自分の軸の探し方とは!?見つけ方がわからない人必見!

自己分析

自分の軸の見つけ方、あなたはどのくらい知っていますか?

就活において、自分の軸はとっても大切。自分の軸が定まっていないと、これから何をすればいいのかも分からないことだってあります。
そんな大事な自分の軸を見つけるにあたって、やり方や方法はたくさん知っておいて損はありません。ということで今回は、効果的な自分の軸の決め方をまとめてみました。
どんな初心者も、今までの自分のやり方を見直してみたいという人も、誰でも楽しく自分の軸が見つけられるはずです。是非参考にしてみてください!

見つけ方を知る前に…自分の軸を決めるメリット5選   

Free-Photos / Pixabay

マッチングミスを減らす

まず、どうして自分の軸を決めなければならないのかそのメリットについて考えていきましょう。1番のポイントは、企業とのマッチングミスを減らせることでしょう。
いま、せっかく入社した企業を数ヶ月で辞めてしまう新入社員が激増しています。これは、就活中にしっかり自分の軸を明確にしておかなかったことが原因です。本当に自分が大事にしたいことは何なのか?それが分かっていない状態で選考を受け続けたせいで、自分に合っていない企業に入社してしまうのです。
新卒で入れる企業は、1社しかありません。せっかくならしっかり吟味して、自分にピッタリの企業を見つけましょう!

効率よく就活ができる

就活は、効率化がすべてです。学生の皆さんは、就活だけやっていれば良いわけではありません。授業やゼミを受けながらアルバイトもやらないといけませんし、友達との付き合いもあるでしょう。
ダラダラと続ける就活ほど、意味が無いものはありません。時短できるところは時短することが必要です。そのためには、説明会や選考などに行くべき企業と、行っても無駄な企業を判断することが大切です。軸が定まっていないと、無駄な企業周りに時間を使うことになってしまいます!

面接対策になる

就活で面接は必須です。そして、面接ではほとんどの場合、就活の軸や自分の軸について尋ねられます。頻出質問に対策できていなかったら、やる気のない学生だと判断されてしまっても仕方ありません。面接をスムーズに行うためにも、しっかりと軸を見つけておかなければなりませんよね。
面接は、準備さえ出来ていればなんとかくぐり抜けられるセクションです。対策できるところは全部準備しておいて、当日の緊張も減らしましょう!

自己分析につながる

自己分析も、就活には絶対に必要です。自分の軸は、自己分析の最終形態と言っても過言ではありません。自分は社会人としてどう過ごしていきたいのか。それを知るために、自己分析を重ねていくのです。
就活を終えた先輩達に質問してみると、想像以上に「自己分析が、就活準備の中で一番大事!」と答える人が多いことに気付きます。納得いく自己分析を行って、自分だけの軸を見つけられた人が最後に微笑むのです!

入社後も役立つ

決めた自分の軸は、就活の間しか役に立たないと思ってはいませんか?決してそんなことはありません。「どう働きたいか?」「どんな社会人でいたいか?」その答えは、社会人になってからの方が実践的に役立ちます。いざ仕事が本格的に始まるようになって悩み事が増える時期になったころ、指標になるのは就活生時代に決めた「自分の軸」です。
悩み事にハマってしまっている時は、自分の本当の気持ちに気付けないことが多いです。今のうちに自分自身をきちんと見つめ、これから長いこと付き合っていく自分の軸と仲良くしてみましょう。

おすすめ!自分の軸の見つけ方10選

Gellinger / Pixabay

①自分史を作る

自己分析の方法としてもとても有効な方法が、自分史です。

自分史とは、今まで自分の人生に起こった出来事やその時感じた感情をまとめること。年表のように、年代を追ってひとつひとつ出来事を書き連ねていく方法もいいですし、特に印象に残った出来事だけをピックアップしてグループ分けしてみる方法もおすすめです。
詳細なやり方は何でもいいので、今までの自分を形づくってきた出来事や事件を丁寧に思い出していくことが重要なのです。思い出そうとしなければ、意外と思い出せない出来事も多いはず。「自分史を作る」という目的があれば、記憶の中に眠っていた重要イベントがサクサクと出てくる可能性もあります。
そして、ハマる人はとことんハマれるのも自分史作りです。就活準備なのに、息抜きと同じくらい楽しめる場合もあります!騙されたと思って、1度は取り組んで欲しい方法です。

