就活をするにあたり、誰しもが今までになかったような悩みに直面したり、うまくいかないことで落ち込んでしまうこともしばしばあります。
そうした自分の気持ちが下降気味の際に、一体どのようなことを考え行動すればいいのか、就活以外にも生きていくうえで役立つような内容になっていますので、詳しく学びましょう。
就活がうまく行かないのはなぜ?
就活をしていく中で、様々な悩みはたくさん生まれてきますが、そんな悩みの中の代表格とも言えるのが、就活がうまくいかないという悩みです。
就活がうまくいかない原因は、人によって様々あります。
例えばそれは、エントリーシートの書き方であったり、面接での受け答えやその内容であったりと、就活がうまくいかない原因というのは1つではありません。
今回は主にそうした就活がうまくいかない原因にはどのようなものがあるのか、さらにはどのように対処して打開していけばいいのか、この記事でご紹介していきます。
就活がうまくいかないと悩んでいる方、もしくは就活はまだだけどそれで悩んでしまいそうな方も必見です。
就活がうまくいかない特徴・原因7選!
就活がうまくいかないと思う場面は人によってそれぞれ異なりますが、だいたいは受験した企業からの不採用の通知を受けた際に感じてしまう方が多いのではないでしょうか?
それも1度ならばまだしも、立て続けに受験した企業から不採用通知が来てしまうと、やはり人は落ち込んでしまいがちです。
ですが、やはりそこは就活ですので、ずっと落ち込んでいるわけにもいきません。
何が原因で自分は不合格になってしまっていたのか、その原因を追求することが1番大切です。
・特徴や原因2: ESの完成度が低い
・特徴や原因3: 面接でのコミュニケーションが不十分
・特徴や原因4: 基本的なビジネスマナーが欠如している
・特徴や原因5: 業界研究をきちんと行っていない
・特徴や原因6: 適切な自己分析ができていない
・原因7: 不合格になった理由を分析していない
特徴や原因1: 就活の軸が明確になっていない
就職が内定した先輩たちの話の中に、よく出てくる言葉の1つとして挙げられるのが、就活の軸というものです。
この就活の軸が何かというと、簡単に言えば自分が仕事をするうえでの将来のビジョンのようなものです。
就活がうまくいかない場合、大きな要因の1つとして考えられるのがこの項目になります。
例えば、自分はこんな職業に就いて、そこでどのような仕事をしてどのようなことを成し遂げたいのか、そしてそのために今までどのような努力をしてきて、どのようなスキルがこの職場で役立つと考えているのかなど、将来性を見据えた自分なりのビジョンこそが就活の軸なのです。
これを明確にしておくことで、エントリーシートや面接の際にも、何を書こうか言おうかと迷うことなく、書いたり発言したりできるようになります。
とりあえず就職を、という軽い気持ちで臨んでしまうと、やはり見た目こそ他の就活生と同じでも、その企業や仕事に対する熱意の違いや就活の軸の不明確さで不採用になり、就活がうまくいかないという場合も多々あります。
就活自体、自分がどのような企業に向いているか分からないと、まずそこから迷っている方は、自分の趣味や好きなことがどのようなもので、こういうものならば自分も楽しく働けて得意な分野を発揮できそうだというものを複数見つけておくと、就活しやすくなります。
そうした、なんだそんなことかと思えるような身近なところから、就活の軸は生まれるものなのです。
特徴や原因2: ESの完成度が低い
ESの完成度の低さもまた、就活がうまくいかない理由の1つになる場合があります。
ESは主に就活での1番最初の難関と言っても過言ではありません。
言わば書類選考のようなもので、文字でまずは企業側に自分のことを伝えなければなりません。
そんな時に何をどう伝えればいいか分からずに、思いついたものからとりあえず書いていくと日記を書くような書き方で書いているという方も少なくはないのではないでしょうか?
