面接の際のお礼のメールの書き方を徹底紹介!【例文付き】

メール

就職活動では、面接が終了したあとに、お礼のメールを送ることもあります。新卒採用の場合は、ビジネスマナーとして、必ず送るかは状況次第です。人気企業では、一次面接通過者が千人以上を超えることもあるからです。その場合は、あまり意味がありませんし、逆に迷惑になる可能性もあります。しかしながら、例文を参考に面接のお礼メールの出し方もマスターしておきましょう。

1.面接のお礼メールは、出すべき?いつどの段階で出す?【例文付き】

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面接のお礼メールは、必ず出さないといけないものなのでしょうか?結論から言えば、ケースバイケースです。冒頭でお伝えしたとおり、受けている企業、進捗状況から判断しましょう。新卒の採用では、何万人も学生がエントリーする会社もたくさんあります。大規模な採用の企業に一次面接が通過しただけで、お礼のメールを送信したとしても、目を通す確率は低いでしょう。逆に選考人数が少なく、お互い顔や名前がわかるような面接では有効です。

 

①面接のお礼メールを出すか否か?

普通はお礼をされて、不快に思う人はいないでしょう。ただし、タイミングや状況判断は欠かせません。オススメは志望度が高く、小規模の企業の場合です。初めから企業のエライ人、つまり経営に近い人が選考しているからです。逆に大企業では、最終的にあなたに内定の結論を出す人は最後の方にしか登場しません。もちろん、選考には現場のプッシュもありますが、経営者が雇いたいか否かが大切です。

②お礼メールは面接を受けたその日には出す

基本的には、面接のお礼メールは、当日に送りましょう。直後に送信する必要はありませんが、その日のうちには出したいところです。面接が夜ということは少ないでしょうから、その日の夜にはお礼メールを出しましょう。

 

③どのタイミングで面接のお礼メールは出すべきか?

どのタイミングで送ってもかまいません。一次面接から最終面接に至るまで、面接のお礼メールを出す段階は関係ありません。それ以上に、状況判断の方が大切です。このタイミングで出すべきか、この企業に出すべきか。そちらに重点を置きましょう。あなたが大企業の人事採用担当者だと想像してみてください。下記のメールが何百人から届きました。どう思いますか?そもそも目を通しますか?

 

株式会社〇〇〇〇

 人事部人事課 〇〇〇〇様

 平素は大変お世話になっております。

 〇〇〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年、〇〇〇〇(氏名)と申します。

 この度は、貴社の新卒採用の面接機会をいただき

 誠にありがとうございました。

 集団面接ということもあり、

 時間もあっという間に過ぎました。

 

 二次面接に進めましたら、さらに気を引き締めたいと思っております。

 お忙しいところ恐縮ですが、

 本日のお礼がしたく、メールさせていただきました。

 貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

 

 〇〇〇〇大学

 〇〇学部〇〇学科〇年、

 〇〇〇〇(氏名)

 〒〇〇〇‐〇〇〇〇

 〇〇県〇〇市〇〇丁目〇〇番〇〇号(〇‐〇‐〇でも可)

 電話番号:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇

 メールアドレス:〇〇〇〇@〇〇.〇〇.〇〇

 

私だったら、読みません。読みたくても物理的に無理です。エントリーシート(ES)や履歴書ではありませんので、選考に直接関係しません。思うようにアピールできなかったから送りたい、志望度が高いから送りたいそれぞれ理由はことなります。しかしながら、すべては学生側の論理に基づきます。

企業からしたら、迷惑千万でしかないのです。気持ちはわかりますが、常に相手の立場で考えるクセをつけましょう。

 

では、逆にベンチャー企業の選考を受けて、一次面接から社長が面接官だったらどうでしょうか?あなたが社長になったつもりで例文を読んでみましょう。

 

株式会社〇〇〇〇

 代表取締役社長 〇〇〇〇様

 平素は大変お世話になっております。

 〇〇〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年、〇〇〇〇(氏名)と申します。

 この度は、貴社の新卒採用の面接機会をいただき

 誠にありがとうございました。

 一次面接から社長の〇〇様と面接をしていただき、

 緊張しながらも大変光栄で、また嬉しく思っております。

 〇〇様のお話される姿には、

 情熱を感じました。

 特にこれから、貴社を支える人材育成の話は、

 大変興味深く拝聴させていただきました。

 挑戦することが好きな私の性格にもマッチすると、

 勝手ながら共感させていただいております。

 

