自分に合ったインターンシップ募集を探そう!おすすめ方法を伝授

インターンシップ

「インターンシップをやりたいけれど、どうやって募集を探せばいいのか分からない…」

そんな人のために、今回は「自分に合ったインターンシップの見つけ方」を含めたインターンシップ募集の応募方法についてご紹介します。また、みなさんがよく悩みがちな質問にも答えます!インターンシップ初心者も、これを見れば自分が次に何をすればいいのか分かるはずです。ぜひ見ていってくださいね。

そもそもインターンシップとは?

インターンシップとは、就業経験を通じて学生が社会、業界、企業や仕事への理解を深めることができる制度のことです。インターンシップに参加することで業界研究や企業研究、業務内容の理解度が捗るため、入社後のギャップを埋めることができます。多くの就活生は3年生の夏からインターンシップに参加します。2017年卒の平均参加社数は3社ほどで、参加社数は年々増加傾向にあります。つまり、インターンシップは就活における参加必須イベントだと言えるでしょう。

企業がインターンシップを募集する意図とは?

インターンシップへ応募する前に、なぜ企業がインターンシップを開催するのか考えてみましょう。インターンシップを開催するために、企業は毎年数十万〜数百万の資金を投資しているのです。そこまでして企業がインターンシップを開催するのには、何かしらのメリットや意図があるはずですよね。ここでは企業が学生向けに開催する意図をつかむことで、インターンシップの意義を理解しましょう。

ミスマッチを避けるため

インターンシップを募集する1つ目の意図は、ミスマッチを避けるためだと言えるでしょう。近年、学生と企業間でのミスマッチが問題視されています。3年以内に退社する学生は3割以上にのぼると言われています。なかには入社式当日に会社を辞めてしまう人がいるほどです。

企業は採用活動に多額の資金を使っています。採用活動の莫大な費用は、その後新入社員が会社に利益をもたらすことを見越して先行投資しているのです。そのため、新入社員に退社されることは、企業に多大な損害を与えます。こうした損害を受けないために、企業は積極的にインターンシップを開催し、学生に業務内容や会社の雰囲気などを知ってもらおうとしています。インターンシップの開催理由には、上記のようなミスマッチを避けるためがあげられるのです。

優秀な学生を見つけるため

インターンシップを募集する2つ目の意図は、優秀な学生を見つけるためが挙げられます。企業からすれば、「優秀な学生に来てもらいたい」と思うのが当然でしょう。そのため、本選考前にインターンシップを開催し、優秀な学生に目星をつける狙いがあります

優秀な学生は他の企業に取られる可能性があるため、事前に囲みこんでおく必要があります。インターンシップでコンタクトを取り、繋がりを持っておくことは学生はもちろん、企業からしても重要です。

その一例として「選考直結型インターンシップ」と銘打たれているようなものがあります。選考直結型インターンシップの多くは夏の期間におこなわれ、このインターンシップでの成績次第で本選考内定への近道になります。中小企業はもちろん、外資系や大手企業でもこうしたインターンシップを設けていることがあります。

このように、インターンシップを通じて優秀な学生を囲い込むことがインターンシップを開催する意図だと言えます。

自社の広告やPRのため

インターンシップを開催する3つ目の意図として、広告宣伝を行うためが挙げられます。インターンシップを開催することは一種の「社会貢献」として評価されます。そのため、社会に対する広告・PRのためにインターンを開催している企業もあります。数ある競合企業との差別化を図るために、もしくは自社の存在感を発揮するためにはインターンシップを開催することが1つの手段なのです。

また、参加した学生に対して自社のPRをすることもできます。学生にインターンシップを通じて自社のことを知ってもらうことは、イメージアップに繋がります。こうしたメリットの数々があるため、企業は莫大な費用がかかるインターンを行なっていると言えます。

インターンシップ募集をどうやって探す?

学校の掲示板から探そう

まず、学校のキャリアセンターを利用して、インターンシップを探す方法があります。

学校がきちんと確認している企業のインターンシップ応募しかないため、ブラック企業がほぼないのが魅力です。また、キャリアセンター以外にも、情報を持っている先生がいる場合もあります。定期的に学校のメールで新規応募が送られてくることも多いので、頻繁にチェックしてみてください。

就活サイトから探そう

就活関連サイトを経由して、自分から募集を見つける方法もあります。

掲載してある企業数が多いので、自分に合ったインターンシップが見つかりやすいのが特徴ですが、そのぶん自分で情報を取捨選択する必要があるのがポイントです。現在はたくさんの就活関連サイトがあるので、それを有効活用して様々な企業のインターンシップを比較するやり方がおすすめです。できるだけたくさんのインターンシップ情報を集めて、より自分に適したインターンシップを選びだしましょう。

企業の公式サイトから探そう

インターネットを利用した方法の中には、企業の公式サイトから直接探す方法もあります。

人気企業の中には、就活関連サイトに応募を掲載しない企業もあるため、参加したい気持ちがある企業は公式サイトを直接チェックしてみるのがオススメです。幅広い企業の比較検討などはできませんが、絶対に入りたい企業があるならまずは公式サイトを見てみましょう。

インターンシップでは報酬はでるのか?

