ヤフー内定者が実践した【自己分析を企業選びに活かす方法!】

内木雄登(ないき ゆうと)

南山大学法学部所属。留学や海外インターンを経て東京での就活を決意。自己分析を徹底的にやり、OB訪問を活用して企業選択につなげ、第一志望の企業に内定。現在は大学生の可能性を広げる総合メディア、「Z大学」を運営し、新社会人に向けた準備をしている。内定先はヤフー株式会社。

きっかけは兄の就活と海外インターン

小橋
就活はいつ頃から意識されていましたか?

内木
大学2年生の夏ですね。当時2つ上の兄が就活中で、2年後こんな事をやるのかと漠然と考え始めました。ちょうどアメリカでの海外インターンも同時期にあり、日本に帰ってどうしようかなと動き始めました。

小橋
お兄さんの就活というのが、一つのきっかけだったんですね。

内木
そうです。加えて、僕自身の海外インターンというものが、ちょうど同時期なので、その2つがきっかけです。

実践的なインターンでガクチカを作る

小橋
どういう事から始められたのですか。

内木
2年生の夏頃から、自分に実力がないしガクチカになるエピソードも特にないな、という課題を感じていました。そこでもっと仕事に近いインターンをやろうと考え、2年生の春休みに短期の海外インターンでタイの広告代理店で2カ月、営業をしました。
タイでのインターン中、毎日のように食べていたガパオライス

 

小橋
なるほど。ガクチカをつくろうという目的があったという事ですか。

内木
そうですね。あとは仕事が分からなさ過ぎたというのも理由の一つです。民間の仕事って広いですよね。どんな職種があるのか、どんな業界があるのか。それを実際体験してみよう、という考えもありました。

 

大切なのは自己分析と企業・業界研究とOB訪問をリンクさせる事

小橋
就活対策は色々あると思うのですが、ご自身の中で特に力を入れていらっしゃったところはどこでしょうか。

内木
全て重要ですが、あえてランキング化すると、1番が自己分析、2番がOB訪問、3番が企業研究、4番が業界研究、5番面接、6番ES、7番GDになります。

小橋
上位のものから聞いていきたいのですが、まずは自己分析ですね。これは多くの就活生が悩むところだと思いますが、どこから始めましたか?

内木
本音で話すと、7歳の時の交通事故が原点ですね。その時から、自分の生きる意味や人生において何をしようかという問いを漠然とですが考え始めていました。ただ当時は岐阜県の田舎に住んでいたので、あまり具体的には行動していませんでした。

小橋
常日頃から自分自身について考える習慣があったという事ですね。

内木
はい。自己分析の原点はそこにあります。それが、大学生を通じて、「行動すると世界って広いな」という事に気づいて。2年生の夏にアメリカへ行ったとき、田舎ではなく東京に出て、もっと広い世界で挑戦したいと思うようになりました。このアメリカでの経験が行動力の原点になりましたね。

小橋
では、自己分析では、実際にどのようなことをされていましたか?

内木
手法的なところで言うと、自分史を書いていましたね。もう何回書いたか覚えていないくらいです。6歳頃から、今までの喜怒哀楽やなぜそれに取り組んだのかというのを書き込みました。

小橋
それは、例えば年表とかをつくって、そこに書き込むようなイメージでしょうか。

内木
そうです。自分史を作成して、人に見せて、フィードバックをもらって、また自分史を作り直して、ということをしていました。特に重要なエピソードは深掘りして、どの時期のエピソードを聞かれても、自分の行動について違和感なく答えられるようにしていました。

OB訪問で自己分析をブラッシュアップ

小橋
今も少しお話がありましたが、自己分析の内容を社会人に見てもらって、フィードバックをもらい、また詰めるという事もされていたんですね。

内木
はい。

小橋
実際どのようなやり取りが印象にのこっていますか?

内木
はい。印象に残っているのは「なんで就職したいの?」という言葉でした。人生っていろいろな選択肢があると思うんですけれど、その中でなぜ就職を選ぶのかと聞かれたときは、ハッとしましたね。

小橋
なるほど。そのハッとなった部分、今の話で言うと、「なぜ就職を選ぶのか」という部分を改めて自分の中で組み立てて、再度OB訪問でフィードバックもらうという繰り返しですね。

内木
そうです。

実際の自己分析の画像。びっしりと記入してあり、徹底されていたことが伝わってきます!

