野田千有里(のだちあり)
大阪大学外国語学部ドイツ語専攻。大学では、ドイツ語やドイツ文化を勉強する傍ら、学生団体AIESECで世界の食問題に関するインターンの設計,イベント企画,海外営業活動う。株式会社Tadakuで、日本在住の外国人が母国の料理を料理教室という形で日本人にシェアするサービスのコミュニティマネージャーのインターンを経験。現在は株式会社ネクストビートの通年入社制度を利用して11ヶ月前倒しで入社し、KIDSNAのセールスとして働いている。

 

最近は、長期インターンで頑張っている学生は多く見るようになった。しかし実際は、経験の差から学生と社会人の実力は大きく違うことが多い。学生団体や部活のトップをやっていた学生が必ずしも企業で成果を出せるとも限らない。そんな中、学生でありながらインターン初月で社員と引けを取らない成果を出している学生がいるという。そんな学生が関西から上京し早期入社したとの噂を聞き早速インタビューしてきました。

ベンチャー企業は裁量権の大きさが魅力

芳本
早速ですが、こちらの記事で野田さんがインターン1ヶ月目で「100万受注」したということで、どうしてもインタビューしたくて来たのですが、、

野田
はい、よろしくお願いします!ぜひお話させてください!

芳本
早速ですが、すごいですね!100万受注!20日稼働計算で1日あたり5万受注、1日8時間勤務だとすると、1時間あたり6,250受注してることになるのですが、これは本当なのでしょうか??1分あたり104件受注してる計算になりますよ、野田さん!!!

野田
ちょ!!!ちょっと待ってください(笑)

芳本
今すぐギネスに申請しましょう!

野田
ちょ(笑)円です!「えん」!

芳本
え?

野田
100万円の受注です。

芳本
あ、そういうことなんですか!野田さんならやりそうな気がしたので。日本語って難しいですね。

芳本
それにしてもすごいですね!やっぱり野田さんみたいな人たちは、早い時期から就活はスタートされていましたか?

野田
開始時期はそこまで早くなかったかと思います。3年生の6,7月くらいにサマーインターンが始まるので、その頃に「就活どうしよかな」という感じで。

芳本
そうなんですね。どういうことから始められたんですか?

野田
インターネットでサマーインターンのこととかを検索したり。もともとベンチャー企業がいいと思っていたので、ベンチャー関連に詳しい先輩にお話を聞いたりしていましたね。

芳本
なるほど。口コミですね。

野田
そこから自分に合いそうだと思った企業をいくつか抜粋して、エントリーして。

芳本
結局、サマーインターンにはどれくらいエントリーされたのでしょう?

野田
大手2社、ベンチャー2社で合わせて4社ですね。具体的には東京海上日動、ファーストリテイリング、ネクストビート、ベーシックです。

芳本
あれ、大手も行ったんですね!

野田
はい、とはいえ大手と比較しないとベンチャーがいいって本当に言い切れないなと思ったので。

芳本
確かに就活生の中で大手かベンチャーか問題はよく耳にしますがまずは体感しようと。最初からベンチャー志望だったのは何故なんでしょうか?

野田
大学2年生の夏からずっとガイアックスの子会社の「株式会社タダク」というベンチャーで長期インターンをしていたんです。

芳本
そうなんですね。

野田
社員2~3人くらいの規模感なんです。本社は東京だったのですが、リモートで大阪で働いていました。

芳本
リモートなんですね。どんな事業をされていたんですか?

野田
色々な国の料理を現地の人と一緒に食べようっていう、ミールシェアサービスですね。

芳本
ミールシェア?あまり聞きなれないですね。もう少し具体的に働いていた時のことを聞かせてください。

野田
母国の料理を振る舞いたい外国人とそれを習いたい日本人のマッチングサイトです。レッスンをしてくれる外国人の先生と参加する日本人を繋げて、実際におうちでやるっていう感じです。

野田
ほとんど何でも屋でした。関西でも料理教室はたくさん開催されていたのですが、関西に社員がいなかったので。

芳本
インターンの野田さん主導で関西は運営していたのですね。

野田
はい。レッスン自体は開催されていたんですけど、管理ができてなかったので私が実際にレッスンに行って、外国人の先生を指導したりとか、ユーザーさんを広めていくために広報の活動したりとかですね。

