就活の第一歩は自己分析だと学校の授業や周囲の人から言われていませんか?就活において自己分析が重要なのは事実です。しかし、自己分析ってどうやってやったらいいの?と戸惑ってしまう就活生も多いです。自己分析には決まったやり方はありません。自分の長所や短所などの性格やどんな業界や仕事に向いているかが整理できれば良いのでやり方は人それぞれで良いと思います。今回は自己分析を本を利用して行う場合のオススメ本とポイントについて解説していきたいと思います。

自己分析にオススメな2冊の本

オススメ本① 『受かる! 自己分析シート』/田口久人著(日本実業出版社)

この本は比較的時間に余裕のある就活生に向いています実際にやってみると結構時間がかかりますが自己分析はかなり高い精度で出来ます。

「自己分析」→「他己分析」→「企業研究」の3つの構成になっていて、各ページの右側のページに実際に書き込めるため自分自身の過去のエピソードを整理しやすいのが特徴です。

また、就活に関する基礎知識が書かれていたり、図が多く使われているので読みやすいという利点もあります。

早めの段階で就活を始めた就活生や、比較的時間に余裕のある学生にはオススメの一冊です。

オススメ本② 『就活必修! 1週間でできる自己分析』/坪田まり子著(さくら舎)

こちらは時間がなく忙しい就活生に向いています1週間で自己分析ができる構成になっています。企業が求めている人やものは何かという視点で「自分の価値を高める!“自己分析7日間プログラム」という内容で書かれています。

就活は自己分析以外にもやるべきことがたくさんあります。忙しい学生は1週間で自己分析を終わらせて他の対策に時間を費やす方が効率的です。

学業やサークル、アルバイトで忙しいという方はこの本を使って自己分析をしてみましょう。

自己分析に本を利用して行う時に注意したいこと

本を読んで満足してはダメ!

自己分析のツールとして本を活用すること自体はアリです。通学中の電車の中や授業の空き時間などを有効に活用すれば時間効率の面からも良い方法だと思います。

ただ、本を使う就活生の中には本を読んだ事で自己分析ができたと勘違いしてしまう人が少なくありません。自己分析の本来の目的は、自分の性格特性や、大切にしたいものは何なのかといった考え方の特徴を認識することですこれが出来てはじめて自己分析ができたと言える訳です。

就活対策は全て目的を持って取り組まないと意味がありません。自己分析も本を読み終えることが目的ではありませんので、本を読んだだけで満足することが無いように注意しましょう。

自己分析から就活に役立たせるために何が必要かを考える

自己分析はあなたの性格や考え方の特徴を整理するために行います。そして自己分析をもとに業界研究や企業研究をして志望企業を絞っていくという手順を多くの就活生が取っています。実際に上記で紹介した本も自己分析をすることでその先に志望する業界や企業が見えてくるというストーリーで構成されています。そこで重要なのが自己分析をした内容をどうエントリーシートや面接に落とし込んでいくかという事です

例えば「長所と短所を教えて下さい」というテーマでエントリーシートを書く場合に自己分析で得た自分の答えと、企業側が求めている人物像に長所として書いた内容が当てはまっているかがポイントとなります。

つまり自己分析をして私はこういう性格だと気づくだけでは意味がなく、企業が求めている人物像に当てはまるように落とし込む事が出来ないと選考を通過することが難しくなります

自己分析を業界研究や企業研究につなげる

自己分析で自分の性格や考え方、やりたい仕事などが整理できたら次は業界研究になります。自己分析で就活生が読む本の構成もこの流れになっています。

具体的には自分に向いている仕事や興味のある業界を調べていきましょう。その際のポイントとしては広く浅くたくさんの業界を調べて、そこから絞っていくという手順が良いです。ところが自己分析の本は自分の経験や感情を過去に遡って整理していくという手順のものが多いです。そして「あなたの性格は〇〇で向いている仕事は〇〇です」というように限定された結論が出てくる本もありますので、本で出た結果を全て信じるのではなく業界研究や企業研究へ繋げるためのヒント程度に捉えて幅を広げて業界研究をすることをオススメします。

業界研究については以下の記事を参考にしてみてください。

自己分析に本を使ってやる目的とは

長所や短所を整理する

自己分析の手段として本を利用する際にはまずあなたの長所と短所を整理することを最初の目的としましょう長所と短所はあなたの性格を簡潔にまとめたものといっても良いと思います。長所は強みとなりますし、短所については短所を克服する為に日々意識していることまで整理したいです。

強みと弱みをキーワードで整理しておくと今後エントリーシートを書く際に便利です。長所と短所を見つけておくことで、今後の就活を優位に進めることができます。例えば自己PRです。以下の記事のように、毎年自己PRできることがないと嘆く学生がいますが、長所や短所を整理することで解決の糸口を見つけることができます

学生時代に頑張ったことを整理する

長所と短所を整理したら次は学生時代に頑張ったことを書いてみましょう。その際のポイントはあなたが学生時代に頑張ったことの過程の中で、困難に直面したときに、その困難をどう克服してどういう結果を導いたかという過程と、その過程の中であなたがどのような役割を果たしたかを人事は見たがります。調整役だったのか、実行役だったのかなどあなたの長所と整合性が取れるように書く必要があります。