②ワークシートに取り組む

就活サイトが溢れている今、さまざまなサービスが提供されています。自分の軸を見つける時も、専門のサービスを使ってみるととても効率がよいのでおすすめです。ここでは、無料で使えるワークシートを挙げます。
具体的な種類はサービスによって変わってきますが、だいたいは質問欄を見ながら空欄に答えを書き入れていくだけで、自分の軸が見えてくる!という方法が主流です。ワークシートの印刷だけでもしておけば、授業の空き時間などに取り組めるお手軽さも魅力です。
出来れば複数のサイトやサービスを同時に使い、偏った答えが出ないように工夫するといいでしょう。何から始めればいいのかわからない人は、まずこのようなワークシートの力を借りてきっかけ作りをしてみるのをオススメします!

③モチベーショングラフを作る

モチベーショングラフも、自分史やワークシートと同じくらいポピュラーな方法です。どんなものかと言うと、「自分の感情の上がり下がりを年代を追ってまとめたもの」です。起こった出来事ではなく、その時の自分の感情にフォーカスを当てた自分史…というとわかりやすいかもしれません。
感情を持っていない瞬間など、人間にはありません。自分はどんな時に悲しいと思うのか、よろこびを感じるのかなどが分からないと、いざ社会人になってから精神的に辛くなってしまう可能性があります。安定した気持ちで就活を行い、常に冷静な状態を保つためにもモチベーショングラフは有効な方法です。

④企業情報をまとめる

説明会やセミナーに参加すると、毎回たくさんの企業情報が手に入りますよね。でもそれをそのままにしておくのはもったいないです。企業データを職種別、業種別などに分けて自分が魅力を感じた企業の系統を調べておくことが大切です。アナログ派の人はノートに直接書いてまとめてもいいですし、デジタル派の人はエクセルなどに一括でデータをチェックできるようにしておくとわかりやすいです。
どんなに頭で「こんな企業がいい!」「こんな働き方をしたい!」と思っても、それはやっぱり机上の空論に過ぎません。実際に存在する企業データを使いながら実践的に考察しないと、選考には生かせないこともあります。少し面倒かもしれませんが、やっておいて絶対に損は無いのでやってみてください!

⑤参考書を読む

もちろん、自分の軸を決める方法は参考書にも載っています。勉強することが好きだという人は、1冊手元にレクチャー本を置いておくと安心でしょう。参考書のいいところは、なんといってもいつでも移動時間に情報を集められることです。電車やバスに乗っている時など、いろいろなスキマ時間を有効活用することができます。
また、気付いたことを本に直接書き込めるのも魅力です。ノートを1から作るよりも単純で時間を食わないので、あまり自己分析等に時間を割きたくない人におすすめです!

⑥友達に他己分析してもらう

自己分析と同じくらい有効な方法が、他己分析です。他己分析とは、誰かに自分の性格や傾向について分析してもらうことを言います。自分で自分について考えるのは経験済みでも、他人に自分を評価されるのはやったことがない…という人も多いのではないでしょうか。
他人は、自分では思いもしなかった感想をあなたに抱いていることがあります。そして、そこに眠っていた自分の強みが隠されていることも多いのです。よい軸を作るには、よりたくさんの自分に関するデータを集める必要があります。最初はむずがゆく感じるかもしれませんが、役に立つ情報に違いはありません。やってみてください!

⑦キャリアセンターで相談する

困った時のキャリアセンターです。自分の軸が見えなくなった時も、キャリアセンターに駆け込むと適切なアドバイスが貰えるでしょう。なんといっても、「自分の軸が分からない…」という悩みは毎年数え切れないくらいの就活生が抱える悩みです。専門家が集まるキャリアセンターに足を運べば、データの裏付けがあるのでとても信頼できます。
ひとり仲の良い講師の先生ができると、キャリアセンターに行くのも楽しみになります。「顔を覚えてもらうこと」を目標にしながら、通いつめてみてください!

⑧就活セミナーに参加する

今は、数え切れないほどたくさんの就活セミナーが開催されています。自分の軸を見つけるための自己分析セミナーも日本中で行われているので、そういった催しに参加するのもひとつの手です。
セミナーのポイントは、「人脈を広げられること」!自分一人で家や学校で準備するのももちろん大事ですが、そこから交友関係が広がっていくことは稀です。セミナーに足を運べば、講師の先生やほかの就活生などと顔見知りになれる可能性があります。そこから新たなセミナーや説明会の情報を手に入れるかもしれません。
自分の軸を探しながら、プラスアルファの就活準備ができるお得な方法です!

