ガクチカ(学生時代頑張ったこと)に何を書こうか迷うのは、就活生あるあるです。サークルやバイトをしてこなかった人は、何を書こうか迷いますよね。そんな人のために今回取り上げるのは、学業ガクチカです。大学に通った以上、皆さん何かしらの学業は修めてきました。ですから、何を書こうか迷っている人も絶対に書けるはずです。
「どううまく書くか、表現するか?」をきちんと学んでから執筆に取りかかれば、選考に通りやすくなるガクチカ(学生時代頑張ったこと)が書けます。ここでは具体的な例文も合わせて、受かりやすい学業ガクチカをご紹介していきます!
例文の前に!学業をガクチカ(学生時代頑張ったこと)に書くために気をつけるポイント
1「学業から何を学んだか」を主軸にする
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)で大事なのは、「どんなことを勉強したのか?」ということではなく、「その勉強を通して、どんなことを学んだのか?」という過程です。勉強内容を具体的に説明することは避け、自分が得た学びをわかりやすく説明するように心がけましょう。
なぜかというと、学生時代にあげた成果の凄さは、学生にしか理解できないからです。卒業から数年以上経っている採用担当者に勉強した内容自体をアピールされても、いまいちその凄さが伝わらない恐れがあります。誰にでも伝わりやすいアピールにするには、「学業からの学び」にフォーカスすること。これが第一条件です。
2なるべく具体的に説明する
意外と多いのが、あいまいな表現を多用して説明がふわっとしてしまう学生です。学生にとって、自分がやってきたことはもちろん自分が一番理解しています。でも、採用担当者はその場ではじめてその成果について知ります。経済学や経営学、法学など特定の学業を頑張っている学生にとっては常識な用語や事柄も、説明がなければ採用担当者はまったく意味が理解できない場合もあるのです。
説明過多も問題ですが、意味が伝わらなければ選考の余地もありません。最低限でも基本用語は具体的な説明を付けるようにしましょう。ゼミの先生などと相談をして、「どのくらいまで説明すればいいのか」のラインを設定することをおすすめします。
3まず結論・概論から述べる
わかりやすいガクチカ(学生時代頑張ったこと)のためには、まず結論を述べてから話を進めるのが大事です。学業をテーマにして話す場合、採用担当者も初めて耳にする用語や内容が出てきます。よって、すぐに意味を理解してもらえるようにストレートに結論を述べておくと、印象が良くなります。
もし自分が今まで学んだことがない勉強についてスピーチなどを聞く場合、「まず一番大切なことだけを言ってほしい!」と思うのではないでしょうか。だいたいの概論が頭に入っていれば、それから先に少し複雑な話をしても対処できるものです。相手のことを考えたガクチカ(学生時代頑張ったこと)作りを意識しましょう。
結論から述べる話し方には、PREP法が効果的です。PREP法とは何か、詳しい内容については以下の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
4理由もきちんと説明する
どんなガクチカ(学生時代頑張ったこと)を書いたとしても、面接になったら絶対といってもいいくらい「どうしてその勉強をやろうと思ったのか?」について質問されるはずです。それなら、事前にガクチカ内に理由を含ませておけば、面接本番でより深い内容や追加のエピソードを話せる余裕ができます。
採用担当者は、「学生のやる気や根気」を見ています。何かをやり遂げたなら、その動機が聞きたいはず。そこで納得のいく動機が披露できれば、「明確な目的をもって、自分の目標を遂行する責任ある人材」という評価が下されるはずです。評価されやすい理由作りには少し時間がかかりますが、一度作り方が分かればこれからの就活で絶対に役に立ちますよ。
5「あなたはどんな人間か」が伝わる内容にする
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)は、あなたがどんな人間なのかが伝わる内容になっていなくてはなりません。つまり、地震の強みはどういったことなのかを相手にイメージさせるガクチカ(学生時代頑張ったこと)こそ、評価されるガクチカ(学生時代頑張ったこと)なのです。
どういうことでしょうか?以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