 お忙しいところ恐縮ですが、

 本日のお礼がしたく、メールさせていただきました。

 貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

 

 〇〇〇〇大学

 〇〇学部〇〇学科〇年、

 〇〇〇〇(氏名)

 〒〇〇〇‐〇〇〇〇

 〇〇県〇〇市〇〇丁目〇〇番〇〇号(〇‐〇‐〇でも可)

 電話番号:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇

 メールアドレス:〇〇〇〇@〇〇.〇〇.〇〇

 

この場合は、目を通す確率は高そうです。しかも、代表自ら面接官という事は、採用の決定権もあります。中小企業やベンチャー企業の採用では、相手も学生が本気なのかわかりません。中には、練習で面接を受けに来て、本命は大企業というケースもあるからです。あなたがもし志望度が高ければ、お礼メールは効果的になる可能性も高いでしょう。

2.面接のお礼メールのポイント【例文付き】

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面接のお礼メールは書き方一つで、毒にも薬にもなります。せっかく、面接のお礼メールを出すのであれば、ポイントを押さえて作成しましょう。好感を持たれるようなお礼メールを出すことで、採用に近づくことだってあります。就職活動には、様々な要素が絡まって、選考が進み、採用が決まります。内定への確実な方法がない以上、プラスになることはやっておいて損はしません。

 

①さりげなくアピール

面接のお礼が主題ですが、あなたの印象をよりよくするためには、さりげなくアピールすることも大切です。簡潔に受ける企業の想いを盛り込みましょう。冗長はよくありませんが、お礼だけのメールも味気ないですよね。プラスの印象で覚えてもらえるような工夫ができれば一番です。

 

株式会社〇〇〇〇

 人事部人事課 〇〇〇〇様

 平素は大変お世話になっております。

 〇〇〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年、〇〇〇〇(氏名)と申します。

 この度は、貴社の新卒採用の面接機会をいただき

 誠にありがとうございました。

 面接は、緊張しましたが、

 私の話に真摯に耳を傾けてくださり嬉しく思っております。

 〇〇様のお話の中で、貴社の顧客第一主義とスピード感のある

 企業姿勢には感銘を受けました。

 私もその一員になれるように、

 精進してまいります。

 お忙しいところ恐縮ですが、

 本日のお礼がしたく、メールさせていただきました。

 貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

 

 〇〇〇〇大学

 〇〇学部〇〇学科〇年、

 〇〇〇〇(氏名)

 〒〇〇〇‐〇〇〇〇

 〇〇県〇〇市〇〇丁目〇〇番〇〇号(〇‐〇‐〇でも可)

 電話番号:080-〇〇〇〇-〇〇〇〇

 メールアドレス:〇〇〇〇@〇〇.〇〇.〇〇

 

 

3.面接のお礼メールで注意する点【例文付き】

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面接のお礼メールでは、マイナスにならないように注意する点もあります。いくらお礼のメールと言っても、相手への配慮が欠けていると、ただの迷惑になりかねません。以下に、面接のお礼メールで注意する点をあげましたので、参考にして気を付けながら作成して送信してください。

 

①何日も経ってからお礼メールを出す

面接の当日、最低でも翌日に出しましょう。何日も経ってから出しても、あまり意味はありません。メールの特性が活かせないからです。面接当日が遅くなってしまった場合は、翌日の午前中に出せば問題ありません。数日後に送ったところで、すでに選考の結果は出ている可能性が高いので、ほとんど意味をなしません。

 

②連絡先知らないのに、わざわざ企業に電話してしまう

お礼メールの送信先がわからないのに、わざわざ企業に電話して、連絡先を調べるのはいただけません。連絡先を公開していないということは、そもそも受け付けていないということですから、メールを送るのは逆効果になりかねません。悪い意味でマークされてしまいます。

 

【例文付き】一歩先を行こう!面接のお礼メールについて

面接をお礼メールは、時と場合、タイミングによって、出すべきか出さないべきか判断しましょう。自分で判断できないのであれば、第三者にも相談してみましょう。いずれにしても、お礼メールは決定打ではありません。そもそも、面接の中身の方がはるかに大事です。とはいえ、面接のお礼メールについて知っておいて損もしません。お礼をする際には、画一的に考えず、ポイントを押さえて、くれぐれも状況判断、タイミングに注意してください。

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