銀行を目指す就活生の皆さんは銀行の仕事内容についてしっかりと理解できているでしょうか。

仮想通貨やフィンテックなどで金融機関、銀行を取り巻く状況は様変わりしようとしています。これからますます人工知能が発達する中で、銀行の仕事内容も変わっていくことでしょう金融機関は就活でも人気の業界です。とりわけ、色々と言われながらも、なんだかんだ銀行は安定志向のイメージが強く、根強い人気を保っています。

しかし、これから銀行の仕事の内容も変化する中で、最新の状況に目を向けておかないと取り残されてしまいます。刻々と変化する銀行の仕事内容を把握することで、画一的になりがちな志望動機などにも厚みを持たせることができるでしょう。

銀行の仕事内容

銀行の仕事内容も多岐に渡ります。まずは銀行の種類から見ておきましょう。

銀行にも種類があります。業界での立ち位置も異なります。普段、何気なくATMを利用したりしているので、馴染みはある業界かもしれません。もっとも、最近は時代の変化に伴い、銀行の役割も変わってきています。

ですから、まずは銀行の種類別に仕事内容を確認していきますここでは、4種類に分けてご紹介します。「都市銀行の仕事内容」「地方銀行の仕事内容」「信託銀行の仕事内容」「ネット銀行・その他の仕事内容」です。

ぜひ銀行の役割を理解することで、銀行の志望動機につなげてください。なお、銀行ん志望動機については以下の記事も併せて参考にしてみてください。

1「都市銀行」の仕事内容

都市銀行とは、いわゆるメガバンクのことです。日本には3大メガバンクグループが存在します。

  1. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  2. 三井住友フィナンシャルグループ
  3. みずほフィナンシャルグループ

の3種です。メガバンクといえば、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行を指します。

三井住友トラスト・ホールディングスとりそなホールディングスもこの3大メガバンクグループに続く規模です。ゆうちょ銀行も規模としては、これらの銀行に追随しています。

メガバンクは規模が大きいため、銀行の中では、ダイナミックに仕事ができる可能性もあるでしょう。全国に支店があり、海外銀行や機関投資向けのビジネスなど、グローバルに活躍する人材も必要です。他の業界に比べて、圧倒的に採用人数が多いのも特徴の一つです。

2「地方銀行」の仕事内容

地方銀行とは、その名のとおり各地域に根ざして仕事を行います。各都道府県には、必ず数行の「地方銀行」や「第二地方銀行」が存在します。

地方銀行は、2018年3月期決算において、実にその半数が本業利益で赤字になっており、今後の再編も含めて、仕事内容も変わっていく可能性も否めません。 メガバンクと違って、地方銀行は実質的な海外業務展開が難しいと言われており、仕事内容は国内業務がメインです。

一方で、広範囲な地域に密着した公共性の側面もあります。地方銀行は、地域経済に大きな影響力をもちます。準公務員のような、公的な側面もあり、やりがいのある仕事内容です。

地方銀行の約8割の貸し出し業務は赤字であり、収益性は危険な水準まで落ち込んでいますが、金融庁からの再編圧力などで、経営体制に変革がもたらされるかもしれません。

3「信託銀行」の仕事内容

信託銀行は、学生にとって一番、仕事の内容もイメージしづらいのではないでしょうか。

信託銀行の仕事内容は、一般的な銀行業である預金や貸し出しの他にも、法律に基づいて顧客の財産を管理・運用する信託業務を併せて行っています。仕事内容は、委託された財産の手続きや運用、管理などです。専門性を追求することが好きな学生には向いている仕事内容かもしれません。

また、資産の運用ということから、特に顧客との信頼関係が重要になってくるでしょう。遺言の執行など相続に関すること、不動産の仲介や、企業の株式上場に協力することなども仕事内容としてあります。その他の、仕事内容としては、機関投資家から投資信託の買い付け注文を受けて有価証券を売買、管理などです。

巨大金融グループの場合は、信託銀行を抱えています。信託銀行は、それ自体が少ないことも特徴の一つと言えるでしょう。

4「ネット銀行・その他」の仕事内容

IT産業が勃興した2000年前後から20年近く経ち、現在も人気参入が相次いでいるのが、ネット銀行です。

ネット銀行の仕事内容は、他の銀行と違って、基本的に窓口業務がありません。実店舗がないからインターネットで事足りるからです。口座数や預金残高は年々伸びています。

最近では、ローソン銀行が話題になりました。ローソン銀行はいわゆる流通系銀行と呼ばれます。イオン銀行やセブン銀行なども流通系銀行含まれます。流通の店舗にATMを展開しています。全国に展開していることが強みです。

