今や、就活生のほぼ半分は経験済みのOBOG訪問。志望企業から無事に内定を貰うには、サイトやアプリを上手く使って戦略を立てながら計画的に行う事が大切です。しかし、今はOBOG訪問サイトが数え切れないほど存在しています。21卒、22卒の就活の初心者にはどれを選べばいいのが分からなくて困ってしまうこともしばしば。
そこで今回は、21卒、22卒におすすめのOBOG訪問サイトとアプリをまとめました。また、サイト選びのコツや注意点なども併せてご紹介します。
はじめてOBOG訪問をする方は、ぜひ参考にしてみてください!
【22卒】OBOG訪問はサイトやアプリを活用しよう!
OBOG訪問とは、自分が志望する企業に勤めている同大学のOBやOGに就活に関する話を聞くものです。実際に働いている人の生の声を聞けることから、
- 就活の際の志望動機を参考にすることができる
- 企業が「今」求めている人材を聞くことができる
といったメリットがあります。しかし、就活生も社会人も忙しいという状況の中で、自分の人脈だけを使ってOBOG訪問を取り付けることはなかなか大変なのです。
それに就活を始めたばかりの人であればOBOG訪問のアポイントメントの取り方も分からないはず。
大変尽くめのOBOG訪問ですが近年、OBOG訪問の状況が変わってきました。その理由はOBOG訪問アプリ・サイトです。OBOG訪問を取り付ける際にOB・OGと就活生を結びつけてくれるのがOBOG訪問アプリの機能です。
就活生の負担をかなり抑えてくれる便利アプリなので、ぜひ使ってみてください。
【22卒】OBOG訪問サイトやアプリを選ぶ時に気をつけること
以下では、たくさん存在するOBOG訪問サイトの中から選ぶ時に気を付けた方がいいことをご紹介します。実際にサイトやアプリに登録する前に、一度確認しておきましょう。
各サイトの特色を確認
OBOG訪問サイトはサイトによってまったく嗜好が違います。
軽い気持ちで社会人に就活の相談をしたい!と思っているだけだったのに、本気度強めなサイトを使ってOBOG訪問してしまうと…。就活のやる気も一気に削がれてしまいますよね。自分はいったいどのくらいの本気度でOBOG訪問したいと考えているのか自問自答してからサイトを選ばないと、まさしくこれも時間の無駄になってしまいます。
登録する前に、「本当にこのサイトの特色は自分と合っているか?」を考えてみてください。
学歴フィルターの有無をチェック
中には、ある一定の学歴を超えた学生でないと使用できないサイトもあります。
だからこそ質の良いOBと巡り合えるのですが、該当する大学の学生でない人は学歴フィルターがないサイトを優先的に使うようにしましょう。以下で学歴フィルターのないサイトやアプリをご紹介していますので、参考にしてみてください。
これを機に、自分の学歴を客観的に見て事前に判断しておきましょう。これも、自己分析の一つですよ!
リクルーティング目的のサイトは避ける
OBOG訪問サイトを使用していると、どこからか個人情報が漏れてリクルーティング目的の電話やメールが大量に届く場合があります。あまりに大量に届くと就活の妨げになりますし、いちいち無視するのも精神的に苦痛です。
そういうサイトはとにかく、リクルーティング目的でコンタクトをとれる学生の情報を増やそうと必死になっています。実は、OBOG訪問サポートは二の次だったりします。
登録する前にサイト名で検索をかけて、そのサイトの安全性をチェックするクセを付けるようにしておくといいでしょう。
志望する企業規模によってサイトを使い分ける
企業は、大企業と中小企業に規模が分けられますよね。
もちろん、それはOBOG訪問サイトにも反映されます。大企業ならではの選考対策ができるサイトもあれば、中小企業のOBと出会いやすくするサイトもあります。
志望する業界によってサイトを使い分け、自分にピッタリのOBOG訪問を行いましょう。
迷ったら登録者数が多いサイトを選ぼう!
