留学経験者のみなさんは、就活でもその経験をアピールしたいと思いますよね。留学経験が活かせるのは、やっぱりガクチカ(学生時代に頑張ったこと)。でも、いざエントリーシートを書こうとしてもどうやって書けばいいのか分からない人も多いようです。ということで今回は、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)に留学経験を書く際の注意点についてまとめてみました。これで、貴重な留学経験が最大限に就活で活かせるはずです!ぜひ参考にしてみてください。
留学をガクチカ(学生時代頑張ったこと)に書く際に、まず知っておくべきこと
留学そのものはレアな経験ではない
よく勘違いしがちなのが、「留学すればそれだけで企業に評価してもらえる」という考えです。留学は確かに価値のある経験ですが、似たような経験をした学生が多いのも事実です。一気にたくさんの学生を見る人事目線からすると、「また留学ガクチカね」と一蹴されてしまう危険性が高いです。
「自分は留学したから、面接も楽勝!」なんて考えている人は、早めに現実を知っておきましょう。「留学した事実」よりも、「ゼミでのリーダー活動」を上手くアピールした方が比べ物にならないくらい高い評価が貰えるものです。留学経験にあぐらをかくことなく、きちんと準備をして適当なアピールをしましょう。
「語学力を身につけた」のは当然のこと
留学経験を通して身に付けたものについて、「語学力」を挙げる人がいます。でもこれはアピールしていないのと同じことです。なぜなら、留学とは基本的に語学力を上げるために行くもの。それなのに学んだものが語学力しかなかったら、それはいわば「言われたことだけをやってきました」と発言しているのと同じです。
留学をガクチカ(学生時代頑張ったこと)としてアピールするためには、プラスアルファの体験談が必須。その内容の優劣によって、採用する学生を決めるものです。語学力については一度置いておいて、海外生活で身についた他の能力やスキルについて書き出してみましょう。
「留学で何を学んだか?」が大事
留学経験をガクチカ(学生時代頑張ったこと)でアピールするためには、その事実だけを述べてはいけません。「留学で何を学んだのか」を上手く説明しなければ、人事の心を動かすエントリーシート執筆や面接準備は出来ません。そのためには、他の留学経験がある学生と差を付けられるような魅力的なエピソードを語らなければなりません。
自分が学んできたことをしっかり理解していれば、自分の強みをどう企業に活かすことができるかも述べられます。非の打ち所がないガクチカを作ることができたら、完全にこっちのものです!
とにかく具体的に語ろう
留学経験のエピソードは、具体的に言ってなんぼです。自分がどんな経験をしたか、自分はよく分かっていると思いますが、面接官はその場ではじめて知ります。あいまいな表現を使うと、最後まで聞いてもいまいち情景が浮かばないガクチカになってしまいます。エピソードを語るなら、「誰が」「どこで」「何を」「どうして」したのかが誰でも理解できるようにすることが必要です。
もちろんすべてのエピソードをすみずみまで説明しようとすると文字数や時間が足りなくなってしまうので、一度好きなだけ文章を書き連ねた後に、必要な部分だけ推敲してそぎ落とす方法をおすすめします。書いたものをキャリアセンターの人に見てもらって直してもらえば、もう死角はありません!
具体的に語る方法がわからないという方は以下の記事を参考にしてみてください。ガクチカ(学生時代頑張ったこと)作成方法について詳しくご紹介しています。
ヘイト発言やひいき目線がないように注意
留学するにあたって、国選びも経験したかと思います。その際に、「この国にはいきたくない」「この国が好きだから行きたい」など、自分の中でさまざまな思いをめぐらしたでしょう。でも、国に対する好き嫌いはあまり表に出さない方がいいです。
特定の国に対するヘイト発言はもちろん、偏り過ぎた愛も、フラットな目線で評価する人事にとっては違和感を覚えるはずです。「好き」という気持ちを表現するなら、好きになった理由をきちんと説明するなどして、人事が納得できるオープンな理由を使うようにしてください。
理由説明は、相手の立場に立つことが前提条件です。自分の好きなことだけを語りたいなら、就活以外の場でやりましょう。相手が気持ちよく聞けるような説明を心がけてください。
留学ガクチカ(学生時代頑張ったこと)で担当者が見ているポイントとは?