芳本
そういうインターンの経験からベンチャーを志望されたわけですね。

野田
裁量権の大きさが理由の1つです。その当時は、何でも自分のやりたいことをやりたいだけやらせてくれる環境だったんです。

芳本
なるほど。

野田
その経験をした後に大手企業に行って、部分的な仕事を任されるところからスタートするというのはイメージできませんでした。窮屈に感じそうだったので、ベンチャーで堂々と責任ある仕事ができる方がいいなと。

人気インターンは言葉選びで掴み取る

芳本
さらっと流してしまいましたが、インターンでファーストリテイリングや東京海上日動のインターン選考に通ったというのもすごい話ですよね。大手の激戦のサマーインターンに行くことができたのにはコツがあるのですか?

野田
ありのままを伝える」ということは大切にしていたことの1つですね。選考で着飾ってしまうと自分に本当に合う会社って見つからないと思うんです。だからありのままを伝えて、企業側から「いいな」って感じてもらえたところじゃないと。

芳本
インターンに受かるという目的ではなく、自分に合う会社を探すというのが目的だったからこそですね。

野田
とは言っても本当に正直に全て言葉を選ばずにやってしまうとなかなか選考は厳しいと思うんです。

芳本
言葉選びですか。具体的に教えてもらえますか?

野田
他人との差別化を図る」ということを意識していましたね。言葉のチョイスとか。

芳本
使っていた具体例聞いてもいいですか?

野田
例えば、私は大学時代に友達作りをかなり真剣にやっていたんです。多くの人がそれを「社交的」みたいな言葉でまとめてしまうと思うのですが、「1日1人友達を増やす」っていうフレーズを使っていました。

芳本
確かに!印象的になりますよね。その先が聞きたくなりますね。

野田
そうなんです。印象に残るような言葉に言い換えて、差別化を図っていました。

芳本
なるほど。それは重要ですね。営業に行くときにも本当にどういうワードを使うか1つで印象も変わりますし。その辺の言葉の選び方は上手なんでしょうね。

ガクチカは行動軸に対して枝を生やせ!

芳本
ワードチョイスといえばガクチカはどんなことを話していましたか?

野田
一つのガクチカや行動を話すのではなく、一つの軸に対してやってきたことを時系列で話すようにしてました。

芳本
どういうことですか??

野田
私の場合だと、人と人を繋げるのが好きという行動軸で学生生活を送ってきましたと。なぜかというと、高校時代に日本嫌いだった韓国人の友達が、私と過ごしたことによって、今までの日本への嫌悪感って何なんだろうみたいになって。そこで人との繋がりって国家レベルの問題も解決できるって思った経験があって。

野田
それで大学ではそのまず最初のアクションが大学入学前の新入生に対して友達作りイベントを行って、大学入学後は1日1人友達を作りました。その後、いくつかイベント開催したりとか、タダクのインターンでも外国人と日本人を料理を介して繋いでいたことを一貫して話しました。

芳本
行動軸に対してやってきたことが一貫してるってことですね。一本の木の幹に枝を生やしていったことを語っていたと。

野田
まさにそうですね。あとはGoogleドキュメントでまとめたものを事前に共有したりもしてましたね。「これが私の頭の中です」と。

芳本
すごい!人事の方もあらかじめその子の人となりがわかって深く質問できますね。

野田
そうですね!

インターンでは学生の特権を活用する

芳本
サマーインターンには4社参加したとのことでしたが、実際にその4社で感じたことはありましたか?

野田
大手企業とベンチャー企業に違いは明確に感じました。インターンという部分的なものですが。

芳本
なるほど。インターンって就活のフロントなので各社かなり力入れていると思いますが、どういう部分で感じましたか?

野田
実務は経験してないので働き方よりも社員さんの思考性という面ではやっぱり違うと思いました。

芳本
どういう違いがありました?

野田
ベンチャー企業の方は、自分のやりたいことを叶える手段として会社を使っているという見え方でした。一方、大手企業の方は会社の方針の中で与えられた役割を果たしていくという風に感じましたね。

芳本
なるほど。目的が大きく外に向いているか、中で完結しているかの違いですよね。やっぱりインターンに行くとその企業で働いている人の姿が見えるのがいいですよね。

野田
インターンで社員さんとコミュニケーションを取れるのは学生の特権だと思うので。

芳本
確かに。学生の特権を生かさないといけないですよね。他にも学生の特権だと感じたことってありますか?これからインターンに行く人たちに有益な情報だと思うので。

野田
選考に行くかどうか考えている段階でインターンに参加すると色々な社員さんと会わせてくれるところですかね。他にも「オフィス見学をさせてください」ってお願いしたら1日ツアーに参加させてくれるとか。特にベンチャーには多かったように思います。

芳本
そういうところからも会社の体質が見えますか?

