就活キラーだった私の“違和感“…そんな私がアイレップを選んだ理由

内定者インタビュー

武知佑佳(たけちゆか)

明治学院大学心理学部心理学科。大学時代、家族心理学を専門とするゼミで学ぶ。在学中から株式会社FABRIC TOKYOでインターン。Webマーケティング、採用、広告など幅広い業務をこなしていたという。内定先は株式会社アイレップ。

大学では心理学を学ぶ明治学院大学4年の武知さん。筆者は彼女と大学3年生1月頃のある企業の面接で出会ったのだが、そのころすでに何社も最終面接まで進んでおり、彼女の圧倒的な就活無双さに衝撃を感じたことを覚えている。そんな就活キラーの彼女だが、その時すでにある違和感を感じていたという。そんな彼女の違和感の正体と株式会社アイレップに決めた真意に迫る!

就活は友達にさそわれなんとなく…

田原
本日はよろしくお願いします!まず、名前と学部学科をお願いします。

武知
明治学院大学心理学部心理学科4年の武知佑佳です。よろしくお願いします。

田原
さっそくですが、就活を始めた時期ときっかけを教えてください。

武知
始めた時期は大学3年の5月です。友達に説明会を誘われたのがきっかけでしたね。

田原
最初はどんな業界を志望してたんですか?

武知
人と話すのが好きっていう点で人材紹介や、お金が稼げるイメージがあったのでコンサル業界を考えていました。

田原
なるほど〜。夏のインターンはいきましたか?

武知
行きました。1社だけ参加したんですが、それがとても良くて、そこからちゃんと就活に向き合おうって思えたんです。

田原
それはどんな内容だったんですか?

武知
2泊3日のインターンだったのですが少し変わっていて、(笑)1日目が山、2日目が海でのアクティビティでした。

田原
アクティビティって何ですか?(笑)

武知
クイズだったり体を動かすゲームが用意されていたりして、それを自分たちの班で挑戦していくといった感じです。各グループにメンターが付いて毎回自分の行動を振り返らされました。

武知
でも、そのインターンで自分と向き合う機会をたくさんもらいました。それまであまり自分について考えた事が無かったので、本当にやりたい事について考えるきっかけにもなりましたし、目の前の事に本気で向き合って行こうって思わされました。

就活を回想する武知さん

始まって最初の“違和感“

田原
企業選びの軸はどういったものだったんですか?

武知
就活をしてた当時の軸は、3つありました。というか、3つ作らないといけないと思っていたんです。(笑)

武知
1つ目は、IT業界でwebサービスを展開しているかどうか。2つ目は、尊敬できる人が多くいるかどうか。3つ目は、事業内容にわくわくするかどうか。です。それぞれの軸に基づいた原体験と共に話していましたが、ずっと自分の中で違和感を感じていました。

田原
違和感ですか。

武知
特に2つ目と3つ目です。2つ目は、もちろん受けてる会社の全社員に会えるわけがないので「多い」をどうやって測ればいいかわからないですよね。3つ目は、1つ目と少し被るところもあるし、わたしの中のわくわくはとても感性的なものなので、なかなか言語化もできなくて。

武知
軸は具体化できるほどいいと思うんですけど、「将来何を成し遂げたいか」「何になりたいか」がわからないためにそこからの棚卸しができなくて、抽象的になってしまい、企業も選びきれませんでした。

田原
なるほど。

武知
でも考えすぎて途中で吹っ切れて、ある日、わたしが今やりたいことをやりたいだけなんじゃー!ってなったんです(笑)それで最終的に、「やりたいことができるかどうか」
の1つの軸に決めました。

武知
軸について悩む就活生は多いと思います。もちろん企業選びや意思決定がしやすいように軸は決めるべきだけど、別にいくつでもよくて、無理に3つ決める必要もないし、3つ以上作ってもいいし、大切なのは軸への納得感と優先順位をきちんとさせること。これによってぐんと企業選びや意思決定がしやすくなると思います。

田原
確かに、なんとなく3つ作らなきゃみたいな雰囲気ってありますよね。大事なのは納得感と優先順位か。

成長できた長期インターン

田原
長期インターンはどんな目的があってやりはじめたんですか?

武知
いくつかあるんですけど、きっかけはサマーインターンに参加した時に、周りの人たちと圧倒的な力の差を感じたことですね。

武知
私は論理的思考能力がとても低かったんです。今までなんとなく感覚で生きてきたんですが、それでは自分は納得できたとしても他人を納得させる事はできないし、これから社会で働くうえで、ロジカルに話せる力はめちゃくちゃ大事だなって思ったんです。

武知
あとは、アウトプットする機会を作りたいと思ったからです。大学の授業も本を読むこともインプットでしかないから、あまり身に付かないなと思って。だからインプットもアウトプットもできる長期インターンで、たくさんアウトプットして成長したいと思い、大学3年生の12月からFABRIC TOKYOというオーダーメイドのビジネスウェアのブランドで、webマーケティングの長期インターンを始めました。

田原
実務はどういう事をやっていたんですか?

