今回の内定者インタビューは、Visionalグループ(株式会社ビズリーチ)内定者の中井洋翔(なかいひろと)さんです。「自己分析は、人生の本質をみつけるための手段」と熱く語って下さった中井さんに、「就活×人生」について伺いました。
自分は何を目指して就活しているのだろう…そんな迷える就活生、必見ですよ。
僕、人生をかけて叶えたい夢があるんです。
右側が中井さん。
増野優花
中井さんは学生時代、イベント組織の立ち上げ、アメリカ留学、就活コミュニティの
CEOと様々なことに挑戦されてこられているとお聞きしました。
CEOと様々なことに挑戦されてこられているとお聞きしました。
中井洋翔
はい。自分のやりたかったことや想いを実現するために、一つずつ実行に移してきたという自負があります。
増野優花
素晴らしいですね。その行動力のモチベーションは何ですか?
中井洋翔
僕、人生をかけて叶えたい夢があるんです。
増野優花
おぉ。具体的に聞いてもいいですか?
中井洋翔
「社会的に影響力のある人間になって、いつでも自分の大切な人を守りたい。」という夢です。
高校生時代は人生のどん底
増野優花
人生に対して前向きなビジョンをしっかり持たれていて眩しいです…。幼いころから前向きで行動力ある性格だったのですか?
中井洋翔
いいえ。実は、人生に希望すら持てない時期がありました。高校生の時なんですけど。自分に自信がなかったし、人間不信状態でした。
増野優花
今の姿からは想像がつかないです。
中井洋翔
みんなから嫌われているんじゃないかとか、常に他者評価軸で生きていました。本当に毎日しんどかった思い出があります。
増野優花
どのようなことがきっかけで今の姿になったのですか?
中井洋翔
家族や親友の支えのお陰でした。彼らがいなかったら今の自分はいないなって。
だからこそ、もしこうした大切な人たちが困っていたら、次は絶対に自分が助けてやるという想いが生まれました。
だからこそ、もしこうした大切な人たちが困っていたら、次は絶対に自分が助けてやるという想いが生まれました。
増野優花
中井さんが人生をかけて叶えたい夢にも繋がっていますね。
中井洋翔
辛い時期を克服して、その後は改めて人生についてちゃんと考えるようになりました。
また丁度その時期に、高校の講演会で宇宙の壮大さの話を聞いたことをきっかけに生物の起源みたいなところについても考えるようになりました。
また丁度その時期に、高校の講演会で宇宙の壮大さの話を聞いたことをきっかけに生物の起源みたいなところについても考えるようになりました。
増野優花
生物の起源まで遡ったとは驚きです。それで、何か発見はありましたか?
中井洋翔
人が生きている理由を深堀りしてみても、「結局分からない」という結論に至りました。きっと生きている理由を本質的に理解しているひとなんて誰もいないんだろうなと。
でも、それなら自分が自分の中で理想とする人生を描いて、人生を送っちゃえばいいじゃん!と発想の転換に繋がりました。
でも、それなら自分が自分の中で理想とする人生を描いて、人生を送っちゃえばいいじゃん!と発想の転換に繋がりました。
増野優花
なるほど。本質が分からないからこそ、自分次第で変えることができるということですね。
中井洋翔
はい。そこから自分の理想の人生について考えるようになりました。
でも、理想の人生ってすぐに見つかるわけじゃないから、周りの色んな人達に人生に対する意見を聞きながら、自分の中に落とし込んでいきました。
でも、理想の人生ってすぐに見つかるわけじゃないから、周りの色んな人達に人生に対する意見を聞きながら、自分の中に落とし込んでいきました。
増野優花
最終的に理想は見つかりましたか?
中井洋翔
最悪の人生から逆算した結果、理想の人生が見つかりました。
増野優花
どういうことでしょう?
中井洋翔
いろんな意見の中の1つで、「そんなに難しいんだったら逆のパターンで考えればいいんじゃない?ハハッ」って冗談交じりに言われて、それがすごく響きました。理想の人生ばっかり考えすぎて難しかったけど、最悪の人生から考えればいいじゃん!と。
増野優花
何気ない一言が中井さんの人生観に影響を与えたのですね。それで、中井さんにとっての理想の人生とは?
中井洋翔
僕の場合、「自分に自信がない人生」「人から信頼されない人生」「大切な人を助けてあげられない人生」にさえならなければいいと思っています。過去の経験を振り返っても、この3つの要素があれば自分が納得できると考えてます。
自己分析は趣味!?
増野優花
今までのお話聞いていると、中井さんはすごく自分自身に向き合っているなと感じます。これって、就活における自己分析と重なる部分がありそうですね。
中井洋翔
自己分析は大学入学当初から日常的に行っていて、趣味みたいな感じです(笑)
増野優花
趣味…!どんな感じでやるのですか?
