「サマーインターン面接ではどんなことを質問されるの?」
「サマーインターンの面接で印象の良い答え方が分からない…」
などとお悩みの21卒就活生の方は非常に多いようです。確かに初めてのサマーインターン。それも面接となると、就活の本選考の経験がない方はどんなことから対策を始めれば良いのか分からないでしょう。
そこで今回の記事では、21卒サマーインターンの面接で聞かれる質問を「聞かれる確率」に分けて厳選してご紹介します。また、質問に対する模範解答もご用意しているため、困った際にはまずこちらの記事を読んでみてくださいね。
21卒のサマーインターン面接で受かるには本選考との違いを理解しよう
「21卒のサマーインターン面接で聞かれる質問」をご紹介する前に、まずはサマーインターンと本選考の面接の違いをご理解いただきたいと考えています。
ザックリといえば、本選考は会社が求める人物像に当たる就活生を採用するためのもの、そしてサマーインターンの面接は就業体験に対するモチベーションが高く、インターンに対する目的意識をハッキリと持っている人を採用するためのものです。
そのため回答を考える際には「その企業で働きたい」という目線よりも「サマーインターンを体験したい理由」について深く考えていった方が、企業側の胸を打つ回答をすることができるはずです。
21卒のサマーインターン面接で「絶対に」聞かれる質問4選
それでは21卒のサマーインターン面接で「絶対に」聞かれる質問をこちらで4つ厳選してご紹介していきましょう。こちらに紹介する質問は、基本的に企業の業界・業種、日系・外資系、ベンチャー・大手など関係なく、ほぼ100%聞かれる質問です。
どのような質問を考えるよりも、まずは以下の4つの質問について深めていってください。こちらの質問に自信を持って答えることができるようになれば、サマーインターン面接の合格率はかなり上昇するはずです。
21卒のサマーインターン面接で絶対に聞かれる質問1:自己紹介
「自分について紹介をしてください」という質問は間違いなく聞かれるものです。この質問に対して重要なのは、ハキハキと明るく挨拶をしてコミュニケーションに関しては問題がないという印象を与えることです。第一印象で面接の合否は大きく左右されるため、笑顔かつ大きな声で自己紹介することを心がけてください。
回答例
〇〇大学〇〇学部〇〇年生の〇〇 〇〇(フルネーム)と申します。大学では〇〇サークルに所属しています。本日はよろしくお願いいたします。
21卒のサマーインターン面接で絶対に聞かれる質問2:志望動機
「なぜ弊社のサマーインターンを応募されたのですか?」「サマーインターンの志望動機を教えてください」という質問もサマーインターンの面接で必ず尋ねられることの1つです。こちらでは、先ほど述べたようにサマーインターンへの高いモチベーションや目的意識の明確さをアピールすることが重要です。
ハッキリと志望動機を述べられなければ、面接に合格することはできないと考えても良いでしょう。その会社のサマーインターンを利用して就職活動をより充実させようという気持ちなどを具体的に伝えてください。
回答例
御社を志望したのは、御社が行なっておられる〇〇という事業に強く関心を持っているからです。私も社会に出た際には〇〇のような事業に関わりたいと考えています。そのためには数あるサマーインターンの中でも〇〇や〇〇(インターン内容)など、内容が充実している御社のサマーインターンが最も理想的であると考えました。これらの理由からサマーインターンを志望しています。
21卒のサマーインターン面接で絶対に聞かれる質問3:学生の時に頑張ったこと
「学生時代にはどのようなことを頑張りましたか?」「大学で頑張っていることを教えてください」などの質問もサマーインターンの面接で必ず尋ねられると考えてください。
この質問に対して重要なのは、自分にはどのような能力があり、どのような成果を出すことができたのかということを伝えることです。自分の強みを理解して、その強みを結果に繋げられるということをアピールしていきましょう。
回答例
私は現在、〇〇サークルのリーダーを務めております。しかし私がリーダーとなった年にはメンバーのモチベーションがかなり低くなっていました。そこで私は、メンバー一人一人と面接を交わし、メンバーが練習時間の少なさに不満を持っていることを理解しました。
この課題を解消するために練習場所を増やし、時間についても他サークルと交渉して長くすることに成功しました。結果としてメンバーの練習時間は増え、〇〇大会では〇〇賞をいただくことができました。
私はこの経験から人の話を丁寧に聞いて、問題を抽象化して解消するということができるようになりました。
21卒のサマーインターン面接で絶対に聞かれる質問4:逆質問
「何か質問はありますか?」という逆質問も面接ではほぼ確実に聞かれます。この質問は単純に聞きたいことを聞けばOK、というわけではありません。面接の内容をしっかりと把握しているということを前提にして発展した質問をすることができるかという点が評価のポイントとなります。
そのため「特にありません」と返すよりも、すでに面接官が述べたことを返す方が印象はイマイチ。ただあまり身構えずに、面接を受けた上で聞きたいことを聞いてみるようにしましょう。
21卒のサマーインターン面接で「8割」聞かれる質問2選
次に21卒のサマーインターン面接で「8割」聞かれる質問を2つご紹介していきましょう。こちらも先ほどの質問集に負けず劣らず頻繁に尋ねられる質問です。つまり準備必須の質問のため、必ず押さえておきたいところです。
21卒のサマーインターン面接で「8割」聞かれる質問1:他の人からどう思われているか
「他の人からどのように思われていますか?」という質問は面接の場において、かなり聞かれる質問であると考えましょう。この質問の意図は就活生が集団の中でどのような評価を受けているのかということを知るため。そのため遠慮をせずに、他の人から受けた肯定的な評価を積極的にアピールしていきましょう。
回答
私は周囲の人から「一緒にいると落ち着く」とよく言われます。普段から笑顔で人に接することや、人の話をしっかりと聞くようにすることは意識しているため、それらが一緒にいると落ち着くと言われる理由だと捉えています。友人からこのような評価を受けて以来、私はより意識的に「人を落ち着かせられる人であろう」と行動しています。
21卒のサマーインターン面接で「8割」聞かれる質問2:将来・入社後の目標
「将来の夢はなんですか?」「入社後にはどのようなキャリアを歩みたいですか?」という質問もよく問われるはず。こちらの質問で重要なのは明確なビジョンを持ってサマーインターンに参加していることを伝えるということです。
回答
将来的には、多くの人々の生活を支える食品業界の安全性をより高めるためのテクノロジーを設計したいと考えています。そのために御社のサマーインターンで、より食品の製造や輸送などお客様の元に届くまでの行程を理解し、自分が貢献できる要素を見つけ出そうと考えています。
まとめ
今回の記事では、21卒サマーインターンの面接で聞かれる質問を「聞かれる確率」に分けて厳選してご紹介しました。上記でご紹介した質問は、サマーインターンに限らず様々な就活の面接で尋ねられることが多いものばかりです。
就活の本選考が始まると、今よりもさらに時間がなくなってしまうことになりますのでサマーインターンを利用して、徹底的に質問に慣れ、より良い回答を考えておくということが重要。ぜひ、こちらの記事を読んだことをきっかけにして、面接で鋭い回答ができるように鍛えていきましょう。
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