就活を始める時期は人それぞれですが、中には就活が始まっても何もしていないという就活生も少なくはありません。そんな就活に関して何もしていない就活生が、これから何をするべきなのか、やるべきことや準備するものなどを幅広く解説します。
就活の準備何もしていないけど大丈夫?
就活をしようにも、就活で何をしていいか分からずに、もしくは就活をするタイミングが分からずに、まだ何もしていないという就活生も意外と多いのではないでしょうか?
就活の準備はいつ始めてもいいですが、やはり早めにしていくに越したことはありません。
様々な理由で就活をまだ何もしていない就活生は必見、何もしていないからこそ今から何をすべきなのか、そしてどのようなものを準備すればいいのか、様々な視点から解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
就活の準備何もしていないとどうなるの?
就活の準備を何もしていないと、結論としては周りの人は一切困りませんが、後々困るのは就活生自身です。
特に焦りやすい就活生は、なるべく早めに就活の準備をしておくことが必要です。
就活のことを何もしていないと、企業説明会や大切な試験の時期などを逃してしまうことになり、何もかもが手遅れ状態になってしまうような場合もありますので、それが就活生を精神的に追い詰めてしまいかねないことも考えると、就活のことが頭によぎった際には、できることから始めていくようにしましょう。
もし、社会人になっている先輩などで連絡が取れるような方がいれば、そういった方に連絡をして就活の始め方のノウハウなどを聞くのもいいでしょう。
就活のやるべきこと一覧
では実際に、就活のことを何もしていない就活生が、今から就活の準備を始めようとするとどのようなことから始めればいいのか、以下の5つをピックアップしてご紹介します。
・自己分析診断を受けよう
・説明会に参加しよう
・インターンシップに参加しよう
・OB訪問をしよう
就活サイトに登録しよう
就活のことを何もしていない就活生が今すぐに取り掛かれるものとして、パソコンやスマートフォンなどで登録できる就活サイトに登録することです。
就活サイトにはマイナビやリクナビといった有名な就活サイトも存在しているため、そもそもどの就活サイトに登録すればいいか分からないという場合には、まずマイナビやリクナビに登録するようにしましょう。
就活の仕方が分からないという就活生向けに、就活における様々な情報が掲載されていますので、何もしていないという現状から一気にやることが増えて、就活に関して充実させることができます。
自己分析診断を受けよう
就活を何もしていないという就活生にとって大切なポイントの1つとなるのが、自己分析診断です。
自己分析診断が就活になぜ必要かというと、エントリーシートや面接などで自分の長所や特技などを述べたりする際に必要となるもので、しっかりと自己分析をしておくことで、志望動機を説明する際にも話に厚みを増すことができたりといいことづくめです。
ですので、企業分析などの前にまずは自己分析をして、自分自身について深く知ることが大切です。
ちなみに、この自己分析診断がどこでできるのかというと、リクナビなどの就活サイトでもそうしたものを受けることができますので、就活サイトを登録したらまずはそうした自己分析診断から取り掛かるのもいいでしょう。
特にコロナで就活を何もしていないという大学生は、できるだけ就活関係のことで外出しなくてもいいように、そうした自宅でできるものから始めていきましょう。
説明会に参加しよう
就活のことを何もしていないという就活生は、まず就活がどのような雰囲気かを知るためにも、企業の説明会やセミナーなどに参加してみるのもいいでしょう。
現地に行って話を聞いたりするのもいいですが、コロナの影響で大きな企業説明会などのイベントが中止になっている場合もあります。
ですが、その代わりに就活サイトなどでセミナーや企業説明会を開催している場合もありますので、そうした日程をこまめにチェックして参加していくことで、就活のことで何もしてないという焦りや不安から解放されていく場合もあります。
