、企業の魅力が見えてこない場合は志望しない方が良いでしょう。

グループディスカッションの対策をする

3つ目に紹介する選考通過テクニックは「グループディスカッションの対策をする」というものです。インターン内でもおこなうグループディスカッションですが、インターン選考でもおこなわれることがあります。自分なりにグループディスカッションで得意な立ち位置を見つけ出し、面接官に良い印象を与えられるようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、総合商社のインターン選考に通過するコツやインターンの内容について詳しく解説をしていきました。大手総合商社のインターン参加を狙う就活生のみなさんは、高倍率の中で十分に対策をしておかなければなりません。そんなときに、本記事で紹介した選考通過テクニックが役立つはずです。ぜひ、インターンの参加権を掴み取るためにも、今回の記事で紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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