ESの完成度を高くするためには、まず結論から書くことが大切です。
例えば、自分はこんなスキルがあってこれをするのが得意なので、この仕事に携わってそのスキルをしっかりと発揮したいです、と言ったような企業側に1番伝えたいアピールポイントを書きます。
そうすることで企業の方が見た際に、この人はこの仕事をしたいのだなということがひと目で分かります。
そして結論を書いたら、次にその結論に肉付けするような文章を書いていきます。
例えば、自分はこの仕事をしたいためにこのスキルをどのような方法で何年かけて身につけたか、それが今私生活や周りにどのように役立っているか、などそのスキルを身につけた過程とその結果や影響などを書いて話を膨らませていきます。
肉付けするためのスキルがいくつかある場合は、そのESの文字数や欄の幅にもよりますが、2〜3つ程度挙げておくといいでしょう。
そのうえで、最後に再度結論を2度押しするように、そのため自分のこのスキルがこの仕事の役に立ち、将来このようなことを成し遂げたいので応募致しました、といったような締め括りにします。
そうすることで、1番アピールしたいことが2度使うことで強調され何をアピールしているのか分かりやすく、完成度の高い文章になります。
特徴や原因3: 面接でのコミュニケーションが不十分
就活においてESは通るのに、なぜか面接が通らずにうまくいかないことで悩んでいるという方も少なくはないのではないでしょうか?
面接でアピールするうえで大切なポイントは、実はESと同様の方法で言葉を並べることです。
特に面接では慣れていないと緊張から頭が真っ白になってしまい、いざという時に何を言っていいか分からずにうまくいかないという方が多いのが現状です。
そういう際には、ESのように結論を先に延るようにしましょう。
結論さえ先に述べてしまえば、その肉付けとなる話は、自分が経験してきていることですので、緊張していても意外と口から出やすくなるようになります。結論を先に言わないと、ただただ話が長くなるばかりで肝心の自己アピールが分かりづらくなってしまい、結果として企業側にその熱意や自分をアピールし損ねて、うまくいかない場合も多くあります。
また集団面接でよくありがちなのが、自分が言おうとしていたことを前の人が言ってしまって焦ってしまうことです。
なぜかあのような場になると、人とは違ったことを言わないとと思ってしまいがちですが、同じであれば同じで全く構いません。
なぜそう思うのか、その理由や自分の経験談からそう思うということは人それぞれ違いますので、そこで差別化を図るようにしましょう。
ようは、面接は企業側の方に自分がどのような人間かを知ってもらうための場ですので、あえて周りは気にせずしっかりと自己アピールすることが大切です。
特徴や原因4: 基本的なビジネスマナーが欠如している
就活がうまくいかない原因の1つとして挙げられるのが、基本的なビジネスマナーが欠如していることです。
例えば、日常生活で何気なくしていることがビジネスマナーでは違反であったりすることも意外とあったりします。その代表格ともいえるのが、言葉遣いです。
小学校の頃に習うような尊敬語や丁寧語といったものは、学生の頃にはほぼ無縁ですが、社会人になった途端にそうした言葉遣いが必要となる場合があります。
それは社内の上司や先輩に対してはもちろんのこと、取引先の方やお客様相手の仕事となると、そうした面は最重要と言っても過言ではありません。
特に取引先と頻繁に取引をする部署や接客業の仕事に就きたいと思っている方には、特に必須項目になることは間違いありません。
そうした言葉遣いを身に付けるためにも、アルバイトをしたりして先に社会を知っておくとビジネスマナーの最低限が自然と守れるようになります。
また合わせて身だしなみや、手帳やメモ帳などを持ち歩いてメモは極力スマホなどでしないように心がけたりと、ちょっとしたことで印象を大きく左右するのがビジネスマナーなのです。
特徴や原因5: 業界研究をきちんと行っていない
就活の軸を考えると共に同時並行でしておきたいのが、自分が入りたい業界の研究です。
就活のうまくいかない理由の1つとしても、この原因は大きな要因ともなりうる場合があり、自分のことだけをアピールしても、結果としてその企業でどのようなことをして自分の持っているものを発揮したいかを最終的にアピールしなければ意味がありません。
そのためにも、受験する業界のことは事前にしっかりと研究しておくことが必要です。
大手企業であれば少し調べればだいたいのことは出てきますが、もっと専門性のある企業となるとなかなか調べただけでは出てこないことも多くあります。
もしそうした企業の業界を研究しようとするのであれば、その企業が開くセミナーなどがあれば積極的に行ってその場で企業の方の話を聞いて学ぶようにしましょう。
また企業訪問などが可能なところであったり、資料請求ができるような企業であれば、それも積極的に取り入れてしっかりとどのような業界なのかを研究するようにしましょう。
そこで溜めた知識をもとに、ESや面接で自分の経験談ややりたいことを絡ませてそれに肉付けすることで、より熱意と自分のしたいことが企業側に伝わりやすくなります。
特徴や原因6: 適切な自己分析ができていない
就活がうまくいかない理由の1つとして挙げられるのが、適切な自己分析ができていないことです。
自己分析は、ESや面接といった自己アピールなどで必要となる材料集めをするために行う分析のことで、いわば就活における必要不可欠項目の1つです。
自分が1番自分自身のことを知っているのだからと過信して、あまり自分の材料集めをしなかったり、自己分析といっても何をしていいか分からないから、とりあえず後回しという方も少なくはないのではないでしょうか?