企業・業界研究と自己分析のリンクのさせ方

小橋
企業研究や業界研究はどのように進められたのでしょうか。

内木
手順としては業界分析が先ですね。自己分析やインターンシップでの学びも含めて、僕はITや人材の仕事に興味があるとわかってきましたが、先にITを学ぶのか、IT×HRのような人材系に行くのか等選択肢が多くありました。

内木
この自己分析と業界研究の結果を基に、業界地図などから企業を洗い出していきました。洗い出しの段階で、OB訪問で業界地図には書いていない、企業のスピード感であったり、社員の裁量権なども聞いていましたね。

小橋
企業の洗い出しはOB訪問も活用されたという事ですね。

内木
はい。企業分析にも繋がりますが、スピード感や裁量権の部分で「お勧めの企業はないですか」と聞いたりして絞り込みました。

小橋
企業分析はどのような形で進めておられましたか?

内木
結局、大事なのは企業分析なんですよね。企業だと業界の中で立ち位置があると思うのですが、業界内でその企業が持つ、強み弱みに対して、自分の強みと弱みがどうマッチするかを擦り合わせていきました。

小橋
自己分析とリンクさせる部分ですね。

内木
そうです。自己分析の結果、自分はこういう強みがあるから、企業の弱みの部分にこうやって貢献できると、考えていくんです。逆に企業の強みは、自分には今足りないもので、企業の強みはここなので、こういうふうに学んで、こういう能力をつけて、将来こういう事したいです、とこういう流れになります。

小橋
その自己分析と企業分析の結果をすり合わせて、そこから見ていくというようなイメージですね。

内木
イメージでいうと、そうですね。ちゃんと企業を洗い出す事が大切だと思うんですけど、そのあとはリンクをさせていくとよいと思います。

小橋
なるほど。そこは実際に、その企業の強みが自分の強みになかったとしても、あえてそこに挑戦しよう、というような判断にもなりますか?

内木
そうですね。就活はやはり企業と就活生、お互いのマッチングだと思っていて。企業は企業で学生の思いや何をしてきたかという部分と、その企業が何を提供できるかというのは重要視していると思います。ただ就活生側としては、そうやって企業の持っているものをテイクするだけだと受からないじゃないですか。

小橋
確かに、そう思います。

内木
企業もお金かけて採用をしているので、就活生としてできるのは、「こんな強みはないけど、でもこんな強みは御社で活かせると思います」という営業ですね。このギブとテイクの両方の要素を満たせるように意識していました。

OB訪問は仮説検証の場

小橋
ここまでのお話で、自己分析がベースにありつつ、OB訪問をうまく活用されているように感じたのですが、どのようなことを大切にOB訪問をされていたのでしょうか?

内木
OB訪問をやっていた理由は、実際に社会人の方に話を聞く事を大事にしていたからです。ただ、前提としてまずは自分自身の仮説を持つ事を大切にしていました。社会人の方もそれぞれ背景が異なるので、全員違う事をおっしゃいます。なので、自分の軸を持つ事は絶対だと思っていました。

小橋
やみくもにただOB訪問をするのではなく、ご自身の中で考えをまとめたうえで行っておられたと。

内木
はい。そこが自己分析を徹底的にするという部分です。自己分析をしたうえで、企業分析も行って、企業の強みや特徴はこれだという仮説を持って、質問を相手にぶつけました。

小橋
仮説をぶつける、ですか。実際のどのような質問をされていたのでしょうか。

内木
例えば「御社について企業分析させていただいたところ、課題は○○で、積み上げてこられているものは○○と考えましたが、実際どう思われますか」とか、「こういう社風を感じましたがどうですか」という感じです。

小橋
自分の考えと企業の考えのミスマッチがないか確認するようなイメージですね。

内木
はい。その考えが合っているか合っていないかという、ただ回答を聞いていたりもしました。逆に、「こんな僕に合う会社は、他にどこがあると思いますか」と聞く事もしていました。

