高校3年生までバスケをプレーし、大学からは名門筑波大学の女子バスケ部主務として、プレイヤーを支えチームをマネジメントしてきた福田真由さん。アスリートとしては順風満帆だった彼女ですが、就活開始後気づいたのは、「自分からバスケをとったら何も無い」ということでした。それでも彼女が見つけた強い「軸」と、スポーツ一筋でも難関企業から内定を貰う秘訣とは?

院試を辞めて就活を選んだきっかけ

伊藤
福田さんは院に進学するか就活するか悩んでいましたよね。院試はいつまで受けるつもりでしたか?

福田
大学3年生の冬までです。でも就活のサマーインターンの応募の時期になって。その時に、自分が就活のことについて何も知らないなって感じてそれから考えが変わり始めました。

【福田真由(写真右から3番目)】筑波大学体育専門学群4年。株式会社オプト内定。学生時代は主務としてチームを支えた。

伊藤
就活について何も知らないとはどういうことですか?

福田
就活と言われてもこれまで見たことも経験もなかったからイメージもつかなかったんです。バスケしかやってこなかったけど、社会に出たらそれでやっていけるのかな?って不安が出てきて。

伊藤
なるほど。社会に対する不安が出てきたんですね。

福田
そうです。最初は院進は辞めないけれど、就活を経験するだけしてもいいかなって思ったのがきっかけでした。自己成長の場になると思って。だから特に企業を絞らずにインターンをして、学んで帰って来ようという思いで就活をしていましたね。

伊藤
3年生の10月はまだ院進の予定だったんですね。いつから院進と就活の比率が変わったんですか?

福田
3年生の7月は絶対院進のつもりでした。だけど就活を通して「大学院に行く意味あるのかな?」「大学院の2年で何ができるの?」って疑問が出てきて。院で学ぶより早く社会に出て経験を積んだ方がいいかなって思い始めたのが院進をやめたきっかけでした。

試合前の一枚

民間就職を決めた理由

伊藤
就活に重点が置かれ始めたきっかけはわかりました。では就活に振り切った理由は?

福田
BEYOND CAFEのセミナーですね。そこでインターン生と話す中で自分の就活に対する無知さや様々な考え方を知って、就活に対して一気に興味が出て。私はその時自己分析も進んでないし、対策や知識も薄くて。だからBEYOND CAFEに参加してから本当に入りたいと思える企業を探そうって思い始めました。

伊藤
BEYOND CAFEで社会についての知見が広まったんですね。

福田
そうですね。初めは就活に出てくるワードが一つも分からなくて。これまでバスケばかりをしていてそれがバスケという業界では強みだったけれど、社会に出るとむしろ「バスケしかしなかった」という弱みになるんだと感じましたね。

BEYOND CAFÉのメンターとの一枚

伊藤
自分が無知であるということに気づいたってことですか?

福田
そうです。周りの就活生と意見交換をしても、私と比べると活動的な人ばかりで。同世代がかなり就活を頑張っていることに気づいたんですね。

BEYOND CAFEで変わった就活への姿勢

伊藤
BEYOND CAFEに参加することで就活への姿勢は変わりましたか?

福田
かなり変わりました。本当に1mmでも就職の可能性があるんだったら動いた方がいいんだなって思って、ガツガツ行き始めました。

伊藤
BEYOND CAFEにはどれぐらいの頻度で通っていましたか?

福田
その時は部活動のバスケと就活を両立させていたからLINEや電話で交流してて。でもオフの日にインターンや会社訪問に行ったり、部活動と就活を同じ日に入れられるようにスケジュール管理をしていましたかね。

部活動の仲間との一枚

伊藤
部活動と就活の両立は大変だったんじゃないですか?

福田
その頃部活動のインカレがあってエントリーを行ったり、スケジュールを立てたり、相手方の調整をしたりとかなり忙しかったですね。だけどそこで自分の将来を捨てることもできなかった。部活動と就活に板挟みだったけれど、「チームのためにも自分のためにもしっかりやらなきゃ」という気持ちで頑張れました。

部活動がない自分には何も残っていなかった

伊藤
部活動にかなり強い思いを抱いていたんですね。そのような経験は就活の時に活きそうですよね。

福田
それはよく言われました。インカレ優勝も経験していて、バスケはバリバリで、しかも主務を務めていて。「就活強者じゃん!」って。でも実はそれを取ってみたら自分には何もなくて。だから就活の時にはかなり焦りました。

2018年関東大学バスケットボール選手権大会優勝!