また、こうした企業の話などを聞いていくうちに、就活への意欲などが湧いてくることもありますので、コロナの中外に出なくても就活を充実させたいと思っている就活生には、おすすめです。
インターンシップに参加しよう
就活のことを何もしていない就活生におすすめなのが、インターンシップへの参加です。
インターンシップとは社会人の一員としてその企業で一定期間働く、簡単に言えば見習い期間中の社員のような扱いで職場体験をすることができます。
ただしアルバイトなどと異なり賃金が支払われることはなく、それでいて責任感が伴う仕事もあるため、企業とは社会人とはどのようなものなのかを肌身で感じることができます。
そのため、それを通して就活で面接やエントリーシートなどで志望動機をより明確にすることもできるため、就活のツールの1つとして大いに役立つことは間違いありません。
コロナの影響でインターンシップをしている企業は限られている場合もありますが、そうした情報は就活サイトなどに掲載されていたりしますので、就活サイトに登録してこうしたインターンシップ情報なども積極的にチェックしてみるようにしましょう。
そうすることで、就活に関して何もしてない状態から一気に就活を充実をさせることができます。
OB訪問をしよう
就活で何もしていないという就活生におすすめなのが、OBの訪問です。
就活におけるOB訪問とは、その企業にいるOBを訪問することで仕事内容など必要な情報収集をしたり、企業説明会やセミナーでは聞きにくい実際の仕事場の風景などを見ることができます。
そうすることで、自分が実際にその企業で働こうとした際のことを想像できたり、より具体的な志望動機を書ける理由に繋がったりと、良いことがたくさんあるのがOB訪問です。
特に就活を何もしていない就活生にとっては、就活を始める起爆剤となったり社会人というものを肌身で感じることができいい刺激を得ることもできますので、ぜひおすすめです。
また、実際にOB訪問を行った就活生の多くが、OB訪問をしてよかったという感想を抱いているため、実際にいくことで企業説明会やセミナーなどとはまた異なったものをしっかり得られる傾向にあります。
ただし、コロナの関係もありますので、OB訪問をしていいかどうかは、事前にしっかりと大学などの就活相談窓口などで相談をするようにしましょう。
就活に必要な準備物一覧
ここからは、就活のことを何もしていない就活生が、実際に就活をするにあたり何を準備すればいいのか、それを以下の7つの物をピックアップしてご紹介します。
・就活ノート
・就活スーツ
・就活かばん
・腕時計
・筆記用具
・証明写真
スケジュール帳
就活を何もしていないという就活生にとってまずおすすめするのが、スケジュール帳です。
就活を始めると、説明会やセミナーといった予定だけでなく、実際に試験や面接の日時、エントリーシートの締め切り日など様々な予定が入ってくるようになります。
そうしたものを書き留めておけるのが、スケジュール帳です。
就活において何もしてないためか、そうした予定を書くだけでいいのかいまいち不安だという就活生は、就活専用のスケジュール帳というものも存在していますので、それを購入するのもおすすめです。
そうすることで、予定以外にも何を書くスペースがあるかを見ることで、自分のすべきことが新たに見つかったりする場合もあります。
スケジュール帳は、マンスリータイプという一か月型のものやウィークリータイプという週間型のタイプもありますので、自分の見やすい、もしくは書き込む量を見据えて購入することをおすすめします。
就活を何もしていないという就活生は、就活に関する物を集めるところから入るというのもいいでしょう。
そうすることで、就活を何もしていないという不安や焦りが徐々に消えていく場合もあります。
就活ノート
就活を何もしていない就活生にとって、就活ノートと聞いても、いまいちピンとこない就活生も多いのではないでしょうか?
