内定を勝ち取るために、絶対必須なのが業界研究。先輩やOBOGの方から、「業界研究は早めにやっておいた方がいい!」と口が酸っぱくなるほど言われた人も多いことでしょう。でも、急に業界研究をやれ!と言われても、何から始めればいいのか分からない…。そんな人の方が多いはずです。今回は、就活初心者の人でも今すぐに業界研究が始められるように、効果的なやり方をまとめてご紹介します。やり方が分からなくて不安になっていた人も、これで安心ですよ。

業界研究の基本的なやり方を知りたい!

①まずは「広く浅く」業界の様子を知る

業界の知識を付けるために、まず根幹の部分から手を付けましょう。業界が手がけているサービス・商品についての基本知識を学ぶことはもちろん、業界シェアを占める具体的な企業のラインナップも軽く見ておくと後で役立ちます。

最初は、何も分からないのが当たり前。そもそもこの業界の顧客形態はBtoBなのか、BtoCなのか…、儲かっているのか、そうでないのか…。何も知識がない親や友人に一から説明できるくらい、業界の中の常識をだいたい洗い出しておきましょう。ここでちゃんと知っておけば、後で恥をかかずに済みますよ。

②次は「狭く深く」自分が気になる部分を調べる

業界の基本的な知識を身に付けたら、今度は業界の中で特に自分が気になる部分を深く調べます。業界研究を進めていくと、企業どうしの競合関係や関連グループの実態が分かってきます。

その上で「安定性(売上高・平均年収など)」「成長性(利益推移・海外シェアなど)」「独自性(サービスのオリジナル性)」など、自分がもっと知りたいと思った部分を掘り下げてみましょう。そこが、いわば自分の就活の軸になります。その軸の部分が特に秀でている企業が、自分に適性のある企業、ということ。

該当する企業をピックアップしておくと、そのあとの企業研究で役に立つのでおすすめです。自分独自の目線で業界を改めて見返し、業界の過去・現在・未来を語れるくらいに研究を進めてください。

③業界の共通点を見つける

「広く浅く」「狭く深く」業界を見ることが出来たら、そこで知り得た知識の中から業界の共通点を見いだしてください。業界を通して海外進出に力を入れている企業が多かったり、近年業界内で流行している商品開発の系統があったりするかもしれません。

業界の中でもいくつかの派閥に分かれている場合、派閥内で個別のサービス展開や経営方針に相違点が見つかる場合もあります。こういうポイントを見つけておくと、後でエントリーシートや面接で使う志望動機・自己PRを作りやすくなりますし、面接で業界内の知識について聞かれた時に落ち着いて正確な答えを述べることができます。ノートに書き出してまとめたり、エクセルでグループ分けしたりするのもおすすめです。

①②③を業界ごとに繰り返す

基本的な業界研究は、これらの①②③の繰り返しです。業界研究がどんどん進んでいくと自分の就活の軸ももっと明確になってくるので、回数をこなすにつれて調査内容がより濃いものになっていくはずです。

少しでも興味が出てきた業界はとりあえずこの方法で知識を集め、「気になってはいるけれど、あまりよく分かっていない業界」が少なくなるようにしてください。もしも「自分が目指したい業界は、これだ!」というドンピシャの業界に出会えた場合は、無理に別の業界を見なくても大丈夫です。しかし、意外と自分が想定もしていなかったところに天職は見つかるかもしれません。気持ちと時間に余裕がある場合は、3~5種程度の業界を見てみると就活の視野が広がりますよ。

調査内容を比較する

複数の業界研究が済んだら、最後はその調査内容からそれぞれの業界の比較をしてみましょう。一つの業界だけを見ていたのではわからない、より深い業界研究ができます。

業務内容のスタンダードがまず異なりますし、業界ごとにビジネススケールも更に違います。「スケールが大きくて魅力的な仕事だなあ!」と感じていても、他の業界と比較するともっとスケールの大きい業界が山ほどあったりします。複数の業界を総合的に分析して、より自分の就活の軸に沿った業界が見つけられるようにしてくださいね

業界研究のやり方①「広く浅く」

それでは、二つの業界研究のやり方の中からまず「広く浅く」知識が得られる方法を紹介します。

業界研究セミナーに行く

就活初心者の場合は、まず業界研究のイロハを1から教えてくれるセミナーに参加することをおすすめします。何から始めればいいのか分からなくて困っている人も、セミナーに行けば「知っておかないとヤバい基礎知識」はひとまずここでクリアできるからです。

ネットで知識を得るのだけでは体験できない、生の社会人やアドバイザーのアドバイスが聞ける価値ある時間ですし、自分の業界研究に納得がいっていない人もここでやり方を再考できます

合同企業説明会に行く

いわゆる合説です。調査を進める業界を決めるには、まずは自分が関心を持てる業界を一つ見つけなければなりません。それに最適なのが、この合説なのです!就活サイトを見て気になる企業を見つけ、そこから業界を探っていくのもいいのですが、やっぱり現地で浴びる生の空気感は別物です。

社員さんと実際に話して「この企業、いいな!」と感じることも多いですし、たまたま立ち寄ったブースの企業と運命の出会いを果たすことも考えられます。想定外の業界が自分の強みを活かせる最高の職場かもしれませんなので合説に足を伸ばして企業や業界を探してみることをおすすめします!

新聞やネットニュースを見る

就活生にぜひ読んでほしいのが、日本経済新聞。面接で聞かれがちな日本経済の質問対策もできますし、何より業界研究に役立つ企業ごとの競合関係が学べます。知っておかなければならない用語も普段から目にしていれば難なく覚えられますし、毎日きちんと新聞を読んでいれば読解力も上がって筆記テストの点数アップも期待できます。いいことづくめです!