実はこの自己分析こそが、就活がうまくいかない最大の要因となる場合が多くあります。
自己分析は自分が今まで実際にどんな経歴を歩んできたのかその事実も大事ですが、自分の内面性も大いに重要になります。それも内面に関しては、自分が思っている自分自身と周りから見た自分では異なった印象を受ける場合があります。
そのため、自己分析は自分だけでせず、家族や友人といった自分と関わりが多い方々に、自分はどのような人間か改めて聞いてみるといいでしょう。
そうすることで、自分が知らない自分の面を発見することができたり、新たな自分の良さを発見することにも繋がります。
原因7: 不合格になった理由を分析していない
就活がうまくいかない理由の1つとして挙げられるのが、不合格になってしまったらそのままその案件は放置で、不合格になった理由を分析していないということです。
もちろん不合格にならずに内定をもらうのが1番いいことですが、複数の企業を就活で受験するからには、時として複数の不合格を目の当たりにしてしまう場合もあります。
ですが、そうした際に不合格の通知をもらったらその案件はもうおしまいと思って放置したり、忘れてしまったりしている方も多いのではないでしょうか?
実はその不合格になった原因をきちんと分析するか否かで、うまくいく人とうまくいかない人に差が生まれたり、その後の就活の運命を左右するといっても過言ではありません。失敗は成功の元という言葉や、負け試合の方が学ぶものが多いという考えがあるように、不合格になったからこそそこから学ぶものはたくさんあります。
そこで自分がなぜ不合格になったか、その原因を追及してその後の就活に活かすことで、内定が取れたり就活自体がスムーズになったり、余計な不安や緊張感がなくなるといったように、まさにいいことづくしです。
それを終わったからと怠ってしまうと、より就活への意欲が削がれてしまったり、何をすればいいか路頭に迷うことになってしまいますので、うまくいかないと思っている方は、きちんと原因分析はするようにしましょう。
就活がうまくいかないときの対処法7選
ここからは、就活がうまくいかない時の対処法をいくつかご紹介します。
・対処法2: 身だしなみに気を配る
・対処法3: 時間をかけて自己分析を行う
・対処法4: 視野を広げる
・対処法5: 面接の練習を十分にする
・対処法6: 志望動機をよく考える
・対処法7: BtoB企業をチェックする
上記のものをそれぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
対処法1: 基本的なビジネスマナーを身につける
先程もビジネスマナーのことについて少し触れましたが、基本的なビジネスマナーは、就活の時から重要なポイントであり、就活がうまくいかない項目の1つになりうる場合があります。
例えばアルバイトをして社会を先に知っておくことで、ビジネスマナーのあれこれを把握しておくのもいいですし、内定した先輩や親御さんから社会人としての心得やマナーを教えてもらうのものいいでしょう。
そうして普段の日常生活で学べることは、早いうちから学んでおくととても便利ですし、それに越したことはありません。
そうして体に染み込ませたものというのは、いざ就活の受験会場などで緊張して頭が真っ白になっていたとしても、自然と出るものですし、準備しておくということで余計な心配や不安を取り去ってくれます。
そうすることで心強い味方となってくれますので、日頃からコツコツと無理のない範囲で身につけておくことをおすすめします。
対処法2: 身だしなみに気を配る
社会人はもちろんのこと、就活生であっても、身だしなみにはしっかりと気を配る必要があります。
例えば髪の色や髪型といった外見はもちろんのこと、身に付ける靴であったり腕時計であったり、持つカバンであったり、そうしたものにもしっかりと気を配っておくことが必要です。
フレッシュマンらしく、清楚で好印象を与えるように心がけましょう。
特に女性の場合は化粧も必要ですが、ナチュラルメイクにすることで好印象を与えることができます。肌の色からあまり離れた色のものは使用せずに、自分の肌に近いような色のものを選ぶのがおすすめです。
また、就活といえばスーツですが、そのスーツも座ったり立ったりを繰り返していると、どうしてもシワが寄ってしまいがちです。
シワが寄ってしまった際には、なるべくこまめにアイロンなどをかけるなどしてシワを伸ばしておくようにしましょう。
そうすることで身だしなみもきっちりしているという印象を与えやすくなります。
このちょっとした身だしなみで、就活がうまくいかないという場合もありますので、覚えておくことが大切です。
ぜひ身につけている物だけでなく、その身につけている物の状態までしっかりと見極めて、こまめにお手入れをするようにしましょう。