もしくは、スケジュール帳と就活ノートとは何がどう違うのか、という疑問を抱く就活生も少なくありません。
先程解説したスケジュール帳と就活ノートの最大の違いは、スケジュール帳が就活などの予定を書き留めることがメインであることに対して、就活ノートとは、自己分析や志望動機、企業分析など自分の思ったことや感じたことを書き留めておくノートのことです。
そのため、就活ノートは何冊も用意しておいた方がより見やすくノートをまとめることもでき、厚みのあるノートであれば何冊も増えることなくまとめておくこともできます。
例えば、自己分析に関する就活ノート、志望動機や企業分析に関するノートなど、そのジャンルごとに分けておくと、後々探す手間も省けますのでおすすめです。
就活を何もしていないという就活生は、スケジュール帳同様、就活に関する物を集めるところから入るというのも、1つの手段です。
就活スーツ
就活を何もしていないという就活生にとって、後々必ず必要となる物を揃えておくというのも大切です。
その必要不可欠となる物の1つとして、就活スーツが挙げられます。
就活スーツは、まずカラーとしては基本的には黒か濃いグレー、もしくはネイビーが主流です。
就活スーツは企業説明会やセミナーはもちろんのこと、インターンシップやOB訪問、面接などの際にも必ず必要となります。
男性用の就活スーツとしては、ジャケットはまずボタンは2つのもの、着丈はお尻まわりが隠れる程度の長さで、袖部分は手首が隠れる程度の長さの就活スーツを選ぶのがおすすめです。
パンツには必ずベルトを着用し、ポケットには物を入れないように心がけましょう。
女性用の就活スーツとしては、ジャケットは2つボタンのテーラードジャケットにし、胸囲はボタンを全てはめた時にキツくなりすぎず、少し余裕が持てるぐらいの幅にしましょう。
着丈はお尻の約半分程度まで隠れるような着丈の就活スーツがベストで、袖丈に関してはブラウスの袖や手首が隠れる程度の長さにすることをおすすめします。
その際、ボトムスはスカートでもパンツスタイルでも可能で、スカートの際には立った際に膝が半分隠れる程度の長さのもの、パンツの際にはパンプスのヒールの部分が若干隠れる程度の長さがベストになります。
就活かばん
就活を何もしていない就活生が、就活を始める際に就活スーツと共に購入してほしいのが、就活かばんです。
就活かばんのカラーは黒色が一般的で、A4サイズの書類が余裕を持って入れられて、なおかつ床に置いても倒れないような自立型のかばんがおすすめです。
就活に関して何もしてないとそうした細かなところにピンとこない場合もありますが、就活は何かしら多くのものを持ち歩く場合もありますので、自立型でA4サイズの書類が余裕を持って入れられるということは、就活かばんを選ぶうえでとても大切なポイントの1つになります。
また就活かばんを長時間持って移動したりする場合もありますので、持った際に手が疲れにくいようなタイプのものがおすすめです。
就活のことを何もしていないという就活生は、まずこうした就活の必需品を購入するために、実際に買いに行くことから始めるのもいいでしょう。
腕時計
就活のことを何もしていないという就活生におすすめのアイテムの1つとして、腕時計が挙げられます。
腕時計といっても様々な種類の腕時計がありますが、その中でもまずはデジタルではなくアナログタイプの腕時計を選ぶようにしましょう。
それに加えて、男性であればメタル製のものや女性であれば黒やダークブラウンのようなシックな色合いのベルトを使った物を選び、文字盤などには極力何も装飾のないシンプルなデザインのものを選ぶことをおすすめします。
社会人の一員として、恥じないようなデザインの腕時計を選ぶのがコツです。
筆記用具
就活のことを何もしていない就活生にぜひチェックしてほしいのが、就活用の筆記用具です。
筆記用具はたくさんありますが、その中でもその場ですぐに書けるようにボールペンやメモ帳などを購入しておくといいでしょう。
特にボールペンは書くと消せずに書いた場所を汚くしてしまう場合もありますので、消せるタイプのボールペンを用意しておくととても便利です。
また、その場で思いついたことやメモをしておきたいことがあった場合に、スマートフォンでメモをするのではなく、きちんとメモ帳などを使用してメモをすることが大切です。
スマートフォンなどでメモをすると、企業説明会やセミナーの場合には、いい印象を持たれにくくなってしまいますので注意が必要です。
証明写真
就活に関して何もしていない就活生に必ずしてほしいことの1つとして、証明写真を撮ることが挙げられます。
証明写真は書類などに必要になるため必ず持っていなければならないものの1つで、ありとあらゆるところで証明写真が必要となるので、思った以上の枚数が必要になります。
証明写真を撮影できる場所としては、店舗の外に設置してある写真機や写真を撮ってくれる写真館などです。
どのような髪型がいいのかなど細かく気になる就活生はアドバイスを受けられる写真館で、費用をあまりかけずにリーズナブルに撮影したいという就活生には、写真機もおすすめです。
就活を何もしていない就活生にとっては、就活スーツを着て証明写真を撮ることで、就活を自分も始められたという心持ちから、就活に関して何もしていないという焦りや不安が少し和らぐ場合もあります。
そもそも理想的な就活スケジュールとは?
