就活生が面接でよく困りがちなのが、「逆質問」でしょう。どんなことを質問すればいいのか悩んでしまい、的外れな内容を本番で口走ってしまう人もちらほら…。でも、逆質問ほど対策しやすい質問はないのです。聞かれることは確実なのですから、きちんと下準備しておけば最後の最後にポイントを稼ぐことも可能です。今回は、人事の心に響く逆質問の例文を集めてみました。今まで空振り三振な逆質問ばかりしていたあなたも、これでホームランが打てるようになるかもしれません!

就活面接の逆質問で押さえておくべきポイントとは

やる気やモチベーションをアピール

逆質問でアピールすべきなのは、「私はこの企業で働きたい!」という熱い思いです。面接本番でなかなか自分の力が出し切れなかった場合、逆質問が最後のアピールチャンス。どんなに能力がある就活生も、入社に対するやる気が見えなかったらおそらく人事は落とすでしょう。「自分はどれだけ高い意識を持ってこの面接に臨んでいるか」をアピールできたら、それはどんなに完璧な回答よりも価値があります。それくらい、自分のモチベーションの高さをアピールできるような質問をチョイスする必要がある!ということです。やる気は一番のスキルですから、これだけは外せません。

入社後のイメージを浮かばせる

毎日何百人もの学生と面接をしている面接官にとって、無個性な学生は印象に残りません。面接に受かるよう印象付けるためには、より具体的な「入社後の自分のイメージ」を抱かせなければなりません。自分を採用した場合のメリットをアピールして、将来どんな社員になってくれるか?を面接官にイメージさせやすくする必要があります。

①コミュニケーションスキルで円滑な関係を築いてくれるか。

②リーダーシップで社員全体をどんどん引っ張ってくれるか。

③冷静に周りの様子を見て行動できるバランサーになってくれるか。

その空気感が伝わってこなければ、面接官は判断しようがありません。自分の持ち味がきちんと伝わるような質問を選ぶべきなのです。

「自分が面接官の立場だったら」と想像する

コミュニケーションの基本ですが、「相手の立場になって考える」ことは必須です。面接官も立場上、なかなか答えにくい質問もあります。面接官は、仕事の一環として面接を取り行っていますから、OBOGと話をするのとはわけが違います。相手の立場を考えて、返答しやすい質問を選ばなければ「社会人としての意識が足りない」と判断を下されてしまうこともあります。

特に、面接官が困ってしまう質問は給与面や残業の実態などの待遇面についての質問です。嘘は言えないし、だからといって本当のところを赤裸々に全部話すわけにはいきません。他の質問をした上で、面接官側からこぼれ話として話してくれるなら問題はありませんが、さすがに自分からストレートに尋ねるのはアウト。面接の印象を上げるには、面接官が答えやすい質問を選ぶこと。これが鉄則です。

就活面接でアピールできる逆質問例文集①労働環境を探る

1年を通した新社員のスケジュールを教えてください。

入社後の予定を尋ねるのが、一番手っ取り早い「やる気アピール」です。特に1年や1日のスケジュールを聞けば、ブラック企業チェックも兼ねられます。もしかしたら残業や休暇のリアルな事情も話してくれるかもしれませんし、「どんな労働環境で働くのか?」という未来の自分も想像しやすくなります。

ここでのポイントは、あくまで「新入社員」のスケジュールを訪ねることです。入社後数年経つと、部署ごとにスケジュールは全く異なってきます。面接官によっては、答えられない部署もあるでしょう。新入社員のスケジュールを知りたい、という事を全面に打ち出してください。

繁忙期はいつですか?

意外と聞く学生が少ないのが、繁忙期についてです。どんな時期に仕事が立て込むのか分かれば、ワークライフバランスも上手くいきやすくなります。「この会社で働くビジョンを既に描いている」ということを遠回しにアピールできますし、緊張で質問することをついつい忘れてしまっても口から出しやすいシンプルさも魅力です。説明会で聞いただけではなかなかイメージできなかったリアルな仕事内容が想像できるので、入社後の自分のモチベーションアップにもなります!

研修内容について教えてください。

入社後にバリバリ働く姿をイメージすることも大切ですが、「まだまだひよっこの新入社員として研修を頑張りたい」というメッセージを送ることも忘れてはいけません。また、企業の中には研修をほとんど行わないブラック企業も存在します。そんな企業を見分けるためにも、事前に研修内容について聞いておくのは意味があることです。気になる研修内容が返答にあった場合は、具体的な実施内容をさらに深く聞いてみるのもおすすめです。下積みとも言える研修から、地に足を付けて頑張りたい!と思うその実直さや真面目さを、面接官たちは求めていますよ。

就活面接でアピールできる逆質問例文集②自己PRの補足

入社後、覚悟しておくべきことはありますか?

社会人として働く覚悟が出来ていることのアピールになる良い質問例です。入社した後の自分のイメージを想像してもらいやすくなりますし、「粘り強い人」という自己PRにも繋がります。「私の強みは覚悟を決めて頑張り続けられることですが…」などと言うとあまりにも露骨で嫌味ですが、これならさりげなくてGOODです。返答後、「そのご期待に添えられるような仕事を全うしていきたいです。」などと添えると、さらに好印象!面接本番であまり自分の持ち味を出せなかったな…と後悔した時は、この質問を最後にぶつけてみてください。

取得しておくべき資格はありますか?