武知
Webマーケティング、採用、広告の3つをやらせてもらいました。私のやっているインターンは少し変わってて、7ヵ月で完結するように組まれているんです。最初の3ヵ月は主に自分が担当したSNSとかメルマガとかをやって、残りの4ヵ月は他部署のいろいろ企画とかさせてもらいました。

田原
インターンをはじめてから就活観は変わりましたか?

武知
むちゃくちゃ変わりましたね。このインターンもぼんやり始めたんですが、そこでやったWebマーケティングが凄く楽しかったので、最終的に志望業界もマーケティング業界で探すことにしました。

とにかくなぜ?が合言葉

田原
最初は論理的思考が苦手だったという話だったけど、それはどのように克服して行ったんですか?

武知
もともと、そんなに数字も得意ではなかったので始めてからは戸惑いもあったのですが、毎日数字を見るようにしていたら、だんだん苦ではなくなってきて。インターン中、1番大事にしていたのは、何事にもなぜと問いかけることでした。それを自分の好奇心を煽るように心掛けていると、むしろ楽しくなってきている自分がいたんです。

田原
なぜ?っていろんなものに言うんだ。それって就活においても結構キーワードですよね。

インターン先での一コマ

決め手は誠実さ

田原
内定先を選んだ理由はなんですか?

武知
まずは2つあって、1つはやりたい事だったからです。長期インターンを通してWebマーケティングを仕事としてやりたいと思ったからですね。

武知
もう1つは内定先と価値観が合ったことです。私は、仕事するうえで誠実さというものを大切にしていきたいなと思っていたのですが、アイレップもそこをすごく大事にしている会社だったのでマッチするなと思って選びました。

田原
それでは逆に、自分が評価されたと思う点を教えて欲しいです。

武知
それで言うと発展途上で、これから伸びていく可能性みたいな所を買ってくれたんじゃないかなって思います。私はよく馬力系って言われるんですが、熱量だけは誰よりもある自信があって。(笑)だから、そこを買われたんじゃないかなって思います。

後輩へアドバイス

田原
逆に、後輩にアドバイスするとしたらどういう事がありますか?

武知
まず、1つ目はSPIの勉強は早めからやっておくという事ですね。

田原
これはマストですね。(笑)

武知
2つ目は、参加できるインターンからどんどん参加して、とにかくインターンで友達を作ることですね。なぜかというと、早めからインターンに参加している人たちは、就活に対してモチベーションが高いんですよ。だから感化されるし、自分のモチベーションも上がるんです。あと、就活の情報交換もできるので、とにかくたくさん就活で友達を作った方がいいと思います。

田原
就活は情報戦っていうけどほんとに、情報戦ですもんね。

武知
たくさん会社がある分、それだけ情報も溢れているんですよね。全部の情報を1から自分で精査しようとしても莫大な時間がかかるし、それって凄く効率が悪いから、友達から聞いたり、教えてもらったりするっていうのは実は効率がいいんですよね。

就活が終わった今もインターンにコミットしているという

違和感の正体は

田原
途中から違和感を感じていたといいますが、その違和感が消えるまでというか、自分に合う就活方法を見つけるまで時間はかかりましたか?

武知
私は時間がかかりましたね。

田原
どうやって見つけていったんですか?

武知
最終的に見つけた就活は「今やりたいことができるかどうか」という一つの軸で会社を絞っていくことでした。それまでは、なりたい自分っていうのを無理に定めていたのですが、結構しんどかったんですよね。でも、みんながその方法をやっているから私もやらなきゃいけないって思っていて。なりたい自分が見つからないし、無理やり当てはめてみたけど、なんか違う気がするなという感じで…。気づいたらスランプに陥っていました。

田原
なるほど…。

武知
でも途中で吹っ切れたんです。2~3月とかは割と就活があまり上手くいかない時期で落ち込んだりしていたのですが、吹っ切れてからは凄く楽になりました。だから、なりたい自分や夢を探す時に、ちょっとでも違和感を覚えたらしない方がいいなと思います。

田原
吹っ切ることができたら強いですよね。どうしたら吹っ切ることができるんですかね?

武知
最初から何も知らないまま吹っ切れられないと思うので、まずは、今ある就活の型に自分をあてはめてみて、はまらなかったら吹っ切れていいと思います。とりあえずいろいろ試してみて、自分のやり方を見つけていくといった感じで。

田原
いわゆる守破離ですね。まずは、やってみるということか。

武知
最初はどうやって就活を始めればいか分からないし、面接の仕方も分からないと思うから、就活の本に書いてある事とか、先輩が教えてくれる事とかを実際にやってみて、それでも違うなって思ったらどんどん自分で変えてみたりして、自分に合うやり方っていうのを見つけて行けばいいと思います。だから、その為にも早めにたくさん友達を作るのはおすすめです。

田原
動いてみて、そこで学んで、改善していくわけですね。本日はありがとうございました!

武知
ありがとうございました。

コメント

Copied title and URL