ここからは、留学経験をガクチカ(学生時代頑張ったこと)で書く際に、採用担当者がチェックしてくる部分についてまとめていきます。自分一人で考えていても、意外と狙っていたポイントが外れてしまうこともあります。より結果が出やすくするために、「自分はどう見られているのか?」を考えながら書いていきましょう。
1目標を持っているかどうか
まずは、「明確な目標を持って留学したかどうか?」「留学中にその目標を随時更新し、自分を伸ばし続けたか?」というポイントです。ただダラダラと海外で生活し、ろくに目標も持たずに時間を過ごした留学生も少なくはありません。それでは、わざわざ留学した意味がありませんよね。
自分は、何のために時間とお金を使って海外まで勉強しに行ったのか?それを自分からドンドン話してくるような、積極的な人材であることをアピールしなければなりません。もちろん、目標の内容は当時実際に立てた目標でなくても構いません。自分の心の中身は誰にも分かりませんから、「本当に考えていたようなリアリティ」があれば大丈夫です。
2コミュニケーションが取れるかどうか
留学には、コミュニケーションスキルが必須です。でも中には、現地の人と必要以上に会話をしないで留学を終える学生もいます。せっかくのチャンスなのに、自分から成長する機会を握り潰してしまうなんてもったいないですよね。
人とのコミュニケーションを避けてしまう人は、あまり企業側としても取りたくありません。どんな仕事を担当するにしても、コミュニケーションスキルがまったく必要とされない仕事は存在しないからです。また、入社後のトラブルをなるべく減らしたいという本音もあります。よって、コミュニケーションに難がある様子は見せてはいけません。
披露するエピソードから、「誰とでもコミュニケーションが取れる朗らかさと明るさ」を感じ取れるようにしないといけませんね。
3前向きかどうか
これはガクチカ(学生時代頑張ったこと)全体に言えることですが、前向きでポジティブな気持ちを見せなければなりません。社会人は、困難との戦いです。学生時代はなんとかなったことも、社会人になると困難を極めることも多いです。
また、現在は新入社員の早期退職が問題になっています。人間関係や仕事のミスが理由で、心が折れてすぐに会社を辞めてしまうのです。退職するかどうかは本人の自由ですが、企業側からしてみると出来る限り減らしたいところ。そのためには、なるべく前向きでポジティブな性格の学生を採りたいですよね。
「留学期間中に困難にぶち当たっても、折れずに頑張れた経験」を主軸に話せば、担当者にも強い心が伝わるはずです。うしろ向きな気持ちは、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)を書くときだけは奥にしまっておきましょう。
4問題意識があるかどうか
留学するということは、日本とは違う国で全く異なる文化を経験してくるということです。ただ日本にいただけでは気付くことができない自国の悪い部分や、逆に他国に自慢できる部分にも光が見いだせるはずです。
貴重な経験をしてきた中で、「日本の改善点・世界の改善点」に気付くことが出来たら、それはまさに留学の本来の目的です。常に問題意識を持って世界を見れていることの証明にもなるので、担当者からの評価も高まります。特に、グローバル化を大切にしている企業からは重宝されること間違いなしでしょう。
社会に出るということは、日本社会ないしは世界全体をより良いものにするために責任を負うということです。その覚悟を、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)でも見せましょう。
5行動力があるかどうか
せっかく留学したなら、その国じゃないとできないような貴重な経験を、自分から進んで体験した方がいいに決まっています。「あとでいいや…」「今じゃなくても大丈夫」と思っていると、そのチャンスはすぐに消え失せます。社会はめまぐるしく変化していくもの。迷ったりウカウカしていて好機を逃すようでは、社会人失格です。
「今だ!」というタイミングですぐ行動できる行動力は、社会人になってから確実に役に立つスキルです。あとで後悔してもどうにもなりませんし、ビジネスは先手必勝です。思い立ったらすぐに行動し、チャンスをものにしていく人材はまさに理想の社会人。
魅力的な学生を演出するためには、そんな行動力とフットワークの軽さを存分にアピールする必要があります。
受かる留学ガクチカ(学生時代頑張ったこと)のためにアピールするポイントは?
