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「エントリーシートは『です・ます』調の敬語で書くべき?それとも『だ・である』調がいいの?」このようにエントリーシートの文体について迷っている人は少なくないでしょう。確かに常体、敬体どちらにしなければならないという決まりがないため、就活生自身に判断が委ねられているように見えます。そのため一層、どちらの文体を使うべきか迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、エントリーシートで「です・ます」調の敬語を使うべき理由や、間違えやすい敬語、「です・ます」調を使わなくてもいいケースなどについて詳しく説明をしていきます。この記事を読んでいただければエントリーシートで使うべき敬語や、逆に常体を使ってもいい場面などをハッキリと理解することができますよ。

エントリーシートは「です・ます」調の敬語を使うべき

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最初に結論を言うとエントリーシートには「です・ます」調の敬語を使うべきです。その理由としては、

  • 就活生の8割程度がエントリーシートに「です・ます」調の敬語を使っている
  • 業界未経験の新卒の場合には特に企業に敬意を払うべき
  • ビジネスシーンで相手方に手紙を送る場合には敬体がふさわしい

という理由があります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

就活生の8割程度がエントリーシートに「です・ます」調の敬語を使っている

1つ目のエントリーシートに「です・ます」調の敬語を使うべき理由は、「ほとんどの就活生がエントリーシートに敬体を用いている」ということです。

多くの就活生が使っているから模倣して使うべきだということではありませんが、やはり丁寧な言葉遣いで書かれているエントリーシートが80%程度ある中で、常体で書かれたエントリーシートは悪目立ちしてしまう場合があります。

業界未経験の新卒の場合には特に企業に敬意を払うべき

2つ目のエントリーシートに「です・ます」調の敬語を使うべき理由は、「業界未経験者である新卒が『だ・である』調の常体を使うことは印象が良くない」ということです。

スキルもなく入社した際には教育される立場の就活生は、企業のお世話になるということが前提です。そのような場合には企業に対して敬意を払うということは当然のことです。

人間関係でもそうですが経験者に対して敬意を払うということは当たり前のこと。それは就活生と企業という関係でも変わりはありません。

ビジネスシーンで相手方に手紙を送る場合には敬体がふさわしい

3つ目のエントリーシートに「です・ます」調の敬語を使うべき理由は、「ビジネスシーンで相手方に手紙を送る場合には敬体がふさわしい」ということです。

ビジネスシーンで扱われる文書、メールや手紙などを想像してほしいのですが、その全ては敬体で書かれているはずです。そしてエントリーシートもビジネスシーンで扱われる文書の1つです。そういう観点からもエントリーシートは「です・ます」調の敬語で書くべきだといえます。

エントリーシートの「です・ます」調で間違いやすい敬語一覧

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次にエントリーシートの「です・ます」調で間違いやすい敬語について見ていきましょう。

気をつけるべきポイントとしては、敬語を使う際に尊敬語と謙譲語を間違えないということです。

尊敬語と謙譲語の違いは、目上の人の行動は尊敬語で表現する・目下の人の行動は謙譲語で表現するということです。つまり就活における目上の人は企業の社員全員であり、目下の人は就活生本人となります。エントリーシート内に大学の先輩や後輩が登場する場合には尊敬語・謙譲語を使う必要はありません。あくまでエントリーシートで敬語を使うのは社員と就活生本人の2者だけです。

これはエントリーシートだけではなく面接などでも見られるポイントのため気をつけて用いるようにしましょう。

以下に動作の尊敬語・謙譲語の対応表を記載しますので参考にしてください。

 

常体 尊敬語 謙譲語 常体 尊敬語 謙譲語
言う おっしゃる 申し上げる 会う お会いになる お目に掛かる
見る ご覧になる 拝見する 与える くださる 差し上げる
行く いらっしゃる お伺いする 受け取る お受け取りになる 利用いたす
食べる 召し上がる いただく 考える お考えになる 拝察する
する なさる いたす 帰る お帰りになる おいとまする
来る いらっしゃる 参る 知る ご存知だ 存じる
いる いらっしゃる おる わかる ご理解いただく かしこまる
聞く お聞きになる うかがう 座る おかけになる お座りする

 

エントリーシートで「です・ます」調などの敬語を使わなくていいケース

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それでは最後にエントリーシートで「です・ます」調などの敬語を使わなくていいケースについて見ていきましょう。

文字数制限が厳しい場合

1つ目のエントリーシートで「です・ます」調などの敬語を使わなくていいケースは「エントリーシートの文字数制限が厳しく、敬体を使った文体では書きたいことが十分に書けないとき」です。

「書いた」と「書きました」では2文字の差が生まれてしまいます。1単語だけを見るとたった「2文字」ですが、これが多く積み重なることによって字数に大きな差が生まれてしまいます。同じ内容の文でも敬体・状態でどれだけの字数が生まれるのか見てみましょう。

・常体

その夜おれと山嵐はこの不浄な地を離れた。船が岸を去れば去るほどいい心持ちがした。神戸から東京までは直行で新橋へ着いた時は、ようやく娑婆へ出たような気がした。山嵐とはすぐ分れたぎり今日まで逢う機会がない。

・敬体

その夜おれと山嵐はこの不浄な地を離れました。船が岸を去れば去るほどいい心持ちがしました。神戸から東京までは直行で新橋へ着いた時は、ようやく娑婆へ出たような気がしました。山嵐とはすぐ分れたぎり今日までお逢いする機会がありませんでした。

引用元:https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html

それぞれ常体と敬体では100字程度の字数がありますが、15文字の字数の差が生まれました。15文字の字数があればもう1メッセージエントリーシートに書くことができるでしょう。

「だ・である」調で印象をコントロールしたい場合

2つ目のエントリーシートで「です・ます」調などの敬語を使わなくていいケースは「あえて『だ・である』調を使うことによって、採用担当者に与える就活生本人の印象をコントロールしたいとき」です。

例えばすでに一定の職業経験がある場合などには常体を用いることによって、毅然とした態度を示すことができるでしょう。

また、あまりに敬語を用いすぎることによってまどろっこしい印象を残してしまう場合もあります。

「だ・である」調が与える印象

「だ・である」調の常体を用いることによって採用担当者に与えられる印象を紹介していきます。もし自分自身が与えたい印象に当てはまっている場合には常体を効果的に用いることができるはずです。

  • ハッキリと明確に主張をしている印象を与えることができる
  • 表現が簡潔で分かりやすい印象を与えることができる
  • 言い切りの形が自信を持っているような印象となる
  • 短くて読みやすい印象を与えることができる

上記のような印象を与えるのが「だ・である」調です。

一方で採用担当者によっては尊大な印象を与えてしまう場合もあるため、どうしても使いたいというときのみ用いるようにしましょう。

エントリーシートは「です・ます」調の敬語がベター!

今回の記事では、エントリーシートで「です・ます」調の敬語を使うべき理由や、間違えやすい敬語、「です・ます」調を使わなくてもいいケースなどについて詳しく説明をしていきました。

繰り返す通り、基本的にエントリーシートでは「です・ます」調の敬語を用いることが望ましいです。記事内で紹介した「だ・である」調を使ってもいいケースに当てはまらない場合には敬語を用いてエントリーシートを記入しましょう。またその際には今回紹介した間違いやすい敬語についてもチェックしながら筆を進めていきましょう!

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