【日系大手志望就活生必見!】パナソニック内定者が語る「成功する就活」の進め方

インタビュー

今回話を伺ったのは、サークルとバイトとゼミとを両立してきたという早稲田大学、政治経済学部政治学科の佐藤大地さん。第一希望のパナソニックに受かるまでのリアルな就活事情を掘り下げていきます。就活解禁の6月までの準備や最後に内定先を選んだ理由まで、時間軸に沿ってお伝えしていきます!

時間を作って夏インターンへ

新保
今日はよろしくお願いします。

佐藤
よろしくお願いします。

新保
佐藤さんは就活をいつから始めましたか?

佐藤
始めたのは、3年生の6月ですね。5、6社くらい夏のインターンのESを出しました。

新保
そうなんですね、どのくらい受かりましたか?

佐藤
三菱電機の6日間のインターンに受かりました。夏はほぼ毎日練習があり、サークルが忙しくて、1社受かった時点で他を受けるのはやめました。

新保
ほぼ毎日、、、就活よりもサークルを優先したんですね!

佐藤
はい。でも、就活のことや会社についても知れる良い機会だと思ったので、1社だけサークルを休ませてもらえるように皆に相談して、インターンに参加しました。

新保
サークルを休んで夏のインターンに参加したのは正解でしたか??

佐藤
そうですね。夏に行ったのは、周りの就活生を知れたっていう意味で良かったと思います。

新保
周囲の就活生にはどういう印象を受けましたか?

佐藤
大学はもちろん、経験も環境も全然違う人たちが集まっていたように思います。社会にもう目を向けている人もいれば、自分のように初めてインターンに参加した人もいて、自分の立ち位置がわかりました。自分がこれからどうすべきか考えるきっかけになりました。
所属するダンスサークルでの佐藤さん
       所属するダンスサークルでの佐藤さん

社会を知るならあれをつかえ

新保
インターンに行って何か変わったことはありましたか?

佐藤
インターンがきっかけで日経新聞を読むようになりました。インターンで同じ班だった人に読んでる人がいたんです。その話題について会社の人と話してるのを聞き、興味を持ちました。

新保
日経新聞ですか!

佐藤
自分も社会に目を向けるという意味で読み始めました。夏の時点で新聞読んでる人は周りにあんまりいませんでしたけど、早いうちから仕事や社会について知れて良かったと思います。

新保
社会への関心のきっかけになったんですね。就活に関して具体的な効果はありましたか?

佐藤
あったと思います。面接で時事問題などを直接聞かれたことはなかったのですが、これを読んで少しずつ知識がついたような気がします。僕は業界分析とか企業分析に時間を割いた感覚が少ないんですよね(笑)

就活は秋と冬から

新保
本格的に就活を始めたって言えるのはいつでしたか?

佐藤

冬前ぐらいです。冬のインターンのESを本腰入れてやり始めたなって感じです。説明会解禁の3月にもう1段階ギアを上げた、という感じだったと思います。

新保
その時期って学祭のシーズンですが、サークルなどは大丈夫でしたか?ESはどのくらい提出したんですか??

佐藤
学祭あたりは大変でしたね(笑)ただ、そうも言ってられないので13~15社くらいESを出したと思います。金融とか不動産とかメーカー以外の所も選考を受けて、1DAY含めて5、6社のインターンに参加しました。

新保
夏に比べたらかなり多くなってますね、冬のインターンはどのような目的がありましたか?

佐藤
1DAYは、人や雰囲気を含めて企業を知るために行こうと思いました。3DAYSは、選考の面接が本番の練習になるし、夏のインターンも有意義だったので、冬も参加しようと思いました。

新保
なるほど。冬のインターンはいかがでしたか?

佐藤
業界や企業が違うと就活生の雰囲気も含めて全然違うなと感じましたね。例えば、金融機関はお金を扱うところところなので、とてもきっちりされているなと感じました。

 

新保
別の業界も見て改めてメーカーはいいなって思ったんですね。

佐藤
そうですね。自分に合う雰囲気だと感じました。サークルでもそうだったんですが、皆で何かを作ることにやりがいを感じると思ったので、メーカーと不動産に行きたいと思いました。他の業界も合説などで話を聞き、2月頃には冬のインターンやその選考を通して、優先順位がしっかりしてきたように思います。
ゼミでの佐藤さん

春到来。本番までに行っていたこと

新保
3月となると説明会解禁ですね。どういったスケジュールだったんですか?