小橋
ただ情報を入れるというよりは、自分の考えと企業側の考えの整合性を確認するというようなところも、意味合いとしてあったという事ですね。

内木
そうです。OB訪問ではそれを意識していました。あとはやはり、お勧めの企業は多くの方に聞いていて、それをどんどんたどっていきましたね。

小橋
自己分析をベースに企業と自分の整合性を確認するためにOB訪問をする。就活生にも実践してほしいですね。

内木
今はオンラインで会ってくれる社会人の方も多いと思いますし、OB訪問をするというのは大切だと思いますね。

選考時に心がけていたこと

小橋
選考を受けるにあたって気を付けておられたことはありますか?

内木
自己分析や企業分析はしっかりとしたうえでという事になりますが、面接に関してはやはり試験なので、最終面接に近いほど「試験に受かるためには」という部分は必要かと思います。

小橋
前提に自己分析の徹底はあると。

内木
そうです。それで受かると思いますし、僕も基本的にそれしかやってないので。ただ強いて言うなら、面接は試験でもあるので、試験を突破するためには、最後に思いや熱意が見えなければならないと思います。

小橋
実際に面接に進まれた際、どんな事をアピールされていましたか。

内木
質問によりけりですが、自己PRをする場合、大手の企業では「準備力」という事が多かったです。逆にベンチャー気質が強い企業では、「行動力」をアピールするなど、使い分けていました。

小橋
そこは企業研究をやった上でのところではありますよね。

内木
そうですね。やはり企業によってカラーが全然違うので。落ち着いて挑戦したいとこに、行動力ガンガンありますって言っても、「こいつ失敗しそうだな」みたいになるじゃないですか。

小橋
確かにそうですね。企業のカラーを知るという点では、OB訪問の経験も役立ちそうです。

内木
はい。企業のカラー、雰囲気の部分はOB訪問で色々と教えて頂きしました。

小橋
自己分析と企業分析も徹底的にやり、その二つをOB訪問でリンクさせ、ブラッシュアップして選考に臨むことが大切ですね!

ヤフーを選択した理由

小橋
最終的に内定先を決めるとき、どのような点を見ておられましたか?

内木
例えば企業が説明会などで、「人に寄り添う」と言う事があると思うのですが、僕は「いやいや、もうちょっと頑張ろうぜ」と思うタイプで(笑)。ITをしっかり活用していきたかったので、当時人材業界を見ていたんですが、そこで少し違和感が出ました。

小橋
社風のようなところですね。

内木
はい。あと、自分の場合はITを活用して人に対して影響与えていきたいというのがあったので、その部分は重視しましたね。特に広告の分野を学びたく、それに関わるマーケティングや営業の部分も含めて、人にどう伝える、ものをどう届けるというところから、ITや広告系の会社も見るようになりました。

小橋
いくつか見ていく中で、ヤフーを選択した理由はあるのでしょうか。

内木
広告を自分たちで販売していて、その広告を伸ばそうとする点が良かったと思います。社員さんと会ってヤフーの商品の魅力を知り、そこでヤフー以外はないなと決断しました。

入社までに取り組んでいきたい事

小橋
最後に、就活が終わった人にも参考になると思うのですが、入社までにこれから実践される事を教えてください。

内木
新社会人と呼ばれる立場の中で、自分がいいスタートを切れるかどうかは、意識しています。

小橋
具体的にはどのようなことに取り組まれているのでしょうか?

内木
内定先が広告関連でもあるので、広告の知識を得ることですね。それに加えて自分でもマネジメントする事です。社会人1年目は基本的にマネジメントされる側になると思いますが、2年目以降はマネジメントする側にもなり得ます。そういった事を意識しながら取り組んでいますね。

内木さんが実践の場としているZ大学。詳しくはこちらから。

小橋
なるほど。冒頭でもインターンに言った理由としておっしゃっていましたが、社会人としての実践の場を経験するという目的で、Z大学などの取組をされているという事ですね。

内木
そうですね。ただ知識だけを得るのではなく、実践しながら経験を積むことを大切にしていきたいです。

小橋
ぜひこれからも頑張ってください!本日はありがとうございました。

内木
内木:ありがとうございました!
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