就活全戦全勝!就活最難関の日本IBMの内定を勝ち取った理由とは。

内定者インタビュー

外資・日系のトップ系企業を目指す就活生にとってはIBMといえば喉から手が出るほど内定が欲しい企業の一つでしょう。そこから内定を勝ち取ることは至難の技です。しかし、法政大学情報科学部の保坂和久さんはIBMを含む難関トップ企業3社から内定を獲得!学生時代にインターンとアルバイトで自分を成長させ続けていた結果、物事を多角的に見れるようになったと話す保坂さん。そんな保坂さんの面接のコツや企業分析の仕方などを包み隠さず就活Hackにぶっちゃけてくれました!

4年間続けたインターンシップ

平川
噂によると就活無双していたとの話ですが、学生時代はどんなことに力を入れていましたか?

保坂
2つあって、1つ目はインターンシップ。2つ目はアルバイトです。

平川
インターンシップではどのようなことをやっていましたか?

保坂
コンサル兼新規事業立ち上げのベンチャー企業で、データ分析や資料作りから始まり最後はリーダーとして顧客と一緒にミーティングをしたり、新規事業の提案をしていました。

平川
もう社会人の一員みたいな感じですね!始めたきっかけはなんですか?

保坂
社長が起業するにあたり、学生を取りたいとなっていた時に知人の紹介があったので、やってみようと思い始めました。

平川
リファラル採用ですね。やっていく中で一番大変だったことはなんですか?

保坂
システム開発を担当していた時に、時間がタイトになることが多くそこは大変でした。学校の課題だとサボった時に大変なのは自分ですが、仕事の場合当たり前ですが他人に迷惑がかかる。そんなプレッシャーもありました。

平川
そうですよね、責任重大ですね。楽しかったと思うことは何でしょうか?

保坂
実は最初に携わったお客さんが、ストレスで入院してしまうほど大変そうでした。でも、自分が開発したシステムによって仕事が何倍にも早く終わるようになり、後半には感謝と今すごく楽しいということを伝えられた時ですね。

平川
やっぱり目に見える部分はモチベーションにつながっていきますよね。
インターンのメンバーでの一枚

インターンのメンバーでの一枚

自己の成長につながった予備校チューター

平川
アルバイトはどのようなことをしてたのですか?

保坂
予備校でのチューターです。

平川
チューターのアルバイトを選んだきっかけはなんですか?

保坂
自分の成長を期待して選びました。

平川
成長ですか。仕事を通して成長したなと実感したことはありましたか?

保坂
営業力と広報力ですね。入塾に繋がる営業や講座の提案をする力や予備校の魅力を学生や保護者に発信する広報もやらせていただきました。

平川
なるほど。苦労したこともあったんではないでしょうか?

保坂
今まで経験のないことへのチャレンジだったので、何回も挑戦し改善していくことは大変でした。何回も研修を受け、社員の方にアドバイスをいただきました。ただその経験が就活にも活きていきました。

平川
なるほど、大変ながらも得るものは大きかったということですね!
予備校で担当した生徒たちとの一枚

担当した生徒たちとの一枚

夏のインターン

平川
次に就活に関して聞かせてください。まず就活のスタートはいつでしたか?

保坂
3年夏のインターンです。ここではIBMとNTTデータの2社に参加しました。

平川
いきなり有名企業!参加理由はどのようなものでしょうか?

保坂
トップを知ることにより、色々見えてくるものがあるだろうと思い参加しました。それぞれ5daysに参加し、ビジネスコンテストや実際の業務に関わるようなことをしました。

平川
楽しそうですね!難関2社の選考を突破できた理由はなんだと思いますか?

保坂
3点あります。1点目は志望理由と自己PRの徹底した添削です。選考まで人事と顔を合わせることがないからこそ、何を伝えたいのかを第3者の目線も交えながら、整理していきました。

平川
なるほど!2つ目はなんですか?

保坂
Webテストの対策です。特にIBMのWebテストは独特だったので、市販の問題集やネット上にある問題を解き、こちらも徹底して対策していきました。

平川
最後、3つ目はなんでしょうか?

保坂
グループディスカッションの参加姿勢です。チームの状況を見極めて、自分がどういった役回りをすべきなのかを判断して参加することを意識していました。僕自身は議論をまとめたりするリーダー的な役割が多かったです。

平川
3点ありがとうございます。かなり参考になりそうです。ちなみにインターンに行くメリットって何だとおもいますか?

保坂
実際の業務内容がわかるだけでなく、現場の雰囲気を肌で感じられることです。また会社によるとは思いますが、ある程度の期間のインターンに参加すると早期選考がある会社も存在するので、機会を増やすという意味でもやるべきかなと思います。

平川
なるほど、迷ったらやるべきですね。この時就活の軸はどのようなものでしたか?

保坂
多様性を尊重してくれること、ある程度仕事を任せてもらえること、社員の雰囲気が良いこと。これを軸にしており、この時点からIBMが第一志望でした。

平川
そうだったんですね。インターンが終わった後の就活の進め方はどうでしたか?

保坂
視野を広げるために多くの説明会に足を運んでいました。ただ、ITやコンサルといった業界に行きたいと考えていたので合同説明会には行っていないです。

平川
その2つの業界に絞れた理由は何でしょうか?