対処法3: 時間をかけて自己分析を行う
先程も少し触れましたが、自己分析を行うことは就活にとって、とても大切なポイントの1つです。
特に就活がいまいちうまくいかないと思っている方にとっては、ここを改善すればスムーズにいく場合も少なくはありません。
自己分析に関しては、いつでもどこでもできるのが最大の利点です。
そのため、業界研究やESなどの文章を考える隙間時間にでもできるので、気分転換も兼ねてやってみるのもいいでしょう。
自分のことを全然知らない企業側に対して、何をアピールすれば自分をより知ってもらえるのか、そのためには1番何をアピールすることが効果的なのか、時間をかけてじっくりと考えてみましょう。
何か思い浮かんだ際には、とりあえず箇条書きでもいいのでメモを取っておくと、いざという時にそれらをまとめて文章にすることもできるのでとても便利です。
アピールする項目は多くは考えずとも、2〜3つほど誰にも負けない強みというものやアピールポイントを見つけておいて、そこにそれぞれ肉付けをしていくと自己アピールなどに繋げることができるので便利です。
対処法4: 視野を広げる
就活において、うまくいかないという場合の1つの原因として考えられるのが、1つの業界などにこだわりすぎているという場合もあります。
自分の就きたい業種が明確になっている場合は、どうしてもそちらの業種に目がいきがちで偏ってしまいます。
ですが、就職先の視野を広げることで、今まで気づかなかった自分に合った業界や企業が見つかる場合もあります。
もし就活でうまくいかないことが続いていると思った際には、そうして他の業界や企業への視野も広げてみると、案外自分のしたいことが新たに見つかったり、してみたいと興味を持てる仕事が出てくる場合もありますので、ぜひおすすめです。
そうすることで、一旦煮詰まったものをリセットしてリフレッシュすることもできますし、視野を広げることで気分転換になりますので、積極的に視野を広げてみましょう。
対処法5: 面接の練習を十分にする
就活がうまくいかない理由が面接だと分かっている方におすすめなのが、面接の練習をしっかりとすることで、体に染み込ませておくことです。
学校での面接練習などはありますが、それでも不安だという方はぜひご家族に手伝ってもらって部屋に入るところから実際の面接、そして部屋を出るまでの一連の模擬面接試験を繰り返し練習してみましょう。
聞いてもらう項目を毎回同じにするのではなく、その都度質問を変えてみたり項目を入れ替えて質問してもらうことで、より面接試験に近い状態で練習することができるのでおすすめです。
この面接試験は、就活では複数回行う企業も多いため、準備が不十分だと力を発揮できない場合が多いので、事前にしっかりと練習をしておくことが必要です。
対処法6: 志望動機をよく考える
志望動機は、ESでも面接でも必ず聞かれる項目です。
就活がうまくいかないという理由の1つに、この志望動機を上手くまとめられないという方もいます。
志望動機は企業研究したことも含めて、自己アピールと掛け合わせてアピールできる大切な項目の1つです。
自分が何故その企業で働きたいと思ったのか、その理由をしっかりとアピールするようにしましょう。
その際に、自分の培ってきたスキルや、そのスキルがどのようにその企業にとって貢献できて役に立てるのか、ただその企業で働きたいということをアピールするのではなく、そうしたことも絡めてアピールすることで、志望動機がより深く熱意が伝わりやすくなります。
ですので、志望動機はよく考えておき、面接練習などを繰り返すなどして、しっかりと答えられるようにしておきましょう。
対処法7: BtoB企業をチェックする
就活がどうしてもうまくいかないという場合には、BtoB企業をチェックする方法もあります。
BtoB企業はBtoC企業に比べて知名度が低く、競争率も低い傾向にあるため、就活生のターゲットになりにくくいというのが1つのポイントとして挙げられます。
ちなみにこのBtoB企業というのは、ターゲットが企業相手の企業のことを指し、BtoC企業とはターゲットが消費者相手の企業のことを指します。
そのため、BtoC企業は有名企業などが多数存在し、テレビCMや広告といった宣伝力があるのが魅力的ですが、やはり消費者相手ですので業績に波が出てきます。対してBtoB企業は、企業相手に事業などを展開していきますので、余程でない限りは波などはなく安定した取引をすることができます。
そうしたことから、BtoB企業には優良企業が多く存在しており、うまくいかないと思っている方はもちろんのこと、就活の目標として安定した仕事場で働きたいという方にとっては、とてもおすすめです。
就活がうまくいく人の特徴は?
