12月まで学生生活を謳歌し、そこから就活準備を始めた大野さん。2月から本格的に業界を絞った彼女の第一志望は、誰もが憧れるANAのCAでした。「遅すぎる」という周囲の反対を押し切り、必死に確固たる人生の大目的(軸)を追い求めた4ヶ月の就活。その結果見えた、「自分」という個性を最大限に出す就活活動と、CA内定に至る努力努力の毎日とは?

大事なのは努力の量と質

中村
CAの内定本当におめでとうございます!

大野
ありがとうございます。自分の個性を最大限に発揮できて良かったです!

中村
自分らしく挑む就職ってかっこいいですね!実際に就活終えてどうでしたか?

大野
そうですね、辛いこともありましたが、今の自分に挑戦して、結果的に楽しい就活にできたと思います。

中村
私的に、CA志望者は、早い段階から準備されるイメージがあります。

大野
私は大体12月から就職活動を意識し始めて2月から本格的に始めました。

中村
えぇ。それは驚きました!ってことは約4ヵ月間でCA対策されたのですか?

大野
そうですね。周囲からも遅すぎる・厳しいと言われ続けてきましたが、その代わり自分が遅かった分、取り戻そうと思ってそれからは毎日企業研究して人一倍時間を費やすようにしました。

中村
周囲に反対されても貫き通された強い意志があったのですね!それはなんでしたか?

大野
企業研究をしていくうちにANAが大好きになって、絶対にこの企業と共に世界に飛躍していきたいと思ったからです。

中村
企業と共に…。なんでそう思ったのですか?

大野
ANAの歴史と自分自身の人生が重なっていたんですね。努力と挑戦の繰り返しで時代を重ねられた姿が、自分が成長していく上で、大切にしてきたことと重なり心から共感しました。

中村
会社の歴史と自分自身の生き方を比較された視点は初めて聞きました!すごいです。

大野
それだけでなく、大企業でありながらも、お客様の小さな声に耳を傾け、要望に応えるANAという会社にとても惹かれ、今の会社しかないと思いました。

企業研究は人に会って

中村
ココダ!と思えるような会社に出会えて本当によかったですね!具体的に企業研究はどんなことをされていたのですか??

大野
OG訪問です。OGの先輩方には、合計で約30名には会いました。

中村
びっくりしました。そんなに会われたのですね。

大野
やはり、OG訪問は具体的な会社のことを知れることはもちろんですが、なによりも同じ大学出身の先輩方が、今どんな思いで働かれているのかを知れたことが大きかったですね。

中村
いや~すごいです。どうやって繋がったのですか?

大野
大学のキャリアセンターで、一応ご紹介が頂けるのと、その紹介していただいた先輩にまた違う先輩を紹介して頂き、さらに繋がっていきました。

中村
他にはありますか?

1企業1冊ノートの企業分析

大野
あとは企業研究ですね。絶対に一企業につき一冊ノートを作るようにしていました。

中村
一冊ノートですか!どんな内容を書かれたのですか?

大野
中身は、私は企業そのものの歴史を中心に学んだのと、あと一番学んだのは福祉、ユニバーサルデザインに興味があったので、その企業が福祉の点ついてどのように特化しているのかっていうのを重点的に学びました。
広く浅くも勉強しましたが、自分が興味ある事に関しては、さらに深く学ぶようにしました。

大野
また、就活の軸にグローバリゼーションもあったので、世界の方々にどういうサービスをしているのかというところも重点して企業研究は行っていました。

中村
企業研究で他にコツはありましたか?

大野
そうですね。必ず一日一つは企業のいいところを見つけて、メモすること。また、こんなサービスがあったらいいなというのも考えて、毎日何か新しいことを見つける工夫はしていました。

中村
毎日ひとつ見つけ出すことがポイントですね!

POINT①自分が本当にやりたいこととマッチしているか!

中村
下準備は大事とは言え、実際の就活で大野さん重視されていたポイントはなんでしたか?

