精度を高める!就活の自己分析にオススメの診断ツール5選!

自己分析

就活を始めた人なら誰でも直面する「自己分析」ですが、診断ツールがあるのをご存知でしょうか?

自己分析」はエントリーシート(ES)や面接を突破するだけでなく、将来の自分の幸せを追求するためでも非常に大切です。人によってやり方は様々ですが、最近では診断ツールに頼るという方法も一般的になってきました。

ここでは、自己分析のためのおすすめの診断ツール5選をご紹介します。

自己分析で診断ツールを活用するメリットとは

一般的な自己分析というと、モチベーショングラフやSWOT分析、自分史の作成などがあると思いますが、診断ツールを活用するという手もあるんです。

自己分析ツールを活用するメリットは2つあります。

1客観的な評価が得られる

自己分析ツールの最大のポイントは、客観的で率直な評価が得られることでしょう。

自分で作成するモチベーショングラフやSWOT分析などは、どうしても主観が入ってしまいますよね。また、友達に自分を評価してもらっても、気を使って本当のことを言ってくれないかもしれません。

自己分析ツールは、心理学や膨大なデータに基づく統計をベースにしているため、客観的で精度の高いフィードバックを得ることができるんです。

2気軽に、簡単に受けることができる

自己分析ツールは基本的に無料ですので、WEB上で調べるだけで誰でも気軽に受けることができます

また、ほとんどの自己分析ツールは、質問項目に対してYES/NOで答えるだけで結果を表示してくれます。モチベーショングラフや自分史などを作成する場合は、自分の過去を振り返って、一つ一つの経験を深掘りしていく必要があるため時間も取られますし、悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、YES/NOの2択の場合は直感で判断することができます。

時間がない人や、客観的な評価を得たいという人はぜひ自己分析ツールを使ってみると良いでしょう。

おすすめの自己分析診断ツール5選

おすすめの自己分析ツールをご紹介します。

正しく診断するためには深く考えすぎることなく、直感で解答することが大切です。

1AnalyzeU+

求人サイト「Offer Box」が提供する無料適性診断テストです。累計100万人が受けた適性診断テストをベースに作られているテストなので、とても信頼性がありますよね。

AnalyzeU+では、『あなたが大切にするのは”社会的評価”or”自分のやりがい”』のような両極端な質問に5段階で答えていきます。その結果、“相手の意図を汲み取ろうとする”“意見をはっきり主張する”など、25項目について自分の性格を分析することができます。この25項目は経済産業省が定めた『今後活躍する社会人なら持っておきたい能力25項目』であるため、自分はビジネスパーソンとしてどの程度の能力を持っているか客観的に分析することができます

所要時間は30分〜40分程度と少し長めですが、スマホではなくPCで行うと効率よく20分程度で完了できるそうです。AnalyzeU+を利用する際は、先にOffer Boxに登録が求められるので、あらかじめ登録しておくと良いでしょう。

 

2My analytics

My analyticsはキャリアパークが提供する自己分析ツールです。

36つの質問に回答することで、12タイプの性格診断から強みと適職を診断してくれます。

自分が知らなかった強みや弱みを把握することで、就活の全体の方向性を決める段階でその結果を踏まえて受ける企業なども考えることができます。

また、「創造力」「論理性」「ストレス耐性」などをグラフ化することで、自分の強みと弱みを見える化することが可能です。

3リクナビ診断

続いてご紹介するのは株式会社リクルートキャリアが提供する、リクナビ診断です。

リクナビ診断は、日常の行動や考えに関する様々な質問に答えることで「向いている仕事のタイプ」と「個人としての特徴」を診断してくれる自己分析ツールです。

リクナビ診断のポイントは、仕事の適正だけでなく「個人の特徴」も分析してくれる点です。企業で採用を行う際には、応募してきた学生がどの仕事に向いているかだけではなく、職場で適切なコミュニケーションを取れるかや職場の雰囲気と合っているかなども見られます。そのため、「個人の特徴」を知ることも大切な自己分析なのです。

「リクナビ診断」では、適性検査「SPI」を元に「働く場面で求められる特徴」を12のカテゴリーに分類し、その中から回答内容に応じて3つを「向いている仕事のタイプ」として表示してくれます。また、3つの分類ごとに、「個人の特徴」を分析して仕事探しをアドバイスしてくれます。

