就活生必見!「自己PR」の書き方とポイントを徹底紹介

ES

日ごろ意識することの少ない自分の長所や強み。意識することがなかなかない分、「自己PR」をどのように作成するか迷っている就活生は多いのではないでしょうか?今回はそんな就活生の悩みを解決するために、「自己PR」の書き方とポイントについて説明します。また、業界別に好まれるエピソードや就活生が「自己PR」を作成する際に疑問に感じていることをQ&A形式で分かりやすく説明しているので是非参考にしてみてください。

「自己PR」作成のポイント

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まず始めに、「自己PR」を作成する際のポイントをご紹介します。「自己PR」はあなたの第一印象を決める上でとても重要なものになります。「自己PR」を作成する際は以下のことを意識し、採用担当者が思わず、「この人と会ってみたい!」と思うような「自己PR」にしましょう。

企業にとってメリットのあるPRポイントか

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「自己PR」とは、採用担当者が「あなたにはどんな強みがあるのか」を把握し、「その強みは会社にとってメリットになるのか」を判断するためのものです。そのため、「自分がアピールしたいもの」を書くだけでなく、「その企業がどのような学生を求めているのか」を考えた上で作成するようにしましょう。

 

会社が求めている人物像を知るためには主に、ホームページを見ることや、会社説明会への参加が挙げられます。しかし、それだけでは得られる情報は限られ、他の学生と差別化することはできません。そこで、インターンシップやOB・OG訪問を積極的に行い他の学生と差別化できるようにしましょう。

 

PRポイントを裏付けるエピソードはあるか

どんなによいPRポイントを羅列しても、それらが本当であることを採用担当者に証明することができなければ、納得してくれません。PRポイントと一緒に、それを裏付けるエピソードも述べ、採用担当者を納得させましょう。

「自己PR」の基本構造

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次に「自己PR」を書く際の基本的な構造について紹介します。これは、「自己PR」と同じく頻出設問である、「学生時代に力を入れたこと」の欄にも応用できるので是非参考にしてみてください。

 

1 PRしたいことを一言で書く

 聞かれた質問に対して、結論から一言で書く。

  例 私は、「1度始めたことはあきらめない」人間です。

2 背景や前提を書く

 どのような活動をしてきたのか、なぜそのような活動をはじめたのか、知らない人にも伝わるように分かりやすく書く。

  例 大学では、新しいことに挑戦したいと思い、未経験ながらサッカーサークルに入りました。そのサークルでは、毎月、代表メンバーを選出し、大会に参加していました。

3 問題点を書く

 問題点や課題となったことを書く。

  例 しかし、サークル内の多くが経験者で、初心者の私はなかなか大会のメンバーには選ばれませんでした。

4 どのような行動をしたのか書く

 問題や課題を解決するために取り組んだ内容を書く。数字などを使って具体的に示しましょう。ここが、あなたの価値観や性格を伝える最重要ポイントになります!

そこで、私は毎日朝練を2時間、腹筋背筋を100回ずつというメニューを自主的に1年間実施しました。

5 結果を書く

 行動した結果、どのような成果に結びついたのか書く。勝敗や売り上げなど客観的な評価だけでなく、他人からの評価も入れるとより良いものになります。

  例 その結果、代表メンバーに選出され、大会では3位になることができました。先輩からも「見違えるほど上手くなったね」といっていただくことができました。

6 まとめ

 1で述べた内容と関連させ、この経験から学んだこと、得たことを書く。

  例 このように、私は一度始めたことは諦めずに努力し、目標を達成することができます。

業界別!好まれるエピソード一覧

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次に、業界別に好まれる「自己PR」のエピソードをご紹介します。必ずこれでなければいけないというわけではありませんが、是非参考にしてみてください。

 

サービス

・塾や飲食店などでアルバイトした経験

・人のために貢献した経験

小売

・店舗などでのアルバイト経験

・幅広い年代に対する接客経験

情報・通信

・失敗を恐れず、自ら挑戦した経験

・自ら働きかけて変化をもたらした経験

建設・不動産

・チームワークで成し遂げた経験

・組織や人を支えた経験

マスコミ・メディア

・大勢の人に働きかけた経験

・自らのアイディアで成し遂げた経験

金融

・地道に取り組んだ経験

・チームワークで成し遂げた経験

商社

・異なる価値観の人と1つのことに取り組んだ経験

・周囲を巻き込んだ経験

・一から作り上げた経験

メーカー

・自らのアイディアで成し遂げた経験

・企業が扱うものと一致した研究経験(理系職種)

Q&A

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就活生によく聞かれる「自己PR」についての質問をQ&A形式でご紹介します。「自己PR」だけでなく、他の設問に使えるものもあるので是非、疑問を解消していってください。

Q 何文字で作ればいいの?

A 基本的に、400文字程度が理想とされています。しかし、最初は難しいと思うので、まずは伝えたいことを全て記入し、そこから400文字程度に削っていくようにしましょう。 

Q 嘘をついたらだめ?

A 基本的にNGです。エントリーシートに記入したことは面接でも聞かれるため、嘘のことを書くと話せなくなり、うそがばれてしまったり、面接官にコミュニケーション能力が低い印象を与えてしまうおそれがあります。

Q 高校時代やそれ以前の経験でもいいの?

A 高校生時代の経験であればあまり問題はないですが、小学校や中学校までさかのぼると伝わりにくくなるため、なるべく現在に近い内容を書くようにしましょう。

Q 違う会社のインターンシップに行った話しをしてもいいの?

A まったく問題ありません。違う会社に言ったからこそ、受けている会社の良さが分かるのであえて隠す必要はありません。

Q 「自己PR」と「学生時代に力を入れたこと」に同じエピソードを書いてもいいの?

A 出来れば異なるエピソードが望ましいです。複数の引き出しを持っていたほうがあなたのよさが伝えやすくなります。どうしてもない場合は、同じエピソードでも違う切り口から伝えるようにしましょう。 

Q 字数は制限いっぱいまで書かなきゃだめ?

A 制限字数ぎりぎりまで書くようにしましょう。空欄が目立つと採用担当者に志望度が低い印象を与えてしまいます。字数を目いっぱい使ってあなたの想いを表現するようにしましょう。

Q 語尾は、「です・ます」調と「だ・である」調どっちの方がいいの?

A 結論から言うと、どちらでも構いません。どんな印象を与えたいかによって使い分けると効果的です。丁寧さをアピールしたければ「です・ます」調を、力強さをアピールしたければ「だ・である」調を使いましょう。

まとめ

今回は就職活動する上での「自己PR」の書き方と、書くときのポイントについてご紹介してきました。参考にはなったでしょうか?多くの学生は就職活動の初期をエントリーシート(ES)の作成に費やします。しかし、インターンシップ・筆記試験対策・OB・OG訪問そして、大学の授業とも重なるため、エントリーシート(ES)の作成にかけられる時間は限られています。ですから、短時間で質の高いエントリーシート(ES)を書き上げることが、内定獲得への第一歩となります。是非この記事を参考に内定獲得への第一歩を踏み出してください。

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