中井洋翔
過去の振り返りと現状の理解かな。何かイベントごとが終わった後に、「今って俺どんな気持ちなんやろ」「ここから自分はどうしたいんだろう」みたいな感じを1つ1つ、気が向いたときに2~3時間とか、ノートにバーッと。
増野優花
日常的に内省して、過去・現在・未来について考える。
自己分析に悩む就活生にも参考になりそうですね。
自己分析に悩む就活生にも参考になりそうですね。
増野優花
自己分析は日常的に行っていたとのことですが、他に就活対策など、どんなことをされていましたか?
中井洋翔
正直、「対策」を意識的に行っていたわけではなくて、自分が一番納得できる就活をずっと考え続けました。
増野優花
具体的にはどういうことでしょうか。
中井洋翔
やはり自己分析がもう本当に主だと思うんですよね。「自分はこういう人間です!」っていうのを、自分なりの言葉で伝えたうえで、じゃあ何でその会社が必要なのかっていうところに結び付けられるように工夫していました。
増野優花
中井さんは内定をゴールにしていないことがよく分かります。理想の人生を追及して、それを叶える手段として就活があるという感じですかね。
中井洋翔
そうです。あくまで自分がやりたいことベースで就活していました。自分の方向性と合う会社での面接では、叶えたい目標や将来の方向性を話すと、感情も言葉に乗ってくるんです。
増野優花
それがVisionalグループさんだったのですね。
中井洋翔
はい。やっぱり、嘘偽りない自分を受け入れて頂けたのは嬉しいことですね。
就活で最も大切なことは「素直さ」
増野優花
自己分析の重要性がよく分かりました。今、記事を読んでくれる就活生になにかアドバイスするとしたら何でしょう?
中井洋翔
ぜひ素直に就活してほしい、ということですかね。
増野優花
なるほど。
中井洋翔
就活を目的に、 その為だけに頑張るっていうのはちょっと違うかなと思っています。その会社で将来一緒に働くのであれば、自分自身の本当の価値観を全部さらけ出して、そこを認めてもらえるかどうかが重要。実際、最終面接でのフィールドバックでは素直さを評価して頂きました。
増野優花
入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がりますよね。見栄を張らない素直な学生は信用できますしね。
中井洋翔
はい。だから、ぜひこれを読んでいる就活生には、自分がどういう人間なのか、そして将来どういうことをしたいのか、その方向性を示す素直さをもって就活してほしいです。
増野優花
説得力がありますね。ありがとうございます。
Visionalは、調べれば調べるほど好きになった会社
増野優花
会社を選ぶうえでの軸は何だったのでしょうか?
中井洋翔
僕は中期的には自分の会社を持ちたいと思っているので、若いうちから幅広い業務を経験しながら、人の上に立って裁量権を持たせてくれるような会社が理想的でした。そのうえで、働く人の熱量や事業の成長性を見ていました。
増野優花
自己成長できるかどうかをかなり重視されていたのですね。
中井洋翔
はい。会社と共に自分も成長していきたい、学んでいきたいという気持ちが強かったです。
増野優花
その中で中井さんがVisionalグループさんを選んだ決め手となったのは何だったのでしょうか。
中井洋翔
めちゃくちゃ色々あるんですけど…(笑) 1番の決め手は、会社のことを調べれば調べるほど会社のことが好きになっていくような感情の動きがあったことです。
増野優花
すごい!とても素敵ですね。具体的にどの部分に惹かれたのですか?
中井洋翔
Visionalグループが推進する事業領域の成長性ですね。産業の課題を解決していくことで、日本の生産性向上を支えていくという、グループ全体の方向性に将来性を感じました。特に地方地域でより顕著になってくるような課題が多い中で、ここで働けばもっと地方に貢献できるなって思ったんです。あとは社員の方々との相性も非常によかったですね。
Visionalグループで実現したいこと…。
増野優花
地方地域に貢献したいという想いを持たれているのですね。
中井洋翔
はい。自分自身が地方学生ということもあって、地域問題に対して関心を持っています。
増野優花
なるほど。先程、Visionalグループさんの事業の将来性についてお話してくださいましたが、中井さんは入社後、どのようなことを実現したいですか?
中井洋翔
地域間の機会格差・情報格差を解消することです。もっと地方の学生さんへの機会提供を増やしたうえで、場所に関係なくみんなが同じような選択肢の幅をもって人生の選択をできるような社会にしたいです。Visionalグループは、こうした社会課題に着目して事業を展開しているので、会社の方向性と自分の課題意識を合わせて社会に貢献していきます。
増野優花
素晴らしいですね。中井さんの推進力と行動力でよりよい社会を作っていってほしいです!
最後に一言
増野優花
それでは、最後に就活生に向けて一言お願いします。
中井洋翔
大変なことも沢山あると思いますが、就活を楽しんでください!就活就活と固く考えずに、楽しむくらいの気持ちを持つことが大切だと思います。自己分析をしっかりして、伝えたいことを自分の頭の中で整理して、そして「素直さ」を大切にしてもらえたらいいなと思います。
増野優花
楽しむ気持ち、大事ですね。本日は貴重なお時間本当に有難うございました。今後のご活躍に期待しております!
中井洋翔
こちらこそありがとうございました。
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