この学生時代に頑張ったことは成果の大きさを企業に伝えるのではなく、成果を得るまでの過程の中であなたがどのような役割を担ってきて成果にどう貢献したかが重要ですこれは人柄や性格ともいえるわけで自己分析が役に立ちます。

エントリーシートについては触れていない本もありますので意識して取り組むと精度の高い物に仕上がります。学生時代に頑張ったこと通称「ガクチカ」は就活において対策が必須です。以下でもガクチカについてご紹介していますので参考にしてみてください。

ES対策と割り切って自己分析をする

自己分析をする際にはエントリーシートで使えそうな要素をいくつ見つけられるかがポイントです。極端な言い方ではありますが、就活で何のために自己分析をするのかと言えば内定をもらうためです。内定をもらうためにはエントリーシートは非常に重要です。そのエントリーシートで頻出のテーマが「学生時代に一番頑張ったこと」、いわゆるガクチカなのです。

ガクチカで求められる内容は以下の記事で詳しく解説するとして、自己分析をするうえで本を活用すると自分の性格の整理や向いている業界まではだいたいわかります。しかし、エントリーシートで使えるキーワードを自己分析から導き出そうと意識して行う人と、本に書いてあるように漠然とやる人では得られる成果に大きな違いが出てしまいます。ここは選考対策、特にエントリーシート対策と割り切って自己分析をしてみて下さい。

自己分析は本を使わなくても簡単にできる!

自己分析のやり方はたくさんある

これまで自己分析の目的や、おすすめの本について解説してきましたが、自己分析は本を使わなくても出来ます多くの就活生がまず自己分析をやり、次に業界研究、企業研究を行うのですが、まず最初に企業研究をしてしまうという方法す。

自己分析を後回しにして先に企業研究をやる・・・ちょっと強引だと思われた方も多いと思いますが時間効率を考えたらこの方法が一番良かったという就活生も実際にいました。具体的には2社から3社の企業研究をとことんすることで自分が魅力に感じる点と、イマイチだなぁと感じる部分をキーワードで書きだしていきます。それを2社~3社やると共通点が出てきます。それがあなたの性格であり企業選びの軸となるわけです。本を使って自己分析をする方法が王道ではありますが、このような方法もあるということも知っておくと良いでしょう。

自己分析を本以外を使ってやる方法には、以下の記事のような方法が挙げられます。自己分析のやり方に迷っている人は参考にすると良いでしょう。

専用サイトの診断ツールを活用

自己分析のやり方はさまざまですが、就活専用サイトの診断ツールを活用するのもオススメです。ネット上で空いた時間で手軽にできますし、無料で診断ツールを提供している専用サイトも多く存在します。お金や時間が無い就活生にとって、これを使わない手はありません。

そして何より、客観的で精度の高い診断結果を知れる点が、診断ツールを活用する最大のメリットといえるでしょう。心理学やあらゆる人の膨大なデータに基づいて診断しているため、自分で分析するよりも一段と率直な結果を得ることができます。

以下の記事では、自己分析に使える具体的な専用サイトの診断ツールについて詳しくご紹介しています。ぜひ一度活用してみてください!

業界研究や企業研究とセットで行うと効率的

上記で述べたように自己分析、業界研究、企業研究をセットで行う事で全体像が見えてきます。一つ一つの項目をしっかり順を追ってやっていく方法もありますが、少し視野を広げて全体を俯瞰するイメージで取り組むことで、就活で必要な自己分析はほぼ出来ると思います。特に研究やサークル、アルバイト等で忙しい就活生はこのように3つをセットで取り組むことで時間効率が良くなり、自己分析より重要で時間のかかる対策に多くの時間を費やすことが可能になります。

以下の記事で業界研究、企業研究のやり方について詳しくご紹介しています。参考にしてみてください。

自己分析に時間をかけすぎないようにしよう!

自己分析は大切です。しかし、希望企業から内定を獲得するという観点でいうと自己分析よりも大切なものはたくさんあります例えば自己分析と志望動機どちらが重要ですかと聞かれれば、間違いなく志望動機です。自己分析と面接対策はどちらが重要ですかと言われれば、こちらも間違いなく面接対策です。その理由は、対策をしている学生とそうでない学生とで差がつきやすいからです。自己分析をしっかりやった学生とそうでない学生との差と、面接対策をしっかりやった学生とそうでない学生との差では間違いなく面接の方が差はつきます。

就活で大手企業や人気企業から内定を獲得する為にはライバルと差をつける必要があります。より差がつく項目を重点的に対策する方が内定への近道です。

自己分析は適当にやればいいという訳では決してありませんが、時間をかけすぎるのは無駄です。その時間を差がつく項目に割振って効率よく就活対策をしていきましょう。

おわりに

自己分析のやり方はいろいろとありますので、皆さんが一番やりやすい方法で行えば良いと思います。ただどの方法でやるにしても、目的を明確にして取り組みましょう。自分の向いている仕事や性格を知りたいという方は本を活用する方が良いでしょうし、やりたい仕事が決まっているという方は企業研究や業界研究に時間を多く取るべきです。

就活は10人いれば10通りの対策があります。就活対策の進み具合やこれまでの経験値などで個人差があるため一人ひとり対策方法が変わってきます。受験勉強と違い正解がないがために就活生にとっては悩みが増えてしまいます。そんな時に相談できる相手を探しておくことも重要です。

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