インターンシップに報酬が発生することはほとんどありません。理由としては、参加した学生は企業に対し利益をもたらしているわけではないからです。インターンシップはあくまで会社を知るための業務経験やワークの一環です。企業の業務に携わっているわけではないため、報酬は出ないと考えたほうがいいでしょう。

交通費・滞在費は、遠方から参加した学生に対し支払われる場合があります。この点はインターンシップに参加する際に人事の方に相談してみるといいでしょう。

ただし、一部例外があります。それは長期インターンです。長期インターンの場合は報酬が発生することが多いです。それは、インターンを通じて、実際に企業の業務に携わり利益を発生させるからです。長期インターンシップは時給制なことが多いです。

自分に合ったインターンシップ募集を見つけるには

無理のない開催期間を選ぶ

インターンシップは、開催期間によって種類が分けられます。

たった1日や数日で終わる短期のものから、数か月にわたって行われる長期のものまでさまざまです。他の予定が忙しいのにあまり長期間のものを選ぶと、体調を崩してしまうこともあります。自分のキャパシティが越えないくらいの期間のものを選ぶことが重要です。自分はどれくらいの期間をインターンに使いたいのか考え、無理のない開催期間のインターンシップを選ぶといいでしょう。

1dayインターンシップ、短期・長期インターンシップについては

セミナーのタイプをチェックする

開催期間以外にも、セミナーのタイプによって種類はさらに細かく分けられます。

まずは、1日◯◯体験講座などの名前で開催されることが多い、体験型セミナーです。これは、短期間でその企業の仕事を気軽に体験してもらい、企業の名前を売ることを目的とする場合が多いです。

それ以外には、課題解決型セミナーもあります。こちらは体験すること自体が目的ではなく、企業の仕事を通して1つのプロジェクトを遂行することが目的のインターンシップです。数ヶ月にわたって開催される、長期間のものが多いです。体験型セミナーは気軽にたくさんの企業が経験できますし、課題解決型セミナーは就活に実践的に役立つスキルが身に付けられます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分がより魅力的だと感じる方に応募しましょう!

企業の考えが自分と合致するか確認する

希望する開催期間やタイプが決定したら、あとはその企業の考え方が自分と合うかどうかが最後のチェックポイントです。

企業が掲げる理念に心から同意できるか?を考え、そうでないなら他のインターンシップを探した方が後で後悔しないかもしれません。自分の時間を使って参加するのですから、一緒に働きたいと感じる企業でなければ意味がありません。納得して参加できるような企業を見つけましょう。

インターンシップ募集で困ったら

志望企業がインターン募集をしていなかった…。

意外とよくある落とし穴が、「第一志望の企業がインターンシップを募集していなかった…」ということです。

たくさんのインターンシップ応募を目にするとついつい錯覚しがちですが、すべての企業がインターンシップを募集しているわけではありません。そのような場合は、一応確認として企業に電話をかけて聞いてみるのも一つの手です。もしかしたら、問い合わせしないと分からない情報があるかもしれません。

あるいは、問い合わせが多数寄せられればインターンシップ開催を検討してくれる可能性もあります。それでもダメな場合は、同業種の別企業のインターンシップに応募してみるのが良いでしょう。企業研究には確実に役立ちますし、第一志望の企業の良いところも悪いところも見えて来て勉強になりますよ。

学校経由か自分で探すか、迷う…。

学校経由で応募するのと、自分でサイトを利用して応募するのでどちらにしようか迷う人も多いようです。

学校経由の応募は、単位振替可能なものや長期間の課題解決型セミナーが多く、サイト利用の方は短期間の体験セミナーが多い傾向にあります。自分がどんなインターンシップに参加してみたいかによって、応募方法を選ぶのがおすすめです。ただ、特定の探し方でしか見つからない応募もあるので、困ったら全部の方法を使ってひとまず情報を集めてみるのも一つの手ですよ。

複数のインターンシップに応募しても大丈夫…?

就活本番の試験もたくさんの企業にエントリーするのが普通ですから、もちろん大丈夫です。ただ、希望者多数で抽選になったり、別途面接で選考を挟んだりして、応募しても必ずそのインターンシップに参加できるとは限りません。

ですから、なるべくたくさんの企業に応募するのが推奨されています。また、今まで興味がなかった業種でも、試しに参加してみたインターンシップで仕事の魅力に気づき、志望業種が変わった!という人もたくさんいます。自分の視野を広めるためにも、幅広い企業のインターンシップに参加することをオススメします。

どれくらい前から準備をしておくべき…?

インターンシップの準備は、早くからしておいて損はありません就活本番とは違って、インターンシップはみんな何から何まではじめての場合がほとんど。早めに準備を終わらせ、心に余裕を持たせることで本番も安心して挑むことができます。

特に、履歴書やエントリーシートの準備に苦戦している人が多いので、そういった書類の準備を事前に進めておくのがおすすめです。キャリアセンターやOBに添削をお願いしたりして、完璧な状態で提出できるようにしましょう。書類提出締め切り日の10日前には一通りの準備が終わっているように、早めの行動を心がけてください!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。インターンシップに参加するためには、まず応募しなければ話は始まりません。

しかし、たくさんの応募方法がある中で、一番大切なのは「自分に合った企業のインターンシップを見つけることが出来るかどうか」ということです。どんな方法を使って募集を見つけるか、という質問自体はそこまで重要ではありません。

どんな方法を経由しても、自分の心とよく話し合って自分に一番適したインターンシップを見つけられればそれで良いのです。今回紹介した情報を参考にして、自分にぴったりのインターンシップですばらしい経験ができるように頑張ってください!

 

◼︎インターンシップの情報をもっと知りたい方にオススメの、就活Hack厳選ノウハウ記事はこちら

知らないと損!インターン面接で失敗しないためのコツとは?

【人には聞けない!】インターンシップとは何かを徹底解説

https://shukatsuhack.com/426/

通過するインターンシップの志望動機の書き方と企業の選び方

海外インターンシップで英語力ゲット! 知っておくべきポイントとは

 

コメント

Copied title and URL