就活に関して何もしていない就活生にとって、就活スケジュールがどのようなものか分かりにくい場合もあります。
就活のことを何もしていない就活生は必見、以下の5つのポイントをピックアップして、就活スケジュールとはどのようなものなのか、大まかな流れを解説します。
・2月:選考対策を完了させる
・3月:エントリー開始
・4月:選考スタート
・6月:内定をもらう
12月:早期選考を受け始める
就活に関して何もしていない就活生によくあるのが、就活をどのタイミングで始めたら1番いいのか分からないという疑問です。
エントリーの受付などはその企業などにもよって異なりますが、だいたい大学3年生の12月頃から早期選考を受け始めます。
何もしていない就活生の中には、企業が一斉にエントリーを受け付け始めると思いがちな大学生もいますが、12月あたりからエントリーの受付開始をする企業もあります。
ですので、できれば大学3年生の秋頃には、就活サイトなどをチェックしたり登録できる場合には、そこでしておくとチャンスを逃さずにすむ場合があります。
2月:選考対策を完了させる
大学3年生になって年が明けて2月頃には、選考対策を完了させておくことがベストです。
選考対策も様々なことがありますので、行きたい企業が既に定まっている場合には、企業研究などをしっかりとまとめておくようにしましょう。
またどの企業でも共通して使える項目である自己分析なども、しっかりと2月頃までにまとめておくと、その後受ける企業数が増えたとしても志望理由などだけを考えればよくなりますので、早め早めに準備しておくことが大切です。
3月:エントリー開始
何もしていない就活生でも、とりあえず大学3年生の3月頃には企業のエントリーが本格的に始まりますので、エントリーはしておくようにしましょう。
エントリーすら終わってしまうと受けられない企業も多くなってしまいますので、この時点で何もしてないという就活生は、ここから就活の準備をしながら選考対策も同時並行でしていくようにしましょう。
時期的にも就活のことで何もしていないという焦りも出てきやすくなりますので、この時期から本格的に動くことが大切です。
4月:選考スタート
大学4年生になった4月頃になると、企業が本格的に選考をスタートさせる場合が多くあります。
就活のことで何もしていない就活生は、その前月の3月頃で就活に必要な道具などを全て買い揃え、証明写真を撮影したり、就活サイトに登録したりして事前準備を完了させておくのがベストです。
またセミナーや企業説明会がある場合には、積極的に参加するようにしましょう。
4月の選考では、まずエントリーシートなどで人数を絞り込む企業も多くあります。
そのため、エントリーシートの書き方や、それに必要な志望動機や自己分析、企業分析なども同時並行でしていくようにしましょう。
就活のことを何もしていない就活生にとっては、効率が求められますので自分の無理のない範囲で効率よく進めていきましょう。
6月:内定をもらう
就活において内定が出るタイミングというのは企業それぞれで異なりますが、だいたいは大学4年生の6月頃になります。
そのため、何もしていない就活生は4月と5月はとても忙しい時期となり、自己分析や企業分析などに加えて、面接練習などもしっかりとしておく必要があります。
これだけ詰め込むと煮詰まってもきますので、忙しい中でも息抜きをしてオンとオフのメリハリをしっかりと付けながら、体調に気をつけて行うようにしましょう。
就活を始める流れ
就活に関して何もしていない就活生にとって、就活をどのような流れで始めればいいのか分かりにくいものです。
何もしていないからこそどのような手順が1番効率がいいのか、以下の5つのポイントをピックアップしてご紹介します。
・企業研究をする
・エントリーシートの準備
・適性検査の準備
・面接の準備
自己分析をする
就活に関して何もしていない就活生にとって、事前準備として道具や就活スーツなどアイテムを集めたり証明写真を撮影しておくことはもちろんのこと、分析なども同時並行で始めることが1番です。
最初は先程も解説したように、自己分析から始めるようにしましょう。
何もしていないためどこから自己分析をしていいか分からないという就活生は、自分の得意なことや長所などから自己分析していくと作業が捗りやすくおすすめです。
その際に、自分自身の評価だけでは偏りがありますので家族や友人などに、自分の長所や自分がどんな人間かというのを客観的に評価してもらうようにしましょう。
そうすることで自分自身では知らなかった面や長所などが見つかる場合もあります。
企業研究をする
