OpenESの写真ってどんなものを使えばいいの?

選考対策

OpenESは、就活生にとって非常に大切なツールです。何枚も同じ内容のエントリーシートを書かなくて済みますし、短い時間で的確な自己PRができるので、とにかくいろんな企業にエントリーしたい人にとっては救世主のような存在です。でも、OpenESをはじめて書く人にとっては何から何まで分からないことだらけですよね。

特に意外とわからないポイントが多いのが、写真です。普通のエントリーシートと違ってデータを貼り付けるだけで全企業に写真を送れるので簡単ですが、肝心な写真の内容で迷う人が多いようです。ということで今回は、OpenESの写真に関する情報を総まとめしました。これを読めば完璧な写真を送れるはずです!

・OpenESには写真が必須!

TKaucic / Pixabay

まず、OpenESに写真が必要な理由をまとめてみました。文章だけで十分じゃないの?と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。入社したい企業があるのなら、写真まで完璧に作りこまなければなりません。写真の重要性を、ここで学びましょう!

 

‐データの貼り付けだけで完了

まず、OpenESの写真はとにかく簡単です。ただデータを添付するだけで画面上のエントリーシートに写真が現れるため、手間がまったくかからないのです。普通のエントリーシートならいちいち写真を選び、現像やプリントにお金と時間を使い、しっかり切り抜いてノリで貼り付けなければなりません。

そんな手間をいっさいかけずに写真で視覚的にアピールできるのは、やっぱりかなり楽ですよね!

 

‐自分らしさがより伝わる

写真は、文章と違って一目見ただけで情報が頭に入ってきます。自分はどんな人間なのかすぐに分かるので、文章でいちいち説明しなくても効果的な自己PRが可能になるのです。

文章で「私はコミュニケーション能力に長けています!」とどれだけ説明しても、想像には限界があります。しかし、いろんな友達と遊んでいる写真を添付すれば、「この人はどんな人とも分け隔てなくコミュニケーションが取れる人なんだな」とすぐに分かって貰えます。自分をよりよく見せるには、写真は必要不可欠なのです。

 

‐普段の姿を見せられる

面接をはじめ、就活は基本的にスーツできっちりと決めて行います。しかし、就活スタイルはみんな同じ。個性がまったく浮き上がってこないため、「自己PRの中でどれだけ普段の姿が見せられるか」が重要になってきます。

写真なら、服装も髪型もいつも通りのあなたを見せられます。「この人は、普段はこんな人間なんだな」「こんな顔をするんだな」とわかるので、採用担当者としてはイメージが湧きやすいでしょう。人間はギャップ!とよく聞きますよね。いろんな一面を見せて、魅力的な人間だとアピールしましょう。

 

‐周りと差をつけられる

就活に正解はありませんが、世間で認められる「正しい就活」は存在します。それに沿ってみんな就活を行うため、結果的にみんな似たような自己PRになってしまいがちです。しかし、それではいけません。就活は、いわば「たくさんの中から心惹かれるものを選び出す」ことと同じ。周りと違うポイントを見つけ出し、そこを売り出さないと意味がないのです。

自分にしかないポイントを写真の中でアピールすれば、内定が一気に引き寄せられるかもしれません!個性のすべてを写真にぶちまけましょう。

 

‐インパクトがある!

写真は、なんといってもわかりやすい面白さがあります。文章のようにわざわざ目で追わなくてもいいですし、おもしろい写真を使えばそれだけで採用担当者の印象に残るでしょう。

インパクトがあれば、面接で突っ込まれる確率も上がります。そこで興味深い回答をすれば、きっとほかの就活生から一気に差別化できます。周りと差をつけるためにも、写真は大切だとしっかり頭に入れておきましょう。

・OpenES、こんな写真がウケる!

mohamed_hassan / Pixabay

OpenESにおける写真の重要度は理解いただけたかと思いますが、結局のところどんな写真が企業にウケるのでしょうか?どんな写真でも同じように評価されるわけではもちろんありませんし、せっかく送るなら1番評価される写真を送りたいものです。

どんなポイントに気をつければ、内定がもらえやすいエントリーシートになるのか?今回は5つのポイントをご紹介致します。

 

‐ツッコミどころ満載な写真

簡単に言うと、これに尽きます。それってどんな写真?!と思うかもしれませんが、ようは面接で「これはどういうこと?」と質問されるような写真です。具体的に言えば、友達と変なポーズをしていたり、何かになりきった格好をしていたり…。一目見ていい意味の「違和感」を感じる写真がおすすめです。