佐藤
昼間はずっと動き回って、夜帰ってきて、元気が残っていたらESを書く、みたいな感じでした。学内セミナーはほぼ毎日利用していました。

新保
ほぼ毎日!完全に就活モードですね、、

佐藤
はい。一番疲れていた時期だと思います。3月後半からはOBOG訪問もしながらESも書いて、ウェブテストも受けて、、、4月まではかなり大変でした。結局ESは30社くらい提出しました。

余暇を無駄にしない

新保
春はESとウェブテストが多かったんですね。それらが落ち着いてきて5月はどうでしたか?

佐藤
5月は面接もちょっとありましたね。でもそんなに多くはなくて、正直、あんまりする事がなかったんです(笑)

新保
6月ルールのため、基本翌月からですもんね。では5月のような就活中の小休憩みたいな期間ってどういうことをされてましたか?

佐藤
友達と面接練習をしていました。切羽詰まっているというよりは、少し気楽に(笑)あとは自己分析ですね。

新保
そうなんですね、自己分析というと一般的にはESを書く為に一番始めにやる学生が多い印象があります。

佐藤
もちろん、ESを書くために自分の頑張ったことなどを掘り下げるのにも必要でした。その上で、面接練習をして質問の答えを考えていくうちに、これはなんでなんだっけ?みたいな自己分析をする事があって。

新保
面接対策としての、自己分析ということでしょうか。

佐藤
はい。面接で一貫性をもって話せるように、自分の軸というか芯というか、そういうものを考えていました。そうすれば面接で予想外の質問が来ても、自分の軸につなげて、自分をしっかり表現出来ると思ったので。
ゼミでの佐藤さん

6月の奔走

新保
いよいよ6月、就活本番でしたが、どうでしたか?

佐藤
最初は面接三昧でした。当然なんですけど、解禁と同時に面接がある企業が多くて、ESを30社出したのですが、そのうち20社が6月1日からスタートでした。

新保
20社!!多いですね、、、

佐藤
(笑)限られた時間でできるだけ面接を受けられるようにしたのですが、その部分でも苦労しました。

新保
制約が多い中、スケジュールを考えなければならなかったんですね、

佐藤
基本先着順なので、すぐ予約するようにしたり、電話口で空いた時間に受けられないか聞いてみたり。 メーカーや不動産を中心に1日5個とか面接を受けていました。

計画的に選考に臨む

新保
実際にスケジュールをこなすのは大変だったかと思いますが?

佐藤
たしかに疲れましたね(笑)面接が続いたので、もしかしたら1社に対するエネルギーのかけ方は弱くなったかもしれませんけど、面接を受けずに後悔したくなかったんです。

新保
そうだったんですね

佐藤
あとは5月に1社内定があったことも大きかったですね。

新保
たしかに解禁前に内定もらっているのは心強いですね!

佐藤
メーカーとか不動産と並行して、早くから内定がもらえる企業もチェックしていました。

新保
計画的に早期内定を獲得して本番に備えたということですね

佐藤
そうですね。業界や企業を絞りすぎずに、選考が早い企業も並行して受けたのは良かったと思います。6月前に内定が貰えると、6月の受け方とか、メンタルが全然違うと思うので。
パナソニック内定者の佐藤大地さん

就活のポイントは、面接官

新保
内定の秘訣というか、就活で意識したポイントをおしえてください!

佐藤
面接官をよく見ていました。同じ話をしても興味を持つポイントは面接官によって違うので、そこを察知するようにしてました。自分がしたい話でも面接官が興味を持ってくれるとは限らないので。

新保
反応をうかがうような形ですね?

佐藤
友達と面接練習をしていて、それができる人とできない人では、聞いていて大きな差があると感じました。面接官がつまんなさそうにしていたら、話を変えたり、解説を加えてみたり、相手の反応はどの面接でも意識していました。

就活の中での後悔とは?