いろんなコツをご紹介しましたが、それでもサイト選びに迷うこともあると思います。
それなら登録者数が多い人気サイトを選ぶのが、やっぱり失敗が少ないでしょう。サイトの特徴はそれぞれですが、登録者数は一番「信頼性」があることを証明してくれます。
また、長く続いている御長寿サイトを選ぶのもおすすめです。そういったサイトは長年運営してきただけあって、もし何かトラブルが起こった時に対処が早い傾向にあります。安心してサイトを利用し続けるためにも、迷ったらまず信頼性や安全性を重視してみてください。
【22卒】OBOG訪問がラクになる!おすすめ最新サイト
就活メンターズ
就活メンターズは「メンター」と呼ばれる企業で活躍する現場の社会人に、長期にわたって就活相談に乗ってもらえるサービスです。OBOG訪問は多くの場合、その場の一度きりで終わってしまうことがほとんど。ですがこのサービスは自己分析からES添削・面接練習に至るまで、何度もメンターに相談することができます。
さらに、長期サポートで学生を知り尽くしたメンターがその魅力を書いた推薦文を企業の採用担当へ送り、学生を企業に直接紹介してもらえるのも大きな特徴です。
学生側は厳重な審査を通過した社会人メンターを自由に選ぶことができ、対面はもちろんテレビ電話・チャットといった形で相談が可能なので、安心安全なのも嬉しいポイントです!
InfrA
InfrAは、Infraを通してインターンを申し込むことで奨学金を最大5万円もらうことができるというインターン募集サイトです。インターンを通してOB・OGと出会い、将来的にOBOG訪問につなげていくこともできますし、インターンが経済的に数をこなせないという学生でも奨学金を受け取れることによって積極的にインターンに参加できます。
茶会人訪問
茶会人訪問は、Facebookアカウントを利用して「カフェ(お茶)」でOBOG訪問をすることを前提としたOBOG訪問マッチングサイトです。従来のOBOG訪問は社会人が就活生側にご飯をご馳走するといったことがあり、金銭的な負担をOBに掛けてしまうことがありました。そのような状況を打開するためにできたのがこちらのサイト。手軽にカフェだけでOBOG訪問を行えるので、OB・OGも気軽にOBOG訪問を受けることができます。
ソーシャルランチ
ソーシャルランチは、就活生が志望する企業・業界から社会人を検索してOBOG訪問のアポイントメントを取り付けることができるオーソドックスなOBOG訪問サイトです。
またソーシャルランチでは先ほどのジョブカレと同じく社会人がOBOG訪問会を主催することもでき、そこに参加をするということも可能です。
COFFEE MEETING
COFFEE MEETINGは、コーヒーを飲む程度の短時間、気軽にOBOG訪問を申し込むことができるOBOG訪問サイトです。「茶会人訪問」の項でも書きましたが、OBOG訪問は「ご飯を奢る前提」のものが多かったためどうしてもOB側の腰が重かったというのが実情です。その問題を解決するのがCOFFEE MEETINGです。気軽にOBOG訪問を申し込むことができますよ。
オファーボックス
オファーボックスは、ずぼらな就活生にぜひ使ってほしいです。なぜならプロフィールを記入しておけば、どんなに学歴に自信がない人にもほぼ必ずオファーが来るからです。中には、大手企業からスカウトが来ることも…。
学歴フィルターがあるサイトに疲れてしまったら、オファーボックスで自信を高めてみるのもおすすめですよ。「あなたと一度話してみたい!」という熱いメッセージが届くので、就活のやる気も一気にアップすること間違いなしです。
ニクリーチ
ニクリーチは、「肉をおごってもらってOBOG訪問する」というポイントで他のOBOG訪問サイトと差別化を図っています。
プロフィールさえ登録しておけば、あとはスカウトが来るのを待つだけ。企業側は、面談と一緒にお肉をごちそうしてくれます。就活は、とにかくお金がかかるもの。ニクリーチを使えば、就活を進めながら食費を浮かすことも可能です。「おごってもらえるなら…」と付いていった面談で、今まで興味のなかった業界を知ることもできるかもしれません。食いしん坊の人は、とりあえず登録しておきましょう!
