3年生の9月まで、全く就活対策を行っていなかった青山学院大学国際経済学科4年の成田茉央さん。面接では、主に課題活動での副リーダーの経験を語り、チームマネジメントの力をアピールしました。逆スカウトイベントを有効活用することで、大人と話すことに慣れると同時に、自分の適性にも気付きました。「ビジョンの共感」に重きを置き、短期集中して就活を終えた彼女が語る、落ち込みがちな就活で「自分を信じ抜く」方法をお伝えします。
院志望から一転、就活へ。
斉藤
成田さんは元々大学院志望で、就活のことなんて考えていなかったんですよね。いつ就活をしてみようと思ったんですか?
成田
ちゃんと始めたのは3年生の9月です。3年生の初期はまだ大学院に行きたかったんです。英語を使って国際政治を学びたいって強い思いがあって、青学に入ったので、将来は絶対そういう道に行くものだと思ってました。
斉藤
国際政治に突き進んでいきたいってことですよね。
成田
そうですね。将来は国際協力や国連のメンバーになって活動しようと思って、入学したんですよ。指導室っていう学校内の勉強会とか外務官、外務省に行きたい志の高い人が集まるサークル兼部活にも所属していました。
斉藤
またゼミとは違うんですよね?
成田
そうなんです。そこは私は1年生の時から所属したんですけど、メンバーと切磋琢磨して、学生時代に様々なことに挑戦できたと思います。
斉藤
素晴らしい経験ですね。でも結局、民間企業を目指すことになったんですよね?
成田
ボランティアなりインターンなり、国際政治系のスタディツアーを1.2.3年生までずっとやってたからまさか自分が民間企業に就職するとは本当に思ってなかったです。
斉藤
どうして3年9月に院に進むのはちょっと違うなって思ったんですか?
成田
元々、いろんなものにトライして自分が一番やりたいと共感出来るものに道を進もうとしてました。でも、色々やってみて、全部が心に突き刺さって1つに決められなかったんです。
斉藤
まさかの。
成田
結局私いろいろやったけど、3年生の時点で今自分が本当にやりたいことが分からなかったんです。意識して探してたのに、あと1年で見つかる気もしないなって思って。
斉藤
院へのモチベーションも薄れてしまったんですね。
成田
それもありますね。海外の院に行った先輩の話を聞くと、朝から晩までずっと勉強だよって言われて。イギリスに行ったら、1年で修士が取れるんですけどね。
斉藤
1年でですか?!それだけ大変ってことですよね。
成田
そうですね。お金も凄いかかることだし悩みました。でも大学院はいつでも行けるし、人として社会を知ってから入ってもいいなって。もっと引き出しが増えた人材になりたいと思って、就活という手段にも試みました。
斉藤
自分の幅をひろげるために就活に挑戦したんですね。
多文化が許容される社会を創りたい
斉藤
そもそも国際政治とか国際協力に興味を持った理由はなんですか?
成田
私台湾でうまれたんですよ。親は日本人ですけど。
斉藤
台湾育ちなんですか?
成田
台湾育ちで、7歳の時に日本に来ました。それまで現地校に行ってたから中国語しか喋ってなくて、日本語得意じゃなかったんです。その時にすごいいろいろ”言われて、そういった嫌な思い出があったんです。
斉藤
子供って自分たちと違う点があると攻撃してしまうんですよね。
成田
アホ扱いされて、中華文化で生まれたから、なんでも言いたいことはバンバン言っちゃうし空気読むとか相手のことを思いやるとかなくて、「まず自分が最初だ」っていう文化が染み付いていました。
成田
自己主張はちゃんとしないと生きていけないぞみたいな。だから小学生の時は喧嘩ばかりしてて。
斉藤
喧嘩っ早い少女だったんですね(笑)
成田
その時のことを高校生になってから振り返ったんです。それで当初、人と違う何かを私も向こうも理解しようとしていなかったんだと気がついたんです。
斉藤
自分を表現するとともに相手を理解することも大切ですよね。
成田
親と話をする機会があって。私の性格をできるだけ日本人に馴染むように私の気の強い性格をセーブしてたらしいです(笑)それを聞いた時に、色んな人が生きやすい社会、多文化が共生する社会を作りたいと思いました。
斉藤
それを達成するために、国連や国際協力のメンバーになりたいと考えたんですね。
成田
実はその前にもきっかけになったことはありました。中学の時資料集を読んでて 、NGOのページを見つけたんです。国境なき医師団で働く人のインタビュー記事があって、全く繋がりのない人たちのために貢献してる人たちってかっこいいなって、私もこんなふうになりたいなって思ったんです。
「他人と違うからダメ」には納得できない
斉藤
就活においても、ダイバーシティ を推している会社に魅力を感じましたか?