質問数は約100問と多いですが、回答方法が「あてはまる」「あてはまらない」の2択であるため、所要時間は5分程度です。すきま時間に気軽に分析してみましょう。

4マイナビ適職診断

株式会社マイナビが提供している「適職診断MATCH」は、「パーソナリティ診断」と「バリュー診断」の2部で構成される自己分析ツールです。

「CAB」「GAB」「玉手箱」の採用テストを作成している日本エス・エイチ・エル(SHL社)がロジックを監修しているため、分析の精度が高く信頼できるデータが得られます

Step1では仕事における特徴を診断してくれる「パーソナリティ診断」、Step2では仕事における価値観を客観的に診断してくれる「バリュー評価」であなたを客観的に分析してくれます。また、2つの診断を受験後は、あなたの強みや能力をワークシートにまとめた「総合診断・ワークシート」や、あなたに合った職種や業界を提案してくれる「職種適正ランキング」「業界適正ランキング」の診断結果が表示されます。

就活を始めたばかりの頃は、自分に合った業界や職種の検討をつけるのは難しいですよね。そんな時は、この分析ツールで自分に合った職種や業界を絞って検討をつけてから、話を聞きに行ったりインターンを受けてみてもよいかもしれません。

5ストレングスファインダー

ストレングスファインダーは、米国の組織コンサルティング会社ギャラップ社が開発したオンライン「才能診断」ツールです。

WEBサイト上で177個の質問に答えることで、優先順位の高い感情・思考・パターン上位5つを分析してくれます。そして、その上位5つの自分の資質を強みとして活かす方法を教えてくれるのがストレングスファインダーのポイントです。

ストレングスファインダーは、名前の通り、強みを見極めそれを活かす方法を見つけるツールです。「自分の資質で何ができるかを教えるのではなく、何をやるにしても、自分の資質をどう活かせばそれがうまく行くのかを教えるというのが、このツールの哲学です。

例えば、あなたが医師になりたいと思った時にどのような医師が良い医師とされるでしょうか?世の中に素晴らしい医師はたくさんいますが、どの医師も全く同じ医師はいませんよね。「学習欲」や「収集力」を持っている医師は、広く情報を集め、常に最新の技術を学び、それをアウトプットすることで最先端の医療を提供することができるでしょう。一方で、「コミュニケーション」力がある医師は患者との交流を通して、患者の心の負担を軽減することができるでしょう。

ですので、自分はこういう資質だからこの職業、職種にしか向いていないと思うのではなく、自分なりにどのように強みを生かしていくかを考えるようにしましょう。

ストレングスファインダーを受ける方法は以下の3通りです。

  1. 受信用アクセスコードの付属した書籍を購入する。
  2. ギャラップ社のサイトで直接アクセスコードを購入する。
  3. スマホアプリを使用する。

どの受験方法も受験料は2000円程度かかります。(書籍の場合は書籍代)

設問は177問と多いですが、各設問の回答に20秒の制限時間が設けられているので、約30~40分で回答できるでしょう。

616Personalities

読者から「ちょっぴりゾッとする」と言われるほど正確な診断テストです。

16 Personalitiesでは、テストによって5つの性格的側面を分析します。5つは以下のように構成されています。

  1. 精神(意識)「どのように他人と関わりを持つか」
  2. エネルギー「どのように物事を見て、情報を処理するか」
  3. 気質「どのように意思決定を行い、感情を処理するか」
  4. 戦術「どのように仕事や計画を進め、意思決定を行うか」
  5. アイデンティティ「他のあらゆる側面を支持して、能力や決定に対する自信の度合いを示す」

次に5つの構成によって、役割(内側)戦略(外側)を定義します。

役割は分析家・外交官・番人・探検家の4つに分かれ、「目標・興味・優先行動」を示してくれます。

戦略には内向的自己主張型・外交的自己主張型・内向的慎重型・外交的慎重型の4タイプがあり、「物事を進めたり目標を達成する際の優先手段」を示してくれます。

そして役割と戦略によって、16タイプに分かれ、自分の性格タイプを分析するのです。分析された自分のタイプには代表するキャラクターがいたり、同じ特性を持った著名人に例えて教えてくれるため、楽しみながら分析できるでしょう。10分程度で終わり、無料で試せるので、気軽に試してみましょう。

おわりに

今回は、自己分析をするためのおすすめの診断ツールをご紹介しました。

納得した就活をするために必要なのは、「企業を知ること」「社会を知ること」そして「自分を知ること」です。

ときには診断ツールを頼って、客観的に自分を評価してもらいましょう。今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

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