では逆に、就活がうまくいく人の特徴として、どのようなものがあるのでしょうか?
就活がうまくいかない方は、内定した先輩など、就活がうまくいく人からどのようなことを心がけているかなど直接学ぶことも大切です。
・特徴2: 自己分析をしてアピールポイントを明確にしている
・特徴3: 業界研究や企業研究をきちんと行っている
・特徴4: 面接の練習を何度も行っている
・特徴5: 不合格になった原因を分析して次に活かす
・特徴6: 新卒向け就活サービスを活用している
そうした就活がうまくいく人のポイントとして、上記の項目についてそれぞれご紹介します。
特徴1: 就活の軸がきちんと定まっている
就活がうまくいかない人と、就活がうまくいく人の差として挙げられるポイントの1つが、就活の軸が決まっているか否かです。
就活は先程就活の軸の部分でも触れたように、自分なりの将来像やビジョンを明確にしてそのスタートラインとなるのが、就活です。
自分が将来どのような企業でどのような仕事をして最終的には何を成し遂げたいのか、もしくは何を極めていきたいのか、そうした自分なりのビジョンが就活がうまくいく人の場合には明確になっていることも多いです。
ですが、ただ漠然と就活の軸と言われてもどう定めていいか分からないという方は、そうした就活の軸や自分の夢や目標を持っている人に直接聞いて、どのようにしてそうした軸やビジョンを定めているのか方法を聞くのも1つの方法です。
特に就活という初めてのことをする際には、そうしたことを1人で深く悩んで考えてしまうため、かえって集中力が散漫してしまい就活がうまくいかない方も多いのではないでしょうか?
そのように1人で抱え込んで悩みがちな方は、ぜひ就活の軸の定め方を伝授してもらいましょう。
特徴2: 自己分析をしてアピールポイントを明確にしている
就活がうまくいく人とうまくいかない人の差として挙げられるのが、自己分析をしっかりとすることで、自分のアピールポイントを把握できているかどうかということです。
就活がうまくいかないときというのは、自分の言いたいことやアピールしたいことがあやふやで、企業側の方に伝える前に自分自身がまず把握できていない可能性があります。
まずは自分の特徴や長所などを箇条書きなどにして書いていき、その後志望する企業で自分のそうしたスキルや良さをどのような仕事でどのように発揮したいか肉付けするような感じで考え、ノートなどに書き留めていきましょう。
こうしたものを最初から文章にして考えてしまう方も少なくありませんが、うまくいかない方はまずは思いついたものからその都度箇条書きにしていくと、自分のアピールポイントがまとまりやすくなります。
特徴3: 業界研究や企業研究をきちんと行っている
就活がうまくいく人とうまくいかない人の差の1つとして挙げられるのが、業界研究や企業研究をしっかりと行っているかどうかということもあります。
就活がうまくいかない特徴の1つとして、自己分析など他のことに力を注ぎすぎるあまり、こうした研究が適当になってしまいがちな場合もあります。
その企業に入りたいという希望を持つからには、やはりその企業の詳しくまでは知らずとも、公式のホームページをはじめ資料請求やセミナーなど自ら行動を起こしてその企業について研究する必要があります。
この企業研究や業界研究をすることで、志望理由などを書いたり話したりする際にも大いに活用することができ、何を書こうか言おうかそうした迷いや不安を打ち消してくれることになります。
さらに就活は、企業側の方もなぜ自社で働きたいのか、特に競争相手が多くいる大手などの場合には、なぜ他社ではなく自社なのかということを1番知りたいと思っている企業も多く、その部分の理由を明確化してくれるのが、企業研究や業界研究なのです。
特徴4: 面接の練習を何度も行っている
面接で緊張してしまいがち、集団でいる場所での発言が苦手だという方も、日常生活の中で少なくはないのではないでしょうか?