6仕事での再現性をイメージさせる
就活は学生時代の成果発表会ではないので、ただただ自分が好きなように説明すればいいわけではありません。社会人として、「このスキルが仕事上でどう生かせるか?」が分からなければ、内定ゲットのきっかけにはなりません。
就活とは、採用担当者にとっては「これから一緒に働く仲間を探す」ためにあります。使えない人材よりも、これからより多くの良い結果を残してくれる人材を求めています。自分を採用すると、業務上こんなに良いことが起きる!というアピールがないと、勝てるガクチカとは言えません。
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文① ゼミ
それではここから、そのまま使えるかもしれない学業ガクチカの例文を紹介していきます。まず最初に「ゼミ」に関する学業ガクチカを紹介していきます。
ゼミ例文①
私は、経営学のゼミに所属し、ゼミ長を務めていました。特に人数が多いゼミだったため、毎週ミーティングを開き、毎回充実した学習ができるようにゼミ生をまとめることに尽力しました。その活動を通して学んだのは、「様々な立場の意見を考えて行動する」ということです。上手く議論を遂行するためには、自分の意見を押し付けてはいけません。…
ゼミでどんな役割にいたのかをまず明確にして、それを通じて学んだことを述べていけばとても書きやすいと思います。
ゼミ例文②
私はゼミの中で〇〇についての研究を行いました。それによって身に付けた力は、計画力と効率的な仕事の進め方です。ゼミでは1年間で自身が設定したテーマに沿って研究を行います。大きなテーマを掲げるほど時間がかかります。そのため研究結果を出すためには、数ヶ月先の予定まで緻密に計画することが必要でした。そのような生活の中で自身が決めた計画を遂行することができました。また計画通りに研究を進めるために、常に効率的な仕事を進め方にこだわり続けました。その結果、先行研究のなかったテーマに関して教授から評価をいただくことができる研究結果を出すことができました。
このガクチカ(学生時代頑張ったこと)例文の中で大切なのは
- ゼミで何をしたのか
- それによって何を得たのか
- 経緯や詳しいエピソード
- 他者からの評価
という順序で分かりやすく自身の実績も含めてアピールをしているというところです。
基本的にゼミで研究結果を出していない人はいないはずなので、誰にでも使うことができる例文となっています。「〇〇」には自身の研究テーマを当てはめましょう。
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文② 卒論
次に「卒論」に関する学業ガクチカを紹介していきます。
ゼミ例文①
私は、近現代文学ゼミに所属し、その中でも宮沢賢治の『やまなし』における心理学的考察について卒業論文を執筆しています。宮沢賢治は非常に人気のある作家のため、先行研究が非常に多いのが特徴です。私はこの卒業論文執筆を通して、「事前に存在しているデータをまとめておき、自分に有効なデータを選別するスキル」が身につきました。膨大な先行研究データから、心理学的考察に使えるデータのみを取り上げ…
卒論を取り上げるならば、その卒論にどのような価値があるのかを説明しておく必要があります。そして、身についたスキルや能力もなるべく早めに述べておいた方が、採用担当者を飽きさせずに論を進めることが出来るでしょう。
ゼミ例文②
私は経営学部に所属しており、卒業論文の中で「コンビニエンスストアの中で、セブンイレブンが人気な理由」についての研究を行いました。その中で市場原理に則ったマーケティング感覚を養うことができました。このマーケティング感覚は、御社に入社した際、商品開発へ携わる中で活用することができると考えています。どのような商品がヒットするのか、どのように広告を活用すれば市場で人気が出るのか等についての分析力を御社で活かしたいと考えます。
こちらのガクチカ(学生時代頑張ったこと)例文では、
- 卒業論文で得た力
- 得た力をどのようにその会社で活かすのか
について言及をしています。例文中はマーケティング感覚を自身の売りとしてアピールしていますが、これが「コミュニケーションスキル」でも「リーダーシップ」でも構いません。簡単に言えば「自分がガクチカ(学生時代頑張ったこと)から得た力をどのように会社で活かすか」ということを述べることができれば絶対にウケるはずなのです。
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文③ 受験
