就活の髪型についての悩みは、意外と多いものです。特に女子学生は、男子学生に比べて、ヘアスタイルの選択肢が多様なため、迷ってしまうのも無理はありません。悩みや迷いを無くして、好印象の髪型で自信を持って面接に臨みたいものです。面接官に好印象を与える髪型がわかる就活女子必見の決定版です!
1.就活は見た目も大事!
『人は見た目が9割』(竹内一郎著)という本がベストセラーになったとおり、人の印象を決定する要因に視覚が及ぼす影響はとても高いのです。「メラビアンの法則」によれば、相手が受ける印象の実に55%が視覚情報からくるという結果になっています。視覚情報に続くのは、聴覚情報38%、その他7%です。就活も同様、第一印象は大変重要となります。その中でも、今回は女子学生の髪型にスポットを当てたいと思います。就活に適した髪型を理解することで、印象アップを狙いましょう。
就活女子の髪型の基本は「清潔感」
就活で好印象を与える基本的な髪型のポイントは、清潔感に尽きます。新卒採用の場合、面接官も、学生に対して、若々しく明るい印象を期待します。会社に新しい風を吹き込んでくれる、そんな新鮮な学生を求めています。清潔感を伴う髪型を心がけることで、見た目の印象が良くなるでしょう。
就活女子が避けたい髪型
就活においては、特に乱れた髪型は避けたいところです。また古来より、「髪は女性の命」と言われてきました。手入れの行き届いていない髪は清潔感を損ない、面接官に悪い印象を与えてしまいます。普段からヘアケアに注意を払いましょう。
髪の色の基本は黒色です。茶髪で不快に思う面接官はいても、清潔に保たれた黒髪で落ちることはありません。
2.好印象を与える就活女子の髪型のポイント
女性の髪型はアレンジ次第で大きく印象も変わり、バリエーションもとても豊富です。就活男子であれば短髪にすれば済むところを、女子の場合は長さによってもヘアスタイルの種類は多数あるため、どのようにするか迷うところです。ですがポイントを押さえれば、就活での髪型に迷うことはなくなります。
ポイント①おでこと眉がはっきり見える!
おでこと眉毛ははっきりと見えるようにしましょう。額を隠した場合と額が見える場合の表情を比べると、一目瞭然です。面接官に与える印象が全く違ってきます。おでこを出して眉が見えることで顔の表情が分かり、印象もパッと明るくなります。
ポイント②耳元や輪郭をスッキリ見せる!
顔の周りである耳元や輪郭はなるべくスッキリさせてください。ボブやショートの場合でも、スッキリと耳元を見せるようにしましょう。ヘアワックスやヘアピンを使い、束ね切れなかった髪を整えると、よりスッキリした印象になるでしょう。その際には、大量に使用せず、自然な仕上がりを目指しましょう。耳元が見えるか見えないかでも、印象は大きく異なります。
また、学生がやってしまいがちなのが、顔の両サイドに髪を残す「触覚」スタイルです。小顔効果があるかもしれませんが、就活の時はしっかりとまとめる事をおすすめします。顔周りをスッキリとさせることで、明るく元気な印象を与えることができるでしょう。
ポイント③ヘアゴムやピンは華美でないものを!
ヘアゴムやピンは黒や茶色などの暗めの目立たない色が無難です。アパレルやマスコミなどで見た目からアピールをしたいという学生ならば、別ですが、通常はヘアゴムやピンの派手な色で自分を主張しないようにしましょう。髪を束ねる際にシュシュを使うこともありますが、シュシュは就活向きではありません。あまり目立つようなものではなく、ここでも清潔感を第一に考えたヘアゴムや髪留めを選択するとよいでしょう。
3.髪の長さ別!就活女子のヘアスタイル
髪型によって、ヘアスタイルのアレンジも多少変わってきます。ここでは、ロングとセミロング、ボブ、ショートについてそれぞれ髪型別の就活用ヘアスタイルをチェックしていきます。髪の長さによって、好印象を与える就活用のヘアスタイルをマスターしましょう。
①ロング・セミロング
就活女子で最もポピュラーな髪形はロングやセミロングでしょう。ここでは、肩より髪が長い髪型を分類します。これらの髪型は長さがあるので、何もしないでおくと、フォーマルさに欠け、カジュアルな雰囲気になりかねません。おでこをはっきり出して、耳元をすっきりさせ、後ろで一つにまとめるのがいいでしょう。また、ハーフアップやおだんご等も華やかで親近感の持てる髪型ですので、接客業など人と多く関わる職種を目指す場合にはおすすめです。
②ボブ
就活中の女子の中では、ボブにしている学生も多いでしょう。肩に髪がかからない程度の長さの髪形です。適度な長さなので、女性にとっては快適な長さかもしれません。就活で注意したい点は、髪が乱れやすいことです。お辞儀などをした時に顔に髪がかかってしまうこともありますので、おでこや耳元はすっきりさせましょう。ヘアピンやヘアワックスなどで工夫すれば問題ありません。
