就活で必須なエントリーシート(ES)用の顔写真、皆さんは既に準備ができているでしょうか?
就活を始めようとした際に、就活生が一番初めに抱く疑問は「エントリーシート(ES)に使う顔写真をどうしよう?」ということだと思います。インターンの選考を受けるにしてもエントリーシート(ES)が必要ですし、本選考であれば尚更です。
そこで今回は、就活で使うエントリーシート(ES)用の写真はどうすればいいのか、撮り方やポイントを踏まえてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
エントリーシート用の顔写真はどこで撮影すべき?
まず、エントリーシート(ES)に使う顔写真はどこで撮影するのが良いのでしょうか?
実はこれ、インターンシップ用と本選考用で撮影すべき場所も変わってきます。というのも、エントリーシート(ES)に使う顔写真は基本的に半年以内のもので使いまわすことができないからです。なおかつ、本選考用の写真はインターンシップで使うものよりもクオリティの良いものを使うべきだからです。
サマーインターンなどに使った顔写真を本選考でも流用することは控えたほうがいいですから、その結果撮影場所も変わってくる、というわけです。
インターンシップ用の顔写真は証明写真機がオススメ
まずは、インターンシップ選考で使うエントリーシート(ES)用の顔写真についてですが、こちらは証明写真機を使って撮影すれば良いでしょう。スピード写真機とも呼ばれ、駅や大学、商業施設などに置いてあります。
もちろん、後述する写真館のような場所で撮影しても良いですが、インターンシップ用の顔写真としては少しコストがかさみますし、準備にも手間がかかってしまいます。それに比べて証明写真機は値段がおおよそ700〜900円と安く、即時発行してくれます。
なので、インターンシップで使う顔写真は安価かつ手軽に証明写真を撮影することができる証明写真機で十分でしょう。写真のサイズは4.0cm×3.0cmのものを選択しましょう。
本選考用の顔写真は写真館がオススメ
反対に、本選考で使うエントリーシート(ES)用顔写真は写真館で取ることを推奨します。
写真館で顔写真を撮影するメリットは、何と言ってもクオリティの良さです。撮影費用は5000〜10000円ほどかかり高価ですが、撮影する際にはプロのカメラマンが撮影機材を用いて撮影してくれますし、自分で納得がゆくまで撮り直しをさせてくれることが多いです。インターンシップ選考に使う顔写真が証明写真機での撮影でも良かったのは、それほどクオリティを求める必要がなかったからです。しかし、本選考に使う顔写真ともなれば、写りの良いものを用意すべきです。
また、写真館で撮影した場合、スマートフォンに顔写真のデータ送信をしてくれたり、USBメモリにデータを添付してくれることが多いです。近年ではエントリーシート(ES)をWEBから提出させる企業も増えてきていますので、顔写真を手元のスマホやパソコンにデータとして保存できるこのサービスの恩恵は大きいでしょう。
スマホでの撮影はオススメしない
上記では写真撮影機や写真館をご紹介してきました。では、簡単に写真を撮影することができるスマホで証明写真を撮影するのは良いのでしょうか?答えは、NOです。スマホでエントリーシート(ES)に使う顔写真を撮影することは控えるべきでしょう。
もちろん、提出期限ギリギリなどの事情で急遽に顔写真が必要な場合は、スマホでの撮影も致し方ありません。しかし、基本的にスマホで撮影することは避けるべきでしょう。
理由としては、写り具合の調整が難しいからです。やはり、スマホで撮影した写真はどうしても「手抜き感」がでてしまいクオリティが落ちます。採用担当者がエントリーシートを(ES)比べた際に、写真映りの良い人を採用したいと思うのが普通ですよね。
ですから、緊急を要す場合以外でのスマホでの撮影はやめましょう。また、どうしてもスマホで顔写真を撮影しなければならない場合には、自撮りをするではなく他人に取ってもらうようにしましょう。
エントリーシートに使う顔写真を撮影する際のポイントは?