11番力を入れた経験をピックアップする
まずは、留学経験の中で一番頑張ったことをひとつ選んでください。それについて説明すればいいのです。濃厚な時間を過ごしたぶんたくさんの経験を語りたいと思いがちですが、複数に話題を分けることは、ガクチカ自体の印象を弱めることになります。インパクトが残せるガクチカ(学生時代頑張ったこと)を作るためには、ひとつのエピソードに全力を込めることをおすすめします。
なかなかひとつに決められない場合は、「一番頑張ったこと」を基準に考えるのではなく、「一番話題が膨らませそうなもの」を基準に選ぶとカンタンです。とにかくボリュームが求められるガクチカ。筆が進まないようなエピソードを選んでしまうと、あとが大変です。なるべくいろんな話題に繋げられそうなエピソードを選んでくださいね。
2経験から学んだことを主軸に書く
エピソードをひとつに絞ったら、次はそこから学んだ内容を羅列していってください。何度も言いますが、ガクチカで一番重要なのは「その経験から何を学んだか」ということです。より心を動かす経験を選ぶために、まず思い出せる限りの「学び」を書き出します。そこから、もっとも納得できるものを選んでください。
ちなみに人事の心に響くかどうかは、「その企業で働く際に、その学びは役に立つか?」を基準にして考えると分かりやすいです。企業が求めていないアピールポイントを主張しても意味はありませんから、相手の立場になって考えてみてください。
3自分の強みとつなげる
アピールしたい学びが決まったら、最後は「自分の強み」と関連させるとより納得できるガクチカ(学生時代頑張ったこと)になります。「外国人の友人と授業のディベートで言い争いになったが、それぞれの国の価値観を理解しようと努力したことによって、多様性を受け入れる柔軟さを身に付けた」という学びを使う場合、「人と人を結びつける懸け橋になり、周りの空気を柔らかくするのが自分の強み」という内容と結びつけるといいでしょう。
自分の強みと繋げるだけで、ただの体験談が一気に血の通ったみずみずしいエピソードになります。何かが足りないなあ…と感じたら、物は試しにやってみてください。相手の心をつかむガクチカ(学生時代頑張ったこと)に一歩近づけるはずですよ。
4「困難を乗り越える経験」は書きやすい
いざガクチカ(学生時代頑張ったこと)を書き始めたはいいものの、なかなか筆が進まない場合は「留学体験の中で乗り越えた困難」を探してみるのをおすすめします。「困難を乗り越える」ことは、そのまま社会人になっても使える必須スキルです。エピソードさえ見つかれば、すぐに選考で「この企業で活躍できる人材であること」をアピールできるので、とても書きやすいのです。
外国で何日も一人で過ごした経験の中で、困難と出会わなかった人などいないと思います。記憶をさかのぼって、これぞ!といった困難を思い出してみてください。
5現在のグローバル化が抱える問題と関連させる
もっと他の学生と差をつけたい場合は、現在世界が抱えている問題点と結びつけることをおすすめします。「外国人の友人と話していて、異文化理解に苦しんだ」というエピソードを取り上げるなら、「異文化を受け入れようとしない、日本人の閉鎖的な国民性」といった問題と絡めることができます。
自分のエピソードだけにとどまらず、より広い視点で世界を見ていることをアピールできるので、留学経験者の中でもかなりポイント差を付けられるはずです。普段から新聞やネットニュースをよくチェックして、人事を唸らせるようなガクチカを作りましょう。
6背景の説明をきちんと行う