就活を何もしていないため、どの企業にエントリーをしていいか分からないという就活生は、就活サイトなどから様々な企業を閲覧したりして、少しでも興味を持った業種や企業があれば、その企業研究をするようにしましょう。
企業研究にも様々な方法があり、公式ホームページはもちろんのこと、資料請求やセミナー、企業説明会などに積極的に参加して、どのような企業なのか業種なのか、自分で積極的に動いて感じるようにしましょう。
そうすることで、それが志望動機や自分が働きたい企業を絞り込むのに、有効な手立てになります。
エントリーシートの準備
就活に関して何もしていない就活生にも準備が必要なものの1つとして挙げられるのが、エントリーシートです。
エントリーシートは分かりやすく言うと書類審査のことで、エントリーシートの内容は志望動機や長所など、企業のエントリーシートごとに書く項目は異なります。
ただエントリーシートの良さは、締め切りはあるものの自分のペースで書き進めることができますので、就活を何もしていない就活生にとっても、調べながらできるのは利点です。
ですが、エントリーシートでも結論から書いた方が相手に分かりやすく伝わるなど様々なコツがあるうえに、エントリーシートの時点で試験に失敗してしまう場合もありますので、エントリーシートも慎重に作成する必要があります。
適性検査の準備
就活における適性検査とは、筆記テストやウェブ上でのテストなどを指します。
特に大手企業などでは、エントリーシートやこの適性検査で絞り込むようにする企業も多く、何もしていない就活生で大手企業を受けようかと考えている就活生は、エントリーシートや適性検査対策もしっかりとしておくことが大切です。
何もしていないために適性検査やエントリーシートで失敗してしまった場合でも、そこから出題された問題の傾向や不足していたと思う部分をまとめて、次のそうしたテストなどに備えるようにして、前向きな心持ちを持って臨むようにしましょう。
面接の準備
就活のことを何もしていない就活生がしなければならないことの1つとして挙げられるのが、面接練習です。
面接は主に最終選考あたりまで残ることができた際の選考方法ですが、そこまで残ることを踏まえて面接練習もしっかりとしておく必要があります。
何もしていないためどのようにして面接練習をしていいか分からないという就活生は、まず大学での就活面接練習であったり、家族などに手伝ってもらって繰り返し面接練習をするように心がけましょう。
その際に、その都度質問内容を変えてもらうようにしたりして、本番さながらの緊張感をもって練習に臨むことが大切です。
就活準備をしていなかった人が就職するには?
就活準備を何もしていないという就活生が、そこから就活を始め成功させるには、いくつかポイントが存在します。
以下の6つのポイントをピックアップして、解説していきます。
・エントリーシートは第三者に添削してもらう
・自己アピールは学生時代の経験をフル活用
・人脈を活かして情報をゲットする
・同時並行で効率的に行動する
・面接は場数を踏むのもあり
準備はポイントを絞る
就活を何もしていない就活生がそこから成功させるためには、ちょっとした工夫が必要です。
学生でいうところのテストで山を張るように、全ての準備を完璧にしようとせず、1つ1つのことに対して重要な部分だけをかいつまんでいくという方法もあります。
例えば、自己分析などに時間をかけすぎずに、これは自分にとって譲れない長所であったり得意なことであったりと自信のある部分だけをピックアップして、それを上手くエントリーシートや面接に活かすようにするということも1つの方法です。
また、企業研究などは自分が少しでも興味を持った業界や企業など、ある程度絞って行うことで時間短縮をして、その後は就活の経過を見ながら学びつつ、それらを活かしていくといいでしょう。
そうすることで、何もしていない就活生でも就活に必要なあらゆる準備を網羅することができます。
エントリーシートは第三者に添削してもらう
エントリーシートは、まずは自分で作成した後、それを家族などに見てもらい、その後大学の就活課などの第三者にも見て添削してもらうことで、より完璧なエントリーシートに仕上げるようにしましょう。
文章は読む人によって、印象などが異なるものです。
そのため、おかしな言い回しや表現などがないかどうか、少なくとも自分以外に2人程度にはエントリーシートを添削してもらうことで、エントリーシートの完成度が上がります。
就活を何もしていないという就活生は、そうした家族や大学の就活課などをフル活用して手際よく進めていきましょう。
自己アピールは学生時代の経験をフル活用
就活における自己アピールに関しては、学生時代の経験をフル活用するようにしましょう。