大野
まず重視した点は、企業を見極めることです。CAという仕事の中で、本当に自分が実現したいことと、それが本当に実現できる職場であるかどうかを慎重に見ることです。

中村
どうやって見極めていましたか?

大野
それは、面接や説明会時に、社員さんや会社の雰囲気を見たり、下準備した企業研究を平行に考えていきました。

中村
見極めるための説明会等ですね!大野さんが実現したかったことはなんですか?

大野
それは私の就活の軸に当たるのですが、①グローバル視点②家族のように仲間やお客様に対しても親身になること③人を笑顔にする仕事という三点は自分の人生にとって外せない条件であり、実現したいことです。

中村

なるほど!だから先ほど、①のグローバリゼーションのサービスを重視して企業研究されていたのですね。

POINT②業界を絞れた理由

中村
最初からCAを目指していたのですか?

大野
まず私は、ブライダル業界を目指していました。それは人の幸せのために何かお手伝いがしたいと思っていたからです。

中村
CA一本じゃなかったんですね。

大野
ただ、"人の幸せ"をかたちにすることもすごく大切だと思いましたが、私はそうじゃない人にも寄り添いたいと思ったんです。自分が実際に体験してみて、飛行機の中には喜怒哀楽が本当に良く存在するなって気づきました。

中村
喜怒哀楽という観点は初めて聞きました!

大野
私にとってのお仕事を通して人を笑顔にしたいという仕事の軸の「人」の中には、様々な感情や境遇がある沢山の人が対象にあることに気づいたんです。その中で飛行機の中には人々の喜怒哀楽があって、人それぞれ違うお客様で溢れているなと思い、そういった全ての方をCAとして笑顔にしたいって思ったんです。

中村
そこまで思いを馳せらせ、本当に色んな人の心に寄り添いたいって思ったんですね。

大野
だから私は、喜怒哀楽がある中のひとりひとりのお客様にどういったサービスが一番適しているかであったりだとか、ひとりひとりのお客様の感情に寄り添ってサービスできる職業は客室乗務員しかないなと思いました。

中村
本当にすごい気づきですね!

大野
就職活動の軸を自分の人生の軸としてしっかりと持つことで、業界を絞ることが出来たんだと思います。

中村
軸が大事なんですね!

大野
そうですね。自分の欠かせない人生の軸や、やりたいことがはっきりしていると、原点にかえることが出来るので、迷いも明らかになります。もし迷っても、軸である原点に立ち戻れば、選択することができると思います。

中村
「軸」がkeyですね。因みにですが、何社くらい受けられたのですか?

大野
そうですね。実際にエントリーした企業数は5社です。

中村

そうだったんですね。自分で軸を決めることによって5社まで的を絞れることができたのですね!

POINT③自分らしい個性を最大限に出して挑む面接

大野
就活で重視した二点目は面接に挑む心構えです。というのも、とにかく"素直さ"です!

中村
素直に答えるということでしょうか!

大野

はい。就活の時はこうであらなければいけない~とか、CAはこんな口調で~とか様々"形から"入ってしまうことがあります。ですが、それらを意識して型にはめるよりは、自分らしくありのまま面接を受けることを意識していました。

中村
自分らしくがコツなんですね!工夫はありましたか?

大野
一番良かったと思うのは、丸々答えを用意するのではなくて、POINTで用意して、自分の言葉で話すようにこころがけたことだと思います。面接官の質問を的確に理解して、的確にその場で考えて答えるようにもしていました。

中村
それは良い対策かもしれませんね!

大野
はい。用意してきた言葉だと自分も緊張してしまうし、相手にも伝わってしまうと感じました。自分が話す意識よりも、面接官との言葉のキャッチボールを楽しむ気持ちで、その時々の自分や感情や気持ちを素直に伝
えました。

中村
自分の気持ちや思いをありのまま面接官に伝えたのですね!評価された所もここでしたか?

