就活中のマツエクは、業種・業界によって完全にNGな場合と、不自然でなければOKの場合があります。
本記事では、業種ごとのケースや、就活中のマツエクの長さや太さなどの注意点を紹介します。
就活中にマツエクを付けても良いか迷う就活生は多い
就活中は、髪型やメイク、服装やバッグなど、身だしなみにはとても気をつかいます。
マツエクをつけている就活生も多く、どうすればいいのか迷っている人も多いです。
社会には、マツエクがOKの業種と、完全にNGの業種があります。
自分の目指す業界がどこまでOKかを確認して、就活中でもマツエクをつけておくかどうかを考えてみましょう。
就活中にマツエクを付けるのはだめか
就活中のマツエクは目指している業種によってOKのラインが違います。
完全にNGになっている業種や、基本的にはOKの業種でもNGになるマツエクの種類などを紹介します。
- 1.自然なマツエクなら付けても良い
- 2.特定の業界/企業ではマツエクはだめ
- 3.おしゃれ目的で付けるのはだめ
1.自然なマツエクなら付けても良い
マツエクをは、そもそも悪いことではありません。
マツエクは、マスカラよりも自然にまつげに存在感を与えられるので、ナチュラルな仕上がりの上品な顔になれるのはもちろん、朝のメイクの時短にもなります。
自然に見える本数のマツエクならば、マスカラより自然に目力をアップさせることができ、就活中でもメリットが多くなります。
2.特定の業界/企業ではマツエクはだめ
基本的に、公務員や金融業界は派手なマツエクは控えるべきとされています。
公務員や金融業界は、誠実で真面目な姿勢が求められる業種のため、本数や長さ次第では、マツエクは浮ついた印象になってしまいます。
目に存在感を持たせるような目的ではなく、あくまで自まつげのように見えるマツエクを選びましょう。
また、公務員や金融業界のほかに、医療系の業界でも、働く場所によってはNGになる場合もあります。
ネイルもOKな医療従事者もいれば、無菌室などの清潔な空間に関わるためマツエクは絶対にNG、という人もいます。
自分の就職したい環境に合わせた、臨機応変な判断が必要になります。
3.おしゃれ目的で付けるのはだめ
就活は着飾る場所ではありません。
オシャレ目的で、カールの強いものや長いもの、多い本数をつけてしまうと、浮ついたような印象になってしまいます。
マツエクは、オシャレ目的ではなく身だしなみを整えるために用い、ナチュラルに目力をアップさせる程度におさえておくのが無難です。
カールの強すぎるものや、0.2mmを超える太めのもの、15mmなどの長さのあるものはオーダーしないように気をつけましょう。
就活中にマツエクを付けても良い業界とは
就活中でもマツエクをつけても良い業界は多いです。
業種によっては、メイクやファッションも重要なアピールポイントになることもあります。
マツエクOKかつ、上品で自然な本数ならばつけていた方が印象が良い場合もある業界について、おおきくわけて二選の業界をピックアップして紹介します。
- マツエクOKの業界1:アパレル業界/美容系業界
- マツエクOKの業界2:コンサル業界
マツエクOKの業界1:アパレル業界/美容系業界
基本的に就活中のマツエクはナチュラルなものならOKです。
とくにアパレルや美容などの業界は、マツエクをしていた方が好印象になる場合も多いです。
きちんとしたメイクやオシャレな服装などが仕事中の身だしなみである業種は、マツエクOKと判断していいでしょう。
とはいえ、メイクや服装との足し算引き算を間違えないよう、注意は必要です。
マツエクOKの業界2:コンサル業界
コンサル業界は、自分のプランを提案する演出の一環としても、身だしなみに気を遣っている人が多いです。
相手の目を見て話すことも多い業種は、マツエクで目元の印象を変え、優しく人当たりの良い垂れ目に見せたり、しっかり仕事をこなしそうなツリ目に見せたりすることもあります。
コンサル業界への就活は、基本的にマツエクOKと考えてよいでしょう。
