最終面接に落ちた…ショック…。まだ結果が出ていなくても、なんとなく分かってしまうことってありますよね。あと少しで内定を掴めただけに、落胆もかなり大きいです。就活生なら、誰もが経験するショックでもあります。
ということで今回は、最終面接に落ちたショックをショックだけにとどめないように、さまざまな情報を紹介していきます。挫折でいちばん大切なのは、そこからどう這い上がるかどうか。ここで何を対策するかどうかで、あなたのこれからの就活が180度変わってきますよ。
・最終面接落ちた…ショックなのはあなただけじゃない
まずは、最終面接に落ちたショックそのものについてまとめていきます。確かに最終面接で落ちることはつらいです。でも、そのつらさを味わっているのはあなただけではありません。
-最終面接は2人に1人が落ちる
みなさんは、「最終面接は入社意思を確認するだけだから、誰でも受かって当然」と思っていませんか?決してそんなことはありません。なんと、統計では50パーセントの就活生が最終面接で落とされています。2人に1人が落ちている計算になります。かなり高確率ですよね。
ショックを受ける理由のひとつに、「受かって当然だと思っていた面接に落ちてしまったから」があります。でも、その面接はもともと高倍率の面接だったのです。そう思うと、少し気持ちが楽になってきませんか?
-挫折しない人なんていない
就活はつらいことの連続です。1回もお祈りメールを貰わずに就活を終えられる人なんてそうそういませんし、挫折無しに成長することはありえません。
逆に、ショックを受けずにのほほんと就活をしているのは少し不安になりませんか?挫折することは当たり前だと思っていれば、明日への活力もまた湧き出てくるはずです。
-落ち込み過ぎないことが大事
毎年、最終面接で落ちてしまって必要以上に落ち込む就活生が大量発生します。ショックを受けること、挫折することは大切です。でも、あまり長い間落ち込むのはあまり良いことではありません。
なぜなら、落ち込みすぎるとテンションが下がってしまうから。テンションが下がると、次回の選考対策にも身が入らなくなってしまいます。これは大問題!落ち込むのは結果が出た1日だけにして、すぐに立ち直るのが理想的です。
-最終面接は落ちて当然!と考える
最終面接は2人に1人が落ちる世界。つまり、落ちて当然なのです。あまり期待しすぎると、ショックを受けてしまうのが世の常。受かったらラッキー!くらいの気持ちで挑んだ方が、精神衛生上よろしいです。
最終面接で落ちたからと言って、あなたの実力が足りなかったわけではありません。必要以上に悩むと、健康にも支障が出てきます。軽い気持ちで挑んだ方が、良い結果が出やすいこともあります。
-企業側も胸を痛めている
どうして、企業はこんなにいじわるするの?とイライラすることもあるでしょう。でも、実は企業側も就活生と同じくらいつらいのです。エントリーしてくれた人を全員採用するわけにもいかないので、仕方なく選考をしていますが、有能な人材には全員内定を出したいに決まっています。
企業に対する不信感や怒りはほどほどにしておいて、寛大な心を持ってやさしい気持ちで取り組んだ方が良い結果が帰ってくるはずです。
・最終面接に落ちた時、ショックを癒す方法を5つ厳選!
ここからは、最終面接に落ちた時にどんな方法で気持ちを和らげればいいかについてまとめていきます。つらかったら、その度にストレス発散する!これが正しいやり方です。
-友達と遊ぶ
ストレス解消に一番いいのは、友達と遊んでたくさん笑うことです。就活中ストレスをためこんで生活しているからこそ、何もかもを忘れて発散できる場所を作らなければなりません。大好きな友達と遊んでたくさん笑えたら、それだけで日々の疲れはなくなるはず!
もちろんずっと行きたかった場所に1人で行くのでも変わりません。嫌なことを忘れて楽しい気持ちになれたら、なんでもいいのです。
-美味しいものを食べる
食べものは偉大です。お腹が減っている状態では、冷静にものも考えられないもの。ずっと食べたかったもの、気になっていたけど高くてなかなか買えなかった食べ物…。それを、この機会に食べちゃいましょう。
お腹がいっぱいになれば、幸せな気持ちも同じようにいっぱいになるはず。カロリーなんて気にせずに、食べたかったおいしいものをお腹いっぱい食べてください。
-カラオケに行く
大声で大好きな歌を歌うのは、ストレス発散方法の代表です。友達といっしょでもヒトカラでも、その楽しさは変わりません。最終面接に落ちたショックがずっと頭を支配してつらいなら、就活と全く違う遊びをして気を紛らわすしかありません。
音痴でカラオケがあまり好きじゃない人も、これを機会に行ってみたら意外と楽しくなるかもしれません。大声で叫べる場所は普段なかなかないので、1回経験しておくと自分のためになるはずです!