例えばそれはアルバイトであったり部活であったり、地域でのイベントであったりそうした日常生活の細かなことも思い出して、その時経験したことや自分がいたことで成功したことなど、そうした経験を自己アピールの部分で余すことなくアピールするようにしましょう。
就活準備を何もしていないという就活生でも、こうした集められる自分自身の情報から集めていくと、意外と手際よく収集することができますので、何もしていないと焦らずできることからしていくことが大切です。
人脈を活かして情報をゲットする
就活準備を何もしていないという就活生におすすめの方法の1つが、人脈を活かして情報をゲットするという方法です。
就活準備を何もしていないと、いざという時にどこから就活の準備を始めていいか分からないものです。
そうした際には、最低限必要となる企業研究など、どのように仕入れているのかなど先輩や友人、もしくは家族などから積極的に情報収集をしていき、その中でも効率的にできるようなことを優先してしていくようにしましょう。
就活準備を何もしていないからこそ、人脈をフル活用して手際の良さを発揮する必要があります。
同時並行で効率的に行動する
就活準備を何もしていない就活生を含め、就活は同時並行で様々なことをしなければなりません。
特にその中でも就活準備を何もしていない就活生は、より効率的に行動する必要があります。
就活に関するスケジュール帳を見ながら、例えば企業説明会やセミナーに参加しつつ、そこで企業研究をしたりと同時並行でできることから効率的に物事を進めていきましょう。
その都度のポイントを掴んでいけば、効率的に就活の予定やすべきことを組んでいけますので、就活手帳などで就活の予定と自分がその日にすべきことなどを書き込んでいき、その通りに実行していきましょう。
頭の中だけで組み立ててしまうとパニックを起こしてしまうこともありますので、そうして同時並行する際には、スケジュール帳や就活ノートなどにしっかりと書き留めておくことが大切です。
そうすることで就活準備を何もしていない就活生でも、効率的に就活を進めることができます。
面接は場数を踏むのもあり
就活における面接は、1度だけとは限りません。
企業によっては、何度か面接を繰り返し最終面接を設ける企業もあります。
そのため、面接にしっかりと臨むことは大切ですが、面接練習をしっかりとしたうえでその場数を踏むことで心身を馴らしていくというのも1つの方法です。
特に就活準備を何もしていない就活生の中には、満足に面接練習をできない学生もいますので、その場合には企業の面接を受け続けることでポイントなどを学ぶようにしていきましょう。
そこで例え失敗しても、必ず次に活かすことができるポイントはありますので、それをしっかりと就活ノートなどに書き留めて次に活かすように心がけることが大切です。
就活で出遅れたときに気を付けること
気づけば就活準備を何もしていないと焦ってしまったり不安に思ってしまいがちですが、何もしていないことで就活において出遅れてしまった時に気をつけておくべきポイントを、以下の5つをピックアップしてご紹介します。
・早く内定がもらえれば良いというわけではない
・スケジュールを詰め込みすぎない
・書類を雑に書かない
・面接対策も手を抜かない
出遅れた時点で諦めない
就活準備を何もしていない就活生が、何もしていないところから出遅れてしまうと、出遅れたことを理由にそのまま諦めてしまいがちな傾向があります。
就活準備を何もしていないことで例え出遅れてしまったとしても、諦める必要は決してありません。
そこからできることはたくさんあるうえに、先程解説した重要なポイントをかいつまんでいくことで、効率的に就活を進めていけば、何もしていない時期を挽回することも可能です。
まずは諦めずに、最後まで就活を乗り切る強い気持ちを持って臨むようにしましょう。
早く内定がもらえれば良いというわけではない
就活準備を何もしていない就活生を含め就活において勘違いしてしまいがちなのが、内定は早くもらうべきだという考え方です。
確かに内定を早くもらえれば精神的にも就活という大きなプレッシャーから解き放たれがちですが、その後さらに自分の行きたかった企業から内定をもらえる場合もあったり、受けたいと思う企業が出てくる場合もあります。
ですので、1つ内定をもらったからと安心せずに、貪欲に企業を探したり受けたりしてみましょう。
スケジュールを詰め込みすぎない
就活準備を何もしていない就活生を含め、ここぞと言わんばかりに就活のスケジュールを詰め込みすぎてしまう就活生も多くいます。
確かに就活としては充実していますが、そこに心身が追いついていかなくては意味がありません。