就活がうまくいかない人と就活がうまくいく人の差としてあるのが、面接練習がしっかりとできているかどうか、という点も挙げられます。
誰しも知らない人しか居ない中での発言やアピールというのは、どうしても緊張してしまいがちです。
その中でも緊張で頭がすぐ真っ白になってしまいがちな方、周りの声が聞こえなくなってしまいがちな方は、まずはその不安を打ち消すほどの面接の練習量をポイントにおきましょう。
就活がうまくいく人の特徴として、学校や自宅で繰り返し面接練習をすることで、どのような質問に対しても、ちゃんと自分のアピールポイントを上手にアピールできるようにしている傾向にあります。
もし面接が得意だ、または人前で分かりやすく話すことが得意だという方が周りにいる場合には、ぜひその人に協力してもらってアドバイスをもらったり、面接練習に付き合ってもらうのもいいでしょう。
塵も積もれば山となるという言葉もありますが、練習した分だけの経験値は確実にたまっていきますので、ぜひ数をこなすことを心がけてみてください。
特徴5: 不合格になった原因を分析して次に活かす
就活がうまくいかない人とうまくいく人の差として挙げられるポイントの1つに、不合格になってしまった場合には次に繋げるために、その原因を探り見つけその部分を改善していくという姿勢があります。
不合格になってしまったからこれはここまで、と放置してしまうのではなくて、なぜ自分が不合格になってしまったのか、何が足りなかったのかをしっかりと原因分析することが大切です。
先程も1度解説したように、負け試合からの方が学ぶことが多い、などとよく言われますが、うまくいかない場合、そこには必ず敗因や原因というものがあります。
そこをきっちりと修正して次に臨むかどうかで、スポーツでも就活でも勝利に繋げることができます。
もし自分だけでは何が原因だったのか追求しきれない場合には、家族などにそれを話して一緒に原因追求するのもいいでしょう。
そして、何が原因だったのかを箇条書きにしてノートにまとめて、次はこうするという改善ポイントも共に記載しておくと、就活での次のステップに活かすことができます。
特徴6: 新卒向け就活サービスを活用している
就活がうまくいく人とうまくいかない人の差の1つとして挙げられるのが、新卒向け就活サービスを活用しているかどうかということもあります。
新卒向け就活サービスとは、マイナビやリクナビといったWeb上で登録できる就活サイトのことで、そこでは企業紹介などはもちろんのこと、就活のノウハウや、企業の選考ポイントや求人情報を紹介したりと、就活に対して幅広いサービスを取り扱っているサービスのことです。
そうした新卒向け就活サービスは、企業研究や業界研究が苦手な方はもちろんのこと、就活がうまくいかない方にとっても、とても役立つサービスですのでぜひおすすめです。
そこから新たなヒントを得ることができたり、今までの自分に足りなかったものなども把握できる場合もありますので、積極的に活用することをおすすめします。
就活がうまくいかないときは自分を見つめ直そう
就活がうまくいかないときは、誰しもありがちなことです。
そうした際には以下のポイントを見つめ直すことで、よりスムーズに就活を進めることができる場合もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
・自分の長所、短所、アピールポイントを探すことも大切
・本当にやりたい仕事は何かを考え、就活の幅を広げよう
・目標を明確にできる
自分を見つめ直せば就活の軸が定まる
就活がうまくいかない方の中には、就活を進めていくうちに、就活での目標だけでなく自分自身を見失ってしまいがちな方も少なからずいます。
そうして自分に自信がなくなってしまうような方は、ぜひ今1度まずは就活ではなく自分自身を見つめ直すことから始めてみましょう。
