Clker-Free-Vector-Images / Pixabay

就活活動の面接では、相反する質問もされます。たとえば、「長所」と「短所」。これはわかりやすい正反対の言葉です。「自己PR」を聞いて、そのあとに続けて「短所」を問う場面もあります。しかし、慌てる必要は全くありません。こちらも正反対のことを聞いています。「自己PR」は自分のアピールする点、それに対して「短所」、やはり正反対ですが、冷静に対処すればよいのです。

1.「自己PR」と「長所」の違いを理解して「短所」を考え、面接で答える

742680 / Pixabay

「自己PR」「長所」「短所」はそれぞれ就職活動では、鉄板の質問です。まずは、これらを整理しておきましょう。特に「自己PR」と「長所」は微妙に異なります。「短所」の意味は間違えようがありませんが、しばしば「自己PR」や「長所」と対で聞かれることもあります。面接では、「自己PR」と「長所」の違いを理解して「短所」を考えましょう。言葉の整理をして、面接官の質問の意図を汲み、適切な回答を心がけてください。

①「自己PR」とは何か?

「自己PR」は相手、つまり企業を意識したアピールにつなげていく必要性があります。企業にはそれぞれ、業界のカラー、仕事や職種に求める人材や適性があります。もちろん、企業におもねる必要はありません。自己理解を進めた結果、あなたの引き出しにマッチする結合点があれば、その引き出しを開けましょう。企業はあなたの特性と自社のマッチングを意識しています。

②「長所」とは何か?

「長所」は企業のことは関係ありません。あなたの性格や気質などの優れた部分です。純粋にあなたの良いところです。特に気質は「生まれ持ったもの」ですから、変えようがありません。ただし、人事採用担当者や面接官、つまり他人は見た目であなたの「長所」はわかりません。必ず、裏付ける根拠を示す必要があります。

③「短所」とは何か?

「短所」は当たり前ですが、「長所」の反対です。つまり、あなたの性格や気質などの劣った部分です。純粋にあなたの悪いところです。言葉で表現すると、少し重たいですね。言い換えると、欠点やウィークポイントくらいが、柔らかい表現になります。就職活動で答える「短所」ですから、改善のための努力ができるものや、工夫することで乗り越えられる可能性があるものがベターです。

2.面接で答える「自己PR」と「短所」のポイント

geralt / Pixabay

①面接での「自己PR」のポイント

面接では、アピールの場だと思って話過ぎる学生が必ずいます。アウトプットが得意な学生ほどその傾向が強くなります。話過ぎには注意しましょう。人事採用担当者や面接官はあなた以外とも面接をたくさんします。一人よがりの「自己PR」になることは避けたいところです。以下、ポイントを3点あげました。

  • 指定がない限り1分以上話さない

 面接官が指定しない限り、1分以内で話してください。これは自分が面接官になれば、すぐにわかります。冗長は絶対に避けましょう。最近、ビジネス書のベストセラーで「1分で話せ」という本があります。気になる方は、是非読んでみてください。

  • 話の組み立てに注意する

 自分が何を話しているかわからないということは、面接官はなおさらわかりません。話す内容は事前に組み立てておきます。もちろん、丸暗記はする必要ありません。しかしながら、準備もなく、自己理解も進めず丸腰で挑むのはいただけません。これは、就職活動に限ったことでもありません。

  • 結論から具体的な話へ

 話の着地点、この場合は「自己PR」ですから、企業にアピールすべき結論を真っ先に明らかにします。着地点がはっきりしていれば、まず迷走することはありません。結論を話して、根拠となるエピソードを話しましょう。時間的に余裕があれば、学びや得たことも盛り込みましょう。話が長くなれば、最後の部分は削ってもかまいません。なぜならば、興味があれば、面接官から絶対聞いてくるからです。