また、業種や業界にこだわらず「服装自由、ピアスでもマツエクでも何でもどうぞ」や「髪色指定、メイクも控えめにしてアクセサリーはぜんぶダメ」という姿勢の会社もあるため、自分の狙っている会社の方針を見定めて判断していきましょう。
就活中に使いやすいマツエクデザインの選び方
マツエクは、デザインや太さ、長さを細かく選ぶこともできます。
マツエクのデザインや本数などで、目の印象は大きく変わります。
就活中に使いやすいマツエクのデザインの一例を、三つにわけて紹介していきます。
自まつ毛の状態によってはマツエクのデザインに向き不向きがあるので、プロの人と相談しながら考える時の参考にしましょう。
- マツエクの選び方1:「Jカール」のデザイン選ぶ
- マツエクの選び方2:「0.1mm」の太さを選ぶ
- マツエクの選び方3:「8-9mm」の長さを選ぶ
マツエクの選び方1:「Jカール」のデザイン選ぶ
マツエクは、キュートやナチュラルなど、与えたい印象によって推奨されるデザインが変わります。
ナチュラルな印象にしたいときは、ゆるやかなJカールやCカール、華やかな印象にしたいときは、SDカールやDカールが選ばれることが多いです。
また、黒目の上を多めにしてもらうと、目がぱっちりとした印象になったり、目じり側を多くすると切れ長に見えたりします。
就活中のマツエクは、ゆるやかなJカールがおすすめです。
ただし、どのデザインがナチュラルに見えるのは、自身の目の形や一重か二重かにもよります。
どんな印象を与えたいのか、自分の顔立ちや雰囲気、目の形や二重幅なども考慮しながら、考えてみましょう。
マツエクの選び方2:「0.1mm」の太さを選ぶ
マツエクには、0.1mmのナチュラルなものから、0.25mmのゴージャスで存在感のあるものまで、色々な太さがあります。
就活中のマツエクはナチュラルに仕上げることが重要のため、自まつ毛と同じくらいの太さになる0.1mmが無難とされています。
マツエクは太いと重くなるため、0.25mmなどになると取れやすくなってしまいますが、0.1mmか0.15mmほどのものなら、比較的長持ちします。
マツエクの選び方3:「8-9mm」の長さを選ぶ
マツエクは、8mmくらいの自然に近い長さのものから、15mmほどの長さのものまで多様にあります。
自まつ毛より長すぎると、まつげに負担がかかってしまったり、マツエクの持ちが悪くなることがあり、自まつ毛から2mmまでの長さにすると良いとされています。
就活中のマツエクは、自まつ毛の長さにこだわらず8mmほどのものを選びましょう。
少し物足りなく感じる人もいるかもしれませんが、就活中はオシャレよりもナチュラルさに重きを置いて、8mmほどの長さをオーダーしましょう。
マツエクをつけたとバレたくない人は、9mmの長さのものもミックスすると、単調で人工的な雰囲気が薄れるのでおすすめです。
自分の目の形に合わせ、目頭・中央・目尻で長さを変えることも有効です。
就活中に使いやすいマツエクの本数
就活中のマツエクは、カールや太さ、長さ以外に、本数にも注意が必要です。
どんな仕上がりを目指すかによって、推奨される本数が変わります。
以下を参考に、自分の求める仕上がりに応じたオーダーをしましょう。
- 1.自然な仕上がりを目指すなら60本
- 2.マスカラ風の仕上げにするなら80本
- 3.アパレル業界を目指すなら100本
1.自然な仕上がりを目指すなら60本
60本なら、すっぴんのような印象のまま、自然にまつ毛を増やすことができます。
マツエクを控えるべき業種を狙う人や、就活中のマツエクを控えたいけどメイクの手間を省きたい人にはおすすめの本数です。
元の瞳の印象から大きく変わることもないため、マツエク初心者でも手が出しやすい本数になります。
2.マスカラ風の仕上げにするなら80本
ナチュラルだけどすっぴんには見えない、マスカラを塗ったような仕上がりを目指したいなら80本がおすすめです。
80本のマツエクなら、主張しすぎないのに手抜きに見えない、上品な顔つきになります。