野田
見えますね。会社ごとに全然カラーが違って見えてきます。

会社選びの基準は「最強のママになれるかどうか」

芳本
ベンチャー企業の中でもいくつかの会社を選んだわけですが、会社選びの軸はありましたか?

野田
一つ目は色々な事業や職種を経験できるかですね。それはジョブローテーションが行われているかで見ました。

芳本
それを軸にした理由はあります?

野田
最強のママになる」というのが私の目標なのですが、最強のママになるためには自分の適正を掴まないといけない。だから、大きい裁量権を持っていろんな仕事ができる会社がよかったんです。そうすれば旦那さん頼りにならなくてもいいので。

芳本
「最強のママになる」か。いいですね!

野田
もう一つは、家族・家庭を大事にしたいという軸ですね。要するに人を大切にしているかですね。なのでサマーインターンやオフィスツアーの時に社員さんの人柄を見て、人思いの素敵な人が多い会社を見ていました。

芳本
なるほど。最強のママというのがこれからの働く女性を象徴してるかもしれませんね。

野田
そうですね。だから今の会社に決めたのは、ロールモデルとなる最強のママとして働いている方がいたというのが決め手でした。私の求めてた5年先の人生が見えたような気がしました。

野田
元々サマーインターンをしていた段階では専業主婦になりたかったんですが。(笑)その当時は「最強のママになる」というフレーズも思いついていなかったです。

芳本
え!そうなんですね。

野田
将来は専業主婦になって旦那さんの稼ぎで食べていきたいなって思っていたんです。(笑)でも「専業主婦ってかなり大変だよ」って聞いて。それまで専業主婦といえば自分の母親のイメージしかなかったなって気づいたんです。

芳本
なるほど。

野田
そこでバリバリ働かれているママさんに出会ったのですが、その方はすごく割り切っていて、「子どもを見てくれるプロに預ける方が、子どもも幸せ」っておっしゃっていたんです。

芳本
新鮮な価値観ですよね。

野田
私は元々長期インターンをして、大学1年間の遊ぶ期間を無くしてまで働きたいというモチベーションでやってきたので、その言葉を聞いたときに「自分もそういうタイプの人間かもしれない」って思ったんです。

芳本
その言葉に目覚めた、という感じですね。

野田
はい、それがCHROの澄川さんでしたね。

芳本
澄川さんパワフル、、笑

フライングで働くことは最強ママへの近道

芳本
そうなんですね!今、野田さんは大阪から上京してきて東京でフルコミットしてますが、学生生活が4年しかないうちの残り1年、遊ぼうとか思わなかったんですか?これから長い社会人生活が待っているのに。

野田
そうですよね。普通の学生はそうすると思ったからこそ自分は違う選択をしようと思いました。大阪に1年留まっているよりも、働く環境があるのであれば、新卒として正式に入社する前に働くことで同期にも圧倒的な差をつけれるので。

芳本
なるほど。他の同期が取らない選択にあえて舵を切ったのですね。

野田
はい。しかも最強のママになるための準備期間は長い方がいいので。ママになるまでの時間は有限なので、そのために今必要なことは学生生活を充実させるよりも社会人としてのスキルを磨くことだと思いました。

芳本
ご両親は心配とかしなかったですか?

野田
親としては、学生生活最後1年間自由に使えるし、いろんな他のアルバイトとかして、社会人になってから経験できないような、接客とかすれば、みたいな。多分関西にいてほしい、っていうのが本心だと思うんですけど、、、

野田
これから先のある社会人、1年しかできないバイトや遊びよりも、それからの長い社会人生活をを学ぶ方が絶対自分の為になると思ったんで、それを伝えて説得しました。

芳本
すごい!ぜひ5年後とかにどうなってるかまたインタビューしてみたいです(笑)お子さん抱っこしてるかもですね(笑)

野田
ぜひ!楽しみにしています(笑)

芳本
今日はありがとうございました!活躍を陰ながら応援しています。
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