面接の自己PR方法とは?例文と失敗例付き【就活を成功させる】

面接

多くの就活生が自己PRについてはかなり力を入れて考えていることと思います。その通り、面接の自己PRは内定を左右すると企業の人事課内で言われているほど大切なものです。しかし就活生の自己PRを聞いているとパッと印象に残るものが少ないのです。それは自分を魅力的に見せることができる方法を知らないからです。

今回の記事では面接の自己PRのポイントや注意点をしっかりと解説しつつ、理想的な面接の自己PR例文も一緒に紹介していきます。また他にも面接の自己PRでありがちな失敗例についても見ていきましょう。

こちらの記事を読むことで面接の自己PRがグッと良くなるはずです。

面接の自己PRは最大のアピールタイム

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面接の中で何が最も大切か。それは自己PRです。専門職ではスキルや経験に関しても大切ですが、特に一般職の中では自らをどれだけ魅力的に語るか、自己PRタイムの中で見えてくる自信、自分の強みをどれだけ理解しているのかなどについてはそれ以上に大切なのです。

新入社員になった際にどれだけ成長をするかはその人の熱意や人間性に大きく起因します。そして自己PRでは熱意や人間性などを伝えることができるのです。

現時点での自己PRに満足している人もまだまだ改善点はあるはず。以下に紹介する面接の自己PRのポイントや注意点などを参考にして再構築をしていきましょう。

面接の自己PRのポイント

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早速面接の時に伝える自己PRを魅力的にするためのポイントを解説していきます。そのポイントとは以下の2点です。

  1. 企業とのマッチングを考えて自己PRする
  2. 挫折経験などと絡ませると魅力的に聞こえる

早速、1点ずつ詳しく見ていきましょう。

企業とのマッチングを考えて自己PRする

企業それぞれによって求めている人物像というものが設定されているはずです。その人物像と全く同じとなる必要はありませんが、求めている人物像と自分のアピールポイントに共通点を作るということは必須です。

例えば「責任感がありチームワークを身につけている人物」を求める人物像として設定している企業に対しては、自分なりに責任感があることとチームワークがあることを自己PRでアピールしたいところです。

一方で求めている人物像と自分自身が全く違うという場合にはすでに企業とのミスマッチが起こっていると考えることもできます。その場合には求めている人物像に近づく努力をするなり、マッチングする企業を探すなり何かしらの対処法が必要です。

挫折経験などと絡ませると魅力的に聞こえる

自己PRといえば「自分の強みをアピールするもの」といったイメージが強いかもしれませんが、挫折経験に対して自分はどのように対処をしたのかなどについてアピールするということも大切です。

社会に出た際に挫折をしてしまうということはまま起こりうることです。そして挫折をした時にしっかりと対策ができるのかどうかを企業は評価しています。

苦労した経験の中で自分は何を学んだのか、どのように解決したのか、どんなことを考えたのかなどについて自己PRの中でアピールしていきましょう。そしてその挫折経験の中で得たことを自分の強みとしてアピールするとスムーズな流れになりますね。

面接の自己PRの注意点

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面接の自己PRのポイントについて「もうできている」という人もいるのでは。一方で以下に紹介する面接における自己PRの注意点が守れていないという就活生が多いです。

その注意点とは以下の4点です。

  1. 自己PRでアピールするのは1つだけ
  2. ESの自己PR欄を軸に語る
  3. エピソードや客観的な成果などを含めて分かりやすく
  4. 長くとも自己PRは1分間

それではこの4点について見ていきましょう。

自己PRでアピールするのは1つだけ

自己PRでいくつも自分のアピールポイントを並べている人はいませんか?例えば「私の強みは真面目さと器用さと仕事の速さと…」といったような言い方です。

就活生側からすれば「できるだけ自分の魅力を伝えたい!」と気持ちがはやるかもしれません。しかしいくつもアピールポイントを伝えられると結局、印象としてはどれも弱くなってしまうのです。

メニューがいくつもあるお店ではおすすめの料理がわからないのと同じで「結局、何があなたのアピールポイントなの?と思われてしまいます。

時間的にも自己PRでアピールするのは1つだけ。これを守れば自己PRはグッと良くなります。

ESの自己PR欄を軸に語る

ESに書き込んだ自己PR欄とは異なることを語るのもNGです。

ESを提出してから期間が空いてしまい自己分析が変わることはありますが、ESと異なることを述べてしまうと「じゃあ、ESに書かれているのはなんなの?」と不信感に繋がってしまうので避けましょう。

エピソードや客観的な成果などを含めて分かりやすく

自己PRを伝える際「私の強みは〇〇です」ということしか言わずに、自分の強みを

自覚するに至ったエピソードや客観的に分かりやすい成果などを伝えない人も多いですね。

「私の強みは〇〇です」と強みを言うだけであれば誰でも言えること。そこで述べた自分の強みを「なるほど」と納得させられるような根拠も添えるようにしましょう。

長くとも自己PRは1分間

自己PRを長々と語ることもNGです。スマートに伝えるためには1分間が限界。むしろそれ以上の長さになってしまっている人は喋り方が必要以上に遅いか、蛇足の話が多いかのどちらかです。

面接の自己PRの例文

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それではこれまでのポイントなどを押さえて、面接の自己PR例文をご紹介しましょう。

粘り強さをアピールする自己PR

私の強みは1度やると決めたら粘り強く最後まで諦めないでやり切るところです。学生時代、営業職のインターンをしていましたがなかなか受注に繋がらない案件がありました。しかし私は「インターン期間中に案件獲得をする」ということを決め、訪問をしたりそちらのクライアントの商品を使用して感想を述べたりしてクライアントとの距離を近づける努力をしました。その結果、クライアントから発注を頂き企業での営業成績表彰もいただきました。この経験を持って私は御社でも目標を決めて絶対に結果を出すということにこだわり貢献していきます。

リーダーシップをアピールする自己PR

私の強みはリーダーシップがあることです。大学時代に100人規模のイベントを取り仕切った経験からその強みを得ることができました。また大規模なイベントのリーダーを経験することによって「リーダーの下でどのように働けばいいか」という心構えを得ることもできました。新入社員として御社に入社した際には職場のリーダーにとって「なくてはならない存在」として支えられる技術を生かしていきます。

面接の自己PRでありがちな失敗

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最後に面接の自己PRでありがちな失敗について箇条書きでまとめました。自分の自己PRが以下の項目に当てはまっていないかどうかチェックをしていきましょう。

  • 当時の挫折経験などに対して不満や感情的な言葉が入っている
  • 「企業にとってどのように貢献できるか」が語られていない
  • 自己PRが「自分の凄さ自慢」になってしまっている
  • 企業の求める人物像と自己PRの内容がかけ離れすぎている
  • 自己PRの時間が30秒程度で終わってしまう。もしくは1分以上になってしまう

これらの項目に当てはまった場合には修正が必要です。1つずつ修正をして魅力的な自己PR文を作成していきましょう!

まとめ

今回の記事では面接の自己PRのポイントや注意点をしっかりと解説しつつ、理想的な面接の自己PR例文も一緒に紹介していきました。また後半で面接の自己PRでありがちな失敗例についても見ていきました。

 

今回の記事で紹介した面接における自己PRのポイントや注意点を参考にしながら、例文を見て自分の自己PRを練り直してみてください。また失敗例に関しても参考にして、自分の自己PR文がそうなっていないかどうか確かめてくださいね。

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