面接の自己紹介で趣味を魅力的に語る方法とは?注意点も紹介

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就活生のみなさん、面接の自己紹介で「趣味」を語るときに自己満足で終わっていませんか?面接官にその趣味の魅力を一生懸命に話したとしても、その趣味自体に興味がない面接官には魅力が伝わらず面接の結果としても良くないことに終わることが多いのです。

こちらご紹介するのは面接の自己紹介で趣味が問われる理由や面接官に自分の魅力を伝えるための趣味の語り方、そして趣味を自己紹介で語る際の注意点です。

今回の記事を読めば面接の自己紹介で自分の魅力を伝えられるようになり、その結果、内定に繋げることも夢ではありません。

面接の自己紹介タイムに趣味が問われる理由

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面接の自己紹介タイムに趣味が問われる理由とは何でしょうか。面接で趣味を語るノウハウを押さえる前に「なぜ面接官は趣味なんて聞いてくるの?」ということを知らなければ的を射た回答をすることはできません。

面接の自己紹介タイムに趣味が問われる理由は大きく分けて以下の3点です。

  1. 就活生の人間性を知りたい
  2. 会社との相性を知りたい
  3. 辛いときに息抜きできる趣味があるか知りたい

1つずつ詳しく解説をしていきましょう。

就活生の人間性を知りたい

どんな趣味があるかで就活生の人間性がある程度分かるというのが面接官の狙いです。例えばスポーティーな趣味がある人であれば、そのスポーツから人間性をある程度イメージすることができます。

サッカーボールや野球のようなチームスポーツであれば「チームワークを重んじることができそうだ」とイメージが付きますし、剣道や柔道などの武道であれば「礼節・マナーを重んじることができそうだ」とイメージすることができます。

もちろん趣味だけでその人となりを全て理解しようとは考えていませんが「どんな趣味をどれくらいの期間やってきたのか」という点はある程度その人を判断することに役立ちます。

会社との相性を知りたい

会社との相性を知るという目的も、面接官が趣味を聞くときには持っています。

先ほどのスポーツの例を挙げれば「チームワークを持ってアグレッシブに営業をしたい」と考えている会社であれば「体力がありチームワークもありそうな人」を採用したいと考えているはず。

そのような場合には「体力が付いてチームワークも身に付く趣味」をやってきた就活生は会社との相性がいいのです。

このように趣味から会社との相性を考える面接官は多いです。

辛いときに息抜きできる趣味があるか知りたい

趣味が全くない人は会社でのストレスを発散することがなかなかできません。その結果、早期退職や休職という会社にとっても社員にとってもマイナスな結果に繋がってしまいます。そうはならないように社会に出ても続けていけるような趣味があるかどうかを知るという目的で就活生に趣味のことを尋ねる場合があります。

面接の自己紹介で趣味を語る際のポイント

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面接の自己紹介タイムに趣味が問われる理由3点を知ったところで、次に面接の自己紹介で趣味を語る際に押さえておきたい5つのポイントを紹介していきます。

ただ趣味を語っているという就活生の方は以下の5点について意識することで一気に魅力的な自己紹介に変わります。

面接の自己紹介で趣味を語る際のポイントは以下の通りです。

  1. 企業の仕事と関連性を持たせる
  2. とにかく「こだわり」を伝える
  3. 自分の魅力を伝える
  4. 趣味になった経緯やエピソードも伝える
  5. 素人に魅力を伝えるつもりで語る

こちらの1つずつ詳しく解説をしていきます。

企業の仕事と関連性を持たせる

志望している企業との関連性を持たせるということはとても重要なポイントです。趣味をただの趣味にしておくのではなく「自分の趣味は会社でこのように活かせます」というアピールをすることで一気に魅力的になります。

とにかく「こだわり」を伝える

ただ趣味へのこだわりを伝えるというところも大切です。誰もが言えることでは薄っぺらなアピールになってしまいかねないからです。

「自分はその趣味のどんなところが好きなのか」この点に関しては誰よりも魅力的に語るという意気込みでアピールをしましょう。

自分の魅力を伝える

また趣味の紹介を通して自分の魅力を伝えるということも大切です。例えば「将棋が趣味」である場合には、「先々のことを見通して考えることができる」という強みも一緒に押し出しましょう。

このように機会があるごとに自分の強みや魅力を伝えることができれば、限られた質問数の中であなたの魅力を120%伝えられるはずです。

趣味になった経緯やエピソードも伝える

趣味の話に独自性を持たせるには「その趣味のことを好きになった経緯」や「趣味をしている中で思い出に残るエピソード」などに関しても一緒に伝えるようにしましょう。

そのエピソードや経緯を伝えることによって趣味自体の魅力やあなた自身の人間性をより印象的に伝えることができるようになるはずです。

素人に魅力を伝えるつもりで語る

最後のポイントは「その趣味のことを全く知らない相手にその趣味のことを分かってもらう、好きになってもらう」という気持ちで語るということです。

前提として面接官はあなたの趣味に関して全く知りません。しかし多くの就活生は自分の視点で「知っている人に語る前提」で話を進めてしまっているのです。そうなっては興味を持ってもらうことも理解してもらうこともできません。

特にマイナーな趣味の方はできるだけ「相手はその趣味に関して知らない」という前提を守って説明をすることで分かりやすい自己紹介となるはずです。

面接の自己紹介で趣味を語る際の注意点

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最後に面接の自己紹介で趣味を語る際に絶対にやってはいけないことを3つご紹介します。

一方的に話しすぎないようにする

まず「一方的に話をしすぎない」という点が大事。個人面接の場合は特にそうですが、面接は対話だと考えて「趣味を自分のペースでひたすら語る」ということのないようにしましょう。

面接の応答が得意な人はある程度、面接官が質問することのできる余地を残して趣味を説明しているのです。

ウソや誇張がないようにする

趣味を語る上で魅力的に伝えようとしたり、面白おかしく伝えようとしたりすることでウソや誇張した表現を使ってしまうという就活生もいます。塩梅の効いた誇張であればまだいいですが、「明らかにウソ」と面接官に思われるような表現をしてしまうとマイナスイメージを持たれかねません。

反社会的に伝わらないようにする

旅が趣味だという就活生の実際の例ですが「世界を旅する中で色々なところに自分の名前を書き残した」といったエピソードを語ったことで「それは器物損壊なのでは?」と問われてしまった就活生がいました。

趣味の話が反社会的に伝わってしまうと、このご時世、会社はその就活生を取りたがりません。あくまでモラルを守った上で趣味の話を展開するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では面接の自己紹介で趣味が問われる理由や面接官に自分の魅力を伝えるための趣味の語り方、そして趣味を自己紹介で語る際の注意点を解説していきました。

趣味の紹介と言えばどうしても個人的な話になりがちなところです。しかし「なぜ自己紹介で趣味をアピールするのか」「なぜ趣味について問われるのか」などについて意識をすることによってあなた自身の魅力を伝えることができるようになるはずです。

今回ご紹介したポイントや注意点を意識しながら内定に繋がる趣味の話ができるようになりましょう。

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