内定を掴み取れ!損害保険業界の志望動機をプロ目線で徹底解説!

業界研究

「損害保険業界の志望動機ってどう考えたらいいの?」

損害保険業界へ就活を行う際に志望動機の内容で悩む就活生は少なくありません。確かに損害保険業界というと学生の立場ではあまり馴染みがなく、どのようなことを志望動機に設定すればいいのかが分からないということもあるでしょう。

そこで今回は損害保険業界の内定をつかむ志望動機の紹介をテーマに、

  1. 損害保険業界について
  2. 損害保険業界の志望動機を考えるポイント
  3. 損害保険業界の志望動機の例文

について詳しく解説をしていきます。

損害保険業界の志望動機を考える前に業界を的確に理解しよう

損害保険業界の志望動機を考える前に、まず損害保険業界とはどのようなものなのかについて解説をしていきましょう。

損害保険とはなにか

損害保険とは自分が所有している何かに対して第三者から、もしくは災害などから被害を被った(損害を受けた)際に、その被害の大きさに応じて補償をしてくれる保険のことです。

損害保険の種類やグレードによっても補償対象は変わりますが、一例を具体的に言えば盗難や事故、火災などが対象に当たります。

ちなみに、損害保険ともう1つよく聞くのが生命保険です。この生命保険とは自身が怪我や病気の際に治療を受けた費用を補償してくれる保険のことです。生命保険で自分の体を、損害保険で自分の所有物を守るという認識の違いでいいでしょう。

損害保険業界の現状は?

損害保険業界の規模はとても大きいです。損害保険業界で働いている人口は約205万人、損害保険市場の規模は約8兆4,000億円となっています。また損害保険業界の年収は平均900万円程度と非常に高いことも注目を集めています。

日本では生命保険に次いで損害保険に対しても加入する人がとても多いため、業界は安定していると言ってもいいでしょう。

損害保険業界の志望動機を考えるための3つのポイント

次に損害保険業界の志望動機を考えるための3つのポイントについて解説をしていきます。以下の点を自分に当てはめながら損害保険業界の志望動機を考えていきましょう。

1なぜ損害保険業界で働きたいのか

1つ目の損害保険業界の志望動機を考えるためのポイントは「なぜ損害保険業界で働きたいのか」ということです。損害保険業界を志望する就活生が多いだけに、その就活生の中でも印象に残る志望動機を伝えることが大切です。

例えば、損害保険業界を志望する上で以下のような志望動機が考えられます。

  • 損害保険を通して人々に安心して生活を送ることができるようにしたい
  • 過去に損害保険によって助かった経験があるから自分も損害保険で誰かを救いたい
  • 困っている人に対して適切な損害保険を紹介して損害を減らしてあげたい

基本的には損害保険とは「転ばぬ先の杖」というイメージで、物損が起こる前に提案をしていざ損害を受けた時に助けてあげられるものです。損害保険に入っているか否かで安心した生活を送ることができるかが変わってくるということもあるため、そのような安心を提供したいということをアピールすることが大切でしょう。

2なぜその損害保険企業で働きたいのか

2つ目の損害保険業界の志望動機を考えるためのポイントは「なぜその損害保険企業で働きたいのか」です。

損害保険の代表と呼ばれるのが以下の3点。

  1. 三井住友海上
  2. 東京海上日動
  3. 損保ジャパン日本興亜

こちらではそれぞれの損害保険企業の社内から見た特徴を押さえていきます。

三井住友海上

三井住友海上の特徴としては、社員1人1人がチャレンジできる職場環境プロジェクト「Be プロフェッショナル for all」を行なっているということです。

職場内での上下関係に関係なく、互いにフォローし合い損害保険企業の社員としての専門性を磨いていくということができる職場環境があります。

また約20年前に「三井海上火災保険」と「住友海上火災保険」が合併した社風が影響して、新たなことにチャレンジしていくことができる雰囲気があるといいます。

東京海上日動

東京海上日動の特徴は、海外参入も視野に入れてグローバルな企業ビジネスを見据えた展開を目指しているということです。

国内だけではなく国外に向けてもサービスを拡大していくことを目指しているため、「自ら考え、発信し、行動する個性豊かな人材の育成」に注力をしています。

損保ジャパン日本興亜

損保ジャパン日本興亜の特徴は、「オープンなルール」、「多様性を認めあう」、「フェアな関係」を念頭に形成されてきた社風です。

損害保険企業と言えば歴史があり古風なイメージもありますが、損保ジャパン日本興亜は「ダイバーシティ(多様性)経営企業100選」にも選出されており、その自由な社風が社会的にも評価されているということがわかります。

自分に合う損害保険企業はどこか

もちろん損害保険企業がそれぞれ提供するサービスの中身も志望動機の際には大切ですが、一定、同種のサービスを提供しているということからも社風で企業を選ぶということは志望動機の中ではとても大切なことです。

損害保険企業の代表3社しか紹介はしませんでしたが、自分が就職活動を行う損害保険企業の社風をしっかりと調べ上げ、それを元に志望動機を考えていきましょう。

3損害保険業界ではどのような仕事をしたいのか

3つ目の損害保険業界の志望動機を考えるためのポイントは「損害保険業界ではどのような仕事をしたいのか」です。

代表的な損害保険業界の仕事は「営業」と「損害サービス」の2種類。損害保険業界の志望動機を考える上ではどのような仕事をしたいのかも言及必須のため、どちらも詳しく見ていきましょう。

営業

顧客の要望を聞き取り、その要望に最適な損害保険サービスを提供するための提案を行うのが営業です。主な仕事は①販売促進、②リスクコンサルティングの2つです。

①販売促進は、損害保険業界のサービス販売を行う保険代理店に対しての営業サポートを行うことによって損害保険サービスの販売を促すという仕事です。

②リスクコンサルティングは、顧客の状況を正確に分析をして、その状況に最も適合する損害保険サービスを提案していくという仕事です。

損害サービス

損害サービスとは、実際に損害を受けた顧客からの報告を受けてからその後の保険金支払い、外部機関(弁護士や医師など顧客に必要な社外人材)との連携などを即座に行なって顧客の損害をフォローするという仕事です。

また損害報告を分析して営業との連携のもとに、より正確な損害保険サービスの提案を営業が行えるような資料作成・提供なども行なっていきます。

【そのまま使える】損害保険業界の面接・履歴書での志望動機の例文

それでは最後に損害保険業界の面接や履歴書で使用することができる志望動機の例文を紹介していきましょう。

私は貴社の損害保険サービスをお客様に提案することで安心・安全な生活を送れる人が少しでも増えるようにしていきたいと考えています。貴社の損害保険サービスは他者と比較しても安価かつ充実した内容があり、今後さらに普及させていくことで生活にセーフティネットワークを持てるお客様を増やすことができます。このように考えたのは私の実家で盗難事故が起きた際に貴社の損害保険サービスに入っていたお陰で、多くのものが補償されたという過去から来ています。私のようにいざ困った際に損害保険によって平常通りの生活を取り戻すことができる損害保険を私自身の手でさらに広めていきたいです。

まとめ

今回の記事では損害保険業界の内定をつかむ志望動機の紹介をテーマに、損害保険業界についてや、損害保険業界の志望動機を考えるポイントなどについて詳しく解説をしていきました。

しっかりと自分に合った損害保険企業を見極めて、「絶対にこの会社に入りたい」という意思を持って志望動機を考えていきましょう。

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