上記の撮影場所を知っているだけでは良い証明写真を撮ることはできません。併せて気をつけるべきポイントを把握しておく必要があります。
ここからはエントリーシート(ES)に使う顔写真を撮影する際に、どういったポイントに気をつければ良いのかをご紹介していきます。
スーツを着用して撮影する
顔写真を撮影する際の一つ目のポイントは、スーツを着用することです。
インターン用、本選考用に関わらず必ずスーツを着て撮影に挑みましょう。スーツは黒色、もしくは紺色のものを使用してください。シャツは襟付きで、無地の白色のものがベストでしょう。
ただし、一部の業界では私服での撮影を求められる場合があります。そうした際にはその企業の指定の服装で証明写真の撮影に挑みましょう。
髪は黒、または黒に近い色に!前髪は目にかからないようにする
次に、髪型についてです。男性は染色している場合できるだけ髪色を黒色に戻し、女性は黒、または黒に近い色で撮影しましょう。地毛が明るい人は黒くする必要はありませんが、そうでない方は間違っても明るい髪色で撮影してはいけません。
また、顔写真は第一印象を決める大切なものですので、相手に清潔感を与えるため前髪が目にかからないように気をつけましょう。
髪型の詳しいポイントは以下の記事でご紹介していますのでこちらも参考にすると良いでしょう。
撮影時の表情の作り方
撮影時の表情の作り方についてご紹介します。
顔写真を撮影する瞬間は、顎を軽く引いて、目を大きめに開け、口角を少しあげます。さらに、鼻で息を吸い込みながら撮影すると鼻筋が通りやすくなります。
また、顔の位置も大切です。写真の中央部分に顔があるか、また首から下の位置も不自然ではないかなどにも気を配りましょうし。
何度も言うように、顔写真はあなたの第一印象を決める大切なものです。自分の納得がいく表情を撮影できるように、撮影前に試行錯誤を重ねてみると良いでしょう。
背筋を伸ばして綺麗な姿勢を維持する
綺麗な姿勢で撮影に挑むことも大切です。猫背にならないように、背筋をまっすぐにして椅子に腰掛けましょう。
撮影時に猫背になっていると、首から下の写真写りに影響します。また、背筋が伸びている方が自然と顔つきが良くなるものです。
背筋を伸ばそうと無理に意識すると、強張った顔つきになってしまいますので、リラックスした状態で撮影に臨みましょう。
エントリーシート用の顔写真は何枚用意すべき?
エントリーシート(ES)用の顔写真は何枚くらいストックしておけば良いか良いのでしょうか?これは選考を受ける企業数にもよりますが、基本的には10枚ほど用意しておくと良いでしょう。「写真館で撮影した場合はデータの入ったCD-ROMが貰えるし逐一焼き増しすれば良いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、就活シーズンになると会社説明会や面接日程が組まれ、焼き増ししに行く時間がなくなることも考えられます。
そうしたリスクを少しでも抑えるため、写真は多めにストックしておくようにしましょう。
顔写真の後ろに学校名・氏名の記入を忘れずに!
顔写真が現像できたからといって、そもままエントリーシート(ES)に貼り付けてはいけません。必ず顔写真の裏側に学校・氏名を記載し、誰の顔写真かわかるようにしておきましょう。
出ないと、もし顔写真が剥がれた際に、誰の証明写真かがわからなくなってしまいます。こうした際に採用担当者に迷惑をかけない心遣いも大切です。
エントリーシート(ES)に顔写真を貼り付ける前に、裏面に学校名・氏名を書いたかを確認する習慣をつけるようにしましょう。
まとめ
今回はエントリーシート(ES)に使う顔写真の撮り方や撮影の際のポイントについてご紹介してきました。いかがだったでしょうか。
準備や写真館の予約など、顔写真を撮影するには少し手間がかかるのも事実です。しかし、顔写真がなくてはどこの企業のエントリーシート(ES)も提出することはできません。間違っても「顔写真の用意ができていないから、エントリーシート(ES)の提出を諦めよう」などと考えることがないようにしっかりと準備しておきましょう。
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