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就活が始まるとOB訪問とかOG訪問ということを聞く機会が出てきます。既にOB訪問をしているという就活生の方もいると思いますが、OB訪問のやり方でライバルに差を付けることができます

就活生の7割以上がOB訪問をしている現在の就活事情においてOB訪問で内定を取れるという時代ではなくなりました。ただ、OB訪問からESや面接に役立つ情報を見つける機会として効率よく目的を持ってOB訪問をしていきましょう。今回はOB訪問のやり方がわからない方でも読める内容で説明していきたいと思います。

【OBOGの訪問のやり方のコツ①】いつからすべき?

OBOG訪問をしようと思っても、いつから始めればいいのかわからなければ、なかなか動き出すことができないですよね。一般的なOBOG訪問のピークは3〜4月です。というのも、エントリーシートを提出し、本選考を控えた就活生がその時期にOBOG訪問をしようと集中するからです。ピーク時を避けるためにも、OBOG訪問は早くやってしまうに越したことはありません。具体的には、業界分析を始めたくらいの時期から動き出すといいです。

ではそんなにも早くOBOG訪問を行うメリットは何があるのでしょうか。OBOG訪問を早く済ませるメリットをご紹介します。

社会人にアポイントを合わせる必要がある

OBOG訪問を早めに始めべき1つ目の理由として、OBOGの方のスケジュールに合わせる必要があるからです。「OBOG訪問は自分の好きな時にできる」と考えている学生もいるかもしれませんが、アポイントはOBOGの方の予定が空いている日に合わせる必要があるのです。なので、就活が始まってから焦ってアポイントを取ろうとしても取ることができない場合があります。そうならないためにも、早いうちからOBOG訪問のアポイントを取るようにしましょう。

余裕を持って業界・企業研究できる

OBOG訪問を早めに始めべき2つ目の理由として、余裕を持って業界研究ができることが挙げられます。業界・企業研究は一般的に2月に行うものですので、そのシーズンにOBOG訪問をした方が研究が捗ります。逆に、OBOG訪問ピーク期間の3月〜4月にOBOG訪問をしていると、選考準備やエントリーシートの提出締切などに追われ、なかなか研究が捗りません。ですから、2月の予定に余裕がある時期にOBOG訪問などできることはやっておくべきでしょう。

たくさんの社会人と会うことができる

OBOG訪問を早めに始めべき2つ目の理由として、たくさんの社会人と会うことが挙げられます。早くOBOG訪問をするということは、就活生から見て時間に余裕があることはもちろん、OBOGの方々からしても時間的余裕があります。3月に入ると、多くの学生がOBOG訪問に殺到するため、1人の学生に費やす時間や労力は相対的に低下します

3月以前であればOBOGの方も心理的な余裕があるため、例えば別の社員を紹介してくれるなんてこともあり得ます。そうすれば必然的にお会いする社会人の方は多くなります。こうしたことから、早くOBOG訪問を始めればたくさんの社会人と交流を持つことができるのです。

本命は早い時期に、そうでないならESが通ってから

結論からすると、優先順位の高い企業には3月より前にOBOG訪問に行くことをオススメします。逆に、「一応エントリーしてみた」といったそれほど関心のない企業の場合は、3月からOBOG訪問に行けば大丈夫でしょう。

また、インターンに参加したいと思っている企業であれば、インターン選考の参考にもなるためインターンより早い時期に行くべきしょう。OBOG訪問は通年できますので、仮に夏のインターンに参加したい場合でも、それ選考より前、3年生の春などにOBOG訪問を行なって問題はないでしょう。志望度合いに優先順位をつけ、その結果からいつ頃OBOG訪問をすればいいかを明確にしましょう。

【OBの訪問のやり方のコツ②】OBの探し方

就活生全体で見ると大学のキャリアセンターを利用してOBを探すという方法を取っている方が多いです。OB訪問をしている約3割くらいの学生がここにあてはまります。ニッチな業界や中小企業などはこの方法が良いのかもしれません。

