サークルに全力を注いだ私が、50人のOBOG訪問を経てレバレジーズグループに内定した話

インタビュー

サークルに学生時代の大半を注ぎ、サークルエピソードしか話すことがなく就活が不安だという学生も多くいると思います。しかし、上智大学経済学部経営学科4年の米倉文緒さんは、「一つのことに集中してやりきる」というモットーで、サークルの立て直しに全力を注ぎ、その経験を就活に活かしました。4年生になってから就活を始め、短い準備期間の中でどのように就活を勝ち抜いてきたのか、その秘訣を余すところなくお伝えします。

強烈なモチベーションで自然消滅寸前のサークルの立て直し

今日はよろしくお願いします。就活における米倉さんなりの秘訣を伺いに来ました!

米倉

よろしくお願いします。

就活では主にサークルのエピソードを話していたと聞きましたが、どの様な内容ですか?

米倉
実は自分が所属していたサークルが自然消滅寸前で・・・(笑)

それをどう立て直していくか、というエピソードですね。
レバレジーズグループ内定者の米倉文緒さん

【米倉文緒(写真右)】上智大学経済学部経営学科4年。レバレジーズグループ内定。

米倉

私が2年生になった時には、先輩の代は20人程度いるのに同期が5人しかいなくて・・。今だと、サークルに入らなくてもSNSで繋がれるし、既成のコミュニティに属する意味が希薄になっていて。

たしかに今はIntsagramやツイッターなどでコミュニティが成立してますもんね。

米倉
でも、自分が先輩方に良くしてもらって、その居心地の良さを無くしちゃいけない責任感と、後輩達にも共有していきたいって思いが強くあって。

責任感が強く、後輩想いな性格なんですね。それでどうしたんですか?

米倉
人数を増やしたくて。あえて大学側が用意している新勧期間とズラして、3月からSNS使ってハッシュタグで拡散しながら無料で参加できるイベントで人集めたり、5月になっても新歓してました。

まさにマーケティングですね!時期による差別化と、SNSで情報拡散していったのですね。

米倉
そうですね、大規模に新勧していくのではなくて、少人数毎に普通に遊んでいく作戦をとって。一月に40回以上開催していました。

なるほど、結果的にはサークルはどうなっていったんでしょう?

米倉
結果的に多くの新入生の勧誘に成功して、ある程度の人数は確保出来た段階で、コンテンツを強化していこうと、合宿やイベント等を積極的に企画していきました。

そうした中での難しさはありましたか?

米倉
メンバーのモチベーションがバラバラで、一人で突っ走らずに、それぞれに個別の接し方が必要だと感じました。それは社会人になってからの私の課題だなと思っています。

課題と感じたことは、面接の中で弱みとして語ったりもしたのでしょうか?

米倉
そうですね。課題の要因を分析出来ていることが大切だと思います。

サークルエピソードだけでも大丈夫!

正直ガクチカでサークルの話はありふれていると思うのですが、面接で差別化する上で不安はなかったですか?

米倉
そんなに不安は強くなかったです。重要なことは一つの経験に対して自分がどれだけ深堀りしたかだと考えていたので、遊びもキッパリ全力でっていうのがあったので。

でも遊びに全力になりすぎて、就活で話すことないって学生はどうしたらいいと思いますか?

米倉
自分が強烈に楽しかった体験とかを深堀して、その話をすればいいと思います。

具体的な深掘りの仕方等はありましたか?

米倉
強く記憶に残っている思い出話に、“何故”を多く投げかけることがコツです。何故それが楽しかったのか、何故それをしたのか等に分解しながら考えることで、人に伝わりやすくなると思います。

何をしたいか定まっていないのなら、とにかく人と話してみる

レバレジーズグループ内定者の米倉文緒さん

自分の日々の経験を内省していくことで話は出来ていくということですね!就活自体はいつ頃から始めたのですか?

米倉
3年の2月ぐらいです、遊べる時期は目一杯遊びたいっていうのが強くて、ギリギリまで(笑)。明確に将来やりたい事も決まっていなくて、特に準備していたわけではないです。

なるほど。では特定の志望企業がない中で就活はどんな事から始めていきました?

米倉
最初は手探りで始めました。手当たり次第説明会とか行っていました。

志望業界が具体的に決まってない学生は米倉さんだけではなく就活生の大半かもしれないですね。同じように何から始めるべきか困惑してる人は多いですよね。

米倉

それは感じていたので、とにかく説明会であったり、先輩に紹介してもらったり、OBOG訪問等して社会人の方々のお話を伺う中で自分が実際に働くイメージを明確にしていく作業をひたすらしていました。

社会未経験の学生にとって就活ってどうしてもイメージしにくいですよね。

米倉
そうですね、だからこそ人と会っていくなかで具体的にしていこうと感じて、
動いていきました。

どれくらいの方に話を聞きに行ったのですか?

米倉
業界問わず様々、50人ぐらいですね。

凄い!何故そんなにも多くの方と面談できたのでしょう?