伊藤
意外ですね!じゃあ就職活動ではどんなことがモチベーションになっていたんですか?

福田
就職活動でやりたいことを聞かれたら「バスケを日本一のスポーツにしたい」と答えていましたね。それは建前じゃなくて本音で。だから就活の時には二つの選択肢があったかな。

伊藤
二つの選択肢って?

福田
一つはバスケの現場に就職してバスケ界を盛り上げること。もう一つは違う業界でバスケに必要な人材になること。この二つの選択肢を見極めるために日本バスケットボール協会に行ってバスケ関係者にも会ったし、BEYOND CAFEでバスケに関係ない人にもバスケ界を盛り上げるためのアドバイスを貰ったりしていました。

伊藤
しっかりと考えていたんですね。結局そのあとはどのように動いたんですか?

福田
バスケ業界に入るにしても私には何もできないと感じたから、二つ目の選択肢を選びました。デジタルマーケティングフェスに参加したかな。

伊藤

デジタルマーケティングで関わりたいと。では、就活はここしかないって思った理由を聞かせてください。

WEB業界を第一志望にした理由

福田
これから"スポーツ=バスケ"という文化を作るにはまず若い世代を取り込む必要があると思った。だからデジタルな部分でバスケを発信したかったし、デジタルマーケティングは忙しい業界だから自分に合っていると思います。

伊藤
確かにそんな気がします。

福田
オプトの企業説明会で「誠実な野心家であれ。」って言われたのが心に残ったかな。礼儀正しくありつつ、ガツガツと食らいついていくようなスタンスが自分には合っていると思って。

伊藤
確かに「誠実な野心家」っていい言葉ですね!

福田
それにその言葉を聞いたタイミングも良かったのかな。

出典:https://www.opt.ne.jp/home/opt/vision/

伊藤
と言うと?

福田
部活動で主務を務めて1年目、監督やトレーナーが変わったり、部長が変わったりと自分がチームを支えなければいけない範囲がかなり増えて。

伊藤
チーム色が一気に変わる年だったんですね。

福田
それにダメな伝統を壊すと同時に良いものはしっかり残せるようにしたいと私は考えていて。だからこそチームにどんどん提案をしていました。そのタイミングで過ごした期間があったからこそ、"誠実な野心家"というオプトの言葉がすごく心に響きましたね。

オプトの求める人物像が自分の目指す人物像だった

伊藤
その言葉に共感したんですね。他にもオプトに共感するところはありました?

福田
オプトが求める人物像を聞いた時に、自分の思い描く人物像そのものでした。志望する企業を決める最終要素は人物像だと思っていたから、オプトがその時自分にとって特別な存在になりました。

オプトの求める人物像
出典:https://www.opt.ne.jp/home/opt/vision/

伊藤
攻めの姿勢というスタンスは福田さんらしいですよね。でも就活でこだわりたいのはバスケだったんですよね?

福田
「日本のスポーツと言えばバスケ!」といわれるようにしたいです。男子バスケは人気だけど女子バスケはまだマイナーで、こんなに良いスポーツなのに発展できないのが納得いかなくて。だからこそ自分の力で社会にバスケを普及させたいって思いがあるから。

伊藤
なるほど。女子スポーツと言えばバレーのイメージも強いですしね。

福田
男子バスケとは違う魅力がたくさんあるのが女子バスケ。バレーよりもバスケの方が人口が多い。でも大学になると女子バスケを辞める人口が多い。せっかく続けてきたものをやめてしまう、そんな現状を変えたいですね。

学生時代に頑張ったこと

伊藤
就活の時に「学生時代に頑張ったこと」を聞かれたらなんて答えていましたか?

福田
バスケットボール部の主務って言ってました。見えないところで山積みになっている問題を監督や選手達に伝えながら解決して環境を良くしていく、そんなことを就活では一生懸命に語りましたね。

試合中の一枚

伊藤
なるほど。部活動で一番記憶に残ってることは何があるんですか?