成田
多様性を重んじる会社はやはり魅力的でした。上からピラミッド型が嫌だったんです。他人と違うからダメとか、理不尽な言い方をするような会社はすごく嫌だなと思って、私は私でありたいというのがありました。
斉藤
企業の社会貢献活動やCSRにも着目していましたか?
成田
それを見ようと思った時期もあったんだけど、自分たちの事業そのもので世の中を良くしたいって考えている企業が本当の意味で社会貢献していると思ったんです。世間体を気にして、CSRを推進してるというのは一種のアピールな気がしてました。
斉藤
付随的なものではなく会社の本質ですよね。
成田
CSRとかアイデアは良いと思うけど、富がある会社が頑張ってやってくれればいいかなって。あと社会貢献のもっと詳しい話を言うとプラスをプラスとか二乗にする会社にはあんまり共感はしないです。
斉藤
マイナスをプラスにというコンセプトに共感するってことですか?
成田
よく言うと思うんですけど。
斉藤
ある程度いろんな物を持ってる人がもっと富を得るとかではなくて、現状がマイナスで困ってる人を助けて、もうちょっと皆が幸せに暮らせる社会つくりをしたいってことですよね。
成田
まさに!!!不必要な支援とかいらないですから。
斉藤
エゴによる支援みたいなの。
成田
本当に私は続けても意味がないんじゃないかなって思うタイプだから、底が少しでも上がるような事に助力したいです。
斉藤
多様性を重んじる会社などは、他業界にもあると思うんですが、他業界は検討したことありますか?
成田
見てなかったんですよね。受けた会社も少ないし。
斉藤
何社受けました?
成田
選考の最初の説明選考会とか含め10社です。面接に行ったのは5社。少ないですね(笑)
斉藤
絞りましたね。
成田
絞ったのも業種ではなくて、共感できるかどうかということに軸を置きました。その10社は良い会社だなっておもう会社が多くて。
斉藤
企業を見る時に、規模とか成長率も重要視しましたか?
成田
それはお世話になった社会人の方が、ある程度規模が大きくて裁量権がある会社に勤めるのがいいとアドバイスしてくださったので、それを肝に命じておきました。
斉藤
メンターの方の意見を重視したって感じですか?
成田
それは大きいかもしれないです。
斉藤
いつ頃からメンターがついたんですか。
成田
10月から月に1回ずつしゃべってました。10.11月に選考が重なってきたら、1週間に1回とか。
斉藤
かなりの頻度で時間を割いてもらってたんですね!しかも選考が結構早いんですね。
成田
ベンチャーは早かったです。私は全部終ったのが2月末です。
斉藤
業界的にはベンチャーが良くて、業種にはこだわりはなかったんですか?
成田
なかったです。ただ人としゃべるのが得意そうと言われるし、好きだから、多分営業がいいんだろうなと漠然とはありました。
スカウトでインターンに参加
斉藤
就活始動が9月で、2月に内定が決まっていたということは、随分スピード就活ですね!冬のインターンには参加されましたか?
成田
比較的長期のインターンは2つ行きました。不動産ベンチャー企業での11月の2週間インターンと人材系ベンチャー企業での11〜1月の長期インターンでした。
斉藤
それは選考の一環でしたか?
成田
11月の2週間インターンについては、参加者は内定でるんじゃないかって言われるゾーンの人たちでした。
斉藤
内定はもらいましたか?
成田
はい。結局は辞退してしまったんですけど。
斉藤
そうだったんですね。2つ目のこの3ヶ月間のインターンは、どのような経緯で参加を決めたんですか?
成田
3ヶ月のインターンは、学生が約30人いて企業が何個か来て、企業に良いなって思われた子たちが次の選考にいける、Beyond Cafeのイベントに参加した時に、出会った企業でした。
斉藤
30人の中で目立てるようにアピールするのも選考の対策になりますね!
