【インターン参加0社⁉】大学の就職支援課と二人三脚で歩んだ、日立造船内定までの軌跡

宮本幸生(みやもとこうせい)

大阪市立大学経済学部所属。部活や引っ越しアルバイトの経験を武器に就活を戦う。3年生の秋まではインターンに行かず、本格始動は4年生になる直前。新聞の株価欄を見るなど、経済学部ならではの就活対策も。この夏インターンに行けなかった人必見のインタビューです! 内定先は日立造船株式会社

就活の自己評価

小橋
まずは自分の就活を簡単に振り返ってみて、100点満点でズバリ何点でしょうか?

宮本
はい。ズバリ50点です。

小橋
厳しい評価ですね。マイナス要素とプラス要素を教えてください。

宮本
プラスになったところは、大学の就職支援課の人と何度も面接練習を出来た事です。初対面の年上の方と喋るという、実際の社会で生かせることだったので、成長できたと思います。

小橋
なるほど。大学のキャリアセンターをよく利用していたんですか?

宮本
何度も何度も利用して、練習させてもらいました。

小橋
逆にマイナス点は、どんなところでしょうか。

宮本
マイナス点は、これは仕方ないといえば仕方ないんですが、コロナウィルスの状況で、OB訪問など実際に企業に足を運ぶことができなかったことですね。自分が働くイメージを鮮明に持てなかったと思います。

小橋
内定をもらえたという結果は100点だけれど、就活の過程でもっといろいろやれることはあったという意味での50点なんですね。

宮本
そうですね。

インターン参加は0社!?

小橋
では具体的に、いつ頃から就活は動き始めましたか。

宮本
実際に動き始めたのは3年生の1月ぐらいですかね。年明けぐらいから企業研究など、SPI対策を始めました。

小橋
なるほど。3年生の終わり頃ですね。その前のインターンシップはどんな感じでした?

宮本
特にインターンシップとかに参加はしていなくて。

小橋
夏も秋も0社ですか?

宮本
はい、まったく参加しておりません。インターンシップ参加するより、新聞読んだりとか、英語の勉強したりのほうが身になるんじゃないかと、勝手に高をくくっていたので。

小橋
では、一般的にいうと結構ギリギリでのスタートですね。ではインターンに参加しない代わりにやっていたことを教えてください。

インターンの代わりにやっていたこと

宮本
企業研究とSPI対策です。本を購入したりして、ずっとやってましたね。

小橋
どういったものを使ってやってました?

宮本
企業分析は四季報ですね。あとは新聞の株価欄とかで、どういう動きしてるのか調べたり。またネットで調べられる範囲の口コミや企業情報も、基本的にはホームページで何度も調べるようにしていました。

小橋
四季報と株価欄とネットですね。株価欄まで見ていたという人の話は聞いたことがなかったので面白いです。全体的な流れを見ていたんですか?

宮本
そうです。長いスパンで株価欄を見ていたので、何で株価が変わったのか理由も含めてネットでも調べるようにしましたね。

小橋
よく就活生が惑わされる就活生の人気ランキングとかじゃなく、市場評価を意識してたんですね。

宮本
そうですね。

宮本さんが使っていた参考書とメモ帳。

ESは自分の体験談を大切にしていた

小橋
まずESを書くときに意識していたことを教えてください。

宮本
一番意識していたことは志望理由です。なぜ自分がその会社に入りたいと思ったのかをなるべく具体的なエピソードを用いて話すことを意識しました。

小橋
なるほど。例えばどのようなものでしょうか?

宮本
インフラ業界でいうと、開発途上学のゼミで学んだ海外の途上国の問題点などを調べて発表したという体験を基に書くようにしてました。

小橋
今の内定先はプラントエンジニアリング業界と聞いたのですが、ESの書き方はインフラと似ているんでしょうか?

宮本
書き方の大枠は、ほとんど同じです。生活の基盤にかかわるような事がやりたいという土台と、グローバルにも活躍したいという思いの両方を書くようにしていましたね。なのでそれが叶う大手志向に必然的になっていたと思います。

ガクチカは本棚を壊した経験!?

小橋
ESから面接に行くにあたって、重視していたことを教えてください。

宮本
面接ではまず、とにかく笑顔でハキハキしゃべることです。例えば噛んでしまったりいい間違えたりしても、その場で訂正してすぐ切り替えて次の話にいくことを意識しました。

小橋
確かに、一次面接では自分がちゃんと会話ができる、というところが大事になってくる印象ですが、やはりそこがまず前提ですかね。

宮本
はい。これはもうどの企業でも同じだと思います。

小橋
次に面接で話していたガクチカも聞かせてください。

宮本
引っ越しのアルバイトの中で、作業中にお客さんの本棚を壊してしまった時の経験を話していました。本棚の後ろに背板という薄い部分があるのですが、そこにものをぶつけて大きな穴を開けてしまいました。

小橋
絶対、焦りますよね。

宮本
もう大きな穴が開いてて、絶体絶命の状況です。社員の方に事情を説明して、一緒に引っ越し主の方に謝罪しに行きました。基本的に壊れてしまったものは、会社側から弁償するのですが、お客様にとって、その本棚がとても思い入れのある本棚で、買い替えたくないとおっしゃられて。