ただ、大手企業や人気企業に関して言うと、就活意欲の高い上位校の学生の割合が必然的に高くなってきますのでキャリアセンターはほぼ使っていません。ゼミやサークルの先輩に直に連絡を取ったり、先輩などから紹介してもらっている学生がほとんどです。中には就活イベントなどで企業の方に名刺をもらい直接コンタクトを取りOB訪問をする学生も近年では増えてきています。このようにOBの探し方は人それぞれでどの方法でも良いと思います。自分に一番適した探し方を模索してみて下さい。

【OBの訪問のやり方のコツ③】OB訪問の手順と時期

実際に訪問するOBが決まったらOB訪問の日程調整をします。メールアドレスがわかればなるべくメールで連絡を取るようにしましょう。メールの書き方は以下を参考にして下さい。

https://kenjasyukatsu.com/archives/338

メールの方が日程が記録に残るので聞き間違えを防ぐことができるのと、OBの方が都合の良い時に返信できるというOBへの配慮のためです。OB訪問で時間を取ってもらう訳ですからこのくらいの配慮はするべきだと思います。

どうしても電話でないと受け付けてくれない企業もありますが、その場合は電話でOKです。

OB訪問の日程が決まったら、OB訪問で聞きたい内容をしっかりとまとめて当日に備えましょう。

低10個以上は質問したほうが良いなどという情報がネット上に多くありますが、必ずしもその必要はありません。数個の質問を深く聞くという事でも全然大丈夫です。たくさん聞く事より、知りたいことをとことん聞く方が有効なOB訪問と言えるでしょう。あなたが聞きたい質問内容を事前に整理してOB訪問当日に挑みましょう。

またOB訪問は先輩と会うという認識ではなく、社会人と会うという心構えは必要です。どんなに親しい先輩でも今は社会人です。これは最低限のマナーですので必ず押さえておきましょう。あとOB訪問はなるべく早くから始めた方が良いのは間違いありませんので、やり方を覚えたらすぐに行動に移して下さい。

【OBの訪問のやり方のコツ④】OB訪問で注意したいこと

OB訪問をはじめたばかりの頃は皆さんも緊張したり、何を聞いたら良いのかわからず試行錯誤の状態だと思います。ただ、何回かOB訪問をして慣れてきたら意識してほしい事が2つあります。

1つ目はOB訪問でESのアドバイスは参考程度にしましょうという事です。自分の志望している企業で実際に働く先輩だから添削のアドバイスをもらうには一番最適な人物と勘違いしている就活生が本当に多いです。(実際には一番最適なケースもあるのですが…)

そのOBの方がどのような職種についていて過去にどのような経歴を辿ったかでアドバイスしてもらえる中身が変わってきます。ですので、ESのアドバイスをもらう場合は「参考程度」として捉えるのが良いでしょう。また、皆さんの聞き方にも注意が必要です。「とりあえずES書いてきたので見て下さい」という丸投げタイプと「志望動機を見て下さい」というようにテーマ単体で見てもらうタイプです。どちらが良いかといえばもちろん後者です。私もOB訪問で就活生を受け入れた経験がありますが丸投げタイプのESをしっかり見てアドバイスするほど暇ではありません。OBは会社での仕事の隙間時間に皆さんの訪問を受け付けてることを認識しておいて下さい。OB訪問を終えてなんの効果も得られなかったとか、怒られて終わったという就活生を毎年見てきますが、それはあなたの準備不足、コミュニケーション不足が原因という場合がほとんどです

2つ目は知りたい情報を事前に用意してから行きましょう。場合によっては先にOBの方にOB訪問当日はこの内容について詳しく教えて頂けますか」とメールを送っておくのもアリでしょう。

マナーOB訪問でもNG質問というのはそれほど多くありません。聞きたい内容をあらかじめ用意して納得いく回答をもらえるように的確に質問するように心がけましょう。

普段からOBと接して慣れることで気軽に質問することもできます。就活メンターズに登録してOBとオンラインやチャットで質問して見ましょう。

【OBの訪問のやり方のコツ⑤】OB訪問のメリットを最大化する

先述した通り、OB訪問は出来るだけ早めに始めた方が良いという事、そしてOBからESや面接で役立ちそうな情報や業界研究や企業研究になる情報を聞ければ良いということ。つまり早めに始めることでOB訪問のメリットも最大化できるという訳です。OB訪問では内定は意識する必要はないです。(厳密に言うとOB訪問したから内定獲得に優位に働く時代ではないです)

