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就職活動では、面接官から逆質問をされることもあります。その際に、事前に用意したメモを使用してもよいのでしょうか?そもそも、面接でのメモ自体どうなのでしょうか?ここでは、面接での逆質問のメモに焦点をあてて解説します。

最近、『メモの魔力』という本がベストセラーになっています。某会社の社長の書籍です。そのような企業であれば、メモは歓迎されるかもしれません。

さて、一般論ではどうでしょうか?

1.面接の逆質問で用意したメモを持ち出してもよいのか?

結論から言うと、許可がない限り、面接でメモを取ることも、見ることもNGとなります。ある就職支援サイトでは、「面接でメモを取ることを禁止していない所はほとんどない」と記載されていますが、禁止はされていなくてもメモは普通見ません。あなたが、面接官だとして、逆質問して、学生がメモを取り出しながら話したらどう思うでしょうか?もちろん、全て悪いとは言いませんが、普通の感覚なら、首を傾げざるを得ません。

メモも取るにしても、見るにしても、一度許可を求めるのは悪くないと思います。聞くことは悪いことではありません。わからないことは聞く。これが鉄則です。ただし、過剰に何でも聞くのは逆にマイナスイメージです。何事もバランス感覚は大切です。

録音も盗聴になります。この辺は重要な点です。会社の中での、会議でも許可なき録音はしてはいけません。議事録といって、記録を取るのが一般的です。

 

①就職活動の場面では、メモはどのようなときに取る?

面接では逆質問がありますので、事前にメモでまとめてそれを使いたい心理はわかります。しかしながら、面接ではメモを見ることも取ることもほとんどありません。就職活動の場面でメモを取る機会があるのは、どのようなときでしょうか?「会社説明会」「OBOG訪問」「社員懇談会」など面接以外の際には、メモを推奨します。

イレギュラーですが、面談の場合、面接官から「メモ取らないの?」「メモ取ってもいいですよ」と言われることもあります。許可がでれば、もちろんメモを使いましょう。

 

②就職活動に限らずメモはした方がよい

メモを推奨しない人は、「頭の中に入れておけばよい」「メモを取らないと忘れてしまうのであれば、その程度」という意見が多いようです。

人間は忘れます。天才的な頭脳の持ち主なら、常人離れした記憶力を持っていますが、普通はメモが役立ちます。脳科学的にもそうです。エビングハウスの忘却曲線が有名です。そもそも人の脳は記憶したことの半分以上を1時間後には忘れてしまいます。さらに、1週間、1ヶ月、つまり時間が経てば記憶は低下します。当たり前のようにみえます。長期記憶なども関係してきますので、興味のある方は記憶のことを調べてみましょう。

2.面接での逆質問でのメモはなぜ基本的にNGなのか?

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面接には時間が設定されています。一日に何回も面接を行います。相手の時間を奪いかねません。メモをされることで、面接官は待つ必要があります。つまり、自分の都合を面接官に押し付けることにもなりかねません。メモを出すことよりも、取ることよりももっと大切なことがあります。それは、面接官の目も見て、真摯に話を聞くことです。面接は緊張しますので、一度に二つのことはなかなか難しいと思います。

それでも、メモを取りたい、見たいのであれば、確認を取りましょう。最低限のマナーです。あとは相手次第、状況次第で異なることでしょう。

許可がおりた際のポイントは、素早くメモを取ること、見ること、面接官の目も意識することも決して忘れないでください。

3.面接の逆質問でメモが取れない、見れない場合の対策は?

面接の逆質問において、メモの許可がおりなかった場合、あなたならどうしますか?メモをたくさん用意したのに見れない使えないのです。面接で頭がパニックになるかもしれません。冷静さを失うかもしれません。そうならないために予防線を張っておきましょう。つまり、メモは用意しておいても、見れないことも想定して面接には臨みましょう。

①事前の準備が全て

メモを見なくても、取らなくても面接で逆質問ができる準備をしておくのが近道です。好きな人のことって、大抵知っていたり、もっと知りたいことがたくさんありますよね?身近な人でも、芸能人でもそうです。企業も同様ではないでしょうか?相手のことを知り、知りたいという気持ちが溢れていれば、自然に面接で逆質問することができます。メモを見ないと、逆質問ができないということは、あなた自身が、その企業に対して思い入れが低いということです。事前の準備をしておくことが肝心です。

では、具体的にはどのようなことを調べておくとよいのでしょうか?

  • まずは基本事項を押さえる

 お見合いする際に、相手の基本情報は調べますよね?それでも疑問点があれば、聞きましょう。ただし、ホームページに書いてある、会社説明会で言ったことなどは、再度聞くのはプラスにはなりません。

  • 他人と差別化した質問をする

 だいたい、学生が聞く質問は似たようなことが多くなります。誰でも聞ける答えられる個人的な質問が絶対に悪いとまでは言いませんが、差別化はできません。人よりも一歩抜けたいのであれば、企業のことを知る姿勢が大切です。

  • 徹底的に相手のこと(企業のこと)は知っておく

 面接官の方が、会社のことを知っていますので、それは織り込み済みです。「釈迦に説法」になってしまいます。しかし、ある企業では、面接の半分が逆質問だったり、「他には?」「他には?」と逆質問攻めの企業もあったりします。本当にその企業に行きたいのであれば、仮に調べたことが質問できなくても徒労ではありません。面倒くさいと思う時点で、差がついてしまっているのかもしれません。

②わからないことは素直になることも大事

 面接での逆質問では、避けたいですが、本当にわからない、答えられないときは、素直に「わかりません」と言うべきです。わからないこと、知らないことを、さも知っているような口ぶりで誤魔化すことの方がマイナス要素が多くなります。

③便利な逆質問集はオススメしない

就職支援サイトや就職活動のマニュアルに書かれているような、逆質問集はオススメしません。企業は100社あれば100通りのカラーがあるからです。あなたが調べて、本当に知りたいことを聞くべきだと思います。参考にすることは否定しませんが、判で押したような質問は、面接官としては辟易します。

④リクルーターやOBOGからヒントをもらう

踏み込んだ質問をするには、日々アンテナを張ることが大切です。くわえて、その会社の社員にいろいろ聞くことと、踏み込んだ質問のヒントが足掛かりになるかもしれません。ただし、個人的過ぎるような言葉は避けてください。

面接での逆質問!メモは見てOK?取ってOK?のまとめ

面接での逆質問のメモも基本はNGですが、ケースバイケースのこともあります。就職活動全般に言えることですが、臨機応変さや柔軟性が大切です。あそこに書いてある、あの人に言われたでは通用しないこともたくさんあります。

実際のその場面での、空気感や面接官のタイプによって千差万別なのです。あくまでも参考程度に留めて、正解は求めず、ライブ感の中で面接が円滑に進むことが理想です。そのためには、メモに頼らない準備が欠かせないことは言うまでもありません。

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