海外留学をすると決めたのには、何かしらの理由があると思います。もちろん、面接ではその理由も聞かれます。労力もお金もかかる海外留学。面接官は、その理由を聞いてあなたの人となりを推測します。そのため、曖昧な理由を語ってしまうと伝えたい気持ちも伝わりません。
何も知らない面接官がはじめてその説明を聞いてもイメージしやすいように、主語、述語を明確に定めたわかりやすい説明を心がけてください。
7何故その国を選んだかの理由説明をする
どうして海外留学をしようと思ったのか?と同じくらい聞かれるのが、「どうしてその国を選んだのか?」ということです。どうせ聞かれるのなら、はじめにガクチカ(学生時代頑張ったこと)にその理由を書いてしまいましょう。そうすれば、面接本番でより深い内容やエピソードを話す余裕ができます。
もちろん、内容は何でもいいわけではありません。話の整合性が取れた論理的な理由が求められます。「多様性を認めてくれる国で学習し、自分の価値観を広めたかったから」という理由でアメリカ合衆国へ留学したなら、聞いている側もとても納得できますよね。追加質問をしなくても大丈夫なくらい、分かりやすい説明ができるようにしてください。
これで内定!学生時代頑張ったことの魅力的な伝え方
次は、どんなガクチカの伝え方をすれば、もっと人の心に響かせられるのかをまとめていきます。少し工夫するだけで、評価が180度変わってくることもざらではありません。最後まで気を抜かないで、伝え方にも趣向を凝らしましょう。
1具体的な名称や期間を出す
採用担当者の記憶に残るガクチカを作るためには、より具体的な名称を出して鮮明なイメージ像を作り上げなければなりません。以下に例文を挙げるので、参考にしてみてください!
私は、大学3年生の4月から1年間、アメリカ合衆国のオレゴン州に留学していました。交換留学という形で、◯◯大学××学部△△学科で主に◯◯期の英文学について勉強しました。授業を受けていく中で、同じアジア圏の学生でも考え方が異なることに苦労しました。他国からの留学生3人ずつでグループを組み、同じ作品を読んで感じたことをプレゼンし合う授業だったのですが、「悪だと感じる部分」が学生の出身国によってまったく違い、意見をまとめるのに多くの時間を費やしました。
最初はお互いの意見をゆずらない面が多かったのですが、回数を重ねるにつれて打ち解け合い、最後の発表の時間には互いの意見を折衷し合い、最終評価でSを頂くことが出来ました。・・・
2その時に自分が感じた内容を話す
ガクチカだからと言って、ただ自分が経験した体験談を羅列してはいけません。採用担当者も人間です。「どうしてこの経験が心に残ったのか?」という明確な理由がなければ、納得は出来ません。
なぜなら、「どうして苦労したのか?」「なぜつらいと思ったのか?」の理由がなければ人の心を動かせるガクチカは書けないからです。物事にはすべて理由があります。自分の感情を含めて当時の状況を説明すると、聞いている方も想像力をはたらかせやすくなります。
また、もしも面接までこぎつけた時に確実に質問されるのも「当時の感情」です。つまり、いつかは誰でも対策しなければならないということ。事前にしっかり対策しておけば、面接で深い内容を尋ねられても焦らないはずです!
3できるようになったことを紹介する
就活で功績として話せる留学経験は、短めに見積もっても最低半年です。そんな長い期間海外で暮らしていたら、誰でもいくつかは「できるようになったこと」があるはず。それをピックアップして紹介すれば、「吸収力があって、成長性が著しい人材」だと評価してもらえる確率も高まります。以下に、例文を挙げておくので参考にしてみてください!