たとえば、見栄えがいいからと言って旅行先の綺麗な風景の写真を使っても、あなた自身の魅力をアピールすることはできません。見栄えよりも、「この子はおもしろいぞ!」と企業から思ってもらえるようなフックを多数用意しておくことが必要です。

 

‐私服や笑顔の写真

面接はだいたいの場合スーツで行います。でも、みんながみんな同じ格好をしていると個性が見えません。1番人の個性が見えるのは、服装だと言います。どんな服を普段着ているのか見るだけで、パーソナリティが浮き出てくるのです。よって、制服やスーツを着た写真よりも好きな洋服を着ている写真をチョイスした方が良いです。

また、当然のことではありますが真顔や真剣そうな顔より笑顔の方がおすすめです。面接ではただでさえ緊張するのですから、いつもの笑顔を写真だけでも見せておきましょう。

 

‐「他の人が経験してなさそうな写真」

とは言っても、やっぱり人と写真のテーマが被ってしまうのはよくあることです。他に使えるテーマがないなら仕方ないですが、もしも他の人が経験してなさそうな体験談があるなら、それをぜひ使ってください。

たとえば海外渡航、特別なボランティア体験、スポーツで大きな大会に出場したなど。ゼミやサークルでの活動はほとんどの人が経験していますが、上記のような経験はみんながみんな経験しているわけではありません。写真でぐっと惹かれるようなものを使えば、面接でもバンバン質問されて印象に残ること間違いなしです。

 

‐イラストでもOK

どんな経験にせよ、使える写真が1枚もない!という人もいると思います。そういう人は、イラストでも大丈夫です!むしろ、ありふれた写真で埋もれてしまうよりもイラストの方が目立てるので効果的です。

「自分は絵が下手だから…」なんて心配も不要です。中途半端な絵を書くよりも、少し下手なくらいのほうが企業側もつっこみやすいです。部活やサークルをしている自分のイラストでもいいですし、印象に残った場面を写実的に描くのでもいいです。ただ写真を貼り付けるのとは違うので、インパクトは十分です!

 

‐説明文も全力!

OpenESの写真には、説明文がつけられます。たった40字ですが、これをどう入力するかどうかで印象がガラッと変わります。普通の文章を書いてしまったのでは、意味がありません。「バドミントンサークルでは、○○というあだ名で呼ばれていました!」「ゼミ長として、人気投票第1位レベルの熱烈な支持を受けていました!」など、それだけでもついつい気になってしまう説明文を書けるようになっておきましょう。

「説明文なんてなんでもいいのでは?」なんて思わずに、魅力的な写真づくりの仕上げだと思って全力でいきましょう!

 

・OpenESの写真でやってしまいがちなミスまとめ

Free-Photos / Pixabay

次にご紹介するのは、OpenESの写真でやってしまいがちなミスについてです。「目立てばいいんだ!」と勘違いして、企業から評価されないようなダメダメ写真を送ってしまう人が後を絶ちません。「これだけはダメ!」というポイントだけでも理解しておくと、最悪の結果は免れることが出来ます。ここでは、5つのポイントをご紹介します。

 

‐人の顔が小さい

せっかくの写真。インパクトが大切なのに、人の顔が判別できないほど小さい写真を使うのはもったいないです。たとえば、クラスやサークルの集合写真はダメです。何十人もの人間たちが写っていると、もはやあなたがどこにいるのかも分かりません。

集合写真しか持っていない!という人も多いと思いますが、それならいっそイラストを選んだ方がマシです。1番だめなのは、心になにも残らない写真!集合写真だけはやめましょう。

 

‐たくさんの人が写りすぎてる

これも同じ理由です。何人もの人が1枚に写っていると、どんな状況で撮影された写真なのかわからないので避けるべきです。「背景だけ」の写真もダメですが、同じくらい「人間だけ」の写真もダメです。

なぜなら、OpenESの写真枠はそこまで大きくないからです。人の顔として認識できるのは、多くても4~5人でしょう。パッと見てすぐに理解できるように、人数は多すぎにならないよう注意してください。

 

‐普通すぎる写真

DanaTentis / Pixabay

ここで言う「普通」とは、友達とみんなで撮るスナップショットのような「どこでも見られるよくある写真」のことを言います。誰でも撮れる写真は、普段から見慣れている写真ということ。そんな写真をエントリーシートに使っても、採用担当者には何の印象も残らないでしょう。

面接でついつい「これってどういうこと?」と質問したくなるような写真を用意してくださいね。

 