ただし、片目40本ずつでも、目の大きさや幅などによってはやり過ぎ感が出てしまう人もいるので、長さや太さで調整するか、本数を少し減らすなどして対処しましょう。
3.アパレル業界を目指すなら100本
アパレル業界などの接客業なら、就活中でも100本のマツエクまでなら許容範囲です。
100本ほどになると、マツエクをしたことでアイラインを引かなくなった人もいるくらい、目元に存在感が出ます。
そのため、「就活中のマツエクはアパレルや美容系の業界でも100本まで」というようにも言い換えられます。
いくらアパレル業界とはいえ、これ以上の140本などにしてしまうと、オシャレで美容意識が高い人というより、不誠実で遊んでるような印象になってしまう危険もあるので、就活中だけでも100本におさえておきましょう。
就活中にマツエクを使う時の3つの注意点
就活中のマツエクは、デザイン以外にも気をつけておくべきポイントが3つあります。
就活写真と面接で違うマツエクを使わないことと、マツエクを付ける時はアイメイクを濃くしないこと、そしてマツエクを付けたら定期的にメンテナンスすることです。
要点をおさえながら、注意すべき理由もあわせて、詳しく解説していきます。
注意点1:就活写真と面接で違うマツエクを使わない
マツエクをつけて就活写真を撮ったら、就活が終わるまでは同じデザインで居ることが大切です。
また、就活写真ではマツエクをつけていなかったのに、その後につけていたりすると、写真のときの顔つきと実際に会った時の印象が違って見える可能性があります。
写真と実物では多少の印象の差はあって当然ですが、明らかに顔つきが違うレベルの変化は、違和感を持たせてしまいます。
就活写真と面接のときのマツエクは、同じデザインにしておきましょう。
注意点2:マツエクを付ける時はアイメイクを濃くしない
マツエクをつけたときは、普段のメイクと同じようにすると、濃い顔つきになってしまうことがあります。
マツエク自体も当然ながら色が濃いのですが、接着に使われるグルーにも色がついています。
とくに100本以上になってくると、アイメイクを何もしていなくても存在感のある瞳になります。
アイラインを引かないようにしたり、アイシャドウの色を肌馴染みの良いものに変えたり、普段のメイクから引き算することが重要です。
注意点3:マツエクを付けたら定期的にメンテナンスする
マツエクは永久的なものではありません。
マツエクは、自まつ毛に人工のまつげを一本ずつ接着していくものです。自まつ毛が抜ければ一緒にとれます。
自まつ毛が抜けていなくても、接着剤であるグルーの劣化によって、エクステがまつ毛から離れて落ちることもあります。目元をこすったり触ったりすると、マツエクのグルーに摩擦や衝撃が加わって、外れやすくなってしまいます。
マツエクをつけた後は、手入れの方法にも気を使いましょう。
マツエクは、オイルクレンジングができません。オイルOKのマツエクでも、やはり劣化は早くなってしまうので、基本的には使わないようにしましょう。
また、洗顔の際も優しく触るように気をつけましょう。
洗顔やクレンジングの後には、マツエクを美しく保つ専用のコーティング剤を散布することがおすすめです。マツエクのグルーは乾燥に弱いこともあり、美しい目元のためにも、コーティング剤は必須になります。
コームとドライヤーなどで、まつ毛のカールを保つ方法もあります。マツエクを長持ちさせるためには、自分でできる毎日のメンテナンスを続けることが大事です。
加えて、美しいまつげを保つためには、一か月に一度のリペアがおすすめです。
常に同じ量のまつげが欲しい場合は、2~3週間に一度リペアをする人もいます。
就活中のマツエクは志望する業界で使い分けよう
就活中のマツエクは、目指す業種の特色によって、太さ・長さ・カール・本数を使い分けていきましょう。
マツエクは、上手に有効に活用すれば、顔の印象を明るくしたり瞳を優しく見せたりすることができます。
自分の顔立ちや目の形にあったデザインを用いて、就活に役立てていきましょう。
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