次に「受験」に関する学業ガクチカを紹介していきます。
受験例文①
私は、高校一年生の頃から現在在籍する◯◯大学に入学したいと思い、勉強に励んできました。しかし、志望し始めたころはどれだけ模試を受け続けても、D判定ばかりでした。しかし、私は決して諦めませんでした。一日12時間の勉強は欠かさず行い、問題集の反復学習を徹底しました。1冊の問題集を5回はループし、一度間違えた問題は絶対に間違えないような勉強方法を心がけました。その結果、無事に合格を頂きました。私はこの経験から、「一つの目標に向かって適切な努力を行うこと」の大切さを学びました。
受験エピソードでは、なるべく今まで行ってきた努力や勉強を、具体的な数字を使って説明するといいでしょう。忍耐力や辛抱強く努力できる力をアピールできるのが、受験エピソード。他の学生と差を付けるためにも、インパクトある数字を使って自分を印象づけましょう。実際に行った勉強方法を選んだ理由も書くと、より納得のいくものが作れます。
受験例文②
私は高校三年生の時に〇〇大学に入学したいと考え、必死に受験勉強に力を入れました。しかし第一志望だった〇〇大学には落ち、第二志望の△△大学に入学することになりました。初めは第一志望に落ちてしまったことに落ち込みましたが、△△大学ではその経験をバネにして勉学やサークル活動に励み、大学生活を充実させることができました。その経験から学んだことは「どのような環境でも一生懸命努力をすれば報われる」ということです。社会人になった際には大変なことが様々に待ち受けていると想像しますが、どんな環境でも頑張り続ける精神力で成果を出すまで励んでいきます。
受験に失敗した際にも、そこから現在に至るまで「どのように努力をしてここまで来たのか」というあなたにしかないエピソードがあるはずです。
このようなエピソードは成功をし続けてきた経験と同様に人を惹きつける力があります。なぜなら「挫折をしてもまた復活することができる力がある」とアピールすることができるからです。
受験の際に挫折経験がある場合でもその失敗経験から学んだことはアピールすることができます。
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文④ 語学
次に「語学」に関する学業ガクチカを紹介していきます。
語学例文①
私は、中国語習得に力を入れました。中国語は漢字を使用しているので、日本人にとっては馴染みのある言語です。しかし、発音が非常に難しい言語でもあります。そんな難しい言語を使いこなせることに魅力を感じ、勉強を始めました。よりネイティブに近い発音ができるように、留学生の友人に相手になってもらい、毎日スピーキングの練習をしました。…
語学系の学習を頑張ってきたなら、それを前面に押し出すべきです。なぜなら、グローバル化に力を入れている企業なら、それだけで有効な志望動機にも繋がるからです。そのぶん他の学生と似たような内容を書いてしまいがちなので、勉強を始めた理由を詳しく書いて差をつけましょう。
語学例文②
私は大学時代に1年間、休学をしてオーストラリアへワーキングホリデービザを使用した語学留学を行いました。その中で「ネイティブに通じることのできる語学力」と「言語が通じない相手にも気持ちを伝えることのできるコミュニケーションスキル」を身につけることができました。基本的に英語で会話することができるのですが、英語が伝わらない相手も中にはいます。そのような相手にも表情やアイコンタクト、ボディーランゲージなどを通じて自分の真意を伝えることができます。グローバルなビジネスシーンにおいては、非英語ネイティブの方とお話をすることもあるはずです。そのような際にも会社の意図をしっかりと伝えることができるスキルを鍛えることができました。
外資系企業やグローバルに発展を目指す企業であれば、そこに応募する就活生の多くは語学が堪能なはずです。つまり外国語が喋れるのが「前提」であることが多い場合があるのです。それらの競合相手と差別化を図るために意識すべきことは語学以外のプラスアルファなのです。
このガクチカ(学生時代頑張ったこと)例文では「言語が通じない相手にも気持ちを伝えることのできるコミュニケーションスキル」をそのプラスアルファとしています。語学を学ぶ中で得た他のスキルや、別の経験から得たスキルを付け加えてあなたにしかできないことを売り出すことで面接のガクチカ(学生時代頑張ったこと)アピールで絶対にウケるはずです!