新保
では佐藤さんが就活を通して後悔してることはありますか?

佐藤
ESを3月中にもう少し書いていれば、楽だったなと思いますね。

新保
楽というのは、スケジュール的にですか?

佐藤
そうですね。それもありますが、締め切りギリギリに出したものは内容が薄くて、面接で話し辛い内容だったり、突っ込んでほしいところに突っ込んでもらえなかったり。

新保
面接の下準備としてのESを書くということですね

佐藤
はい、本当に自分が言いたいことが伝わるように、尚且つ、興味をもって欲しいところに興味をもってもらえるような書き方ができると、面接がやりやすいだろうなっていうのを思いましたね。

新保
なるほど。でも選考に進むために、とりあえずでESを書いたり、他社で通ったものを使いまわしたりする人も多いかと思います・・

佐藤
確かによく聞きますね。自分もそうでした。でも通すためにESを書くんじゃなくて、面接で喋れるように、という意識で書くと、その後の選考がやりやすかったんだろうなと思いますね。
パナソニック内定者の佐藤大地さん

まずは始めること

新保
後輩にアドバイスしたいことはありますか?

佐藤
まず″始める″ことですね。僕は拒絶反応せずに真剣にやってみたら、社会や企業を知れて楽しいと思うことが多かったんです。

新保
なるほど。しかしいつ就活を始めればいいかわからない後輩は多いように感じます。

佐藤
そうですね。時期については、人それぞれ、別に早くても遅くても、どっちでもいいとは思います。でも実際にやってみると自分が興味のある企業とか、業界とかの話を聞くだけでも結構楽しかったりするんです。そこから興味が広がったりとかいろいろあるので、身構えて憂鬱になるよりは、まず始めてみるってのは大事だと思います。

好きだから一択

新保
今の内定先を選んだ理由は何でなのか、教えてください。

佐藤
昔から常に好きだったんです。パナソニックが(笑)

新保
就活始めてからではなく、ですか??

佐藤
はい!好きだから気になっている会社でした(笑)本当に、ずっと小さい時から好きでしたね。

佐藤
本当にくだらない話、ガンバ大阪が好きで、そのスポンサーがパナソニックだったり、バレーボール部だったんですけど、バレーボールのパナソニックパンサーズっていうチームが好きだったり、昔から良い印象を持っていました。

新保
気づいたら好きなものの周りにパナソニックがあったんですね

佐藤
はい。もちろんパナソニックの家電も大好きです。家電でもいろんな会社の製品がありますけど、やっぱり個人的に一番パナソニックの製品が好きですね。

新保
それはまた何でですか??

佐藤
家電量販店で販売のバイトをしているんですけど、パナソニック製品が一番誰でも使いやすいように作られていると思っています。主観ですけど、そういう、利用者を考えた製品を作っている人は、相手の気持ちを考えられる、皆を気遣えるような人たちなんだろうなって思って。

新保
そうなんですね、会社の雰囲気とかは実際に見てどうでしたか?

佐藤
実際にインターンなどで、とりあえず家電メーカーは一通り見ていましたけど、やっぱり人を見ても、ものを見ても、パナソニックが好きだなと思いましたね。人情味があるというか。
パナソニック内定者の佐藤大地さん

就活を終えて

新保
最後に、佐藤さんのこれからパナソニックでやりたいことを教えてください。

佐藤
そうですね。自分が考えたり、携わったりした商品をヒットさせたいですね。ナノケアドライヤーみたいな、みんなが知っているような商品を作りたいです。

新保
メーカーを目指したのも皆で1つのものを作りだすという点でしたよね!

佐藤
そうですね。みんなで作る過程ももちろんですし、自分が考えた製品が店頭に並ぶ、それを使う人がいるっていうのは、すごく嬉しいし、やりがいがあるのだろうなと思っています。そんなやりがいを求めてパナソニックを選びました。皆さんの生活がより豊かになるような商品を1つでも多く世に出せるように、4月から頑張っていきたいです。

新保
パナソニック愛のある佐藤さんの使いやすい製品を楽しみにしています。貴重なお話、ありがとうございました。

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