大野
そうですね。やはり、自分らしい個性を最大限に出して評価して頂けたのではないかと思っています。

中村
棒読みにならず、面接官とも自然にコミュニケーションができそうですね。面接練習はどれくらいされたのでしょうか。

大野
面接練習はかなりしましたね。OGの方にも面接練習してもらい、緊張している場でもきちんと自分の考えを言葉にできる練習は人一倍しました。

中村

大学での経験が面接で活かされたと思いますか?

大野
所属したダンスのサークルのことは生かされたと思います。この時のリーダー経験が、人生の軸になり、"人生を人の笑顔のために人のために尽くしていきたい"という就活の軸にも繋がりました。

中村
ダンス経験から軸が生まれたんですね!他にはありますか?

大野
あとは留学生活ですね。アメリカに留学していたのですが、アメリカでは、自分の事を人に沢山お話しないと友人もできないので、留学で得たコミュニケーション能力も役に立ったと思います。

中村
本当に頑張られたことをお話したのですね。面接対策で役に立った自己分析のやり方はなんですか?

PONT④自己分析のやり方

大野
そうですね。小学校から自分がやってきたこと、その時の感情を細かく書き記しました。また、自分が目指す業界での向き不向きを書き出し、特に、向いていないところを沢山書き出すようにしました。

中村
例えばどんな不向きがありましたか?

大野
自分が航空業界・サービス業に向いているところは、コミュニケーションを気兼ねなく誰とでもとれる所や、人と笑顔で話せる所等すぐ出てくるんですが、向いていないところって、すごく見つけにくいんですよね。

中村
確かに。

大野
たとえば、サークル活動を通して、自分は仲間に心を開くのが遅いことが分かり、面接までに良くしていくにはどうすれば良いかを考えたり、人に心を開く練習をアルバイト先でも徐々に徐々にしていくようにしました。

中村
自分の不向きに全うから向き合い改善していかれたのですね!これは面接でも伝えられるポイントですね!

今後について

中村
入社後やってみたいこと、実現してみたいことは何ですか?

大野
最初の一年目は人一倍努力して先輩達に続いてANAらしい最大限のサービスができるように、頑張りたいです。あとは、自分が企業を一流の企業にするんだっていう気持ちで企業の中で一流の自分になりたいと思います。何よりも、どんなに苦しいこと辛いことがあってもどんな時でも笑顔を忘れず、機内の太陽になります。

中村
五年後は何をしていたいですか?

大野
成長させてもらえる後輩が沢山できると思うので、後輩を育成しながら、自分も後輩に育てられたいなと思います。

中村
その姿勢は素敵です!

大野
また、サービスの中で、ANAという企業が世界一をとれるように自分自身ももっとサービスを磨いて責任ある立場の中からチーム全体のサービス向上のために働きかけていきたいですね。チームの最前線で五年後も頑張っていきたいです。

後輩へのアドバイス

中村
最後に、後輩へのアドバイスをお願いします。

大野
自分のことや企業に対する思いでも、本当に素直に向き合っていくことが就活では大切だと思います。支えてくれる家族とか、友達やそれ以上に時間を割いてくれる企業の方々に感謝しながら、面接を受けることが大事だと思います。

中村
面接官といっても"人"ですもんね。

大野
これができなかったなとか、もっとこうしとけば良かったなって思うことも今後沢山出てくると思いますが、ひとつひとつが全部学びで次につなげられると思います。後悔して涙を流した後は、また全力でその経験を活かして頑張っていってほしいです。

中村
まさに努力と挑戦ですね!

大野
最後に、何をしたいかわからない人こそ、様々な企業のOB・OGの先輩方に会いに行くのがお薦めです。自分の気持ちを素直に伝えれば、絶対に相談に乗ってくれますし、自身の特徴も教えてくれます。OB/OG訪問こそ、企業研究と自己分析をしてもらえる近道です!

中村
OB/OG訪問に勝るのも無しという感じですかね!

大野
もし航空業界を志望している人がいれば、元気に笑顔で何よりも自分らしくお話すれば、絶対に面接官も自分の魅力を分かってくれます。是非自分らしく挑まれてください!応援しています!

中村
本日は貴重なお話ありがとうございました!

大野
こちらこそありがとうございました。
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