③ショート
就活女子の中には、運動系の部活動などを理由にして髪を短くショートにしている学生もいるでしょう。ショートヘアは、ハツラツとして元気な印象があります。
ショートヘアで注意したいのは、中途半端な長さになっていないかという点です。髪の毛が顔にかからないことが大切です。面接や選考の際には黒いピンでしっかりと留めるようにしましょう。
4.前髪はどうする?就活女子におすすめのアレンジ4選
就活中の髪型として、もう一点気をつけたいのが前髪についてでしょう。一見些細なようで、実は学生の印象を大きく左右するのが前髪です。と言うのも、前髪は顔の一部であり、表情の見せ方を決める大切な要素であるからです。前髪のアレンジ方法を知って、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。
就活女子の定番!ななめ前髪
就活女子の定番でもあるのが、前髪をななめに流したスタイルです。女性らしさを残しながらも、清潔感がある印象を与えます。分ける際には、「7:3」か「8:2」の割合で調節するとバランスが良いでしょう。この時、耳にかけるほど前髪が長くない場合は、スプレーやワックスなどを使って固めます。自分の髪の生え癖に沿って流すと、自然に見えるのでおすすめです。
真面目な印象のセンター分け
前髪を真ん中で配分したセンター分けも、就活女子におすすめの髪型です。真面目できちんとした印象を持たれやすく、金融関係や事務職系を目指す学生に合っているスタイルと言えるでしょう。顔の表情が等しく出るため、メイクをする際にも左右均等になるようなバランスを心がけましょう。
アクティブな印象のオールバック
おでこ全体を見せるオールバックは、アクティブで華やかなイメージを相手に持たせることができます。就活では前髪がある髪型を選ぶ女子学生が比較的多いため、その点でオールバックは印象に残りやすい髪型と言えるでしょう。
セットする際には、前髪が落ちてこないようにがポイントです!
評価が分かれる!ぱっつん前髪
揃った前髪のぱっつんスタイルは、個性的でおしゃれな髪型ですし、目が大きく見えるといった効果もあります。ですが一方では、目にかかっていたり短すぎる前髪だと、面接官によっては悪い印象を持ってしまう可能性もあります。
就活の時に限り、左右に流したりピンで止めるなどして、自然な前髪で臨むのが無難でしょう。
5.選考前の最終チェックポイント
選考前には、必ず最終的に髪形を含めた見た目のチェックを行ってください。心構えだけ頭に入っていても、当日に実践できていなければ意味がありません。最終的な確認を忘れずに、髪型を含めた全体的な身だしなみを整えて選考に臨みましょう。
鏡で確認!
自宅を出る際にまずおかしなところがないか鏡でチェックしましょう。会場に到着した後も、できれば選考に向かう前に化粧室などの鏡を使って、髪形をきちんとチェックすると安心です。化粧ポーチなどに鏡も忘れずに入れておきましょう。雨風が強い日や、地下鉄で強風に吹かれることで、思いがけずに身だしなみが乱れることがあります。髪型が乱れたら、すぐに確認できるように準備をしておくと、当日も慌てることがなくなります。
トータルコーディネート
就活では見た目が肝心ですが、着用しているスーツの清潔さや就活に馴染む化粧など、トータルでのコーディネートも重要ではないでしょうか。できれば、第三者に一度トータルコーディネートの印象を見てもらうとよいでしょう。自分がどう思うかよりも、相手がどう思うかの方が、就活では大事だからです。
笑顔も忘れずに!
見た目とは、何も髪型に限ったことではありません。清潔感を持った髪形で準備が整ったら、くれぐれも笑顔を忘れないようにしましょう。いくら清潔感のある髪型にしても、笑顔が欠けていれば、せっかくのヘアスタイルも台無しになってしまいます。笑顔は何物にも代えがたい、最高の化粧です。
まとめ
就活女子の髪型で重要なポイントは、とにかく清潔感を保つことです。特に第一印象はとても大切なため、髪型が相手の判断を大きく左右します。自己分析や企業研究は時間も手間もかかりますが、見え方、見せ方印象は簡単に修正が可能です。まずは前髪などの髪型を見直して、形から入ることで自信を持ち、就活に向けた準備を行ってみましょう。
また髪型や外見に関する評価が気になる方は現役の社会人に質問するのがオススメです。メンターズというサービスを使えばマナーや髪型について指摘してくれる他で内定までサポートしてくれます。
コメント