「コンビニの志望動機が思いつかない…」
このように考えている人は実はかなり多いのです。コンビニで働くといってもアルバイトではなく社員として。どのようなことを言えば面接官の心をつかむことができるでしょうか難しいですよね。
そこで今回はコンビニの志望動機を考えるポイントや志望動機の例文などを解説していきます!
コンビニの志望動機を考える際の3つのポイント
それでは最初にコンビニの志望動機を考える際のポイントについて解説をしていきます。
1なぜコンビニで働きたいのか
まず最も大切なのが「なぜコンビニで働きたいのか」ということです。「コンビニで働くということを選んだ理由はなんなのか」という問いは面接官にとっては非常に関心のあることなのです。このことについてしっかりと自分の中で掘り下げていき、自分が本心から思える「コンビニで働きたい理由」に思い当たったらそれを志望動機に組み込んでいきましょう。
例えばコンビニを志望する動機としては以下のようなことが挙げられます。
- コンビニは日本の代表的な産業の一つであり、その主要産業に関わりたい
- 人々の生活に密接したサービスを提供したい
- 接客が好きで社会人になってもコンビニでお客様と関わっていきたい
- 全国規模に展開するコンビニのチェーン力で、商品開発などを大規模に行なっていきたい
他にも学生時代にコンビニのアルバイトをしていて、コンビニ自体に愛着があることなども挙げられるでしょう。あなたがコンビニを志望する本当の動機を自己分析を通して発見していきましょう。
2コンビニ会社でどのような仕事をしたいのか
次にあなたがコンビニの会社内でどのような仕事をしたいのかについても志望動機を考える際には必ず言及するようにしましょう。ただコンビニで働くといっても部署ごとにするべき仕事は違い、その複数の仕事の中でどのようなことをしたいのかを理由も添えて語ることが必須です。
コンビニ会社の仕事としては例えば、
- 商品開発
- 食品衛生管理
- 広報部
- 店長
などがあります。一つ一つ詳しく見ていきましょう。
商品開発
商品開発はその名の通りコンビニ商品の新規開発をしていく仕事です。全国展開していうコンビニチェーンであれば自分が考えた商品が全国規模で販売されるという大変やりがいのある仕事となります。
またコンビニが扱っているのは当たり前ですが商品です。つまりコンビニの命運を握るのは商品開発部が考える商品だということですね。二つの意味で責任もやりがいも大きいのが商品開発という仕事なのです。
食品衛生管理
食品衛生管理もコンビニの会社にとって非常に大切な仕事です。工場などで食品を製造しているコンビニ会社の場合には、徹底的な衛生管理を通して数多くの店舗に安全な食品を送らなければなりません。
最近ではメディア・SNSの発達により衛生面で事故が起こった場合の企業への被害は非常に大きいです。そのような意味でも食品衛生管理はとても大切な仕事です。
広報部
広報部と言えば例えばCMやチラシなどのメディアを通して消費者に購買意欲を抱かせるような仕事がメインとなります。
上記で紹介してきた商品開発や食品衛生管理のように直接商品を扱うというわけではないですが、消費者に対して商品の魅力を12倍に伝えるための創意工夫を尽くすことでコンビニ会社を支えることになります。
店長
コンビニと言えばフランチャイズが多いのですが、直営店の店長はコンビニ会社の正社員が担当しています。店長からその後、エリアマネージャーや本社勤務などになっていくというコースもあります。
しかしお客様と関わり続けたいという気持ちで店長を続ける正社員の方もおり、コンビニの経営の主軸を直接握る責任が非常に大きい、そして最もお客様の笑顔を見ることができるであろう役割です。
他にももちろん営業職などもあります。要はコンビニという営業形態を軸にしてどのような方面から会社に貢献していきたいのかということが志望動機を考える上でのポイントとなります。
3なぜそのコンビニ会社を選んだのか
最後に「なぜ数あるコンビニ会社の中からその会社を選んだのか」ということを志望動機の中にしっかりと組み込んでいきましょう。
日本に普及するコンビニ会社と言えば、
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
他にも地方に支持層を持つコンビニ会社もあります。
コンビニ会社によって優劣はありませんが、なぜそのコンビニ会社で働きたいのかということは面接でも必ず聞かれることなので先回りで志望動機を考える段階でしっかりと業界研究をしておきましょう。業界研究のやり方については以下の記事を参考にしてみてください。
コンビニの志望動機に入れると有利になるポイント
次にコンビニの志望動機を書く際に入れると有利になる要素を紹介していきます。
就業体験
学生時代のアルバイトなどでそのコンビニでの就業体験があれば志望動機を言及する際にアピールしていきましょう。アルバイトの経験があるということはそのコンビニのいいところも悪いところもしっかりと理解しているということです。その上でそのコンビニ会社を志望するということは志望する上でかなり説得力のある体験となります。
アルバイト時代などに「このコンビニの会社で働きたい」と感じたエピソードなどがあれば、オリジナリティの高い志望動機となるのでよりよいでしょう。
商品への愛
そのコンビニにしか扱われていない商品への愛を語るということも志望動機の中では大切です。コンビニ会社によって総菜やスイーツ、他の商品など力を入れている商品ジャンルは異なります。
就活生の嗜好がそのコンビニ会社が特化している商品に合っているということは立派な志望動機となるのです。面接官も自社の商品が好きな就活生に悪い印象を持つはずがありません。コンビニ商品の中でも特に好きな商品などがある場合には志望動機の中でもアピールしていきましょう。
販売士資格
もし販売士資格があるならば内定獲得が有利になります。販売士資格はコンビニの店舗で商品を販売する際に必須のものではないのですが、責任を持って販売しているということを証明するためには非常に有効な証です。
ちなみにこの販売士資格は商工会議所が主催する販売士資格検定試験で取得が可能です。割と取りやすい資格のため、就活が始まる前に取得しておくことをお勧めします。
【そのまま使える】コンビニの面接・履歴書での志望動機の例文
最後にコンビニの面接・履歴書での志望動機の例文について紹介をしていきます。
接客業が好きである場合の志望動機
私がコンビニを志望する理由はお客様とコミュニケーションを取ることが大好きだからです。学生時代からコンビニなどお客様と接することができる仕事を続けており、その中でお客様からも「笑顔が素敵だね」とよく声を掛けていただきました。そのようなお客様とのやりとりを社会に出てからも続けたいと考え貴社を志望しました。
コンビニ会社独自の商品が好きである場合の志望動機
私は貴社が開発する商品である「〇〇」が非常に好きであり、そのような素晴らしい商品を開発する貴社で商品開発の仕事に関わりたいと考えております。貴社独自の製法や使用するこだわりの素材などは貴社が持つ強固なブランドに繋がっています。私も貴社の一員となり共にブランドを支えていけるように貢献していけるようになりたいです。
以下の記事ではコンビニ業界以外の志望動機例文をご紹介しています。コンビニに限らず、様々な業界にエントリーを考えている就活生はこちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事ではコンビニの会社の志望動機を考える際のポイントなどについて解説をしていきました。コンビニの仕事は非常に幅が広く「ただコンビニの会社で働きたい」というのでは曖昧になってしまいます。自分が会社でどのような仕事をやりたいのか具体的にイメージを持って志望動機を考えることが大切です!
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