‐ふざけすぎた写真

普通な写真はダメですが、もちろんふざけすぎた写真はアウトです。わざと変顔をしたり、飲酒喫煙中の写真は避けましょう。よって、飲み会の写真はやめておいた方が賢明です。

特定の友達や先輩を茶化す写真や、下品な印象を残す写真も避けるべきです。どんなにインパクトが大切だと言っても、悪い印象を与えては意味がありません。提出する前に必ず人に見せて、「ふざけすぎだと思われないか?」を確認してください。

 

‐自己PR内容とリンクしない

どんなに素晴らしい自己PRを書いても、どんなにおもしろい写真を使っても、そのふたつの内容がリンクしていないとエントリーシートとして使い物になりません。自己PRでは「サークルでバドミントンに打ち込んだこと」が書かれているのに、写真にはゼミの風景が写っていたらおかしいですよね。

あくまで写真は、自己PRをより分かりやすく相手に伝えるための道具です。内容をきちんと繋げさせて、わかりやすいエントリーシートになるよう意識してください。

 

・OpenESの写真Q&A

ijmaki / Pixabay

最後にご紹介するのは、OpenESの写真にまつわるQ&Aです。実際にエントリーシートを書き始めてみると、「ここって結局どうなんだっけ?」と疑問に思うポイントがいくつかあります。わからないことは、早めに解決しておくのがグッド!

 

‐友達が一緒に写ってても勝手に使ってよい?

友達が写っている写真を使うのはまったく問題ありませんし、どんどん使うべきです。しかし、友達の顔がしっかり見えていても見えなくても、OpenESに使う旨をきちんと伝えた方がいいでしょう。

誰にでも肖像権はありますし、勝手に写真を使われて嫌な気持ちになる人はたくさんいます。「友達だし、勝手に使っても大丈夫」「たぶんバレないでしょ」などと思わずに、許可を全員分とった方が安心です。

 

‐良い写真が見つからない

普段からあまり写真を撮らなかったり、写真を撮るのが苦手な人は良い写真が見つかりませんよね。そんな時こそ使えるのが、イラストです。イラストは、思い立った時に描けます。どんなに下手でも味が出ますし、下手な写真よりも印象が残せます。

中途半端な集合写真を使うのなら、迷わずイラストを選んでください。

 

‐コラージュ写真は使っちゃダメ?

まったく問題ありません。コラージュアプリなどを使って写真を合成し、おもしろい画像を作る就活生は毎年います。たとえば、太陽の写真に自分の顔を合成し、「太陽のように全世界を照らせるほどポジティブです!」など。

ただ元気そうな写真を使うよりも、わかりやすくておもしろいですよね。相手に自分の魅力が伝わるなら、コラージュ写真はどんどん使っていきましょう。ただ、ふざけすぎだけには注意です!

 

‐使ってはいけない写真って何?

OpenESの公式サイトには、「住所や電話番号、車のナンバープレートなど、個人情報が写っているもの。承諾をとっていない他人の顔や、キャラクターなどが写っているもの。公序良俗に反するもの」と書かれてあります。

公序良俗に反するような写真をわざわざ使う人はいないと思いますか、意外と見落としがちなのがキャラクターやナンバープレート。普段の写真ではあまり気にしないポイントのため、気にせず使ってしまう人が多いです。気をつけましょう!

 

‐フリー素材を使ってもいい?

使い方次第で、フリー素材もバンバン使えます。「友達に溢れた生活を送っています!」という表現で、たくさんの犬が集合したフリー素材写真を使ってみましょう。おそらく、「なんで犬なの?」と面接で尋ねられるはずです。そこで、「犬にはさまざまな犬種があります。どんな性格の人とでも、問題なくコミュニケーションが取れるからです」と説明すれば、採用担当者も「おお!」と思うはずです。

問題なのは、なんの写真を使うか?ではなく、写真を使ってどう自己アピールするか?ということです。

 

・おわりに

さて、いかがだったでしょうか。OpenESは、写真をどう使うかで評価がまったく変わってきます。写真を舐めたら、内定はもらえません。むしろ、写真を制したものがOpenESを制すると言っても過言ではないかもしれません。

写真についてまったく知識がない人でも、今回ご紹介した情報をもとに頑張れば、どんな人でも採用担当者から大ウケされるOpenESが作れるはずです。志望通りの企業から無事に内定がもらえるように、細かな部分まで気を抜かずに工夫してみてくださいね。みなさんの唯一無二の魅力に気付いてくれる人が、きっとどこかにいるはずですよ!

【参考記事】

https://open-es.com/media/es/vol4/

 

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