米倉
例えば、内定先のレバレジーズであったら、面談していただいた方に自分が話を
伺いたい人物像を伝えて、紹介してもらうことを連鎖的にしていました。

例えばどんな方でしょう。

米倉
出産後の女性の方や自分が他にも面接を受けていた企業から転職されて来た方であったりと、本当に多岐渡って、率直な意見を聞かせていただいてました。

芋ずる式というか。。。

米倉
積極的に『〇〇な人と話をしてみたいです!』と伝えることが大事だと思います。

自分から希望を出していくことが重要なのですね。

米倉
学生の特権に気付くべきで、OBOG訪問も社員面談も無料ってかなりお得だと気付いたので(笑)

確かに。学生の特権は使っていくべきですよね。

米倉
なので、1日に何件も予定を組み込んでいました。

そうだったんですね。多くの社会人と会うことのメリットは何でしょうか?

米倉
他己分析もしてもらっていて自分の強みや考えを言語化していきました。これは面接でも役立ちましたね。

自己分析だけでは見えてこない部分もあるし。

米倉
実際に働いていく中での、肌感覚を聞けるのもメリットになっていて、自分のやりたいことも、だんだんと見えていきました。

軸が見えてきたんですね。

米倉
そうですね。それで自分が最初のキャリアに求めることは「一番しんどい環境」 だなって。どこに入社してもそれなりに大変なんだったら、一番しんどい環境でタスクを多くこなしていくことが自己成長に繋がると考えるようになっていきました。

迷ったら困難な道を選べとよく言われていますがその選択ができるってすごいですね。普通は楽な方に流れますよね。そういう選択ができる人はなかなかいないと思うのですが、なにかきっかけはあったのですか??

米倉
高校時代の留学経験からそういった選択をとることのメリットを学んでいました。

高校時代に1年休学。培われた価値観

高校を休学してカナダに留学した米倉さん

詳しく教えて下さい!笑、どこに留学されていたのですか?

米倉
カナダのバンクーバーです。

そうなんですね。交換留学みたいな制度ですか?

米倉
私は奈良の高校で、環境的には全然インターナショナルではなくて、留学制度とかもなかったので一年休学して行きました。

高校生で一年休学ってやばくないですか?

米倉
大きな決断ではあって、留学に行ってしまえば他の人とは違う経験が出来て、“何かスゴイ人”になれると思っていたんですが、実際はそこで自分で行動していかないと何も得れるものは無いと気付いて。

ただ日本語通じないだけの環境ですしね(笑)

米倉
まさにそうで、どうせ時間とお金をかけて留学しているのなら、経験の厚みを増やしていきたくて、中国語やダンスの習い事も放課後にしていました。休みの日はボランティア活動してみたり(笑)

まさに、せっかくなら一番大変だけど成長できる環境を選択するということですね!

米倉
人より多くの経験をしたいのなら、行動を起こしていくしかなくて。それによって自分の経験は拡張されていくという学びでした。

その学びが就活や将来のビジョンにも通じていったんですね。

内定先で具体化されたイメージ

では様々な経験をしてきた中でレバレジーズに決めた要因は何ですか?

米倉
決め手は、若手のうちから単純作業をこなすだけではなくて、チームマネジメント出来たり、新規事業に携われたりと越境的に仕事に取り組んでいる社員さんが多くて、自分もそういった社会人になりたいと思ったことです。

なるほど。求めていた自己成長の環境であることと、働くイメージが一番具体化出来た企業だったんですね。

米倉
一番大事にしていた点ですね。

具体的には米倉さんのどこが評価されて内定できたのでしょうか。

米倉
正直であることが評価されたと思います。等身大の実体験と考えを伝えることが大切だと思います。

なるほど。取り繕った自分って人事の人にはすぐバレますよね、、、しかもそれで評価されても入社後のミスマッチが起きたりと。勉強になります!

就活は人生を見つめ直す機会

これから就活をしていく学生にアドバイスはありますか?

米倉

変に力まないことが大切だと思います。

レバレジーズグループ内定者の米倉文緒さん

就活は辛いものじゃない!

力まない、とは??

米倉
形式的にESの書き方とか形式的なものに捉われないで、ゆっくり自分を見つめ直す良い機会ぐらいに思って気負わないことです。

確かにテクニックに気がいきがちですが、まずは自分を理解することですよね。

米倉
能動的に行動していけば就活は辛いことではなくて、多くの社会人との対話で将来のイメージを膨らませたり、思考を深めていくことは学びになります。

なるほど、考え方が大人ですね!

米倉
あとは学生の内は好きなことを沢山した方がいいです、旅行が好きなら旅行すればいいし、勉強好きなら、勉強すればいいし。そこに120%でぶつかることが大事だと思います。それは就活でも語れるエピソードになるので。

そういうことですね。何に対しても全力の米倉さんの今後のご活躍を楽しみにしてます!本日は等身大なお話ありがとうございました!

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