成田
今思うと大事だったかもしれないです。でもシャイな人はイベントに参加しても劣等感を感じちゃうと思います。性格に合ったイベント選びも重要な気がします。
斉藤
たしかに、無駄に劣等感を持つべきではないですね。
成田
シャイな人は信頼する人とじっくり喋って、自己分析をした方が良いと思います。社交的な人はガンガンイベント行っちゃった方が楽ですね。
斉藤
スカウトって、明るい人には絶好のチャンスですね!
成田
元々インターンにプラスのイメージを抱いてなくて、1dayとか意味を成してない気がしてて。このスカウトイベントは、私が得られるものが多そうだなって思えた企業の方と話す機会があって、嬉しかったです。
斉藤
1日では得られることに限界がありますよね。
成田
説明会で企業側が説明したいことを伝えてくれれば、いいんじゃないかって思ってたんですよ。インターンしたことがステータスみたいになってるだけなんじゃないかなって。
斉藤
インターン先では何をやったんですか?
成田
インターン先も人材系で、会社のトップクラスの人の転職にフォーカスをしている会社でした。だから、彼らが何を求めているかを聞き、その要望に沿った企業を提案するんです。転職先の企業と転職希望者の間に入っていました。
斉藤
ハイクラス採用は採用側も求職者にも高い成果を求められる重要なマッチングですね!
成田
はい!一応ノルマもあって、何社に関わったら次のステップにいけるって仕組みありました。
斉藤
貴重な経験ですね!世の中を動かしている人に会う機会に恵まれたんですね。
成田
クライアントはベンチャーの企業が多くて、経営が上手くいっていない企業に経験のある良い人材を紹介して、もっと企業を良くしようっていうが会社のコンセプトでした。企業の悩みとかも聞けたのはすごい新鮮でした。
斉藤
そういうことが出来るって知っていたんですか?
成田
そこまで話を聞いてなかったんですよ(笑) 最初に会ったインターン先の人が面白そうだったから、その人から学べるものがいっぱいありそうって直感で思っただけだったんです。
斉藤
事業からではなく人から選んだんですね!
成田
そこで充分な教育制度がある会社に入りたいと気づけましたし。
斉藤
どういうことですか?
成田
インターン先は小さい会社だったから、始めるタイミングや担当者によって、成果が出たり出なかったりしたんです。しっかりコントロールされていない企業に少し不信感を抱きました。
斉藤
嫌いなことや苦手なことに気づけるのもインターンの醍醐味ですよね。自分の価値観を理解していれば、入社後のミスマッチも防ぐことができますよね。人材系のインターンに参加ということでしたが、完全なる人材志望でしたか?
成田
開いてみたら人材ばっかりですね(笑)
斉藤
他業界も検討されたんですか?
成田
結果的には人材企業に共感する部分が多かったんだと思います。というのも、企業側から説明会に来てくださいって言われて、説明会行って、初めて知る会社の方が多かったので。
斉藤
自分から就活サイトを利用して、エントリーをしたわけではないということですか?
成田
あんまりそういうことはしなかったですね。やっぱり人と関わりたいから、自ずと人材に走ったかもしれないですね。
斉藤
人材の話をしてる時すごく楽しそうですよね!
成田
本当に?(笑)
チーム運営の経験は強い
斉藤
はい!(笑) インターンでの経験ももちろんだと思いますが、面接での他の鉄板エピソードなどありますか?