こんなことをしている場合ではないと焦ってしまいがちですが、実は就活とは企業とはもちろんのこと、自分自身と真正面から向き合う場でもあります。
就職しなければいけないという考えではなく、就活でさえも自由ですので、就活をすることで新たな自分探しをするもよし、自分の得意分野を活かすもよし、ある意味自分のしたいようにでき選べるのが就活です。
前々からこんなことがしてみたかった、子どもの頃からの夢はそういえばこれだった、など、自分自身を原点に戻すことで、案外就活で狭まっていた視野が元通りになったり広くなる場合もありますので、ぜひまずは自分自身を見つめ直してみてください。
そうすることで、就活の軸もより明確さが増してきます。
自分の長所、短所、アピールポイントを探すことも大切
就活がうまくいかないときには、ぜひ自分の長所やアピールポイント、そして短所を見つけることにも力を入れてみましょう。
自分自身では気づけない面も多くあります。
そうした際には、よく自分のことを知っている家族や友人といった方に、自分の長所や短所、他の人には負けていないアピールポイントを聞いてみるといいでしょう。
そこに自分自身の強みや譲れない信念なども加えて、まずはノートに箇条書きにしておきましょう。
そしてできたら家族などにそれを見てもらい、アドバイスをもらったりそこからいいアピール方法などを一緒に考えたりしてもらうようにすると、スムーズです。
就活は1人でするものと考えがちですが、しっかりとバックアップを活用して、特にうまくいかないときには1人で抱え込まないことが大切です。
本当にやりたい仕事は何かを考え、就活の幅を広げよう
就活がうまくいかないときの対処方法として、今自分が見ている企業や業界が偏っていないかどうかを今1度確かめてみるのもいいでしょう。
特に多趣味な方やあれやこれやと様々なことをしてみたいという性格の方は、自分の興味ある他の分野も見てみることをおすすめします。
そうすることで、就活がうまくいかないという煮詰まっていた頭もリフレッシュされ、新たな気持ちで就活に取り組むことができ、さらには新たな興味ある業界に出会うことができる可能性もあるからです。
そうして企業や業界への視野を広げて就活に幅を利かせることで、自分のしたい仕事が見つかったり、自分に合った仕事が新たに見つかったりする場合もあります。
固定することなく柔軟に視点を変えることで、いくらでも就活の幅が広がります。
目標を明確にできる
就活がうまくいかないときの原因として、様々な目標が明確になっていない場合があります。
目標と言われると漠然としすぎていて、どう定めていいかよく分からないという方も少なくはありません。
ですので、まずは目標を最終的に自分はこうしたい、もしくはこうなりたいという今の自分から1番遠いところに定めます。
そこから逆算するように、こうなるにはこういうことが必要で、こうすることがいいという具体的な方法を見つけながら今の自分自身をゴールとしてみてください。
そうすることで、漠然としていた目標が徐々に明確化されていきます。
頭の中でそれを考えていると途中で分からなくなってしまいますので、まずはノートの1番上に最終目的である自分がしたいこと、なりたいものを書き、そこからツリー形式のように線を引きながら、そのためにはどうすることが必要かを記載していきます。
そうすることで就活の中で自分がしなければいけないことは何か、どのような仕事に就かなければならないか、など身近な目標まで自然と定まってきます。
目標を明確化するには、常にノートに書きメモをしていくことで目に見えるようにしておくことで打開できる場合もありますので、ぜひ試してみてください。
就活がうまくいかないならリフレッシュすることも大切!