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文⑤ 資格
次に「資格」に関する学業ガクチカを紹介していきます。
資格例文①
私は、学生時代を通して、TOEICのスコアアップに全力を入れていました。大学入学頃は500点前後のスコアしか取れませんでした。留学の際に現地の人とより深いコミュニケーションがとれるように、700点以上を目標に勉強を始めました。私はリスニングに苦手意識があったため、1日最低2時間は英語のラジオを聞くように決め、普段から英語と触れるように習慣づけました。…
努力の成果が実ったことをより分かりやすくアピールできるのが、資格取得です。どのような努力を重ねて成果達成に繋げたのかを、シンプルに伝えられるように意識してください。
資格例文②
私は学生時代の中でプログラミングを学びました。その中で得た力は「〇〇(プログラミング言語)のスキル」と「プログラミン的思考」です。この「〇〇スキル」を使用して、SNS上で有効なWebデザインなどを行うことができます。またプログラミング的思考を使用して「考えた通りに組織が動くための指示(プログラミング)」を行うことができます。
こちらのガクチカ(学生時代頑張ったこと)例文では、昨今人気のプログラミングについてのアピールを用いました。
何かしらの資格を持っている際には、もちろんそのスキルがあるということが強みになります。またその他にも資格取得を通して得た「思考法」や「身体的能力」などがあるはずです。資格によって何ができるのかを押し出すだけに止まらず、その資格取得の中で得たスキル(プログラミング的思考)をアピールすることがおすすめです。
絶対ウケる!?学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の例文⑥その他
上記でご紹介したガクチカ(学生時代頑張ったこと)以外にも、ざまざまなガクチカ(学生時代頑張ったこと)があります。
以下の記事では、アルバイトや留学、部活動(サークル)についての例文をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ガクチカは突っ込まれることを前提に作ろう
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)は就活の面接の際には必ず問われることだと考えておきましょう。
その理由としては、
- この就活生は何か一つ「頑張った」と言える経験があるか
- ガクチカ(学生時代頑張ったこと)からどんなことを学んだのか
- 学んだことや得た力を使って企業ではどのように活躍するのか
ということを聞きたいからです。
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)例文の解説にも書いていましたが、最後にガクチカ(学生時代頑張ったこと)アピールを行う際の順序を確認しておきましょう。
1最初に「ガクチカ」を明確に伝える
質問には必ず明確に答えなければなりません。そのため「学生時代に力を入れたことは?(ガクチカ)」と聞かれたら「何を頑張ったか」を答えるようにしましょう。
2「ガクチカ」から得た力・学んだことを伝える
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)を聞く意図としては「この就活生はどんな力を持っているのか」を聞きたいということなので、質問の意図を理解して「こんな力を持っている」ということを次に伝えます。
3「ガクチカ」の具体的なエピソードを伝える
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)に説得力やオリジナリティを持たせるためには、コンパクトにそのエピソードを語ることも大切です。
この際には、
- ガクチカ(学生時代頑張ったこと)経験の中の苦労・課題
- その苦労や課題をどのように克服したか
などを盛り込むとオリジナリティが増し、面接官を引き込むアピールをすることができます。
4「ガクチカ」をどのように企業で活かすかを伝える
最後に「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)から得た力」を企業で活かす方法について説明をしていきます。この説明がなければ、自分の持っている力を魅力的に面接官に伝えることはできません。
「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」は自分の強みや魅力なのですから、「その経験が御社ではこのように行かせますよ!」ということを強くアピールしていきましょう。
どんな例文でも!学業ガクチカ(学生時代頑張ったこと)Q&A
1仕事の内容と直接関係がない勉強をしてきたが大丈夫?