その他、特殊なところですと、日本銀行というものがあります。言うまでもなく、日本の中央銀行です。仕事内容は、発券、金融政策、国や国際関係などです。他の銀行とは一線を画すことが、その仕事内容からも理解できるでしょう。

銀行の種類について大まかな理解できたでしょう。しかし、銀行の種類について知るだけでは不十分です。銀行を受けようと考える就活生は、同じ金融業界の証券・生命保険・損害保険も視野に入れて情報を集めなければなりません。銀行の面接では、必ず金融業界の他業種について必ず聞かれるからです。なので、この際に以下の記事を参考に金融業界全体について理解を深めておくと良いでしょう。

銀行の仕事内容【三大業務】

銀行の種類の理解が進んだところで、次によく言われる銀行の仕事の内容の中での、三大業務を見ていきましょう。三大業務は銀行法という法律で定められている銀行の仕事内容です。この三大業務とは、預金業務、貸付業務、為替業務のことです今まで見てきたように、銀行も新規参入や自由化の影響でサービス・仕事内容が変わってきましたが、この三大業務は、銀行の仕事としてははずせません。

1銀行の仕事内容ー預金業務編

まずは、学生でも一番イメージが湧きやすい仕事内容であるのが預金業務です。

預金の言葉とおり、個人や法人が銀行に口座を作って、資産を預けます。それらを管理・運用する業務です。預金者が自らの口座へお金を預けたり、引き出したりできます。銀行の窓口やバッグスペースで行員が作業している姿を目にしたことがあると思います。

預金業務にも、多くの種類があります。それに付随して仕事内容も変わってくるでしょう。一般的な普通預金や定期預金、その他に当座預金、通知預金や仕組み預金など様々な種類があります。

2銀行の仕事内容ー貸付業務編

続いての銀行の仕事内容は、貸付業務です。

仕事内容は、お金の融資です。学生であれば、住宅ローンなど個人の顧客に対する貸し付けはイメージが湧きやすいかもれません。法人対象では、企業の運転資金などに貸し付けします。行は、貸した金額に対して利息を得ることで利益が発生します

融資したお金は回収しなければなりません。貸したお金が返ってこなければ、銀行の経営は悪化してしまいます。貸付業務では、お金を貸す際の審査や返済計画などを顧客と共に考えることです。

3銀行の仕事内容ー為替業務編

最後の仕事内容は、為替業務です。

こちらも生活に深く関わっています。為替というと、外国為替相場などをイメージしがちですが、ここでいう為替は振り込みのことです。債券や債務の決済で振り込みを行うことです。今では考えられないかもしれませんが、昔は給料の支払いと言えば手渡しでした。給料が振り込みされるようになって、雇用者も従業員も便利になったのはいうまでもありません。学生ですと、アルバイト代の振り込みやスマホ代の口座振替などを考えると理解しやすいでしょう。

現在は、ネット銀行はもちろんそれ以外の普通の銀行でも、ネット決済が主流となっています。

職種別銀行の仕事内容

銀行の仕事内容は職種別によっても異なります。銀行の職種は、銀行によって名称が異なりますが、一般的には「総合職」と「一般職」に分けられます。ここでは、「総合職」と「一般職」から銀行の仕事内容を確認していきましょう。

1銀行の仕事内容ー「総合職」編

「総合職」の仕事内容は、銀行の中枢の基幹業務を行います。

地域を限定せず、全国あるいはグローバルに仕事を行います。幅広い仕事を行い、キャリアステップアップを目指します。銀行によっては、「エリア総合職」や「地域限定総合職」などがあります。転勤を伴わない異動範囲が限られる職種などです。

その他に「総合職」ではあるけれど、ある特化した分野のみで活躍する場合もあります。「総合職」の中でも、いろいろな形態があることがわかります。各銀行のホームページに記載されていますので、名称とともに確認してみましょう。