福田
5月に初めて合宿に参加した時に立ち回りが一切わからなくて先輩マネージャーにボコボコに怒られたことですかね。弁当発注や仕分け、審判の案内や割り振り、全てを分からない中でやらないといけなくて。かなり追い込まれてました。

伊藤
それはきつかったですね…。

福田
それで自分の存在価値も分からなくなった時期もあって。でも少しずつ勝手がわかってきて最終的には一つの大会を組み立てることができるようになりました。それが自分の自信になった気がします。

伊藤

大会の企画まで!それはすごいですね!

自分を一言で例えると「走り続けるカメ」

伊藤
他にも就活で印象的な話はありますか?

福田
オプトの面接では1番最初に「自分を一言で例えると?」と聞かれて、全く考えていなかったからその時にとっさに「走り続けるカメ」って答えたことですね。

伊藤
それはどういう意味ですか?

福田
一生懸命ガツガツ、泣きながらでも努力を続ける感じだから「走り続けるカメ」みたいな?丑年の私にとって「あなたは闘牛じゃない?」って言われたけれど私はコツコツやらないといけないからカメかなって。

伊藤
そういうところが企業から見ると「勢いを持ってやりきる」と評価されたのかな。業界の専門知識もない中で内定を貰っている訳で、オプトは人気企業だからライバルも沢山いますしね。

福田
本当に情熱だけを評価されたと思います。内定後に社長と個人的にお話をさせていただく機会があってその時に「裏方の仕事を経験していることはすごいことだよ」と褒めていただいて。自分では当たり前のことだったけど、それが評価されたのが自信になりました。

伊藤
確かオプトの面接では泣いてしまったのだとか?

福田
そうなんです。それでも一生懸命やりたいことを伝えたらすぐに内定を頂いて。その時に「あなたの情熱だけは誰にも負けない」と言われたことが印象に残っています。

業界研究や自己分析

伊藤
業界研究や自己分析はどんな感じでやっていましたか?

福田
自己分析の方は苦手だったから他者分析で教えて貰ったことをつなぎ合わせていました。

伊藤
人と話しながら自己分析をやっていたんですね。

福田
そう。できるだけ志望動機とかをアウトプットするように心がけていました。

伊藤
では業界研究はどの様にやっていたんですか?

福田
バスケを将来的にこうしたい、そのためにはマーケティング業界しかないって確信はあって。そんな時にオプトに巡り会うことができたのが幸運でした。

自分と同じ立場の就活生へのアドバイス

伊藤
マネージャーなど福田さんと同じ様な立場の就活生に向けて、アドバイスをいただけますか?

福田
選手であれ、どんな立場であれ部活動では何かしらの目的を持って欲しいです。「その競技が自分にとって何をもたらしてくれるものなのか?」ということや「どういう成長をさせてくれるのか?」ということを考えてほしいですね。

伊藤
なるほど。スポーツがその就活生にどんなことを与えてくれるのかですね。

福田
そう。そしてそのスポーツがなぜ好きなのか、その理由をどんどん掘り下げていく。そうしたら就活でもやるべきことは見えてくるはず。今自分がやりたいことを見つけられていなくても、絶対に近くに転がっているはずだから。

試合後の一枚

伊藤
自分がなぜスポーツをやっているのか、どんなことを感じているのかについてしっかりと考えるということですね。

福田
将来的にやりたいこともなくただ就活をするというのは本当にもったいなくて。後体育会系は、がむしゃらに就活で数をこなすこともできないはず。一つ一つ受ける企業を明確にして、結果一社になってもいいと思います。

伊藤

体育会系だからこそ就活時はしっかりと考えて動くことが必要ですね。

オプトでやりたいこと

伊藤
最後にオプトでやりたいことを教えてください!

福田
目標達成のために、自分が必要とされている場があればガツガツなんでもやること。そうすれば絶対、自分の技量になっていくから。自分にあるのはバスケの知識だけ。知識や経験が不足しているから、なんでもガツガツやるように心がけたいです。

伊藤
なんでもガツガツ。いいですね。

福田
明確にやりたいものがないのが弱みかもしれないけれど、だからこそ、やりたいことを見つけるために現状に目を見張って上り詰めていくしかないかなと思っています。無知だからこそなんでもやっていきたいと思っています。
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インタビューはいかがでしたか?

就活メンターズでは、上記でインタビューに答えて頂いた内定者などに就活の相談をすることができます。

就活真っ最中の34年生だけでなく、12年生で就活について考えている大学生も気軽にキャリア相談することができます。

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