どちらかというと、業界研究や企業研究の一手段、またはESや面接で使えそうなネタ集めとしてOB訪問をしていきましょう。対応してくれたOBの方がどんな部署で活躍しているのか、またその部署が自分の志望する部署でなかった場合に、志望している部署の人はどのような人が活躍しているのかなど1人のOBから多くの情報を引き出すことを意識して下さい。

大手企業や人気企業はたくさんの部署があり、自分のやりたい仕事とOBが同じ仕事をしているとは限りません。ただ、OBからなるべく幅広い情報を引き出すことにこそOB訪問のメリットがあるのです。選考でOB訪問が必須になっているからとりあえず誰か探して行ってこようなどというネガティブ訪問でなく、とにかく多くの情報を引き出そうというくらいの意識でポジティブ訪問をしないと時間のムダです。OB訪問をメリットに出来るかデメリットになってしまうかはあなたの意識次第です。ただ間違いなく言えるのが大手内定を獲得している就活生の多くはメリットを最大化させることを意識して行動しているということだけは忘れないでください。

【OBの訪問のやり方のコツ⑥】OB訪問の手順OB訪問のマナー

OB訪問のマナーですが、まず服装は昔はスーツが基本でした。ただ最近では外資系やメガベンチャーなどはオフィスカジュアルなどの方が良いケースもありますので事前にしっかりと確認することをオススメします。

OB訪問=リクルートスーツという企業も依然としてたくさんありますが、一部例外となる企業も増えてきている事を忘れずにして下さい。リクルートスーツかオフィスカジュアルか迷ったらOBに聞いてしまいましょう。それが一番早いです。「OB訪問当日はリクルートスーツでお伺いして宜しいでしょうか」などと聞けば問題ありません。

あと、OB訪問終了後は必ずお礼のメールを入れるようにして下さい。その際一番注意したいのが件名です。「OB訪問の御礼 ●●大学 氏名」で件名を書きましょう。何故、件名にこだわるべきか。それは読んでもらうためです。多くの社会人は部署や企業にもよりますが1日100件以上のメールを処理していきます。もちろん優先順位をつけてです。その際に優先順位の尺度は「誰からか」と「内容」で決まる事が多いです。この2つを件名に入れてしまえば優先順位を高めて早く見てくれる可能性が高くなります。そのためにもOB訪問を終えたらすぐにメールを送るようにしましょう。

事前に送る内容の雛形を作っておくとスピード感を持ってメールが送れると思います。ときどき「今日はありがとうございました」などという件名で送ってくる就活生がいますが…。まず読まれないと思ったほうが良いです。そのくらい「件名」は大切なのです。

おわりに

これがOB訪問の全てではないですが、最低限意識してほしい事を書いてきました。

OB訪問で何を知りたいのかという目的を明確にして訪問するようにしましょう。これはOB訪問に限ったことではないですが、目的の無い行動ほど時間のムダはありません。今回のテーマとは離れますがインターンや合説なども目的なしに行くのは時間のムダです。就活を進めて行くうえで絶対に外してほしくないのが「なぜこの行動をしているのか」という目的を明確にすることです。

OB訪問も同じです。OBの探し方やお礼のメールは作業です。あなたのオリジナルで構いません。それよりも大事なことはOB訪問で何を得たいかです。そのための準備をしっかりとして早めにOB訪問を開始してたくさんのOBと会えるようにしていきましょう。

周りにOBがいないと悩んでいる方はメンターズがオススメです。現役の社会人に気軽に質問することができます。

 

◼︎OB訪問の情報をもっと知りたい方にオススメの、就活Hack厳選OB訪問ノウハウ記事はこちら

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