2銀行の仕事内容ー「一般職」編

「一般職」の仕事内容は、主に銀行の顔として、窓口業務などを担当します

男女雇用機会均等法の影響で募集要項に記載はありませんが、ほとんどが女性の採用です。男性が応募してもまず採用されナイト考えるべきでしょう。

銀行によっては、「一般職」でも、高度な専門性が要求されるプロフェッショナル人材の雇用もあります。また、「総合職」と「一般職」で区別しない採用を行い、入社後は実質女性のみ「一般職」の仕事を全般にすることになるケースもあります。もちろん、職種別採用をしていないので、窓口を担当したあとに、「総合職」の仕事をすることもあるでしょう。

これからの銀行の仕事内容

銀行は現在、大きな渦の中にいる業界と言っても過言ではありません。それに伴い、銀行の仕事内容も変わっていくことでしょう。少し前には、「銀行消滅」などの見出しが週刊誌をおどりました。フィンテックやAIとの関連の中で、今後どのようなビジネスモデルを展開していくのかが気になる業界と言えるでしょう。まさに、銀行業界は過渡期にあるといえます。これからも業界の再編や海外資本の参入など注目度が高い業界です。

銀行の志望動機を以下でご紹介するようなフィンテックと絡めて作成するのも一つの手かもしれません。「志望動機が無い!」と悩んでいる学生は以下の記事とともにこちらの記事も参考にしてみてください。

1銀行の仕事内容から業界の展望を探る

電子マネー、モバイル決済、フィンテック

急激にモバイル決済や仮想通貨が出始め、金融業界もその流れに乗っています。日本では、電子マネーが普及するとともに、モバイル決済という新しいビジネスモデルが確立されてきました。電子マネーやモバイル決済により、フィンテックによる金融サービスが金融業界に新しい風をもたらすでしょう。フィンテックとは、IT技術と金融サービスの融合を指します。

仮想通貨

また、最近特に注目を浴びているのは、仮想通貨です。不正流出事件の影響がありましたが、今後の動向が気になります。銀行業界では、フィンテックに力を入れており、それに伴うような、仮想通貨関連の業務も発生することでしょう。ホットな話題としては、銀行業界を管轄する金融庁が、フィンテック対応などを目的として、組織改正を実施しました。今後、仮想通貨を含むフィンテックが市場に影響を与えることを見据えているのでしょう。

2未来の銀行の仕事内容とは?

情報データ提供

今までは、銀行は企業などにお金を貸すことで、運営を行う支えになってなってきましたが、今度は、情報やデータの提供を行う仕事内容に変わっていくと言われています。国内の情報サービスのリーディングカンパニーでは、実証研究も行われ始めました。企業情報のデータベース化が進めば、企業と企業を結び付けるマッチングビジネスの機会も広がっていくことでしょう。新たな資金需要の掘り起こしにもつながっていきます。

他業種との連携

超低金利やますますキャッシュレス化も進む中で、他業種との提携も進み始めました。対話アプリ大手のLINEとみずほフィナンシャルグループとの提携が先日発表されたばかりです。スマートフォン決済をにらんだ他業種との連携でしょう。銀行は銀行法により、新しいビジネス展開への限界があります。そのような状況下で、他業種との連携がカギになりそうです。

人工知能(AI)の活用

これからは人工知能(AI)が融資審査などの分野でも存在感を発揮していくことでしょう。銀行への人工知能(AI)の進出により、新しいデジタル技術が経済構造の転換を促進します。その中で、人工知能(AI)が担う部分と、一方で銀行の仕事内容として、人間が担わなければならない部分も必ずあります。時代の変化をとらえて、日々アンテナを張っておくことが肝心と言えます。これからの銀行の仕事内容のあり方に、人工知能(AI)が関わってくるのは避けようがありません。

知って得する!変化する銀行の仕事内容まとめ

今まで見てきたとおり、銀行業界はこれからも変化が問われます。学生側は、正確な情報を仕入れて、常に金融、社会にアンテナを張る必要があります。日本経済新聞や経済誌、インターネットの正確な情報を駆使して、就活に備えましょう。さらに、銀行業界に就職してからも、自己研鑽は欠かせません。

人工知能(AI)がさらに銀行業界に進出すれば、銀行の仕事内容も変わってきます今後は、銀行に来店しない顧客層は確実に増えていくことでしょうそのときに、対策を考えていては、出遅れてしまいます。これからの社会に向けたアプローチを銀行も迫られています。

銀行業界に限りませんが、時代の変化を見極めて、仕事の内容を把握する必要が学生にもあります。

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