就活の持ち駒が全滅した私が志望企業に受かるまでの8ステップ

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「就活の持ち駒が全滅してしまった」

「これからどうすれば就活が成功するの?」

このように就活の持ち駒を全て失ってしまい、就活をどのように進めていけばいいのか迷っているという方も少なくないかもしれません。かくいう私も18卒の大学生として就職に励んでいたのですが、就活の持ち駒が全滅してしまった経験があります。しかし、その後、志望企業への就職に成功し、胸を張って社会に出ることができました。

今回は就活の持ち駒が全滅してから大手企業の内定を獲得するまでの8ステップを詳細に解説してきます。本記事を読んでいただければ、就職の持ち駒が全滅したという就活生の方もどのように就活を進めていけば、内定を獲得することができるのかがはっきりと掴めるはず。

就活の持ち駒が全滅!

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先ほども述べたのですが、18卒就活で私は就活の持ち駒が全滅してしまった経験があります。自分なりには人並みに就活を進めてきたはず。就活に合わせたスケジュール管理からはじまり、面接練習、OBOG訪問など、抜かりなく行ってきたのです。

31社にエントリーを行い、書類選考に通ったのは9社。周りを見ると私以上に書類選考に通過した人もいましたが、一方で私よりも通過数が少ない人ももちろんいました。つまり、普通に就活をして、普通に内定を獲得する。そんな就活をイメージしていたのです。

しかし、実際はそんなに甘いものではありませんでした。面接では緊張したものの言いたいことは言えたはず。そんな企業からも面接選考で「お祈りメール」をもらうことになり、驚きが隠せませんでした。

そして、そこから就活の持ち駒全滅から内定獲得をするためのステップを歩みだしたのです。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ1:原因の特定

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1つ目のステップは「『なぜ就活の持ち駒が全滅してしまったのか』という原因を特定する」ということです。

就活の持ち駒が全滅し、何かしらの対策が必要でした。しかし、どのような対策を取ればいいのかは、なぜ就活に失敗してしまったのか特定しなければ分かりません。そこでまず私は就職の持ち駒が全滅してしまった理由を考えるところから始めることにしました。

就職の持ち駒が全滅する主な原因としては以下の点が挙げられます。

  1. 就活の軸がブレてしまっている
  2. 社会に出てやりたいことが明確ではなかった
  3. 自己分析が足りなかった
  4. 面接で言いたいことが伝わらなかった
  5. 企業研究が不足していた

他にもいくつかの理由を考えることができますが、就活を終えた際に私がノートにまとめた全落ちの理由は上記5点。特に私が対策を取るべきだと考えたのは就活の軸がブレているということについてでした。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ2:就活の軸の立て直し「本当にやりたいことは?」

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2つ目のステップは「就活の軸を改めて立て直す」ということです。

上記ですでに述べた通り「本当にやりたいことはなにか」という就活の軸がまだまだはっきりと持てていなかったということが、就活の持ち駒を全滅させた原因だと考えました。

それまで私は「人との関わりが好きだからサービス業に就きたい」と考えて、接客の伴う業種を対象に就職を行なっていたのです。

しかし、面接の中で「なぜ人との関わりが好きなのか」と問われた際に私はうまく答えることができませんでした。好きだから好きという考え方がシンプルかつ明確であると考えていたのです。

しかし人との関わりと言っても様々な要素で構成されていることに気付きました。マンツーマンの中で生まれる関係性もあれば、1対多数の関係性もあります。その関係性のそれぞれに異なる楽しさがあることに、このステップで気づくことができました。

このステップで気づいたことはもう1つありました。それは失敗した面接にこそ、改善のためのヒントがあるということ。私の場合は答えられなかった質問こそ、自己分析の余地が残されている場所だと考えました。

自分なりに分析を進めて、面接で答えられなかった部分や、キレよく返せなかった部分を深めていく。こうすれば自己分析が足りないところをどんどん深められるわけです。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ3:OBに相談

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3つ目のステップは「OBに就活の進め方について相談する」ということです。

もちろん就活の持ち駒が全滅する前からOBOG訪問は行ってきました。しかし、自己分析がしっかりとできていなかった当時、OBOG訪問で聞くことは有意義とは思えないようなことばかりでした。

しかし就活での経験を経てみると、具体的な場面を想像しながら「あの時、どのようにすればよかったのか」など具体的な質問をすることができたため、OBOG訪問の充実度は明らかに上がっていました。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ4:応募企業の再選定

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4つ目のステップは「応募する企業を再選定する」ということです。

上記ですでに述べた通り、私は「接客の伴う仕事なら何でもいい」とばかりにエントリーをしていました。しかし、私は就活を経て気づいたのです。採用される側である私は接客業なら何でもいいとしても、採用する側である企業は「この仕事がいい」「この企業がいい」と考えている就活生を取りたいのだと。

書類選考を通過した9つの企業ならばどこでもいいと考えていた私の志望動機は自然と無難かつありふれているものになっていました。一方で特定の企業に対して熱量の高い就活生たちの面接でのやり取りは印象に残るものでした。

私は熱量溢れる面接でのやり取りができるような企業を選ぶことにしました。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ5:面接選考の練習

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5つ目のステップは「面接選考の練習をさらに繰り返し行う」ということです。

志望する企業を再選定すれば、次に行うのは志望動機や自己PR文の改善。そして、改善された志望動機などを説得力を持って伝えられるように面接選考の練習を始めました。

具体的には、就活を終えていない友人たちを交えて面接官役と就活生役に分かれて面接を行うというもの。それまでは友達と2人でセリフを言い合うような練習が多かったのですが、本格的に模擬面接のような練習を行うようになりました。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ6:大学のキャリアセンターを利用

6つ目のステップは「大学のキャリアセンターを利用する」ということです。

先ほど友人達と面接練習を行っていたと書きましたが、面接練習やエントリーシートの改善などについては大学のキャリアセンターでメンバーの募集をしたり、キャリアセンターが行う就活イベントなどに参加するなども行っていました。

大学のキャリアセンターは同じ大学の生徒が集まるため「似た立場の人が自分のことをどのようにアピールするのか」などについて、かなり参考になります。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ7:民間の就活エージェントの活用

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7つ目のステップは「民間の就活エージェントを活用する」ということです。

実は応募企業の選定や自己分析をするにあたっては、民間の就活エージェントも利用していました。

民間の就活エージェントは無料で利用できるところも多く、また、大学のキャリアセンターにはない引き出しを持っているためかなり参考になります。

また、個人診断と企業のマッチングなども行なっている就活エージェントがあるため、こちらで自分にマッチした企業を探してもらうということも非常に有意義です。

就活の持ち駒全滅から大手企業内定へのステップ8:いざ、本番!

ここまでの7ステップを経て、私は厳選した企業へエントリーを出し、8ステップ目として書類選考と面接選考に挑みました。

自分のやりたいことが明確になり、そのやりたいことにマッチする企業を選んだため、面接では熱量の高いやり取りをすることができました。その結果、志望していた企業への内定が確定したのです。

就活の持ち駒が全て失くなったとしても、やり方によっては成功することができる。私はこの就活を通して、そう断言できるようになりました。

まとめ

今回は就活の持ち駒が全滅してから大手企業の内定を獲得するまでの8ステップを詳細に解説してきました。

就活の持ち駒が全滅してからするべきことはかなり多いのですが、1つずつ丁寧に進めていけば内定獲得につながる可能性が高くなるはずです。

焦りすぎずに時間をしっかりと設けて、なぜ就活の持ち駒が全滅したのかについてゆっくりと考えれば、必ず道を開くためのアイデアが浮かんでくるでしょう。

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