-ネットで就活の体験談を読む
傷の舐め合いも、時には必要です。就活の愚痴やつらい経験をネットに書き込んでいる人はたくさんいます。それをくまなく読んで、「最終面接に落ちてショックを受けているのは、わたしだけではない」と確認するのもおすすめします。
もしかしたら逃げのように見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。上を見すぎると疲れてしまうので、たまには目線を下に落としてみるのも必要なのです。日本中には、顔も知らない自分の仲間がたくさんいる。そう思うだけで、なんだか勇気が湧いてくるものですよ。
-ひたすら就活準備に打ち込む
変に遊んだりせず、ただただ次回からの選考対策に力を入れるのも方法の一つです。遊ぶと不安になってしまったり、胸がざわつく人は無理して遊ばなくても大丈夫です。自分の気持ちが済むまで、就活準備に明け暮れてください。
就活準備は、やればやっただけ自分のためになります。やって無駄になることはありません。やりたくもない遊びに時間を取られるなら、まじめに就活準備に打ち込んだ方が効率的ですよね!
・ショックを癒したら…最終面接に落ちた人がやるべきこととは
最終面接に落ちたショックを癒すだけでは、これからに繋がりません。次の面接で失敗しない為にも、皆さんにはまずやるべきことがあります。何をすればいいか分からないなら、これを参考にして下さい。
-自己反省
これは、なにより大切なものです。選考や面接を受けっぱなしにして何も反省しないと、おそらく同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。自分の何が悪かったのか省みて、反省点を箇条書きにして書き出してみることをおすすめします。
こうやってあとで反省会をするために、最終面接の記憶はなるべく細かいところまで覚えておきましょう。他の人に質問しようとしても、自分の記憶は自分でしか覚えていられません。緊張しているとは思いますが、充実した自己反省のためにも記憶力をフル動員してください。
-次の選考の準備
最終面接に落ちたからと言って、就活は止まってはいられません。早く内定が欲しいなら、次の選考の準備にいますぐ取り掛かりましょう。自己反省の結果を未来につなぐには、頭を使った準備・対策が必要不可欠です。
前回上手く答えられなかった部分を自信たっぷりに回答できるように、今の時点で対策できることは山ほどあります。マナーやルールを今一度確認しなおしたり、発声方法を見直してみるのもいいかもしれません。とにかく、落ち込んでる暇はないということ。リフレッシュしたら、すぐに走り出してください!
-キャリアセンターへ相談
対策をしなければならないことはわかったけれど、何をしたらいいのかよく分からなくなってきた…。そんなこともありますよね。そんな時は迷わずキャリアセンターに向かいましょう。キャリアセンターにはその道のプロである先生たちが待っていてくれるので、迷えるあなたを助けてくれるはずです。
「どうして自分は最終面接に落ちてしまうの?」この悩みを抱える人は、毎年数え切れないほど存在します。素直な気持ちを伝えれば、1番最適な練習方法や準備の仕方をアドバイスしてくれるはずです。自分一人でうんうんと唸っていても、答えは見つかりません。
-模擬面接
面接の経験が少なくて緊張してしまったことが失敗の原因なら、模擬面接は絶対に行っておいた方がいいです。ただでさえ本番は緊張するのですから、なるべくたくさん経験を積んでおいた方が、当日心の支えになります。
また、意外と模擬面接で質問されたことが本番の面接で問われることもあります。既に答えを用意してある質問をたくさんぶつけられれば、こちらとしてはしめたもの。本番と近い状態で練習を重ねられたらモチベーションも上がりますし、いいことばかり。キャリアセンターの先生にお願いして相手役をやってもらったり、学校主催の模擬面接会に参加してみることをおすすめします。
-自己アピールの練り直し
最初に作った自己アピールを、最後まで使い続ける人はあまりいません。選考をたくさん受けるに従って、企業に評価してもらえるようにマイナーチェンジしていくのが自然な流れです。企業の社風や求める社員像を調べ直して、高評価が得られそうな内容に変更していきましょう。