成田
基本的に指導室っていう勉強会、英語ディベート部、学外でのボランティア、でのリーダー経験を語っていました。チームとして運営する時の自分はこんな人間です、って伝えていました。
斉藤
リーダー経験豊富ですね。
成田
私はそういう実力があったわけではなくて、例えばディベート部だと考えすぎて悩んでしまう部員のメンタルケアなどをしていました。だから正確には、実力のあるキャプテンの補佐役として副キャプテンを担当していました。
斉藤
ディベートってそんなに精神が追い詰められちゃうんですか…
成田
私達の部活の場合、毎週他大学と2対2の試合を行うんです。
斉藤
もっと大人数で闘うものだと思ってました! それだと、1人1人の責任が重大ですね、だからストレスに押しつぶされそうになるんですね。
成田
ディベートにはパーラメントディベートとアカデミックディベートって2つあるんですよ。私の部活はアカデミックディベートに参加していました。それは、資料集めだけでも大変で、信頼性のある情報を入手して、立証してって感じですごいガチガチ系だったんです。準備をしないといけなくて、勝つためには時間を費やすしかなかったんです。
斉藤
寝ない人とかいたんじゃないですか?テスト前徹夜しちゃう人いますもんね。
成田
いましたよ。バイトもしないし、寝ないし、ただ勝つってことだけに焦点を置く人が多かったです。そこでチームマネジメントを誰もしないと、部活がカオスになると思いました。
斉藤
2対2の試合に集中するだけでなく、部として機能させないと!って思ったってことですよね。心のケアの秘訣を教えて下さい!
成田
みんな口が立つから喧嘩が絶えなくて、私が仲介に入って、距離を置かせて、お互い落ち着いたら、もう1回2人で話し合ってもらってました。
健やかな人間関係つくりをサポート
斉藤
常によく周りを見てたんですね。ボランティアではどのように活躍されていたんですか?
成田
これもまた副リーダーを担当していました。仮設住宅に住む人達のためにお祭りを提供しました。仮設住宅って狭くて、壁が薄いから、ストレスが溜まりやすいんですよ。
斉藤
ちょっと窮屈そうなイメージはあります。
成田
住民は何年かそこに住まなければならないので、関係をギスギスさせたくないと思ったんです。
斉藤
地域活性化を兼ねてってことですか?
成田
そうです。お祭りの準備を通して、現地の人が交流する機会をつくりました。地域の人に協力してもらって、みんなでつくる、みんなのためのお祭りでした。私個人は1年生からずっとこの企画に関わってます。
斉藤
ボランティアを始めたきっかけはなんだったんですか?
成田
指導室の人に勧誘されて参加したんです。東日本大震災がおこって、2011年当初はどこの大学でもとりあえず東北を助けに行こうって流れがありましたし。
斉藤
指導室の方々は色んなチャンスを成田さんに与えてくださってますね!
成田
本当に良い団体です。活動としては、まず現場に行ってみようってことで岩手県に向かいました。ずっとお世話になってる岩手大学の教授のもと、現状とニーズの把握を行いました。それが今日まで続いている感じです。
斉藤
被災地の状況の変化に伴って活動内容も変わりますよね?
成田
はい、私が2年生の終わりの時に仮説住宅がなくなったんです。3年生になってからは、地元でずっと古くからある港祭りのお手伝いをしてます。ホタテを焼いたり、若者の力を発揮させてテント貼ったり、活動内容も少しづつ変化しています。
支援者も楽しむボランティア
斉藤
ボランティア活動を通して達成したかった目標は何でしたか?
成田
私達には「大船渡市の人たちと私達の笑顔のために」という大きなビジョンがあって、双方が幸せになれるように努力しました。
斉藤
どうしてもボランティアをする側が「してあげている」という姿勢になりがちですもんね。自分たちのことも相手のことも同等に捉えている点がすごく魅力的ですね。
成田
私はそういうボランティアがあんまり好きじゃないんです。学校を作るプロジェクトに参加している人がいると思うんですけど、学校作ることってその人達の将来を本当に考えてた結果なのかなって思ってしまうんです。
斉藤
学校を作る資金源があれば、他にできることがあるのかもしれないですね。
成田
支援者と助けられる人の関係が、上下関係になってるのは、違和感を抱いてしまいます。むしろ私達の活動は、ボランティアって便宜上言ってるけど、遊びに行ってるってイメージなんです。一緒に楽しいことをしてるつもりです。
斉藤
心構えが素敵ですね。
他人の話は参考程度に
斉藤
もしかして就活も楽しんでましたか?
成田
大人と会話をしていただけなんで比較的楽しめてましたね(笑)。話していて収穫が得られる人を選別して、自己分析は概ね人事の方に相手をしてもらいました。
斉藤
知らない人と話す練習って重要ですよね。企業の方と話していると、自然と業界研究にも繋がって一石二鳥ですよね!