保坂
インターンと予備校の経験で、どちらも現場の課題を洗い出し目標に対し、決められた期間で結果を出すということをやってきておりこれはコンサルに近いなと考えました。また、ITは社会に対する影響度が大きいなと感じていたからです。

平川
過去の経験から決めていった形ですね!
IBM内定者の保坂和久さん

本選考に向けて

平川
その後本選考はどのくらい説明会に行ってエントリーしましたか?

保坂
説明会は20社くらい行きました。そこから、3社ほどエントリーしていきました。

平川
かなり少なく絞りましたね!

保坂
実は2月に外資系ITの企業から内定をいただいており、この企業も第3希望以内に入っていたため、それより志望度の高い企業に絞ってエントリーをしました。

平川
なるほど、早期の内定が企業選びのボーダーラインを作ってくれてたんですね!その他で就活のマイルールってありましたか?

保坂
就活生同士の勝負と思わないことです。対企業に対してエネルギーを使うようにしていました。しかも受かった際はそこにいる人たちが同期になる訳なので。選考が終わった人とお昼を食べにいったりしていましたね。

平川
そのような姿勢でよかったと感じたことはありますか?

保坂
情報交換ができたり、その企業に対して様々な側面の意見を聞けたりしてお互いに深掘りができた点はよかったと思っています。

平川
多角的に企業を観れるようになりそうですね。他に企業研究や業界研究などは行なっていましたか?

保坂
就活サイトやニュースサイトも参考にしていました。ですが、一番はやはり企業の方に話を聞くことかなと思い、そこから情報収集していました。

平川
やはり直接の声はリアルですよね。具体的にどのような質問をしていたのでしょうか?

保坂
3社に絞っていたというのもあったんですが、お互いの企業の評価批判をしてもらっていました。

平川
面白いですね(笑)この質問からどのようなことを得ていましたか?

保坂
自社の課題や強みについて聞くことで深く理解したり、複数人に聞くことで共通するものが見えてきたりしました。ここから面接で話す内容なども考えていました。

平川
いいですね!ちなみに結局3社とも内定をもらったということですが、面接のコツはあったりしますか?

保坂
出来るだけ人事の人と会話をすることを意識していました。端的に言いたいことだけ伝えて、質問の余地を残すことで会話になるようにしていました。

平川
なるほど!かなり準備はしていましたか?

保坂
話すことに矛盾がないように、エントリーシートを文字起こして、深掘りしたりしてかなり準備はしていきました。

平川
話をする際に気をつけていたポイントはありますか?

保坂
相手の立場に立って話を進めることと、エピソードをいくつか用意し、相手に刺さるものを探りながら話すことです。1つのエピソードでも色々な角度から話すことで受け取られ方も変わると思うので。

平川
相手の反応を見ながら会話を進めて言ったんですね!
IBM内定者の保坂和久さん

内定先の決め方

平川
結果、内定先も含めて3つの内定をもらって最終決定するのに悩むことはありましたか?

保坂
正直ありました。そもそも日系か外資かでも大きく違うということもありました。

平川
具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

保坂
やはり実力主義と年功序列みたいな話も少しはあるかなと思いますが1番は多くの国の人がいるかどうかですかね。日系も増えてきてはいるけど、やはり外資の方が様々な国の人が一緒に仕事をしていると思ったからです。

平川
多様性の部分ですね。他にもありますか?

保坂
最後はやはり直感ですね。そこを言語化しようとするなら1番は内定者の同期です。

平川
同期ですか。どのような点に惹かれたのでしょうか?

保坂
積極的な人が多かったのと、様々なバックボーンを持った人が多かったかなと思いました。ここも結局多様性といった部分と、後はやはりお互いが刺激になると感じました。

平川
環境は大切ですよね。他まだあったら教えてください!

保坂
企業の魅力として、やはり世界を引っ張ってきたという点と潰れかけたけれど乗り越えてきた強靭性は惹かれました。

平川
なるほど!わかりました!

IBM内定者の保坂和久さん

内定をもらえた理由

平川
では、内定をもらえた理由は何だと思いますか?

保坂
これは他社のフィードバックでもあったんですが、いろんな視野と視座で物事を見て、高い視点で話ができていた点が評価されたと思います。

平川
それは普段から意識していた点でしょうか?

保坂
多くの経験、特にインターンでは社長の方と話す機会があったり、逆に現場社員と話すこともある。その時々に応じて視野を変えていくということをしてきたのが経験として積み重なったかなと思います。

平川
納得です。就活を終えて、後輩にアドバイスなどはありますか?

保坂
使える手は全て使って欲しいと思います。

平川
というと?

保坂
例えばOBOG訪問の際も、人事の方にこういう話を聞きたいんですといって設定してもらったりなどですかね。チャンスはたくさんあると思うので、諦めずに行動しきって欲しいです。

平川

諦めない気持ちは相手にも伝わるということですね!

IBM内定者の保坂和久さん

未来のわたし

平川
最後の保坂さんの将来のビジョンを教えてください!まずは、4月から入社する中でなりたい姿はどのようなものでしょうか?

保坂
お客さんや仲間にとってかけがえのない存在、つまり保坂がいないとダメだよねと言われるような存在になっていきたいと思います。後は、どんなに小さなものでもリーダーを早いうちから経験できるように頑張っていきたいとも思っています。

平川
なるほど。会社ではなく個人で仕事ができるビジネスマンになりたいということですね。保坂さんの活躍期待しています。社会でも全戦全勝目指してください!

保坂
ありがとうございます!

平川
こちらこそありがとうございました!!

コメント

Copied title and URL