就活では、「自分を知り(自己分析)、相手を知る(業界研究・企業研究)」ことが、内定への近道となります。この中で、見落とされがちなのが、企業研究のやり方です。就活では、企業研究が決め手になります。なぜ、就活の決め手になるかと言うと、志望動機に直結するからです。就活において、志望動機は必ず問われます。その際に、企業の理解が進んでいなければ、志望した理由を明確に答えることはできません。

1. 効果的に企業研究するやり方

企業研究を効果的に行うために、段階的に進めて行きましょう。今回は3つのステップで進める手順をご紹介します。単体で企業を知っただけでは、視野狭窄に陥りますし、知識の幅が狭いため、企業研究としては適切ではありません。社会全体から業界、最後に企業を見ていくと良いでしょう。就活においては、企業同士、比較することもありますので、同業他社まで目を向けてください。

①社会を知る

社会全体の大きな見取り図を見ることが、企業研究の第一歩です。遠回りした方が、最終的には最善の方法なのです。近道をすれば、早く目的地にたどり着くかもしれませんが、長い目で見たらおすすめできません。現代社会は流れが早く、対応力が求められるからです。まずは、社会をマクロな視点から俯瞰しましょう。現代社会の問題点や政治や経済の動向にアンテナを張ることで、自分を取巻く世の中の流れを感じられるようになると良いでしょう。

②業界を知る

社会全体を知ったあとには、業界を見ていきます。業界と一口にいっても、多岐に渡ります。私たちの生活に欠かせないスマートフォンを例に取ってみましょう。

スマートフォンに携わる業界や企業を思い浮かべてください。いわゆるキャリア・情報通信業界やスマートフォンメーカー、代理店などはすぐに思いつきます。しかし、スマートフォンには半導体のメーカーからカメラのシャッター、液晶、細部の部品の原料に至るまで、数限りない業界や企業が携わっていることを忘れてはいけません。

業界全体を見渡すと、社会や経済の中での業界の位置も見えてくるでしょう。他のモノや業界も同様ということです。

以下の記事に業界研究のやり方が詳しくまとめられています。参考にしてみてください。

③企業を知る

社会全体から業界を知り、最後は企業研究を進めましょう。マクロ的な視点から、ミクロ的な視点に移行します。鳥の眼から、最後は虫の眼で企業ごとに観察を行います。企業研究には、同業他社の比較が欠かせません。違いや差に注目して、理解を深めていくのです。業界や関連企業、社会の流れを把握していれば、この作業も難しくないでしょう。

そのためにも、「①社会を知る」「②業界を知る」というマクロ視点から、「③企業を知る」というミクロ視点に徐々にシフトしていくことで企業研究が円滑に行えます。

2.企業研究の具体的なやり方

では、具体的に企業研究を進めていきましょう。企業規模や上場、未上場などの違いにより、入手できる情報には差があります。情報なら何でもいいというものではありません。信頼できる情報を選びましょう。できれば、何人もの眼でチェックされて完成した記事などを活用してください。インターネットの情報は玉石混交であり、見極めることが大事です。タダより高いものはありません。読まれるために対価を払って書かれた記事や文書を読むことをおすすめします。

①ホームページ

今やホームページを持っていない企業はないと言ってもいいでしょう。内容の程度には差はありますが、どこの企業でもホームページは必ず確認できます。新卒採用を行っていれば、「求める人材像」や「企業の採用方針」などが採用のサイトに掲載されています。社長の言葉も載っていることも多いため、その企業の方向性も確認できます。特に、中小企業は他の手段があまりないのでホームページはマストとなります。

新聞、雑誌

新聞は日本経済新聞がオススメです。上場企業はもちろんのこと、上場企業以外でもニッチな産業なども取り上げられることが多いからです。業界や企業の研究には、日本経済新聞が最も情報収集に適しているでしょう。一般的に社会を知る術としては、一般紙も悪くありませんが、金融業界志望者は日本経済新聞がマストアイテムになります。

経済系の雑誌には、業界の動向についての特集や企業のトップインタビューなどが掲載されることがあります。大学の図書館やキャリセンターで購読していることがほとんどなので、買わなくてもゆっくり閲覧したり、コピーすることができます。

※経済系の雑誌とは、「週刊東洋経済」「エコノミスト」「週刊ダイヤモンド」「プレジデント」などを指します。

③有価証券報告書

上場している企業は「有価証券報告書」がホームページに必ず載っています。会社の概要から経営方針、企業の課題やリスクなど情報の宝庫です。株を購入するためには、客観的な資料を入手して、買うかどうか決めると思いますが、就活でもこの「有価証券報告書」は活用できます。上場企業であれば、人気企業も多くありますので、倍率も上がります。ホームページだけ眺めていても、他人と差がつきにくいでしょう。公開されている情報を有益に活用してください。

3. 就活に活かす企業研究のやり方

志望動機

企業研究を行ったら、やりっぱなしではなく、それを役立てなければ意味はありません。入手した情報はノートなどに整理して、自分専用の企業研究ノートを作成しましょう。雑駁としたものではなく、整理しておくことが肝心です。かといって、整理に時間を取られて、次のステップに進めないのも考え物です。企業研究ノートは、就活の様々な場面で役立つでしょうが、特に志望動機で力を発揮します

志望動機に関する記事はこちらを参考にしてください。

書類に落とし込む

履歴書やエントリーシートの問いには、大きく分けて2種類です。いわゆる、「自分のこと」か「相手のこと」です。志望動機は「相手のこと」になりますし、自己PRは「自分のこと」になります。

また、「自分のこと」と「相手のこと」の両方を掛け合わせたような問いもあります。「将来のキャリアプラン」などが該当します。「自分のこと」は自己分析で対応できますが、「相手のこと」は業界研究や企業研究をしておかないと、なかなか書けません。なぜ、その業界なのか。なぜ、その企業なのか、書類に書く上で、企業研究ノートが役に立ちます。

③面接でアピールする

面接でも書類と同様に、「自分のこと」と「相手のこと」を聞かれます。面接は、対面して話すわけなので、さらに深堀をされます。「自分のこと」以上に「相手のこと」を深堀されたときの方が回答に苦戦するのは必至です。

「なぜこの業界?」「なぜこの企業?」「この企業で入社後に何としたい?」「なぜそれをしたい?」どれも極めて難しい質問だと思います。

しかし、業界研究や企業研究を行うことで乗り越えられます。作成した自分専用の企業研究ノートを活用することで、面接における難しい問いにもきっと答えられはずです。

まとめ

「就活に王道なし」ですが、企業研究はやるべきことが決まっています。それは「相手を知ること」に尽きます。「自分を知る」ことは割と着手しやすいものですが、業界や企業研究は、何から始めたらいいか難しいところでもあります。まだ時間的に余裕のある学生は、日本経済新聞などを毎日5分でも10分でも読むことから始めてみてください。習慣が人間を作ります。習慣が変われば、行動が変わります、行動が変われば、運命が変わっていくことでしょう。就活の決め手は企業研究!企業研究のやり方をマスターして、自分の手で道を切り開いてください。

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