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就活で欠かせない「自己PR」ですが、何を書いたら良いのかわからないという就活生も多いと思います。また、自己PRを書く際必要になる履歴書ですが、この履歴書を提出する際に市販の履歴書を使うべきか、大学指定の履歴書を使うべきかで迷うという就活生が多いのも現実です。

まず理解して置いて欲しいのが「自己紹介」と「自己PR」は全く別物です。自己紹介は自分はどんな経験をしてきたか要点をまとめて伝えていくイメージなのに対して、自己PRは具体的な経験をもとに話を掘り下げてあなたの強みを経験と共に説明していくイメージです。

今回は、就活生の皆さんが疑問に感じている履歴書の自己PRの書き方について解説していきたいと思います。

【就活で履歴書を提出する時の自己PRの書き方①】履歴書とESの違い

就活生の皆さんは履歴書とエントリーシートの違いは理解していますか。

簡潔に言えば、履歴書は過去の事実を書いていくものなのに対して、エントリーシートは入社の熱意や、過去の経験を活かして何がやりたいか、という未来に向けて書くものという違いがあります。

企業にもよりますが一般的なエントリーシートは、字数制限が300文字~500文字ほどと、かなりの分量を書く事が要求されます。しかし、それに対して市販の履歴書や、大学指定の履歴書はスペースがかなり狭いです。この狭いスペースにエントリーシートと同じ内容を書くのは無理があります。

指定された履歴書の自己PR欄が狭い場合は見やすさにこだわって簡潔に書く事を意識しましょう

【就活で履歴書を提出する時の自己PRの書き方②】履歴書の自己PR欄は狭い

上記でも述べたように、履歴書の自己PR欄はスペースが非常に狭いです。でも、伝えたいことが沢山あるという方も多いでしょう。ここで絶対にやっては行けない事が、伝えたいことを全て書く為に文字をかなり小さくして無理やり書くことです。また大学指定の履歴書は「自己紹介書」という欄に自己PRの欄がありますがこちらもあまりスペースが多くありません。

では、どのようにして自己PRを書いたら良いと思いますか?

一部例外はありますが、履歴書の提出を求めてくる企業の多くが「学校指定の履歴書で」とか「市販の履歴書で」などと履歴書の種類を指定してくることは実は少ないのです。

そうであるならば自分で履歴書のフォーマットを作ってしまうというのが一番賢いやり方です。

例えば、資格を書く欄に多くのスペースを割く必要はないですよね。合格率15%以上の難関国家資格と、TOEICのスコアを書くことができれば十分です。業種にもよりますが、宅地建物取引士や総合旅行業務取扱管理者などが、履歴書の資格欄に書いた時に企業の評価が上がる可能性のある資格になります。良くあるケースとして、資格欄を埋めようと「秘書検定2級」等の資格を書く方がいますが、実際は全く評価されませんから書く必要はありません。無駄なスペースを無くして自己PRのスペースを広くした、あなた独自の履歴書を作成することで独自性が発揮されます

また最近はスマホで全ての事が済んでしまうのでPC自体を使える学生が少なくなったようにも感じます。上位校に在籍しているのにエクセルやワードの基本操作すら出来ないという学生も見かけます。そこで、独自の履歴書フォーマットを作る事で最低限のPCスキルがある事も企業にPRできるという訳です。

誰もが使う履歴書で勝負するのではなく、他の学生との違いを意識してみると良いでしょう。また自分で履歴書を作成することで「自己PR欄が狭い」という問題は解消できます。是非参考にしてみて下さい。

【就活で履歴書を提出する時の自己PRの書き方③】履歴書は中身より早さで勝負

履歴書を提出する上で中身も重要になってきますが、それ以上に提出の速さを意識することで他の学生より一歩抜き出る事ができます

例えば提出期限が4月末だとします。8割以上の学生が4月29日か締切日に提出してきます。そこを4月20日に、つまり早めに出せば人事も時間的に余裕があるのでジックリ見てくれます。1日数枚の履歴書をチェックするのと、1000枚以上をチェックするのでは1枚にかける人事の時間も変わってくるわけです。このような側面からも、提出書類はライバル学生より早く出すことにこだわって下さい。続いて中身です。早く出しても中身が薄ければ意味がありません。