⑨インターンに参加する

もちろん、就活しながらインターンに参加するのも相変わらずおすすめの方法です。インターンは1番身近な就業体験ですから、「実際のところ、働いてみたら自分はどう思うだろう?」という疑問を解決することができます。
どんなに頭で自分が社会人になってからのことをイメージしても、限界があります。企業のリアルを実際に働きながら調べることで、より実用的なデータを集められます!また、給料が発生するインターンならアルバイト代わりになって一石二鳥です。

⑩質問に答え続ける

自分の性格や目標が全く見えない場合は、延々とさまざまな質問に答え続けてみるのもおすすめです。調べてみると、質問ツールやサービスはたくさん出てきます。誰かにインタビューされているような気持ちで質問に答えていると、自分を客観視できるので今まで見えていなかったことが掴めてくるかもしれません。
「自分はどんな人間か?」それに正解はありません。ひたすら自分に尋ね続け、答え続けた先に自分の納得いく答えがあるのかもしれません。

自分の軸の見つけ方Q&A

ijmaki / Pixabay

自分に合った方法がわからない

こんなにたくさんやり方があると、どの方法を選べばいいのかわからないという人もいるでしょう。そういう人は、まずキャリアセンターに相談しに行くことをオススメします。自分一人で悩んで考え込むよりも、第三者の客観的な目線で評価してもらう方が安全ですし、時短になります。
大切なのは「どんな方法を選んだか?」ではなく、「自分に合った方法を選べたか?」です。不安に思いながら取り組むのではなく、適切な見つけ方を自分から行動して探してくださいね。

たくさんの方法を同時進行しても大丈夫?

いろんな見つけ方に興味があって、ひとつに決められない人の気持ちも分かります。でも、たくさん同時にやればやるほど効果は薄れます。むやみやたらに取り組むと、一つ一つの記憶が薄れていってしまうからです。
同時に取り組むなら、2~3個が限度でしょう。「普段は自分史を作って、スキマ時間に参考書で勉強する」など、メインとサブに分けて取り組むなどの工夫をして、どちらも不完全燃焼で終わらないように意識してみてください。時間を使えば使うほど良い結果が出るわけではないので、冷静に落ち着いてやってみましょう!

何回やっても軸が見つからない

ひとつ方法を決めてやってみたけど、なかなか軸が見えてこない…そういう人は、とりあえずどこかの企業の選考を1つ受けてみることをオススメします。頭で考えるのが苦手で、実践をこなして体で覚えた方が身につくタイプの人もいます。「なんでだろう?」と考え込む時間がもったいないので、選考を受けながら軸を見つけていく方法も考慮してみてください!

企業に合わせて軸を変更するべき?

ストレートに言うと、若干は変更するべきです。「職種を大切にしたい」という軸を「地元勤務であることを大切にしたい」と変える必要はありませんが、ニュアンスを少々変える程度のマイナーチェンジは有効ですし、その方が内定ゲット率は上がります。
協調性が求められそうな企業を受ける場合は、周りの就活生の軸と照らし合わせながら自分の軸を見つめ直し、突飛な意見に感じたら周りの意見に寄せていく…など、臨機応変にアレンジできる能力があると便利ですね。

ウケの良い軸を作るには?

企業によって、ウケる軸は違います。それを知るには、やはり企業研究が必要です。どんな人材を求めているかが分からなければ、対策方法も見つかりません。できるだけ採用担当者のジャッジ基準を明らかにする為にも、地道な企業研究は必須です。
サイトや雑誌媒体から得られる情報はもちろん、説明会などで積極的に質問してよりリアルな情報を手に入れられるように努力してみてください!情報をゲットしたぶんだけ、自分の軸はより充実したものになるはずです。

おわりに

さて、いかがだったでしょうか?自分の軸の見つけ方がいまいち分からなかった人も、これで道が開けたのではないでしょうか。
これだけに限らず、就活は情報戦です。使える情報を仕入れ、そこから自分の軸を確立させていった人が内定をゲットできます。慣れないうちは難しいかもしれませんが、1度やり方を覚えてしまえばあとは簡単です。今回まとめた情報を参考にして、自分の軸を見つけられることを祈っています!

  

コメント

Copied title and URL