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「IT業界に入りたい!」という就活生は年々増加し、業界規模についても例年膨らんでいく傾向にあります。確かにITといえば発展目覚ましく、現代人にとっては欠かせない要素となってきました。一方で皆さんはIT業界の現状や課題について詳しく知っているでしょうか。特にこれから就活を行うという方にとっては知っておくべきIT業界の動向は山積みです。

そこで今回の記事では2018年に起こったIT業界の代表的な出来事をはじめ、IT業界の現状や課題、特に就活生が知っておくべきIT業界の動向について詳しく解説をしていきます。こちらの記事を読むことでIT業界に就活を行う際に知っておくべき事柄を押さえることができますよ。

2018年に起こったIT業界を揺さぶる出来事

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それではまず最初に2018年に起こったIT業界を揺さぶる出来事を2つ紹介していきます。

IBMによる「Red Hat」買収

1つ目の2018年に起こったIT業界を揺さぶる出来事は「世界的なIT企業であるIGMが3.8兆円でオープンソースソフトウェア開発企業のRedHatを買収した」という出来事でしょう。

これはIBMがGoogleやMicrosoft、Amazon、Facebookなどといったライバル企業との差別化を図るために行なった買収劇でした。これによりIBMは現在主流の「クラウド」テクノロジーの先手を担うことに。その余波は日本のIT企業にも確実に届くはずです。

ヨーロッパでのGDPR施工

2つ目の2018年に起こったIT業界を揺さぶる出来事は「GDPR(データ保護規則)がヨーロッパで施行された」という出来事です。これはITテクノロジー事業を行う企業に対して、プライバシー保護の観点から個人データの流出を防ぐことを強化する動きです。個人データが流出すれば莫大な罰則金が発生するということで、ビッグデータを扱うIT企業に大きな影響を与えると考えられています。

 

IT業界の動向を掴む前に業界の現状・課題を正しく把握する

次にIT業界の現状と課題について詳しく見ていきましょう。

IT業界の現状

それではまずIT業界の現状について、市場規模・業界の分類などに分けてみていきましょう。

IT業界の市場規模

IT業界は「情報サービス業」という形で総務省により呼称されています。この情報サービス業の「売上高の状況」を総務省の出す「平成28年版 情報通信白書」から「平成30年版 情報通信白書」までの3年間分を見てみると以下のような傾向になっています。

  1. 2014年度売上高は14兆8,991億円 1企業当たりの売上高は43.3億円
  2. 2015年度売上高は17兆2,683億円 1企業当たりの売上高は49.4億円(前年度比14.2%増)
  3. 2016年度売上高16兆7,289億円 1企業当たりの売上高は47.8億円(前年度比3.3%減)

このように見るとアップダウンがありつつも、平均的には徐々に業界の売上高が向上しており、業界としても規模が拡大しています。

IT業界の分類

先ほど紹介した総務省の「平成30年版 情報通信白書」では、「ソフトウェア業の多くは前年度と比較して減少しているのに対して、サービス業や調査業においては増加している」とのことでIT業界の中でも成長傾向にあるもの、縮小傾向にあるものに分かれています。つまり自分の志望する企業がIT業界の中でもどの分類に属しているのか、という点が非常に大切なのです。IT業界の現状を知る上でIT業界の分類についてもしっかりと理解しておきましょう。以下にIT業界の分類を記載しておきます。

  1. ハードウェア業界
  2. ソフトウェア業界
  3. WEB業界
  4. 情報処理サービス業界
  5. インターネット業界

そして先ほどの「平成30年版 情報通信白書」によると、2016年度にあたり「1. ソフトウェア業界」が縮小し「4. 情報処理サービス業界」が拡大している傾向だということです。

推移は好調

ちなみにIT業界自体の規模は120近い業界の中で40位程度と、まだまだその業界規模自体には伸び代がありそうです。それに伸び率だけで見れば6%弱も前年度から伸びているということもあり、推移は好調だと言えるでしょう。

IT業界の課題

次にIT業界の課題について見ていきます。

人材不足

まず1点目は慢性的にIT技術を持つ人材が不足しているという問題です。エンジニアやプログラマーのニーズは業界全体としても他業界からも増えているにも関わらず、まだまだ即戦力となり得る技術を持っている人材がいないというところが悩ましい点です。一方でIT技術を学ぶことによってある程度、就職をすることに苦労しないだろうという見方も。就職する側から言えば有利な傾向にあるとも言えます。

ブラック化

先ほどの人材不足が原因となり、労働時間の長時間化・給与の低さが問題となっているのもIT業界の課題です。特に繁忙期に至っては開発段階から関わる技術者たちの残業時間がなかなか短くなりません。

IT業界の2018平均年収

IT業界の平均年収は593万円となっています。ただしこれもIT業界に限ったことではありませんが、上流・下流でかなりの年収差が生まれている状態です。最初からこの年収を狙うということは難しいですが、将来的には平均として600万円弱がもらえる可能性があるという見方が正しいでしょう。

就職に関わるIT業界の動向

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それでは最後に就職に関わるIT業界の動向を見ていきます。

プログラミングはPythonが有力

現在で言えばjavaなどの昔ながらのプログラミング言語がメジャーとなっていますが、今後、AI技術などがさらに普及していけばpythonが主流になっていくのではないかと言われています。pythonは学ぶのも簡単で、企業全体が扱う言語がpythonとなれば人員確保のハードルが下がるだけではなく、最新のテクノロジーにも通用することができる可能性があるからです。プログラミングで学ぶ言語に悩むのであればpython、もしくは志望する企業がベースとしているプログラミング言語を学びましょう。

クラウドサービスが浸透していく

今後、クラウドサービスへも注目を向けていきましょう。クラウドサービスとはインターネット上のストレージやデータベースなどにアクセスをすることができるというもの。これによって企業はハードウェアの管理コストを削減できるだけではなく、インターネットを介してリモートオフィスにすることも可能なのです。今後、働き方を考えるべき就活生としては注目をしておくべき事項です。

シェアリングエコノミーの未来

「Uber」や「Airbnb」などが注目されていますがこれもシェアリングエコノミー。人々が持っているリソースを誰かに共有することを言います。他にもカーシェアなどのサービスもありますね。これらのシェアリングエコノミーは常にITテクノロジーとともに進歩していくもの。IT業界で働く上では知っておくべきテクノロジーなのです。

まとめ

今回の記事では2018年に起こったIT業界の代表的な出来事をはじめ、IT業界の現状や課題、特に就活生が知っておくべきIT業界の動向について詳しく解説をしていきました。2019年に入っても次々に注目すべき出来事が業界内で起こり続けています。常に新たな動向に注目をしながらIT業界を正しく捉えるようにしましょう。

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