これは、文系の学生に多いケースです。志望する企業の仕事内容と、まったく関連がない勉強を頑張ってきた学生もたくさんいると思います。でも、何度も言うように就活で大事なのは「勉強を通して何を学んできたのか」ということです。
自分の努力の過程をアピールするのに、学業の内容はあまり関係ありません。採用担当者の心に響く努力を説明できればそれでいいのです。直接的には関係のない勉強をしていても、引け目に感じたり、心配に思う必要はありません。むしろ、人数で言えばそのような学業をしてきた学生の方が多いのです。そのぶん、説明力と文章力を鍛えてくださいね。
2嘘は書いてもいい?
就活の自己アピールには、アピールポイントをより印象深くするために「表現を強める」「主張したい部分を強調する」などの工夫が求められます。でも、全くの嘘をつくのはあまりおすすめできません。人事を含む採用担当者は、いわば人間を見分けるプロです。嘘をついている学生は、一瞬で分かってしまいます。
もしも面接で嘘をついた部分を根ほり葉ほり聞かれてしまったら、一発でアウト。若干話を盛るのはまだ許容内ですが、自分で経験もしていない学業をでっちあげるのは避けておいた方がいいです。
3理系と文系で書き分けするべきところは?
理系と文系で違うのは、まず「勉強時間」です。理系の方が、研究に長い時間を使う傾向があります。ゼミなど大学での学業を使う場合、理系は「勉強時間の長さ」をアピールしてもあまり意味がありません。量よりも質を重視する必要があります。
また、前述したとおり「勉強内容が直接仕事に関係しない」のは文系特有の問題点です。理系の場合は採用担当者もある程度専門用語を理解してくれますが、文系ではそのようなことはありません。成果自体を説明しても、意味がない可能性が高いです。理系よりも「勉強の過程」に力を入れて文章を作ってみると、勝てるガクチカ(学生時代頑張ったこと)が作れるはずです。
4今まで、とくに学業を頑張ってこなかった
大学生といえども、特に学業に力を入れてきたわけではない人も多いと思います。
そういう人は、無理して学業でガクチカ(学生時代頑張ったこと)を書かなくても大丈夫です。学業の代わりにサークル活動やアルバイトを頑張ってきたなら、それでももちろん問題ありません。力を入れていない学業をアピールしてぼろが出るよりも、本当に自分が頑張ってきたことをガクチカにする方が絶対に良い結果が出ます。
もしもサークル活動やアルバイトもそんなに頑張ってこなかった場合は、趣味に着眼してみるのも一つの手です。スポーツや音楽など、自分の好きなことを頑張れるのは一つの才能です。ガクチカ(学生時代頑張ったこと)で大事なのは、やっぱり過程そのもの。落ち着いて考えて、自分が誇れるものを探し出してみてください。
ガクチカ(学生時代頑張ったこと)の選び方に迷っている人は以下の記事も参考にするといいでしょう。
5エピソードはたくさん書いた方がいい?
一度ガクチカ(学生時代頑張ったこと)を書き始めると、書きたいエピソードがどんどん出て来て収拾がつかなくなる場合があります。エピソードは多ければ多いほど良いのか?誰もが感じる悩みです。
正直にいって、エピソードはなるべく少なくした方が効果的です。どんなに魅力的なエピソードでも、他のエピソードと一緒に披露されるとインパクトが薄れてしまうものです。なんといっても、ガクチカ(学生時代頑張ったこと)には文字制限があります。制限がある中で自分の印象を深めるためには、シンプルなエピソード1つで戦う方が絶対にいいです。
また、たくさんのエピソードを連発してしまうと、そのぶん準備にも時間がかかります。どんなに時間があっても足りないのが就活。なるべく短い時間で準備が終わるようにするためにも、シンプルな構成で挑むことをおすすめします。
おわりに
さて、いかがだったでしょうか。どんな学業を頑張った人も、一度表現のコツを掴めば採用担当者を唸らせるようなガクチカ(学生時代頑張ったこと)が作れるはずです。大切なのは「実際に頑張った事実」ではなく、「その事実を出来るだけわかりやすく相手に伝え、自分の評価を上げること」です。これを忘れずにいれば、問題はありません。
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◼︎ガクチカの情報をもっと知りたい方にオススメの、就活Hack厳選ノウハウ記事はこちら
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