資格面について尋ねておくと、「口先だけの学生ではない」と面接官は感じ取ってくれるでしょう。実際に行動を起こして会社に貢献できる人材になりたいという強い意志がありありと伝わってくるので、ただ言葉だけで「頑張ります!」と言っている学生よりは好印象です。ただ、事前に取得を推奨する資格について言及がある可能性もあります。その場合にこの質問をしてしまうと、「話を聞いていない人」というイメージが付いてしまうのでアウトです。その時の面接の流れや説明会で聞いた内容を頭に浮かばせた上で、質問しましょう。

私に足りない物があれば教えてください。

最近の就活生の特徴として、「積極性がないこと」が挙げられます。だからこそ、自分からグイグイと引っ張って周りを巻き込んでいく積極的な学生を企業は欲しています。この質問は、そんな面接官の心をグッとわしづかみにするはずです。「自分を高めようとする意志」「自分の力不足を認めることが出来る気持ちの強さ」をまとめてアピールできるお役立ちな質問だからです。ただ、面接官によっては気が強すぎると判断されることもあるので注意です!その面接官のタイプを読んで、グイグイ来る質問をぶつけても問題なさそうなら使ってみて下さい。

就活面接でアピールできる逆質問例文集③最終面接の場合

御社のビジネスモデルにロールモデルはありますか?

最終面接には会社の舵を取っているTOPたちが並びます。そんな重役たちの前で学生時代の努力などをダラダラと述べても、あまり効果はありません。最終面接に必須なのは、「これから会社を担っていく人材になれる」というオーラを出すこと。

つまり、事業そのものに突っ込んだ深みのある質問をする必要があります。企業のビジネスモデルをしっかり認識した上で、新しい情報を欲している向学心を見せることができるこの質問は最適!事前に仕入れた情報を小出しにして入社意欲をアピールしながら、積極的な姿勢を見せることが第一条件です。

これから力を入れたい事業は何ですか?

これも、企業の今後を見据えた広がりのある質問です。ただ手当たり次第に面接を受けているのではなく、企業が手掛ける事業そのものに惹かれていることを伝えることができます。「新規開拓のために、◯◯のシェアを高めることが求められていると私は考えるのですが…」など、自分の考えをまず述べるのもおすすめです。

あなたたちと一緒に仕事をするために、自分はこんなに準備をしている。勉強し、対策を既に練っている。その前向きな気持ちをアピールすれば、面接官の心も動くはずです。面接官も人間。より「この会社に入りたいから、こんなに準備をしてきました!」とアピールしてくる就活生をとりたいのが心情です。

内定を勝ち取るためには、その企業への興味関心・それに付随する準備や勉強の実態をきちんと説明し、いわば「企業への告白」をすることが必須です。

新入社員に求めるものは何ですか?

一見オーソドックスに見えますが、面接官がどんな役職の人でも使える汎用性の高い質問がこれです。最終面接と言えども、面接官の役職は人それぞれ。普段行っている仕事もさまざまです。経営幹部が揃っているのに、現場の社員の雰囲気を聞いても意味がありません。「空気が読めない」というイメージが付いて終わりです。

でも、この質問なら面接官それぞれのパーソナリティに踏み込む内容なので、その心配はありません。「企業理念では◯◯とおしゃっていましたが…」などと最初に付け、「そのうえで皆様の意見を頂戴したいです」と添えると、理念を理解した上での質問だと分かるのでなお良しです。面接官側が抱く、「理想的な就活生」の形にこちらから沿っていくことが大事です!

就活面接でアピールできる逆質問例文集④聞きたいことがないなら

社内の雰囲気はどんな感じですか?

逆質問で一番やってはいけないことは、「特にありません」と言うこと。とはいえ、何も考えつかない場合もありますよね。その場合は、社内全体の雰囲気について聞いておくのがベターです。

入社後の自分をイメージしようとしている証拠ですし、企業選びの材料にもなります。一つ注意してほしいのが、聞く対象を「会社」全体にすることです。特定の部署に絞ってしまうと、その部署配属でない社員が面接官だった場合は返答不能な質問になってしまうので、微妙な空気が流れます。

社員全体に共通する特徴や雰囲気を聞けば誰でも答えられるので、それを意識して質問を作りましょう。人によっては、「若い社員の雰囲気は…?」など、自分で質問を改変することもできますから、ぜひやってみてください!

仕事でぶつかった壁について教えてください。

質問に困った時は、面接官自身の人生や経験について聞くのもアリです。特に、仕事での失敗談や大変だったことを聞くと、「社会人になるための覚悟」を感じ取れるので面接官ウケがいいようです。この質問のいいところは、「その仕事は入社後何年目になれば経験できますか?」や「逆にうれしかったことは何ですか?」など、返答次第で別の質問に繋げられるところです。

実は意外と多くて面接官が困っているのが、「逆質問しっぱなし」の就活生。面接官は、せっかく答えた質問に大きくリアクションを取ってほしいものです。その中でも「なるほど!」という気持ちを一番分かりやすく伝えられるのが、関連質問を直後にぶつける、ということ。これができたら、面接官の印象も良くなること間違いなしですよ。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。逆質問は、一度コツさえつかんでしまえばすぐに対策できる時短セクションでもあります。そして、自分のPRしたい部分を自分で好きなように操作して面接官にアピールできる面もあります。すべては自分の準備しだいで結果が決まるということです。

今回例文をたくさんあげてみて皆さんに知ってほしかったのは、

①面接官の役職が何であっても答えられる内容を尋ねる 

②企業の未来を一緒に担うイメージを想起させる

ということでした。これらに共通するのは、面接官の立場を考え、良い印象を持ってもらえる行動を心がけるということです。これは、第一章の「就活面接の逆質問で押さえておくべきポイントとは」でも述べたことでもあります。これらを頭に入れておけば、勝てる逆質問が作りやすくなります。

せっかくの最後のアピールチャンスです。面接官の記憶に深く残るような印象深い逆質問をして、納得の出来で内定をつかみ取りましょう!

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