手を加えた回数が多ければ多いほど、自己アピールの完成度はグンと上がるはず。時間をかけた分だけ魅力的な自己アピールは完成するので、時間が許す限り見直してみましょう。
・最終面接落ちた…それってほんと? 中には受かる人もいる
手応えが無さすぎて、「最終面接落ちた!」と落ち込む…。でも、まだ結果そのものが出ていない人もいますよね?意外とその面接、受かっているかもしれませんよ。その実態について見ていきます。
-手応えがなくても受かる時は受かる
就活あるあるとして、「手応えが掴めない時ほど受かる!」というジンクスがあります。自分が思い悩むほど企業側はその失敗を気にしておらず、もはや高評価を与えてくれた!そんなケースも少なくありません。
「これは、絶対に落ちたわ…」なんてことはないということです。企業側が考えていることを全て理解することなど、就活生には不可能。受かる時は受かるのです。逆に言えば、受からない時は受かりません。あまり過度に考えすぎるのは禁物だということですね。
-期待しているからこそ、厳しく面接している
絶対に落ちたと落ち込む理由の一つに、「面接官がすごく厳しかった」「自分の言うことにひとつひとつ文句を言われた」などがあります。確かにこれを自分がされたら、落ち込むのも仕方ないかもしれませんね…。
でも、考えてみてください。どうでもいいと考えている就活生に、あえて厳しく対応するでしょうか?1歩間違えれば、悪口をネット上に書き込まれてしまうかもしれません。つまり、厳しく面接するということは、受かる可能性が高いということです。これから一緒に頑張って欲しいと思っているからこそ、厳しい対応を選んでいるわけです。相手の対応をそのまま受け取るのではなく、深読みしてみるのも一つの手ですよ。
-しどろもどろでも大丈夫
回答が全部しどろもどろだったり、カミカミだったり…。うまく答えることが出来なかったから、自信が無い!そういう人もいるでしょう。でも、それはそんなに選考に関係ありません。
面接官が面接で重視するのは、どう発声したかどうかではなく、何を言ったかです。肝心の内容が良ければ、少し噛んだりしどろもどろでもまったく関係ありません。最終面接が非常に緊張する場所だというのは、企業側もきちんと理解しています。少しの失敗は、大目に見てくれます。何を言っているのかわからないくらいボロボロだったら話は別ですが、そうでないのなら少し希望を持ってもいいと思いますよ。
-自分らしさを出せたかどうか
就活サイトやブログで紹介されているような、お手本の自己アピールができた!と自信たっぷりでいる人は、逆に注意した方がいいかもしれません。なぜなら、多くの企業は「自分らしさ」「個性」を大切にしているからです。
何百人もいる就活生から採用する人材を決定するには、やはり決め手が必要です。「私の魅力はここです!」という強い自分らしさの自己アピールがなければ、どんなにスムーズに言葉が喋れても意味がありません。
逆に、上手く喋れなかったけど自分らしさは出せたかもしれない…と思っている人は、内定ゲット率が高いです。安心してくださいね。
-必要以上に落ち込まない!
結局のところ、この一言につきます。受かっていても受かっていなくても、その結果を自分でコントロールすることは不可能です。それなら、必要以上に悩まないことが一番大切です。精神力も消耗しますし、悩んでいる時間がもったいないからです。
やることをやったら、頭を切り替えて自分がやるべきことに没頭する。このスイッチの切り替え力が、就活では非常に求められます。少し楽観的なくらいがちょうどいいですよ。
・おわりに
さて、いかがだったでしょうか。最終面接に落ちてしまって落ち込んでいる人が、少しでもポジティブな考え方に戻ることができたら幸いです。就活で大事なのは、とにかく前向きに考えること。これを忘れてはいけません。
今は最終面接で落ちてしまっても、今やるべきことをきちんと積み重ねれば、近い未来きっとすぐに内定ゲット出来ます。そのためには、やはり落ち込み過ぎないことが大切!「なんとかなるでしょ」という精神を心にしまって、丁寧に1日1日を生きてくださいね。みなさんのご健闘をお祈りしています!志望通りの企業から内定がもらえる未来は、もうすぐそこに見えていますよ。
コメント