ワンキャリアをフル活用するのであれば、やはりES(エントリーシート)の情報は欠かせません。先輩たちが残していった大量の情報をうまく活用できるかどうか。これが就活の決め手となると言っても過言ではないのです。本記事では、ワンキャリアのESを活用する方法について3ポイントご紹介をしつつ、ほかにもES作成時のポイントや注意点などについても同時に解説をしていきます!ESの書き方が分からない、ワンキャリアの活用方法が分からないという就活生のみなさんにぜひご一読いただきたい記事です。
ワンキャリアのESとは?
そもそも、なぜワンキャリアといえばESなのでしょうか?なぜかというと、ワンキャリアでは約5年分ものESが企業ごとにまとめられているからなのです。これまでの就活生にとって、過去のESを閲覧するためには、大学のキャリアセンターに行ったり、OB・OG訪問でコピーをもらったり…このようなまどろっこしいオフラインでのやりとりが必要でした。しかし、ワンキャリアの場合にはオンラインで新規登録をするだけで過去のESが見放題というメリットがあるのです。気になった方は、以下から会員登録ができます。
ただしESを閲覧・投稿するためには学生証が必要です。これは見方を変えれば、本当の学生しかESや体験談などを投稿できないということでもあります。そういう意味でも非常に信憑性が高い資料と言えますね。ちなみに2020年4月時点でワンキャリアのESは61920件も登録されています。ある程度、知名度のある企業であればESを入手することができるでしょう。
ワンキャリアのESを活用する方法3選
さて非常に便利なワンキャリアのESですが、便利なESをより有効活用するためのテクニックがあります。その方法は以下の3点。
- 優れたESのフォーマットを把握する
- 自己PRの方法やパターンを活用
- 同じ志望先のESを読んで求められる人材を読み取る
早速、各テクニックについて見ていきましょう。
優れたESのフォーマットを把握する
1つ目に紹介するワンキャリアのESを活用する方法は「優れたESのフォーマットを把握する」ということです。ESをいくつか見ていくと、優れたESにはある程度、決まったフォーマットがあるということに気づきます。例えば、以下のような流れです。
- 結論
- 結論に基づく経験
- 経験に基づく将来像
このように、相手に伝えやすい論証の順番はある程度決まっており、どの言い回しが伝えやすいのか、どういった順序で論を展開していけば説得力があるのか、などがわかってきます。優れたESを参考にしながら自分もESを執筆すれば、より良い文章を書けるようになります。
自己PRの方法やパターンを活用
2つ目に紹介するワンキャリアのESを活用する方法は「自己PRの方法やパターンをコピーする」ということです。先ほどの話にも通じるところではありますが、どのように話を展開すれば自己PRがうまくいくのかなどについては、ESを研究することで理解が深まるでしょう。いくつかのESを読みながら、自分にあった自己PRのパターンを見つけ、そのパターンを自分の文章にも応用してみましょう。
同じ志望先のESを読んで求められる人材を読み取る
3つ目に紹介するワンキャリアのESを活用する方法は「同じ志望先のESを読んで求められる人材を読み取る」ということです。実はワンキャリアのES活用法として、こちらがもっともおすすめしたいポイントです。
企業の採用基準というのは一本筋の通ったものがあるため、数年経っても「どのような人材を求めているのか」という点はブレません。つまり、同じ志望先の先輩のESを見ながら、どのようなESが効果的なのかを研究することができるということです。
研究する観点としては、どんな強みを持った学生が志望しているのか、どんな将来像・展望を持った学生が志望しているのかなどです。このような観点で研究を続け、企業が「ぜひ、弊社に!」と思うような魅力的なESを工夫して作っていきましょう。
ES作成のポイント2選
さて、ここまでワンキャリアのES活用法3選を紹介していきました。ここからは就活ハック独自のES作成ポイントを紹介していきます。以下は、どんな志望先であったとしても通じるESの黄金ルールのため、ぜひみなさんのESに生かしてください!ポイントは以下2点です。
- 結果から先に書く
- 経験よりも「やりたいこと」を重視
結果から先に書く
1つ目に紹介するES作成のポイントは「結果から先に書く」ということです。これはよく言われていることですが、意外にもできていない人が多いのです。「志望動機は?」と聞かれたら志望動機を、「自己PRは?」と言われたら自己PRをまずは出すという心構えが重要です。面接となると、さらに結論を先に出すということがしづらくなりますが、ESであれば何度も推敲する余地があるため、ぜひ結論から先にというポイントを忘れないでください。
経験よりも「やりたいこと」を重視
2つ目に紹介するES作成のポイントは「経験よりも『やりたいこと』を重視する」ということです。これは意外に思われる方もいるかもしれませんが、過去の経験値がベースとなって、将来、その企業で何をしたいのかの方が人事担当としては聞きたいところです。過去の功績や経験はあくまで、志望動機を強化するための理由や文脈でしかありません。そのため過去の経験をメインに書いてしまうことほど、相手に自分の意図を伝えられない、もったいないことはありません。
ES作成の注意点3選
さて、本記事も最後にES作成の注意点3選を紹介していきましょう。こちらもぜひESを作成する際、参考にしてください。ポイントは以下3点です。
- ふさわしい言葉遣いで書けているか
- 「です・ます」調か「だ・である」調のどちらかに統一
- 具体的な内容となっているか
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ふさわしい言葉遣いで書けているか
1つ目に紹介するES作成の注意点は「ふさわしい言葉遣いで書けているか確認する」ということです。ふさわしい言葉遣いというと抽象的かもしれませんが、特に間違いやすいのは尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けです。
たとえば目上の人の行動に謙譲語を使ってしまったり、自分の行動に尊敬語を使ってしまったり…このようなミスはビジネスマナーとしてもNGのため、絶対に避けたいところ。ESは提出前に何度でも推敲することができるため、言葉の使い方が誤っていないか、確認しましょう。
「です・ます」調か「だ・である」調のどちらかに統一
2つ目に紹介するES作成の注意点は「『です・ます』調か『だ・である』調のどちらかに統一する」ということです。ESを書く際には「です・ます」調でも「だ・である」調でも、どちらでも構いません。ただし、どちらかに統一しなければなりません。
最初のうちは「です・ます」調で執筆していたのにもかかわらず、後半で「だ・である」調になってしまうといったミスは起こりがちです。そのため、何度も文章を読み返し、語調が混在していないかどうかについて確認しましょう。
具体的な内容となっているか
3つ目に紹介するES作成の注意点は「具体的な内容となっているか確認する」ということです。基本的に抽象的な内容はNGです。たとえば経験談を語るときに「がんばりました」などといった主観的な測定だけでは相手に伝わりません。数値など、具体的にわかりやすい評価があれば、そちらを記載しましょう。
ワンキャリアの登録方法
まずはワンキャリアにアクセスしましょう。
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まとめ
本記事では、ワンキャリアのESを活用する方法について3ポイントご紹介をしつつ、ほかにもES作成時のポイントや注意点などについても同時に解説をしていきました。ワンキャリアのESは、21卒〜16卒など細かく区分けされつつ、企業ごとに閲覧することができるという、就活生にとっての最強の武器です。ワンキャリアが無料で登録できるのも今のうちだけ…かもしれない可能性を考えると、今後就活を迎える方には今のうちに登録をしておいていただきたいところです。以下のリンクから3分程度で新規登録までできてしまうため、ぜひ本記事で興味を持った方は、ワンキャリアへ登録を。
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