就活がうまくいかないときの対処方法として、心身共にリフレッシュさせるということも大切なポイントです。
なぜリフレッシュが大切なのか、ここで解説します。
少し休めば気分転換できて十分なポテンシャルを発揮できる
就活でうまくいかないときには、一旦その作業を完全に置いて、気分転換を含めた休養をとるようにしましょう。
就活は様々なことを含めると長丁場になる場合も多々ありますので、集中力をずっと保つのは不可能に近いです。
なにより就活のことを考えながらでは、やはり完全なリフレッシュとまではいかず、どこかに就活がうまくいかない焦りやモヤモヤを残したままになってしまいます。
ですので、気分転換する際には就活のことは一切考えずに、自分の好きなことや趣味のことをして心身共にしっかりリフレッシュすることが大切です。
そうすることで、ひと息入れた際にしっかりと心身を休め癒すことができますので、やる気の復活や以前にも増して高いポテンシャルを発揮することができるようになります。
ポジティブ思考を維持するためにも重要
就活中もポジティブな考え方をし続けている方もいますが、それでも就活ではいつも以上に心身を削ってしまいがちですので、そうしたポジティブシンキングの方にも、やはり気分転換はおすすめです。
気分転換をしてリフレッシュをすることで、うまくいかない就活がうまくいき始めたり、よりポジティブシンキングになれる場合もありますので、定期的に好きなことをしたりして気分転換を忘れないように心がけることが大切です。
さらには、そうしたポジティブシンキングの維持にも繋がりやすくなりますので、休養や気分転換は就活の時こそ、そしてうまくいかない時こそ、自分自身を保つためにもなによりも大切な項目なのです。
自分を見直す機会にするのもおすすめ
就活がうまくいかないと悩む方におすすめなのが、気分転換をして心身をリラックスさせリフレッシュさせることで、自分自身とより向き合う余裕が生まれてくる場合があります。
特にこうした煮詰まった就活などでの休養方法や気分転換をしてリラックスできる方法を見出しておくと、社会人になった際でもしっかりとそれを応用できるようになります。
なにより休養や気分転換方法が上手くなれば、それもまた自分自身を見直す機会であり、自分のアピールポイントの1つにもなり得ます。
仕事に就くと、やはり慣れるまでに時間がかかったり、うまくいかないことで感じたことのない心身疲労やストレスに直面することも多々あります。
そんなうまくいかない際の対処法として、それを上手くかわしていけるようなスキルをこの就活の時点で身につけておくことで、とても役立ってくれます。
ぜひ、この就活をしっかり活用して、今まで以上に上手な気分転換方法を見つけると共に、自分自身を見直して心身に余裕を持つようにしましょう。
内定をもらうためには熱意が大切
就活でうまくいかない理由として、企業や仕事に対する熱意が出にくい、もしくは伝わりにくいという方も多いのではないでしょうか?
そうした方も必見、内定にも大いに関係してくる以下の項目について解説していきます。
・熱意を示すためには自分に自信を持つことが大切
熱意がなければ相手に伝わりにくい
就活でも仕事でも何でもそうですが、熱意がなくては到底相手には伝わりません。
熱意は言い換えてみれば、自分のやる気を意味します。
特に就活でうまくいかない人の中には、その熱意が伝わりきってない、もしくは自分の中でその熱意を理解しきれていない方も少なくはないのではないでしょうか?
就活においての熱意というのは、先ほどまでも述べてきたように、なぜ自分がその職場で働きたいのか、この仕事をしたいのか、その会社において自分がどう役立っていけるのか、そうした就活の軸のようなものが明確になっていなければなりません。
さらに重要なのは、同業者と呼ばれる同じようなものを扱う会社が他にもある中で、なぜその会社を選んだのかという理由こそが、その熱意に関わるものの1つになります。
この会社でなくてはダメなんだというその理由を、自分のスキルや将来の目標も絡めながら伝えることで、それが自然と熱意になっていくのです。
熱意を示すためには自分に自信を持つことが大切
そんな熱意を示すためには、自分に自信を持つことが大切です。
就活がうまくいかない人の理由の1つとして、自分に自信がないということがあります。
そうすると全ての項目において、悪影響を及ぼしてしまう場合も少なくはありません。
ですが、就活においては、なかなか自分に自信を持ちづらい場合も多々あります。
その原因の1つとして考えられるのが、周りと比べて自分が劣っていると思い込みがちだということです。
しかしそれは、あくまで自分の推測に過ぎません。
就活の場では確かに周りの就活生が関わるのも事実ですが、この会社に対する気持ちは誰にも負けないといったような強い気持ちがあれば、それもまた自分に自信があることで会社に対する熱意でもあります。
就活では他は他、自分は自分としっかりと割り切って進めることで、うまくいかないということを含め、ネガティブシンキングは無くなり、いつの間にか自分に自信が持てるようになります。
就活がうまく行かなくても落ち込まずにチャレンジしよう!
就活がうまくいかないときでも、悲観的になる必要はありません。その仕事や会社と縁がないということは、まだ自分には運命的な出会いが待っているからだという考え方もできます。
1つのことに固執するあまり周りが見えなくなってしまいがちな就活だからこそ、常に発想の転換は必要です。
うまくいかない場合があっても、その運命の出会いを探していると思って様々チャレンジしてみましょう。
そうすることで、うまくいかないことが徐々にうまくいくようになること請け合いです。
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