IT業界”2020年”年収ランキング9選!就職前の注意点2つも紹介!

業界研究

テレワークやプログラミングなど、さまざまな面でオンラインワークへの注目が高まっていますね。そんな中でも、特に新卒に人気なのがIT業界ではないでしょうか。IT業界といえば、華やかな雰囲気もありつつ、なんとなくイメージがしにくいもの。特に給与体系については業界内の職種によっても異なりますので、一概に年収がどの程度なのか、という点は見えにくい部分ではあります。そこで、今回は2020年 IT業界の年収ランキング9位までを詳しく解説していきます。年収がすべてではありませんが、やはり給与面は働きがいの1つでもあります。ぜひ、IT業界で志望企業を探す際には、以下のランキングを参考にしてみてください。

IT業界の年収ランキングを発表!

それでは、まずIT業界の年収ランキングを一覧で見てみましょう。以下が、2020年におけるIT業界の年収ランキングトップ9位となります。

9位:伊藤忠テクノソリューションズ 871万円
8位:都築電気株式会社 879万円
7位:トレンドマイクロ株式会社 882万円
6位:株式会社 電通国際情報サービス(ISID) 896万円
5位:オービック 901万円
4位:株式会社 プラネット 967万円
3位:JustSystems 970万円
2位:日本オラクル株式会社 1,046万円
1位:株式会社SRAホールディングス 1,205万円

各企業の特色について、簡単にまとめました。早速見ていきましょう。

IT業界の年収ランキング9位:伊藤忠テクノソリューションズ 871万円

伊藤忠テクノソリューションズは、いわゆる「トータルソリューションプロバイダ」と呼ばれる企業。顧客のニーズに適したソリューションを提供するとともに、ITライフサイクルをトータルにサポートしています。また、世界各国250社以上のIT企業とパートナーシップ提携を組んでいることでも有名。NAFTA・ASEANなどの地域をメインとして、ビジネス創出をおこなっています。

IT業界の年収ランキング8位:都築電気株式会社 879万円

都築電気株式会社は、ネットワークシステムおよびインフォメーション・システムの設計や開発、保守などを幅広くおこなうとともに、メカニカルデバイスや情報機器の販売・受託設計開発をおこなっている企業です。コミットする分野は非常に幅広く、製造・流通・サービス・医療・福祉・公共・文教・金融などのサービスに対してITの視点から関わることが可能です。

IT業界の年収ランキング7位:トレンドマイクロ株式会社 882万円

トレンドマイクロ株式会社は、コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連商品やサービスを開発・販売している企業です。年間収益は十億ドル超、インフォメーション・セキュリティに特化した5,000人以上の社員を抱える大規模企業で、過去にははエンドポイントセキュリティ、クラウドセキュリティ、サーバセキュリティなどセキュリティ部門で高い評価を得ています。また、国内クラウド向け市場シェアが第1位であることからも、国内貢献度が非常に高い企業だと言えるでしょう。

IT業界の年収ランキング6位:株式会社 電通国際情報サービス(ISID) 896万円

株式会社 電通国際情報サービスは、受託システム開発・ソフトウェア製品販売・アウトソーシング・運用保守サービスなどIT関連事業に幅広い展開を見せている企業です。ちなみに、こちらは電通とゼネラル・エレクトリックの合同ベンチャー。現在では北米、欧州、中国、東南アジアの4エリアにグローバルネットワークを展開しており、海外駐在のしやすい企業だと言えます。

IT業界の年収ランキング5位:オービック 901万円

オービックは、情報システムの導入・運用サポート・顧客への継続的情報提供・問題解決などを一貫して自社でおこなう『ワンストップ・ソリューション・サービス』にこだわりのある企業。そのため、顧客を最初から最後までサポートしたいという方におすすめです。ちなみに会計統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、ERP累計導入社数17年連続1位を取得するなど、非常に高い開発力が評価されています。

IT業界の年収ランキング4位:株式会社 プラネット 967万円

株式会社 プラネットは、EDI基幹プラットフォームの構築・提供・運用をメインにおこなっている企業。ちなみに「EDI」とは企業間電子データ交換のことであり、セキュアなシステム構築とプラットフォームの情報に対する高い信頼度、そして提供されるデータフォーマットの正確な標準化が求められるサービスです。メーカーと卸売業者の電子伝票処理などを一手におこなえる国内最大級プラットフォームに携わりたいのであれば、株式会社 プラネットはうってつけだと言えるでしょう。

IT業界の年収ランキング3位:JustSystems 970万円

JustSystemsは、ワープロソフト「一太郎」や日本語入力システム「ATOK」など国内でもっとも知名度の高いソフトウェア開発を手掛けている開発企業。今やこちらの企業のソフトウェアは全国85%の小学校、約15,000社の企業、そして約690万人以上の国内ユーザーがいるほど。華やかなWeb開発というよりは、堅実かつ多くの人に利用してもらえるソフトウェアの開発に関われる企業です。

IT業界の年収ランキング2位:日本オラクル株式会社 1,046万円

日本オラクル株式会社は、人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)などといった最新技術をフル活用して、最新のソフトウェア・情報機器などを開発している世界屈指のIT企業。エンジニアにもっとも有名なデータベースの1つ、オラクルデータベースの開発・運営企業としても知られています。とにかく新しいこと、世界規模のことをしたいという方にうってつけの企業です。

IT業界の年収ランキング1位:株式会社SRAホールディングス 1,205万円

もっとも年収が高かったのが株式会社SRAホールディングスでした。こちらはITコンサルティング、システム構築、 運用サービス、製品・ソリューションを提供しているSRAグループ傘下企業です。現在ではアメリカ・インド・中国・シンガポール・ヨーロッパ諸国に拠点を持ち、海外進出も盛ん。そのため、海外駐在を視野に入れている就活生にもぴったり。SRAグループの強みを生かしてグローバル・リーチが得意な企業となっています。

就職前に知っておくべき2つの注意点

さて、ここまでIT業界の年収ランキングを紹介していきました。年収が高い企業はそれだけでも魅力的に見えてしまいますが、年収だけで企業を選ぶと後悔する可能性もあります。そこで、最後に就職前に知っておくべき2つの注意点を解説していきます。ぜひ以下のポイントを参考にして、適切に企業選びをしましょう。注意点は以下のとおりです。

  • 高い年収には残業代も含まれている場合がある
  • 活躍するためには高い技術力が必要

それぞれ簡単に説明をしていきます。

高い年収には残業代も含まれている場合がある

1つ目の就職前に知っておくべき注意点は「高い年収には残業代も含まれている場合がある」というものです。いわゆるみなし残業代と呼ばれるものですが、年収が高額な企業はあらかじめ残業代が「みなし」で給与に含まれており、残業がある前提で高給という可能性もあるのです。自分が選んだ企業の給与形態がどのようになっているのか注意深く確認しましょう。

活躍するためには高い技術力が必要

2つ目の就職前に知っておくべき注意点は「活躍するためには高い技術力が必要」というものです。給与が高い企業には、やはりそれだけ技術力・専門性のある就活生が集まってくるというもの。もし現在において希望部署に対する専門技術がないという方は、どうやって他の就活生と競い合っていくのか、考えておかなければなりません。

まとめ

今回は2020年 IT業界の年収ランキング9位までを詳しく解説していきました。IT業界の年収トップともなると、やはり1,000万円台を超える企業もありました。ただし注意点でも述べた通り、高い年収には、それを裏付ける技術力や専門性などが求められることも多いものです。高みを目指す就活生はそれなりに専門分野を身につけつつ、内定をつかめるようにしていきましょう。

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