【自己PR例文】

「(結論)私の自己PRは客観性を担保して、冷静な判断を下せることです。(根拠)小学校から15年以上、野球を続けています。身体は大きくありませんが、小中学校時代は、守備やバントなどの小技が得意でした。試合では主に2番ショートでチームに貢献してきました。しかし、高校からは、部員が増えて、スポーツ推薦で強豪チームからの選手が半数を占めました。途中で退部も頭を過りました。そんなとき、監督からの一言が、今の自分を形成しています。『マネージャー任せたい』その言葉に私は悲観しません。むしろ、渡りに船でした。選手としては限界を感じていたからです。マネージャーとして、野球を客観的に見ることを学びました。相手チームのクセや選手のときには気づかなかった視点も身に付きました。大学では野球サークルで、監督の役目も任され、常に冷静な采配で試合や選手起用を心がけられています。」

②面接での「短所」のポイント

企業は何もあなたの「短所」、欠点を責めたいわけではありません。人間には大なり小なり、誰にでも「短所」があるからです。人事採用担当者や面接官は、あなたが「短所」をどのように認識しているかを知りたいのです。「自己PR」と「長所」について理解が進んだと思います。最後にここでは、「短所」のポイントを4つあげました。

  • 「短所」に対しての「客観的な判断」

 自己理解、自己分析が出来ているか知りたいところです。

  • 「短所との向き合い方」

 短所をどのように認識しているのか知りたいところです。

  • 「克服に向けた努力」

 「短所」をそのまま、「短所」として放置してないか知りたいところです。成長意欲が測れます。

  • 「致命的な短所」ではないか

 仕事に支障がある「短所」は避けましょう。遅刻魔、約束が守れない、また言葉選びも重要です。同じことを示していても、言葉一つでイメージが異なります。注意してください。

【短所の例文】

「(結論)私の短所は、計画性が乏しいことです。性格的に思い立ったら、すぐに行動に移してしまいます。(根拠)大学のゼミの討論会では、リーダーに立候補して、決勝大会まで進みました。しかしながら、私の行動力が裏目に出て、最終的に敗退しました。リーダーに立候補して、チームを鼓舞して、牽引してきたものの、計画性に難があったことは否めません。メンバーは10名おり、役割分担は行いましたが、計画性の詰めが甘かったと思っています。本番までの期限と準備の配分を見誤りました。本番を想定した練習不足が敗因です。行動力も大切ですが、計画性をもって、プロジェクトを遂行する俯瞰力を鍛えたいと思っています。現在は、後輩が増えてきたので、ノートに個々の状況を分析して、計画がスムーズになる努力をしています。逆算して物事を考えることを意識しています。」

【NGな短所の回答例】

「私の自己PRは~です。一方、短所はありません。」

短所のない人間はいません。もし自分には見当たらないと思う学生は、自己理解を進めたり、他人にあなたの欠点をしてきもらいましょう。

面接鉄板質問!「自己PR」と「短所」について【例文付き】のまとめ

就職活動の面接では、「自己PR」と「短所」はまず聞かれる質問だと思っておいた方がよいでしょう。企業は「自己PR」ではあなたのアピールポイントと企業のマッチング、つまり貢献できる人材かを見極めます。一方、「短所」では、あなた自身が自分としっかり向き合っているか、さらにマイナス面をいかに克服する姿勢や態度を知りたいのです。克服まではしていなくてかまいません。克服していれば、それはもはや「短所」ではないからです。

就活メンターズで「就活で成功した先輩」に相談してみよう!

就活メンターズとは、ビジネスの最前線で活躍する社会人と就活生のマッチングサービスです。長期的に就活相談に乗ってもらうことはもちろん、メンターから企業への推薦をもらうことができるサービスです。

全国の気になるメンターへ誰でも申請を送ることができます。相談は、対面ではもちろん、テレビ電話やチャットといったオンライン上でのやり取りも可能です。

就活真っ最中の34年生だけでなく、12年生で就活について考えている大学生も気軽にキャリア相談することができます。

また、2019年4月26日から「就活でよくある悩み20〜要因と解決のためのヒント〜」を就活メンターズ登録者にプレゼント中!

ログイン後「アカウント情報」ページでプレゼントをお受取り下さい。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事