特に就活準備を何もしていない就活生は、早く内定を取りたいなど焦りなどを抱きがちですが、心身を含めた自己管理をしっかりとするようにしましょう。
そのためにもこまめに気分転換などを入れるなど、心身に常に余裕を持てるようなスケジュール管理をしていくことが大切です。
書類を雑に書かない
就活準備を何もしていない就活生にありがちなのが、様々なことを同時並行にするあまり、書類などが雑になってしまいがちなことです。
ですが、書類は自分の字で書くことも多く、その文字から適当さ加減が出てしまう場合もありますので、履歴書やエントリーシートを含める書類も、しっかりと書くようにしましょう。
特に就活準備を何もしていない就活生は、焦って雑に書いてしまうこともありますので注意が必要です。
面接対策も手を抜かない
就活準備を何もしていない就活生にありがちなもう1つのことが、面接対策に手を抜きがちなことです。
就活準備を何もしていないことから、あれやこれやとすべきことが多くて、いざ面接になった際に何もしていないという場合も少なくありません。
ですが、面接こそが最終選考となる場合も多いので、面接練習をしっかりできる時間は確保しておくようにしましょう。
就活を出遅れた人におすすめの就活サイト
就活準備を何もしていないために出遅れてしまった就活生におすすめの就活サイトを、以下の5つをピックアップしてご紹介します。
・就活ノート
・就活会議
・アクセス就活
・リクナビ就活エージェント
みんなの就活
就活準備を何もしていない就活生におすすめの就活サイトの1つが、みんなの就活です。
この就活サイトは、企業研究や就活に関する情報交換ができる口コミ就職サイトです。
就活生が実際に就活で体験したことや、就活に関する多くの口コミが掲載されている他、就活対策やインターンシップ、イベント情報など幅広く掲載されていて、就活をより身近に感じることができるサイトになっています。
就活ノート
就活準備を何もしていない就活生におすすめの就活サイトの1つが、就活ノートです。
この就活サイトは、就活中の就活生が選考レポートを掲載したり就活情報を掲載する、就活生目線のサイトです。
ですので例え就活準備を何もしていない状態でも、このサイトを見ることでどのようなことをすればいいのか、何もしていないなりに、いいヒントを得られることが多くあるのもこの就活サイトの良さです。
就活会議
就活準備を何もしていない就活生におすすめの就活サイトの1つが、就活会議です。
この就活会議では、企業探しや説明会、インターンを探すことはもちろんのこと、先輩内定者の内定を勝ち取ったエントリーシートや面接などを含めた選考体験記、インターン体験記など幅広い情報が取り扱われています。
特に体験記は就活生の素直な思いなどが綴られているため、何もしていない就活生でも就活に入りやすくどのような対策をすればいいかポイントやヒントを得ることができます。
アクセス就活
就活準備を何もしていない就活生におすすめの就活サイトの1つが、アクセス就活です。
この就活サイトは、企業検索はもちろんのこと、インターンシップやキャリア育成プログラムなど、より企業を身近に感じられるような情報などを掲載しており、例え就活準備を何もしていない場合でもインターンシップなどを通じてしっかりと充実させて、後々の就活に繋げることができます。
就活準備を何もしていない就活生の中でも、まずは企業を身近に感じてみたいという就活生におすすめの就活サイトです。
リクナビ就活エージェント
就活準備を何もしていない就活生におすすめの就活サイトの1つが、リクナビ就活エージェントです。
就活サイトでよく聞くサイト名の1つであるリクナビは、このリクナビ就活エージェントのことで、登録すると自分の価値観やしたいことに合わせた企業を、リクナビの方から直接紹介してくれたり、自力で探す以外にもリクナビからも就活を手伝ってくれます。
そのため、例え就活準備を何もしていない就活生でも、効率よく就活を進めることができますので、自力だけでは不安だという就活生におすすめの就活サイトです。
就活で出遅れたら効率的に行動するべし
就活準備を何もしていないために出遅れてしまったとしても、そこからできることはいくらでもあります。
むしろそこから挽回するように、出遅れたら出遅れた分だけ就活サイトや人脈などを駆使しして効率的に行動をすることで、周りの就活生と同様の結果を得られることも十分あります。
ですので、何もしていないからと諦めることなく、就活の最後までベストを尽くして臨みましょう。
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