特に自己PRで避けたいのが「協調性」と「コミュニケーション能力」についてです。

なぜ協調性がNGなのかというと、「協調性は意見の対立する者同士の調和を図ること」です。協調性をテーマにすると、結論がどうしても「○○をしてみんなの意見をまとめた」というようなスタイルになってしまう事が多いからです。これは企業が求めている回答ではありません。意見の対立する者同士を納得させるためにあなたが具体的にどういう手段で問題解決に至るまでの役割を果たしたのかという肝心な部分が抜けてしまい、「みんなの意見を聞いてまとめました。だから私は協調性があります」ではなんの評価も得られないという訳です。また協調性があるかはグループディスカッションを見れば一瞬でわかります。「この子、自己PRで協調性があるって言っていたけど普通だよね」と思われてしまう可能性が高いわけです。

「コミュニケーション能力」についても似ています。選考の場では必ず面接があります。この面接でコミュニケーション能力があるかないかはすぐにわかるのです。「私はコミュニケーション能力が高い事が強みです。」なんて書く学生は面接での敷居を自ら上げているのと同じです。

こういった理由から自己PRで協調性とコミュニケーション能力を書くのはやめた方が良いという訳です。自己PRは一つの経験をグッと深めていく書き方をしてあなたの人柄を伝えるようにしましょう。ではどのような自己PRが良いのかというと、「行動力」や「リーダーシップ」を発揮した経験を具体例を元に書くと良いでしょう。更に欲を言えば、困難に直面した時に周囲を巻き込んでどのように克服しそこから何を学びそれが今のあなたの強みになっていることまで書ければ評価は上がります。ここでいう強みは入社後に活かせる内容と整合性を持たせることで精度が上がっていきます。

【就活で履歴書を提出する時の自己PRの書き方④】履歴書で差を付けるために

上記でも触れましたが就活で履歴書を提出する際に、ちょっとした工夫で他の学生と差をつけることが出来るのです。多くの学生が普通にやっている事と同じことをするのではなく、細かい事でも良いのであなたのオリジナルを取り入れてみると良いでしょう。

また履歴書で意識したいのが「見やすさ」です。履歴書はほとんどの場合、手書きで書きます。丁寧な字で見やすく書くように意識しましょう。文字数が多くて入らないから一部の項目だけ極端に字が小さくなったり行間が狭くなったりするケースが良くありますが、見た目が悪くなります。見た目が悪いと見にくくなってしまうため、読み手が読みやすいように書くようにしましょう。

意外とここが出来ない学生が多いです。

就活が解禁になってエントリー時期になると履歴書とエントリーシートを同時に提出するように指示されるケースも多いです。その際に注意したいのが履歴書の自己PRとエントリーシートの自己PRは同じで良いのかという疑問が湧いてくるでしょう。質問が同じなのだから同じ回答で大丈夫だと考える学生が多いです。

しかし、結論からいうと違うネタで書きたいです。自己PRはあなたの経験値の幅と強みを伝える事で、それをうまく伝えることで評価があがります。その時に引き出しはたくさんあった方が説得力が出るという訳です。強みは同じでも経験は変えるなど、一定の整合性は保つべきですが、全く同じではもったいないです。せっかくPRする機会が2回もあるのですから違うネタで自分の強みをPRしていきましょう。

PRするネタを自分以外で考えることも大事です。現役の社会人に相談して一緒に自己PRを考えましょう。

おわりに

このように就活で履歴書を書くときに、少しの工夫で他の学生と差をつけることができます。履歴書のフォーマットを自分で作成したり、読み手に見やすいように丁寧な字で均等な大きさで書く、またNGテーマを知っているか知らないかなどほんの少しの事で企業の評価は大きく変わるのが現実です。自己PRはあなたの強みを伝える場ではありますが、評価するのは人事です。人事の視点に立って、人事の評価ポイントを押えることが重要になってきます。自己陶酔型の自己PRにならないように注意して履歴書の自己PRを書いていきましょう。

自己PRが苦手な方はOBに質問してあなたの良さを引き出してもらいましょう。

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