・・・私は留学期間中に「価値観が異なる人々と、互いの宗教観やライフスタイルを壊さないように配慮しながら意見を交わし合うこと」ができるようになりました。たとえば、多文化理解のディスカッション式授業で、各国の食文化を尊重しながら新しい食堂システムを考えました。最初は西洋の常識が理解できず、意見をぶつけ合うことばかりでしたが、議論を進めるにつれて「相手の価値観を尊重し合うことの大切さ」を学ぶことができました・・・
4他人からの評価を盛り込む
ガクチカの中に他人が褒めてくれた内容を盛り込むと、自然に自己アピールに繋がります。授業中や日常生活の中で友人や先生に褒められたことがあるなら、文末などにそれを差し込んでみましょう。
自分で自分のアピールポイントを強調させると少しわざとらしいですが、「これは他人からの評価です」という体で進めればシャイな人も書きやすいのではないでしょうか。意外と自分では気づけない部分を褒められることもありますし、もしかしたら自己分析にも繋がるかも!ぜひやってみてください。
5シンプルにまとめる
アピールポイントをたくさん盛り込んで説明しようとすると、ついつい文章が長くなってしまうものです。でも、ここで採用担当者の気持ちになって考えてみましょう。山ほどのエントリーシートや面接を進めなければならない立場です。ダラダラ長くて読みにくい文章よりも、分かりやすくシンプルにまとめた文章の方が好印象ですよね。
シンプルにまとめた方が、自分で読み返していても気持ちが落ち着きます。細かいところまで詳しく話したくなる気持ちも分かりますが、ほどほどに抑えた方が評価は高くなりますよ!
留学ガクチカ(学生時代頑張ったこと)Q&A
1留学で目立った経験ができなかったんだけど?
せっかく留学に行ったけれど、人に話せるような派手な経験をしてこなかった…。そういう人もいますよね。でも、就活で評価されるのは経験の派手さではありません。どんなに地味な経験でも、その経験を通して自分は何を学んだのかが上手に説明できればそれは「勝てるガクチカ(学生時代頑張ったこと)」になります。
もしもただ学校に通うだけで留学が終わってしまったとしても、その勉強を通して印象に残ったエピソードがあればまったく問題ありません。「弁論大会に出場して優勝した…」などの華々しい経験ではなくてもいいのです。「テストでよい点をとれるように、友人たちと協力して勉強した」という一見地味な経験も、とても魅力的なのです。
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)に華々しい経験が必要ない理由について、以下の記事で例文とともに詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2グローバルでない企業へのアプローチ法がわからないんだけど?
グローバル化を打ち出している企業なら留学経験をそのまま「入社後の理想的な働き方」として使うことができますが、そうでない企業はそうはいきません。
おすすめするのは、留学要素をなるべく薄めて、そこで体験したエピソードを話すことに主眼を置くことです。なぜ留学したのかやどうして海外に興味を持ったかを説明する余裕を、エピソード説明のぶんに回せばよいのです。その企業が何を求めているのかを事前に推察し、効果的なアプローチができるように準備しましょう。
3親に勧められて留学したため、理由説明がうまくできないんだけど?
中には、親から勧められて留学しただけで自分の意思がなかったという人もいますよね。でも、就活本番ではそんな事情は伝わりません。きちんと準備しておけば、「自分の意思で留学を決め、価値ある経験をしてきた学生」を演じることは十分可能です。
また、留学に本当に自分の意思はなかったのでしょうか。「どうして親は自分を留学に行かせたがったのか?」「どうして自分はその勧めを受け入れたのか?」を考えてみると、全く自分の意思がなかったわけではないことに気付くでしょう。自己分析により多くの時間を使って、自分の判断を改めて考えてみると、自分でも納得できる理由が作れると思います。
4留学の前後で自分の変化が特に見当たらないんだけど?
誰でも些細な変化は経験すると思いますが、本当に変化が見当たらない場合は、それを逆手に取りましょう。「海外留学を経ても変わらなかった自分の魅力、強み」という観点でガクチカをまとめることができます。これなら、体験談エピソードに加えて自分の魅力を語れるチャンスが2度あることになるので、かなりお得です。
このスタイルを使う学生はそう多くないので、平均的なガクチカを作るよりも人事の印象に残りやすく、目立ちやすいというポイントがあります。
おわりに
さて、いかがだったでしょうか。今や特別レアな経験ではなくなったといっても、留学は非常に意味がある経験です。きちんと上手に説明できれば、内定ゲットに一役買ってくれる頼もしい味方になってくれます。せっかくの経験ですから、最大限の効果を期待したいですよね。
留学で得た経験や知識を面接の際にうまく伝えることができないのはもったいないことです。メンターズというサービスを使えば現役の社会人の方が伝えるポイントなどをアドバイスしてくれますよ!
コメント