小橋
弁償という方法が使えないというわけですね。

宮本
はい、なのでとても困ってしまったのですが、背板だけを交換するご提案をしたところ、それで良いとお客様に言っていただきました。なので近くのホームセンターに行って、サイズと厚みを全部そろえてカットして。そこで本棚の背板にあてはめたら、ちょうどぴったりはまって、なんとかその場を乗り越えました。

小橋
自分から背板を取り替える事を提案されたんですね。

宮本
そうですね。なんとか了承していただいた感じです。自分がやってしまったっていう責任感というか、何とかしないとって思っていたので、いろいろその場で思い付くことを全部提案していました。

小橋
このエピソードは面接官のリアクションはどうでしたか?

宮本
:すごく良いリアクションを頂くことが多かったですね。緊急時の対応力と責任感を伝えるにはよいエピソードだったと思います。

最終面接では汗をかけ!

小橋
一次面接から最終面接にかけて、段階によって意識していたことはありますか?

宮本
特に一次二次では、面接で基本的な質問をされることが多いので、質問内容は自分の中で事前に想定できます。なので、とにかく良い印象を持ってもらえるように、引っ越しのアルバイトやサークルでの登山の経験を、エピソード豊かにしゃべるようにして、会話が弾むように気を付けました。

小橋
最初のうちは、人間力や第一印象を大事にされていたと。

宮本
そうですね。最終面接では、一次二次とは変わって何で自分が行きたいのかというところを熱意を持って話していました。行きたいという気持ちを、バッと画面で見えるように伝える。それを意識しました。

小橋
具体的に、どういった話をされていたんでしょうか?

宮本
例えば最後の逆質問の時間に、自分は質問ではなくて、「御社に入ったらどんなことがしたいかをしゃべらせてもらってもいいですか?」っていうふうに切り替えていました。

小橋
質問じゃなくて熱意で返していたんですね。

宮本
そうです。なので、一次二次面接より最終面接のほうが、だいぶ汗かいてたと思います(笑)。

小橋
熱がこもっている分、汗もかきますね。
最後に熱意を伝えるということは、自分の中でいつ決めたんですか?

宮本
選考の過程でですかね。内定を頂けなかった企業は、最終面接で落とされることが多かったので。その経験から、何が足りないのか大学の就職支援課の方と話し合ってるときに、「最後はやっぱり熱が全然伝わってないんじゃないの?」とアドバイスをもらったので、そこから意識するようになりました。

小橋
そのときも大学のキャリアセンターの方と進めていたんですね。

宮本
そうですね。もうESを出す段階から、ずっと通い続けていました。

小橋
やっぱり一番身近な相談先ですし、うまく活用できれば強みになりますね。

宮本
はい、使えるものはどんどん積極的に使った方が良いと思います。就活を通して一番自分の身になったと思うのは、大学のキャリアセンターの方との面接練習です。自分にとってかなりプラスになったと思ってます。

日立造船を選んだワケ

小橋
最終的に日立造船さんを選んだ理由をお聞かせください。

宮本
やはりもともとそこに行きたいと思っていたのが大きいです。ただ敢えて言うなら、風力発電などの再生可能エネルギー事業を始め、新規事業を積極的に行われているというところが、1番のポイントになりました。

小橋
なるほど。造船という企業名ではありますけれど、そもそも造船から違うところを今やっていて。かつそこにとらわれずにっていう、チャレンジ精神に共感した部分があるということですね。

宮本
まさしくそんな感じです。日立造船さんでの主力事業が、ごみ焼却発電所なんですけれども。将来、私も海外、特に東南アジアでその事業にかかわりたいという思いが強くなったこともあります。

小橋
ニュースでも取り上げられている話題ですね。

宮本
ゼミでも東南アジアでのごみ処理の問題について調査したことがあったので、入社後はその解決案を提案する事に携わりたいですね。

小橋
5年後10年後も見据えて、東南アジアの事業を任せてもらえるようになりたい。そこで挑戦できるような人になりたいというイメージも沸いたということですね。

宮本
大学の先輩にも日立造船さんに入社されてる方がいるのですが、若手もチャレンジできる環境が整っているというふうに、すごくおっしゃられるので、そういうところも入社の決め手です!

後輩へのエール

小橋
では最後に、就活をお通して、後輩へのアドバイスを頂けますか?

宮本
新型コロナウイルスの影響は考えざるを得ないと思います。私自身、友達とかOBと会う機会が減るのがつらかったです。今はオンラインでのやり取りも皆さん慣れてくる頃かと思うので、そうした機会をたくさん活用してほしいですね。

小橋
一番の影響は人と会えないことですよね。その中でもご自身で何かできることがあったのでしょうか?

宮本
オンライン上で友達と飲み会をするのは大切だったなと思います。OBの方とも、オンライン上で話をする機会もあったので。反省も含めてですが、そういう機会を増やしていけたらもっと良かったと思います。

小橋
オンラインでの会話に慣れるという意味で良いということですね。

宮本
はい、そう思います!

小橋
本日はありがとうございました!
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