成田
たしかに!私、業界マップを買ったものの一回も見ないで誰かにあげました(笑)ノリで買ったから、それがダメだった気がします。私は、インターンの関係で会社を知らなくてはいけなかったから、知識は割とあったと思いますし。
斉藤
机で学ぶのではなく、実務で学ぶのが合理的ですよね!
成田
ここの会社はこうなんだとか、どこを見たら何がわかるかみたいなスキルはそこで得ました。
斉藤
考えが行き詰まったりしたことありましたか?
成田
わりと行き詰まったふりをしながら自分で決まってる場合が多いんです(笑)
斉藤
どういうことですか?
成田
赤と青どっちのワンピースがいいみたいな、絶対赤なんだけど共感してほしいから聞くタイプなんです。だから私は、ただ話を聞いてほしいだけで自分の中で結論が出ているってことが分かっていたので、特に悩みませんでした(笑)
斉藤
聞いて欲しいのは女性によくあることかもしれないですね!いつ頃そういうタイプだと気づいたんですか?
成田
大学2年生頃です。人と話す時、自分の中で片付いちゃうことに気づいたんです。自分の考えたことを実行する、ある意味自分しか信じてないんだと思います。相手の考えであって私は私ってある程度線引してるなって。
斉藤
就活において、正しいか分からない情報が沢山出回っているので、自分を信じ抜くのは重要ですね。結果、3社内定もらって、最後どうして今の内定先にしたか理由を教えてください。
成田
私のビジョンが凄いマッチしたんです。それに働いてる人がそのビジョンに対してどう思っているのかが私は割と重要でした。社員さんと話す中で私の求めていた人たちだと確信することができました。
逆質問を効果的に活用せよ
斉藤
それはどういう社員さんたちでしたか?
成田
部下をどのように教育しますか?っていう質問に対して、「僕が得たことは全部後輩にあげたいし、それは僕が今までやってもらっただけのことだから」って答えてもらえて、感動しました。この人の下で働いてみたいなって思えたんです。
斉藤
逆質問してよかったですね!
成田
質問して、能動的に情報をもらいにいくと、会社の違う側面が見える気がします。違う会社で、ここはちょっと違うなあと思ったりもありましたから。
斉藤
就活生は逆質問がマストですね!その面接官に自分はどこを評価されて、内定ゲットしたと思いますか?
成田
「なんかできそう」って言われました。根拠のない自信じゃないけど何かやり遂げますみたいな印象を残すことができたんだと思います。
斉藤
ひたむきに副リーダーをやっていた姿勢などが、逆境に耐えられそうって判断されたんですね。
成田
多分素直だから、吸収力ありそうって伝えることもできました。
自分を信じて自分にわがままに
斉藤
就活はうまくいった方だと思いますが、そんな成田さんから悩める後輩へアドバイスお願いします。本心でお願いします!
成田
素直であること。当たり前のことですけど、自分に嘘つかないで下さい。あと、理想と現実をしっかり見極める眼を持っているべきだと思います。
斉藤
つき通せない嘘はつかないほうが楽ですよね。
成田
とにかく自分を信じたらいい気がします。聞こえは馬鹿ぽいですけど。わがままに就活して下さい!
社内のお母さん的存在を目指す
斉藤
最後に、就職してやってみたいことや実現してみたいことを伺いたいです!
成田
実現するには、どこの部署に入るかによるけど、もし営業だったら3年以内にマネジメントしてみたいです。
斉藤
どのようなマネジメントですか?
成田
よく目立ちたいんでしょって言われるんですけど、目立ちたいわけじゃなくてただ何かあったときに手助けできるようなお母さん的な存在になりたいです。人数としては、20人から25人とかを想定してます。
斉藤
今までも副リーダーとして、お母さん的存在でしたもんね。なぜ20人から25人なんですか?
成田
もう少し人数が多いと、ちょっと厳しそうな数字だけど確実に成長できそうな数字な気がして。根拠はないですよ。こういうロジックが欠けたりしてしまうので、抜けてるところが多いので、親しみやすくて愛のある人になりたいです。
斉藤
さきほどから「愛」って言葉をよく使用しますね。愛のある会社で愛のある人になりたいんですね!
成田
そうなんです。愛のある人になりたい。
斉藤
本当に親しみやすい人柄をお持ちだと思います!良いマネジメントが出来ることを祈っております。本日はありがとうございました。
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