【22卒】OBOG訪問ラクになる!おすすめ最新アプリ
それでは早速OBOG訪問がラクになる最新アプリとサイトをご紹介していきます。自分に合うと感じたサービスをどんどん活用していきましょう。
Matcher
Matherの便利なところは、 従来のOBOG訪問とは違い自分の大学のOB・OG以外にもOBOG訪問のアポイントメントを取ることができるという点です。しかもこのOBOG訪問アプリは、OBOG訪問を協力する側のOB・OGにもメリットがあるようになっています。
具体的に言えば、
- 就活の相談に乗るので〇〇してください。
- 就活の相談に乗るので〇〇を教えてください。
といったようにOB・OGが就活生に協力してほしいことをお願いできるのです。このお願いリストを見ながら就活生はOBOG訪問のアポイントメントを取り付けることができます。
VISITS OB
VISITS OBは会社自体が導入している信頼性の高いOBOG訪問アプリです。社会人のプロフィール欄がかなり細かく記載できるようになっており、
- 学生時代に力を入れたこと
- 社会人としての今後の目標
- 就活生へのメッセージ
などを見ることができます。OBOG訪問のマッチングアプリだと初対面の社会人と会うことになるのですが、プロフィールが細かく書かれていることにより安心してOBOG訪問のアポイントメントを取ることができます。
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、自分の大学のOB・OGと就活生をマッチングさせてくれるアプリです。現在40近い大学のサイトが開設されており、OB・OGの専攻やゼミ、サークルや部活動などの欄を参考にしながら自分と近い関係のOB・OGを探すことができるのです。
ビズリーチ・キャンパスの特徴としては、総合商社のOB・OG登録者数が非常に多いということで、総合商社への就活を希望している人は特に便利なアプリだと言えます。
yenta
yentaは、就活生が登録したプロフィール欄からAIが分析して、就活生に適したOBOG訪問をマッチングしてくれるアプリです。
登録している社会人側で多い層は、起業家や専門家、経営者や投資家などといった現役ビジネスマンが多いため、そのようなビジネスの第一線を張る人々と出会いたいということであればyentaがおすすめです。
LinkedInはすでにグローバルに展開しているアプリで、アメリカなどを中心にユーザーが5億人以上いると言われているグローバルOBOG訪問アプリです。
外資系企業の社員などが日本でもLinkedInを使用していることが多く、外資系企業に興味のある就活生がOBOG訪問のアポイントメントを取る際にも便利なアプリです。
Eight
Eightは名刺をスマートフォンカメラで撮影することによってデータ化することができるアプリですが、それだけの機能ではなく名刺を登録した相手がEightを使用している場合にはアカウント同士で繋がることができるという機能を持っています。
またこのOBOG訪問アプリの中で、企業名を検索することによってその企業で働いているユーザーのアカウントを見ることができます。アプリ内で名刺交換をすることもできるため、OBOG訪問のアポイントメントを取り付けることがとてもスムーズに行えます。
レクミー
レクミーはOBの自己紹介動画を見てOBOG訪問をしたい社会人を探すことができるOBOG訪問アプリです。
企業名で相手を探しつつも、初めて会うOB・OGがどのような人なのかを事前に知ることができるので安心してOBOG訪問当日も訪問をすることができます。
OBの自己紹介動画を見て、気になった人がいれば「気になるボタン」を押しましょう。それによってOBが就活生に連絡を取ってくれればOBOG訪問が成立します。
まとめ
今回の記事では、OBOG訪問がラクになる最新アプリ・サイトをご紹介していきました。OBOG訪問は自分の人脈だけで行おうとすると時間も労力もかなり掛かるものです。就活期間は時間もありませんのでOBOG訪問アプリやサイトを利用してサクッとOB・OGと出会っていきましょう。
便利なサイトやアプリでOBOG訪問するにあたって、以下の記事ではいくつか注意点やポイントをご紹介しています。ぜひこちらも読んでみてください!
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