もしも新聞を読時間が毎日作れない場合は、ネットニュースで代用することも可能です。日常的に業界のニュースに触れることで、自分の社会人としての覚悟も身につくもの。ぜひこの機会に読み始めてみてください。

就活サイトで各業界のページをチェックする

就活生なら、誰もが登録してあるであろう就活サイト。その中には、業界研究を楽チンに進めることができる応援ページが作られていることが多いです。何十もの業界をわかりやすく紹介した業界研究ページは、「広く浅く」様々な知識を得ようとしている就活生にとってとても助かる教科書のような存在です。

調べてみたい業界が出てきたら、とりあえずそのページ内で検索して基礎知識を総ざらいしておく習慣を付けると、意識の高い就活生になれちゃいます。とりあえず、該当するページをブックマークするところから始めましょう!

キャリアセンターで話を聞く

一番手っ取り早い方法は、大学のキャリアセンターでアドバイザーの人に業界研究について質問してみることです。特定の業界についていまいち知識が追い付いていない部分は、一対一でじっくり質問できる場所でストレートに聞いてしまった方が時短になります。無料で疑問に答えてくれるキャリアセンターの方の力はできるだけ使わせて頂いた方がGOODです。

関連する類似業界について情報をくれることもありますし、迷ったら行ってみるだけの価値はありますよ!授業の空き時間や休みの日を利用しましょう。

業界研究のやり方②「狭く深く」

業界地図を読む

基本的な業界の知識を調べることが出来たら、就活生の業界研究には必携な業界地図を読んでみましょう。業界地図とは、特定の業界に関する基本情報・将来の展望・業績が落ちている場合はその原因などについて1から100までまとめてあるガイドブックのようなものです。知りたい分野が固まってきたら業界地図を参考にして情報を集めれば、資料探しに時間を食われることもなくなります。就活は、時間を有効に使ったもの勝ちです。業界地図があれば、業界研究に費やす時間を最小限に抑えることが可能です!綺麗にデータがまとまっているので読みやすいですし、1冊持っておいて損はありません。

勢力図が分かりやすく図になっているものや具体的な数値が網羅されているものなど、出版社によって様々な種類があるのがおもしろいところです。自分に一番合ったものを、本屋さんで探してみてくださいね。

詳しい書籍や雑誌を読む

インターネットが社会を覆い尽くした今でも、より専門的な知識を学ぶには書籍を読む必要があります。人気業界についての解説本はシリーズタイプとして多くの出版社から発売されているので、気になる業界の書籍はとりあえずチェックしておいた方が良いです。特定の業界についての情報が1冊の本にまとまっているのは、実践的な業界研究としても役立ちますが、何より「この業界に入って社会人になりたい!」という、内面的なモチベーションを高めてくれるのがポイント。本気で入りたい業界が出てきたら、購入してじっくりと読み込みましょう。

また、書籍とまではいかなくても、業界について言及されたビジネス雑誌を読んでみるのもおすすめです。雑誌は書籍ほど高価でないことが多いので、なかなかバイトができなくてお財布が寂しい就活生でも購入しやすいのが魅力です!

業界のホームページをチェックする

中には、業界のホームページが存在する場合があります。こういったホームページは、複数の企業が加盟している任意団体が運営するケースが多いです。業界で存在感を示している大企業が名前を連ねているので、一度目を通しておくことをおすすめします。

業界を外側から俯瞰で見た書籍やインターネットの評価と違って、業界を「内側」から紹介している情報サイトはなかなか見られません。業界の内側の人間たちが、自分たちの業界をどんな目で見てほしいのか?ということがとてもよく分かるので、業界研究には欠かせません。中には複数のホームページが同じ業界内で存在することも多いので、すみずみまでチェックしてみてくださいね。

OB訪問で質問する

就活生なら、一度は体験するOBOG訪問。これは、業界研究にとても役に立つ時間でもあるのです。OBOGのみなさんは、実際にその業界の中で働いている現役社員たち。情報だけを集めることは他のサイトでもできますが、業界のリアルな情報を目の前で教えてもらえるのはなかなか経験できないレアな体験なのです。自分で気になったことを直接質問できるのは効率的ですし、モチベーションも上がりますよね。

また、実際に先輩たちが自分の就活の頃に行っていた業界研究について、教えてくれる場合もあります。持ち帰れる情報が山ほどあるのです!もしもOBOGの連絡先を知る方法を知らない場合は、キャリアセンターに相談してみるとツテを教えてくれるので、聞いてみてくださいね。

口コミサイトを見る

インターネットには、現在たくさんの転職口コミサイトがあります。それをチェックして見ると、実際にその業界で働いてみた元社員たちの口コミが書かれています。書籍などで調べる情報やデータはもちろん正確ですが、働いてみて実際どうなのか?といったことは、匿名性の高い口コミサイトでなければ伺うことが出来ません

業界を通してプライベートな時間が取りづらかったり、体力が必要な仕事が多かったり…。なかなか表舞台では言えない意見も、こうして集めておくと後々に使える比較材料になります。空き時間に、気になる業界について検索してみてください!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。いまいち業界研究について知識がなかった人も、「これなら自分でもできそうかも?」と思っていただけたら嬉しいです。業界研究は、一度やり方を覚えたらどんどん楽しくなる就活準備の一つ。知識がある業界が増えていくことは、自分の自信が付くきっかけにもなりますよね。モチベーション維持にも役立ちますし、しっかり研究できたら企業とのミスマッチも減らせます。つまり、メリットしかないのです。今回紹介した中から、自分が熱中して続けられるようなやり方を選んで、後悔のない業界選びができるように頑張ってくださいね!

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